「まつもとあずさ」が3番線にまいります!

電車が好き、駅が好き、機関車が好き、地下鉄が好き、はやぶさといえば寝台特急。 「まつもとあずさ」がナビゲート! 鉄道車両・路線・駅施設・路線バス! 鉄分とレジン豊富な交通総合案内ブログです!!

カテゴリ: JR埼京・川越線/りんかい線

りんかい線の70-000形電車に赤信号です。
ついに新型車両への置き換えが発表されました。

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2025年度下期から、新型車両71-000形を導入し、
70-000形全8編成を、2027年度上期に
71-000形8編成に置き換える計画です。

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JR東日本の車両が205系だったうちはまだよかったのですが、
E233系7000番台が導入されてからは、定員数の違いに差が出ました。
幅広車体のE233系は編成定員が1582人、それに対し、
209系ベースの幅狭車体(壁が直角)の70-000形は1540人。

たかが40人と侮るなかれ。
首都圏屈指の混雑路線、埼京線を走る電車としては、1両4人の
違いが、混雑率に差が出る原因ともなるのです。
新型の71-000形は、幅広車体を導入するそうです。

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205系に準じた車内です。
今となってはちょっと古い形になっちゃったかな。
袖仕切りが壁じゃないもんね。
205系に比べると、ちょっと硬くちょっと低い座面でした。

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70‐000形の製造は、4両編成だった当時から含めて
1995(平成7)年から2004(平成16)年まで。
いちばん新しい編成でも20年が経過することになります。
最古参は30年選手です。

置き換えの話が出るのもやむを得ない時期ということでしょうか。

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相鉄線直通にあてがわれることは結局ありませんでしたね。
相鉄線車両がりんかい線に来ないのと同じか。

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ところで2002年以降に製造された子は、TWRロゴの下に
「りんかい線」と入れられているのにお気づきでしょうか。
いや、気づくはずがない!

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2001年以前製造の子なので、ロゴはTRWだけだよ。

さて、8編成80両の去就が気になるところですが、
20メートル級4扉の行先ってあるんでしょうか。
群馬の上毛電鉄が元日比谷線の03系を購入したとのニュースがありましたが
あれは18メートル車だからできたこと。
20メートル車では、地方私鉄じゃ持て余しちゃうんじゃないでしょうか。

車齢も最新では20年と比較的若いので、どこかいい行先が見つかるといいね!
(りんかい線の収益にも影響しますし)





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東京臨海高速鉄道、略してりんかい線の開業時から走っている
70‐000形電車のコトですよ!

りんかい線部分開業のころは4両編成だったのを、
路線の延伸とともに編成を長くし、
大崎開業の時には埼京線と相互乗り入れを開始。
今見られるような10両編成となりました。

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りんかい線70-000形(ななまんがた)は、JR東日本の
209系と共通設計。
209系があちらこちらで転配属で再利用されている中、
70-000形はりんかい線と埼京・川越線を走り続けています。

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おっと、八高線に引っ越していった209系3100番台というのも
いましたね。
八高線・川越線では、オリジナルの209系がいたので、
ちょっとカクカクした顔は、若干の違和感を感じさせるものでした。

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70-000形が登場したころは、埼京線の車両も205系。
現在の裾絞りのE233系7000番台にデブ化ワイド化されてしまっても、
りんかい線の車両は側面がまっすぐの、かつての通勤型車両の
断面をしています。

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りんかい線は今年で全線開通20周年。
第1編成には正面にイルカのステッカーが貼られていましたよ。

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りんかい線の70-000形にもついに置き換えの噂が流れ始めました。
2024年度から新型車両を導入することが発表されたんです。
経年の進んだ25年選手から徐々に置き換えられるものかと思いますが、
状態は極めて良好。
機器更新も済ませましたし、LCDも導入したりと、まだまだ
現役で走れそう。

70000-006

そこで気になるのが、西武鉄道の「当面新型車はつくりません」宣言。
他社のVVVFインバータ車を購入して、置き換えに充てていくという
西武鉄道の方針です。
西武鉄道の主力車両、2000系と同じ幅ですし、
もしかしたら西武鉄道が購入に手を上げるかもしれません。

りんかい線から当分の間、目が離せません。
相鉄線が乗り入れてきた今となっては、新宿~大崎では地味な存在なんですけどね!



