福島県いわき市で開催した遺伝子栄養学セミナーには、連休中日にもかかわらず多くの皆様にご聴講頂きありがとうございました。
おかげ様でサケ白子中の核酸、ポリアミン、プロタミンの機能性についての研究成果をお話しすることができました。

核酸は塩や精製糖といった一部の食品を除き、動物、植物、魚、菌類など毎日食べる食事すべてに含まれています。
しかしながら、ヌクレオチド(A・T・G・C)の配列は異なり、どの核酸を食べても同じ機能性があるとは限りません。オリゴヌクレオチドとして吸収される可能性があるからです。
特にサケ白子核酸を酵素分解したオリゴヌクレオチドには特別な機能性がある可能性があり、今後、一層研究を深化させたいと思います。

最近、「なぜヌクレオチドの分子量に注目か?」のタイトルで二重らせんDNAを含む高分子DNA(ポリヌクレオチド)が
      ・このままで吸収する可能性
      ・高分子DNAとして体内で働く可能性
      ・未知の機能性
があるかのような発表がある企業で行われました。
もし本当に吸収されるなら、サケの遺伝情報が食べた人の体内で働くため大変なことになります。
もちろん、そんなことはありません。
消化酵素によって分解され、低分子(モノヌクレオチドやオリゴヌクレオチド)化されて吸収されるため遺伝情報がなくなるからです。

ともあれ、サケ白子核酸について間違った情報が流されるのは困ったものです。