2008年02月02日

しばらく更新お休みです

しばらく日記をmixiの方に統一します。
mixi会員の方は「全体に公開」しておりますので、こちらからご覧ください。
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宜しくお願いいたしますm(__)m



2008年01月13日

声楽コミュニティオフ会♪

朝、起きて窓を開けたらなんと白いものがチラついていた、神奈川県西部の某市。
あわててスニーカーとドレス用バッグに防水スプレーを振って、またもや延々と電車に乗って東京へ。幸い、地下鉄駅を出たら薄日が射していたけど、とにかく寒い。今日は以前も書いたミクシィ・声楽コミュニティのオフ会。オフ会と言っても、他のコミュのように集まって呑み騒ぐだけでなく、その前に参加者が個々のお歌を披露するれっきとした発表会である。もちろん、その後にも打上げはあるが(^^ゞ

会場は江戸川橋のピアノサロン「サロン・ド・パッサージュ」。もともとはスタインウェイやベーゼンドルファーを初めとする輸入ピアノ商社のショールームだが、そこの一角をコンサート用サロンとして開放している。やや天井低めだが、圧迫感はなく、響きも悪くない。50人くらいの集まりにはちょうどいいスペースだ。

今日、私が歌ったのは、クリスマスの発表会で歌ったリューのアリア「氷のような姫君の心も "Tu, che di gel sei cinta"」とベッリーニの歌曲「もし私にできないのなら "Almen se non poss'io"」の2曲。アリアの方は発表会用にかなり歌いこんでいたのでなんとか形になったが、歌曲の方はずいぶん前にレッスンしたのを引っぱり出してきたので、準備不足で2ヶ所ほど間違えてしまった(>_<)。まだまだレパートリーになっていない証拠。ベッリーニはオペラ作曲家として有名だけど、歌曲にもすばらしい作品がたくさんあり、特にこの曲が含まれている「6つの小アリア "Sei ariette"」は全部持ち歌にしたいので、折に触れて復習しなくては!!

それにしても参加者のみなさんが臆せず大曲や、珍しい曲にチャレンジしているのはびっくり(@_@)するとともにとても刺激になった。音大を出て、自分のキャラを立てるために制約も多いプロの歌手と違って、愛好家はとにかく歌ったモン勝ち!!のようだ。 私が歌い始めた20年前はごくごく一部のマニアや内輪の会を除けば、愛好家がソロを人前で歌うなんて考えられなかった。ありがたい時代になったものである(^^ゞ

歌はイタリア語が中心だが、他にドイツ語あり、フランス語あり、日本語あり、英語あり、チェコ語ありとヴァラエティに富んで、聞いたことのない歌も多く、とても楽しく、また勉強になった。

オフ会の後は、近くの居酒屋で打上げ。いや〜みなさん知っていること知っていること、オペラのみならず歌曲、そしてギョーカイのウラ話まで、ほとんどオタク的レベルで話が盛り上がる。立場や環境、好きな曲は違えど、みんな歌が好きなんだな〜♪♪ということがヒシヒシと伝わってくる、これまた楽しくも熱〜い会だった。

とはいうものの、発音や発声はもちろん、歌の解釈やジェスチャー、そして短い時間ながらどのように自分の出番を構成するか・・・など、まだまだ課題としなければならないことは多い。でも、こういうことは人前で歌って初めてわかることだから、これからもこういう機会があったら臆せずどんどん参加して、腕を磨いていきたいと思う(*^^)v



2008年01月06日

今年の歌い初め♪

水曜日のレッスンの前に、まずは今度の日曜日のミクシィ・声楽コミュニティオフ会のピアノ合わせ。池袋のヤマハ近くの貸スタジオにて。

曲はベッリーニの「もし私ができないのなら "Almen se non poss'io"」と、先日の発表会で歌ったリューのアリア「氷のような姫君の心も "Tu, che di gel sei cinta"」の2曲。デキはともかく、両方とも歌い慣れた曲なので、ピアニストさんと若干のテンポ合わせをした後は、どちらも1回だけサラっと通す。忙しいピアニストさんのために、合わせは極力サクっと終わらせるのが、師匠からの教えであり、私の信条でもある。

なので、合わせよりその後のおしゃべりの方が長かったりして(^^ゞ
というのも、今日ピアノを弾いてくれた☆star☆さん、なんとわが家の近くで、私が毎朝ウォーキングでキャンパス内を歩いている総合大学の芸術学部のご出身だとか!?
だもんだから、合わせより地元よもやま話に花が咲いた次第(^^ゞ
でも、そのおかげで本番でもリラックスして歌うことができそうだ(←あくまで希望的観測ですぐぁ)。こういう心理的要素って結構大きい。

今日はまた、日ごろオンラインでお話するだけだった声楽コミュの会員さん何人かと面識を持つことができたが、その中のあざごんさんという方の本名が、私のファーストネームと字まで全く同じということがわかって、本日もう1つのシンクロ〜♪ 「この名前にこの字って、平凡なようで意外とないんですよね〜」とまたもや話が盛り上がる。

