体に響く音と振動で空気を察知して、欲しい言葉を探して投げる。
照明の色、スモークの香り、気まぐれにも感じる空調の音。
練習以上のものはでない、あとは自分が誰なのか、どうしたいのか、体を硬直させて振動させながら吐き出す歌でどんな世界を描くのか。
ライブ会場、フロアの雰囲気、否定と肯定、静寂と喝采、どちらが先に飲み込むか、ノイズすらも激情にしてしまう、そんな男もいたっけな。
感情的になるよりも、感情に敏感であること、感性を磨きながら牙は隠す。
そんなことを繰り返していると、僕みたいにバンドは好きなのにバンドマンになりきれなかった男が仕上がってしまうのでご注意を。

宮崎は梅雨、本日は気まぐれに空が綺麗だった。