さて、洞窟風レイアウトのレイアウト詳細について書いていきます。

レイアウトの話は一回では書ききれなかったので、今回は

「レイアウトコンセプトと石の組み上げ方法について」

書いていきます(・∀・)

 


初めて当ブログに来られた方もいると思うので、まず初めに今回のレイアウトの内容に
関係する今までの記事を整理しておきます。
重複の内容もある程度避けられますし。

初めて来られた方や内容を忘れたという方はご一読いただくと以降の話がわかりやすいと思います。
なお、バックナンバーの内容には今回のレイアウトとは関係ない内容の記事も入っていたりしますが
その辺はご了承ください(;・∀・)

 

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・水槽レイアウトを作る上での考え方(「水槽レイアウトを作る上で重要なこととは?」より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51338466.html


・レイアウト素材 石の特徴について(「A水槽リセットに向けて(2) 岸辺を作るための素材」より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51354942.html


・洞窟風レイアウト基本方針(「コリ水槽リフォーム計画(スタディ模型を作ってみる)」より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51500744.html
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51509224.html


※補足記事

・構図素材の組み合わせ方参考 #1((A水槽リセットに向けて(4) 構図とレイアウトの骨組み)より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51359552.html
・構図素材の組み合わせ方参考 #2(三角構図を作ってみる(30cmキューブ構図参考)より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51373282.html

・レイアウト経験を考察で補う(完成をイメージしてレイアウトする(2)より)
http://blog.livedoor.jp/mattari_aquarium/archives/51340868.html


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今回の洞窟風レイアウトのコンセプトを始めとした仕様等も先に整理しておきます。


コンセプト
・コリ達の休息場所
・観賞面、遊泳空間の確保

水槽:90×45×45cm(ADA 90P)
照明:器具  クリアアームライトスタンド+ペンダント型ランプシェード LP―422T ×3
   ランプ KSシステム NZ 12000K ×2、KSシステム NZ RB37 ×1
ろ過:外部ろ過 エーハイム プロフェッショナル3e 2076
CO2 :なし
底床:Spring Water(湧水の砂)、多孔質焼成石
素材:人工石 25kg(50×40×40cm程度の箱いっぱい分)
水草:アヌビアスナナ、アヌビアスナナプチ、ミクロソリウムプテロプス、ヘヤーグラス、
   ショートヘヤーグラス、エキノドルステネルス、バリスネリアナナ、バコパオーストラリス
生体:コリドラス(メラニ、カウディマキュラータ、ピグミー、ジュリー、ソダリス)、グリーンネオンテトラ、
   ダイヤモンドテトラ、ラスボラアイントベニー、アフリカンランプアイ、クーリーローチ、
   ミナミヌマエビ、ヒメタニシ

 


・「コンセプトの決定」


まずは、いつものようにコンセプト(テーマ)を決めます。
コンセプトを決めておくと、レイアウトの軸がブレにくくなり、結果としてまとまりのある(テーマ性のある)
レイアウトを作ることができます。

コンセプト自体は複数あってもいいですが、主軸となるものを一つ決めておきましょう。
イメージとしては、木の幹が主軸となるコンセプトで、そこから枝葉(サブコンセプト)が広がっていくような
感じです。
つまり元をたどれば主軸となるコンセプトに帰結するようにレイアウトの物事を決めていきます。

 

今回は、前回と同様に

・「コリドラス達の休息場所」

主軸となるコンセプトに設定しました。またサブコンセプトには

・「観賞面、遊泳空間の確保」

を掲げています。これは前回の60cmのときの失敗から改善するためです。


ここからさらに小項目になり

・「水中で魚が集まるような場所」
・「緊張感と迫力がありながら落ち着いた雰囲気の水景」
・「メンテナンスフリー」

と、今回はレイアウトイメージが頭の中で描けていたので、ここまで決めることができました。
イメージが曖昧な場合は、主軸のコンセプトを決めておくだけでもいいと思います。