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雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう、ということで、
12月24日です。
仕事は年末進行です。

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街はクリスマス一色! というコトでクリスマスなメンバーを
首都圏のJRから呼んできました。
とりあえずクリスマスっぽければいい企画なんですから、
あまり厳しいツッコミは無用に願います。

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というコトでお分かりになりましたね。
赤と緑でクリスマスカラーの電車を集めてみました。

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E233系5000番台は京葉線の赤。
しかも通勤快速の成東・勝浦行きの写真を探してきましたぜ。

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E233系7000番台は埼京線の緑。
わざわざ海老名行きの写真を持ってくるところが、性格悪い。

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201系に始まり、様々な列車の実験場だった京葉線。
今はE233系に統一されました。
武蔵野線から、西船橋にいたあの連中が乗り入れてきますけど。

上総一ノ宮まで孤高の道をE233系5000番台は行くのです。

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埼京線の路線名表記は大変。
川越線乗り入れなら、「埼京・川越線」。
りんかい線乗り入れなら「埼京線・りんかい線直通」。
海老名行きなら「埼京線・相鉄線直通」。
りんかい線内だけを往復するバイト運用もあったりして
あの辺は触らない方がよさそう。
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京葉線も乗り入れ先によって変わるんですよね。
外房線内各停、とか。

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こう並べて来ると、ノルウェイの森(村上春樹)の
表紙っぽく見えてきませんか。
来ませんね。

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とりあえずどこに乗り入れりゃいいのか、はっきりさせてくれ

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新宿-大宮間なら文句も言わずに走るけどさ!






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関東の大手私鉄で東京都内に路線を持っていないのは
相模鉄道だけなんだそうでして。
横浜駅をターミナルに持つ相模鉄道には、都内進出はムリ!
・・・と思われていたのですが。

まさかのJRとの相互直通で新宿まで乗り換えなしで行けるようになりました。
その相互直通のために登場したのが、相鉄12000系電車です。
(E231系7000番台には、相鉄線と埼京線・大宮駅まで直通する列車もあります)

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相鉄はJR埼京線と相互直通することで、都内進出。
用意した車両は、JRとは全く趣も雰囲気も異なる
相鉄イチ押しカラー、ヨコハマネイビーブルーの12000系です。

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この12000系は、直通先の埼京線・E233系7000番台と同じ
総合車両製作所で製造されました。(以下E233系と略します)

性能や仕様は、E233系と極力合わせた新作車両。
E233系といえば、11000系も共通仕様が多く採用されているのですが、
相鉄では、なぜか12000系をあてがってきました。
ネイビーブルーを推したかったのかな。

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2019(平成31)年4月に営業開始。
10両編成×6編成が導入されて走っています。

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グリルはアストンマーチン・・・ではなく能面の「獅子口」を
イメージしたものだそうですよ。
獅子口といっても、温泉のカランのことじゃありませんからね?

E233系と共通設計が多いと言っても、このおカオは・・・
まったく別の車両に見える外観ですよね。
車体はSUSTINAのオールステンレス、前面のみ普通鋼を用いています。

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側面には相鉄のアイコンが付けられています。

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車内端っこの銘板・・・ならぬシールは、JRとはかなり違うの。
なんかそっけないイメージですけど、相鉄はこれが基本形?

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シート配置はJRのE233系とおんなじです。
ネイビーブルーの車体とは対照的な白基調の車内に、
薄いグレーのシートモケットを採用。
気のせいか、E233系のより柔らかシートな感じがしましたよ。
気のせいですかねぇ、気のせいですよね。

つり革の形状が独特なの、写真を見て気づきました。
横長の輪っかなのね。

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この日の雨の写真は、西大井駅で撮影したものです。
西大井駅には、
埼京線・相鉄線直通のE233が来るわ、12000が来るわ、
横須賀線のE217が来るわ、E235が来るわ、
湘南新宿ライン(宇都宮線・横須賀線系統)のE231が来るわ、
E233(湘南色)が来るわ、
2面2線の単純な構造ながら、なかなかにカオスな駅です。

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ところ変わって、恵比寿駅に入線する12000系です。
恵比寿駅も湘南新宿ライン、埼京線・りんかい線直通、
埼京線・相鉄線直通と1つのホームに3つの行先。

