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はじめまして。松村歯科医院の常駐歯科技工士の松村智弘です。

今年度より当院では新たに歯科技工室を開設し、私が皆さまの入れ歯や被せ物の歯を責任もって製作いたします。

また、当スタッフブログの執筆も担当させていただきます。



略歴】
2014
03月 札幌歯科学院専門学校 歯科技工士科 卒業

2015
03月 札幌歯科学院専門学校 専攻科 歯科技工士課程 卒業

2016
03月 鶴見大学歯学部 歯科技工研修科 有床義歯技工基礎課程 修了 

2017
03月 鶴見大学歯学部 歯科技工研修科 上級課程 修了


私は札幌の歯科技工士学校を卒業した後、卒後研修機関、「鶴見大学歯学部歯科技工研修科」で二年間、義歯(入れ歯)を中心とした幅広い分野の歯科技工を学ばせていただきました。

入学時はこれといったものを持ってなかった私ですが、先生方の熱心なご指導もあり、在学中に参加した全国の歯科技工士の学生No.1を決める「歯科技工
G-1グランプリ(和田精密歯研主催)」で最終選考にノミネートされるまでに成長できました。



【貴重な存在になってきた院内歯科技工士】
かつては、多くの歯科医院には、私のような院内歯科技工士が常駐しておりました。

しかし、時代のうねりの中、多くの歯科技工士が独立をしてしまい、現在(平成26年厚生労働省調査時)は歯科医院68,592件のうち院内歯科技工士がいるのは8324件と全体の12%ほどになってしまいました。

北海道には約3000件の歯科医院あると言われるので、院内歯科技工士がいるのは全国平均で推定するとわずか360件ほどしかありません。

このことが昨今の日本の入れ歯事情を悪い方向に向かわせていると思います。腕のいい歯科技工士が入れ歯の作製に当たったとしても、患者様のお口の中を見ないと気づけないことがあるからです。

高額な自費の入れ歯を入れたのに、自分の口には合わなかったということが起きるのはこのためです。

私がこのたび歯科技工室を開設した動機もここにあります。
 


【狭くともラボ機能を充実】
当院の歯科技工士室は四畳ほどしかありませんが、ここに一般的な歯科技工に必要な機械や設備を詰め込みました。

特にこだわりましたのは、入れ歯の金属の部分を高品質で鋳造するための、『アルゴンキャスターI(松風社)』という高周波鋳造機です。
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これは大手の歯科技工所(ラボ)でも採用している大変高性能な鋳造機です。

これにより、コバルトクロム合金という非常に軽くて丈夫な金属を保険の入れ歯にも使えるようになりました。


今後、当ブログで、当医院の特徴や昨今の歯科事情なども交えてお伝えしていこうと思います。これからもよろしくお願いします。