 


・「構図イメージの決定」


上記のようにコンセプトが決まってきたことで、今回自分が作りたいイメージに「洞窟」はぴったりだなと考えました。
ただし、今回ははたして洞窟を作ることができるのか(できても洞窟に見えるのか)という問題があります。
A水槽を作ったとき(バックナンバー参照)に、石を積み重ねて高さを出すことが可能なことは確認済み
なんですが、どうも頭でシュミレーションした感じでは、石だけでは綺麗にアーチにできるとは思えませんでした。


模型を作ってイメージの具体化を図ったのは、

・必要となる石のボリュームの確認
・どういう順番で組んでいくのがいいのか
・石を組んでいく過程での問題点はどこにあるか
・重心をどこに取るか
・洞窟の適切な高さはどの程度か
・洞窟周辺の見せ方はどうするか
・配管、ヒーターの隠し場所の検討
・後景草の植栽場所と想定量の検討

などの検討を事前に行えるからです。特に今回は立体パズルをやるようなものなので、エスキースだけでは
検討が不十分と考えました。


この模型の事前検討で、

・10数cmの石で約30個程度必要(実際は1.5倍以上必要でしたがw)
・立体に石を組む場合は横と背面のガラスをうまく使いながら三点を支点として立ち上げる
・流木と石との隙間を極力無くす必要があるため、流木を絡める場所はよく吟味する必要がある
・洞窟下の休息場所が重心となるようにレイアウト全体のバランスを調整。黄金比上に重心を取る
・高さがないと、迫力がなくなる上、観賞面、遊泳性についても×。
 またメンテナンスも困難になる。
・水面より少し下くらいの目いっぱいまで洞窟の口を押し上げる
・左上を頂点とした△構図で、左上手前から右奥へのベクトルを強調するため、
 洞窟周辺は高さを徐々に下げつつ、右下奥へ引き込むように石の方向大きさ、底床の高さを調整
・配管、ヒーターは左奥に収納。底床の寿命を長くするため洞窟で隠れて見えない後ろ部分は
 高くしない
・洞窟切れ目(真ん中あたり)周辺の境界をぼかすために植栽。
 緑のカーテンを適度に作れる程度の量に調整

これらのことが事前に決めることができました。

 


・「石の組み上げ方法」

石の組み上げは文章だけでは説明できないので、模型で再度順を追って作ったもので説明します。

ishi
(1)
まずは支点となる大きな石を三つ写真のようにおきます。

(2)
支点の周りに一回り小さい石を間に入れていきます。
支点の石が内側に移動しないようにするためのクサビの役割のようなものです。
ちなみに赤丸で示した場所は石と石の間にできる目地(継ぎ目)の部分です。

(3)
(2)でできた目地部分にとがっている部分を下にして目地に差し込んでいきます。
このときできるだけ目地部分に石を密着させることで、崩壊防止と光の漏れを防ぎます。

R0013938

特に↑の写真のように引っ掛けて前面に張り出すことができそうな石は洞窟のアーチ部分の基礎して使います。


ishi2

(4)
同様に(3)でできた目地部分に石のとがった部分を下にして差し込みます。
また、(3)で前面に張り出した石を基点に徐々にアーチになるように調整していきます。

(5)
同様に(4)でできた目地部分に石のとがった部分を下にして差し込みます。
この段階ではそろそろ高さが出てきたので天板を乗せるためにアーチ部分を調整して台座にしています。

(6)
(5)の台座となる青丸部分に引っ掛けるようにして、できるだけ平たくて大きい石を乗せます。
あとは全体のバランスや、隙間にクサビとして小さい石を差し込めば完成です。



今回はここまでです。
できるだけ参考になるように書いてみたつもりですが、わからない部分など疑問点があれば
遠慮なくコメントへどうぞ( ´∀`)必要あれば補足事項として回答を記事にします。

次回はレイアウトの重心について書いていきます。

それではまた次回まで( ・ω・)ノ