さて、本日は前回に引き続き題名の通り、予告していた内容を書きます(・∀・)

有茎草を育てたことがある人なら誰しもが感じること。
それは・・・

旬(頂芽が水面付近で一番色付く時と定義します。)が短い!
ピンチカット後がみすぼらしくて見るに耐えない!


この2点だと思います(;´∀`)
癒しを求めて有茎草の茂みを作ったのに、ようやく旬がキタ!と思ったらすぐに
トリミングが必要になり、トリミング直後の丸坊主の茂みを見て全然癒されないわけです。
生え揃うまで待っている時間のほうが何倍もかかるのがネックですね。
シダやクリプトなどトリミングしても見栄えがあまり変わらない水草を玄人が好む理由でもありますw

コンテスト用の「この瞬間!」のために旬をコントロールして、撮り終ったらそのレイアウトは終わり
というスタンスならばトリミングは撮影がゴールになるわけですから苦ではないかもしれません。
しかしながら、そう簡単にコロコロレイアウトの変更ができる人など少ないと思います。
また、完成はイメージできていないけどできる限り綺麗な状態は維持していたいという人は多いと思います。



そこで、いつ見ても見栄えをある程度維持できるトリミングの方法を考えてみました。

そもそもピンチカットにより見栄えが悪くなる原因は頂芽がなくなることです。
頂芽は有茎草の顔といってもいいでしょう。
では、頂芽をなくさないようにすべて差し戻しを行うのか?といえばそれは無理な話です。
ならば、ピンチカット時に頂芽をすべてカットするのではなくある程度残せば見栄えは維持できるはずです。
しかし、これをやると今度は頂芽がバラバラになり、格好悪い茂みになってしまいます。

では、この頂芽がバラバラな状態が揃う(バラバラを目立たなくする)にはどうすればいいか?
答えは、水面までオーバーハングさせること
です。

水景を見るときは正面から水草を見るため、一本の有茎草を見ると「|」のように見えます。
これが、オーバーハングさせると、「・」に近くなります。
普段は横から見ているため、直線なんですが、オーバーハングさせると90°傾くため、
有茎草を上から見ている形になり、点に近くなるわけです。

こうなると成長速度の違いが目立たなくなります。例えるなら長さの違うペンを頭から見比べるようなものです。

トリミング

オーバーハング状態を利用したトリミング方法を書いてみました。雑な図ですいません(;´∀`)

トリミングの方法はいたって単純です。
通常のトリミング位置より、水面近くでカットし、そのあとは成長してほしくない領域に達した草体だけを
カットライン上でカットするだけ
です。
頂芽を一回ですべてカットせず、成長が早い草体だけをカットしていくことで、成長競争のサイクルができるわけです。


最後にこのトリミング方法についての注意を。
このトリミング方法は、オーバーハング状態を利用するため、水上化しやすい水草とは相性がよくありません。
さらに、当然のことながら、ピンチカットに弱い種類もダメです。
逆に相性が良い水草となると、ロタラ系や、パールグラスなど、ピンチカットに強く、
かつ葉の枚数が多い(カット処理が目立たない)種類になる
と思います。

また、オーバーハングさせることについては弊害もあります。
その直下にある水草は光がさえぎられる、何回もカットライン上でカットを繰り返すことで草体が古くなり
根が出てくる
、といったことです。
これについては直下にクリプトやシダを配置することで解消できると思います。


このトリミング方法に気づいて試しだしたのは最近(ここ1ヶ月半前)なので、まだロタラマクランドラグリーン
くらいしか試せていませんが、マクランドラは考えどおり順調に維持できています( ´∀`)


とにかくトリミング後の丸坊主の時間がイヤ!という人は試してみてはいかがでしょうか?

では、今日はこの辺で( ・ω・)ノ