海老名行と新木場行き、小田原行きを間違えたら、
ちょっと泣きたくなるかも。

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12000系の前照灯・尾灯は窓下左右に配置されていますが、
前照灯の周りが薄く光っているように見えますね。
これも尾灯のデザインの一部なのかな。

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さっき見送った第3編成が海老名行となって帰って来ました。
前面のLED表示は、区間ごとに表示が異なっていて
臨機応変に対応できるLEDの長所を遺憾なく発揮しています。
埼京線内は「埼京線/相鉄線直通」の2段表示なのね。

さて、相鉄はJRとの直通を果たし、都内直通の野望をかなえました。
今度は、東急東横線と直通するつもりらしいですよ。
やっぱりネイビーブルーのアストンマーチン(貫通型)の
20000系がやってくるのでしょうか?
それとも、また新型車両造っちゃう?

川越線は2020年で開業80周年を迎えました!
ぱちぱちぱちぱち。

そんな川越線の駅から、「川越線3兄弟」といわれた
駅舎がそっくりな駅の生き残り、南古谷駅にやって来ました!

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南古谷駅の駅舎外観です。ほかの路線では見ない形なので、
川越線専用仕様として設計されたことが推測されます。

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お隣の指扇駅の旧駅舎ですが、似てるでしょ?
写真がなくて申し訳ないのですが、日進駅も
同じような駅舎を持った駅でした。

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駅舎右側に客用スペース、左側に事務スペースを取った駅舎ですが、
妻面が二重になっているのは珍しいですよね。

川越線は軍事路線として突貫工事が行われて
1940(昭和15)年に、開業した路線です。
なので、市街地は避けるし、駅舎は似てるしという
路線になったものと思われます。

川越の西側、的場駅と笠幡駅もそっくりさんでしたよ。

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駅舎が小さいので、改札口もコンパクト。
これだけでは乗降客をさばききれないので
右側に上屋が延びて自動改札機が追加されているのも、
利用者数の実態に合わなくなったからですよね。
乗降客は大宮-川越間では最も少ないとはいえ、
1日平均乗車人員は約8500人。

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改札を入ったホームが1番線。
改札からホームにむかってちょっと上り坂があるのがわかりますか?
キハ35が走っていたころは、ホームが低かったんですよね。
電化され、103系が走り始めたころに、
ホーム長延長と嵩上げが行われたようです。

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対面の2・3番線島式ホームから見た駅舎。
ホーム高さが2重になっているのが見て取れますね。
キハ35はステップ付きでしたから、
ホームが低くてもへーきへーきだったのですが、103系はそうはいきませんよね。

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南古谷の駅名は、川越市南古谷にあるコトから命名。
北古谷駅や古谷駅があるわけじゃないんです。

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川越線・八高線、青梅線で見られる国鉄風自立式駅名標です。
なぜかこれを見るとローカル線の雰囲気がマシマシになるのです。
国鉄フォントだったらよかったのにな。

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川越線80周年のステッカー付の縦型駅名標もありました。

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川越線にちなんだイラストのステッカーが貼られていると思ったのですが、
これ、ガス灯?
それとも南古谷ってお月様が名物でしたっけ??

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さて、島式ホームの方は主に2番線から大宮・新宿方面が
発着します。
3番線は南古谷駅始発の列車だけが使用しています。
ココは単線区間で、大宮方面、川越方面とも発車可能ですが、
現在は大宮方面のみの発車です。
川越方面の当駅始発は1番線を使用しています。

南古谷駅の大宮寄りに川越車両センターがある都合上、
当駅始発の列車も設定されているんです。

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駅全景です。
跨線橋の石タイルはいい具合に磨かれていて、歴史を感じます。
上屋が短いのは、川越線電化前の5両編成時の名残ですね。

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1番ホームを見ると、ちょこっと南古谷駅のホームの変遷を見られます。
低いのが旧ホームで、ここまでしかホームがなかったのがわかりますね。
嵩上げし、右側に10両編成対応のホームを延長したのが
見て取れるようです。

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1番ホームにあった、謎のスリットです。
貨物の運送に使われた?
転轍機があった?
謎は深まる・・・どなたか詳しい方、教えて!
 
さて、南古谷駅に駅舎が残っていると書きましたが、
2021年度中に南古谷駅は橋上駅舎に建て替えたうえ、
川越線を跨ぐ南北自由通路が駅舎内に設けられる計画となっています。
というコトは、この駅舎を見られるのはあとわずか!

急げ急げ!


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