コーヒーが汗をかいていた。
時間の流れと、迫る夏のこと、どっちも思い出した。
天気は良かった、でも話は弾まない。
こんな日はぱーと忘れてなんかいつもと違うこと、なんて僕は一度も思ったことがない。
氷が溶けるまで待てばいいじゃないか、彼女にもタイミンがあるのだろう。
カランコロンとストローで氷を遊ばせながら、君の口が開く。
僕はゴクリと空気を飲み込んだ。
きっと良い報告のはずだ、そうだ、そうに違いない。
眉間のシワが気になったが、それどころではない。
僕は君の次の言葉に集中している。

時間いっぱい、はっけよいのこった。