しかしながら、今日はイタリアより一時帰国中のマイミクで同じ沿線にご実家のある亮介さんと、彼のイタリア人の奥方に会うつもりだったので、後ろ髪を引かれつつもスタジオを後にする。まだ亮介さんと連絡が取れないので、すぐ近くのヤマハに冷やかしに入り、ちょうど楽譜持ち運び用のバッグを探していたので、黒字にピアノの鍵盤がタテにアップリケされた「のだめバッグ」に一瞬心惹かれるが、値段が3,000円以上するとあって却下〜(^^ゞ

なんでもこの「のだめバッグ」、いま大変な人気で常時品薄状態らしい。他のト音記号のついたバッグも4,000円とか5,000円とか、なんだか妙に高い(私ってセコいですか? ^^ゞ)。でも、私が小さいころは母が作ってくれたキルティングにト音記号や音符のアップリケのついたレッスンバッグでおけいこに通ったものだが・・・。因みに、私は「のだめカンタービレ」の漫画も読んだことがなければ、TVを見たこともない。

その後、ヤマハの裏にある有名ラーメン屋「山頭火」でランチ。ここもいつも行列ができているが、今日はほとんど待たずに席につけた。最近、ウチの近くのR246沿いの某店のように、有名でいつも行列ができていてもイマイチ味の店が増えたけど、ここはいつ行っても期待を裏切らない味。完食&満足〜(*^^)v

絶妙!山頭火の塩ラーメン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頭火で一番イケるのはやっぱこの塩ラーメンだぜっ!!

結局、亮介さんとは予定が会わず今日は会えないことになった。あいた時間の分、家でまた少し声出し。まぁ、なんとかなるでしょ(^^ゞ あさってのレッスンまでに新曲の譜読みもしなきゃいけないし、今週もいそがしいけど、日曜日は力を入れず楽しみながら歌いたい♪♪



2008年01月02日

イチ富士2タカ・・・

富士山from我が家のベランダ
 

 

 

 

 

 

 

 



初夢で富士山を見れなかった方のために、我が家のベランダから見た富士山の画像をお届けいたしま〜す(*^^)v 霊峰の発する 「気」をバンバン感じてくださいね〜♪

今日は母の家に行くってんで、朝電話したら風邪気味ということで延期(^^ゞ
ウォーキング&エクササイズの後は箱根駅伝みながら読書&お昼寝と、ま〜ったり、お正月らしくすごしました。しかし、おせちもお雑煮もまだ食べてな〜い!!



mattina358 at 22:39|PermalinkComments(10)TrackBack(0)clip!

2008年01月01日

トッポジージョでBuon Anno!

トッポジージョで年賀状

 

 

 

 

 

 

 


 

↑イタリア仲間の年賀状でトッポジージョ(Topo Gigio)をあしらっているものがあったので私も作ってみました♪♪しかし、子供のころ夢中になっていたときは、この子がイタリア製だとは思ってもみなかった(^^ゞ

というわけで昨日、年末のご挨拶をしたと思ったら、もうお正月です(^^ゞ
ダンナが風邪気味で早々に寝てしまったので、近くのお寺の除夜の鐘をバックにマーラーの「1000人の交響楽」を聞きながら、ミクシィのプロフィールを更新したり、写真の整理をしたりしつつ、1人のんびりと年越しいたしました。

10:00ごろまったりと起きてまずは年賀状チェック。最近はパソコンで作った年賀状がほとんどだけど、直筆で一言も書いてないのも多くてちょっとさびしい。私は、どんなに疎遠な人でもかならず一言書き添えるようにしている。こんなところにも人と人のつながりが薄くなっていることが現れてるのかな?でも、懐かしい名前や写真を見るのはやっぱり楽しい。

おせちとお雑煮は、明日私の母の家でいただく予定なので、今日もご飯に味噌汁のいつもどうりのり朝食。今日はダンナの実家にお年始にいく予定だったが、キャンセル待ちが出たので、急きょ3日から行く予定だった伊東の温泉に行くことになったとのことで、今日は家でのんびり過ごすことに。

洗濯を終えた後、いつものようにウォークマンとエコバックを持ってウォーキング。あいにく富士山は雲に隠れてしまい、風も冷たかったけど、陽射しは暖かく、ほどなくサウナスーツの下から汗が噴き出す。途中のセブンイレブンでインクジェット用の年賀状を買い、ショップ99で年末に買い忘れた食料を調達。県道沿いの車は明らかに減っているけど、こんな風に元旦から空いているお店もあるから、あまりお正月という感じがしない。

いい汗かいて自宅に戻ると、去年の疲れがドッと出たのか、ダンナがリビングですやすやとお昼寝しているので、自室でストレッチと「美腰エクササイズ」(^^ゞ 去年もいろいろなダイエットを試したけど、結局このウォーキング+ストレッチにピラティスや美腰エクササイズなどの流行りモノをちょこっと取り入れるのが一番合っているみたい。なんといっても家でできるからお金がかからない(^^ゞ 今年はこの調子でまず春までに体重5Kg、ウエスト5cm減を目指すべし!!

そのあと、洗濯物を取り込んで、ニューイヤー駅伝を見ながら年賀状の返事を書いて、夕食・・・と今年の最初の日もきわめて平和に過ぎていきましたとさ。

プロフィールにも書いたが、今年は、長いこと悩みつつ自分の将来を模索していたダンナも、ようやく進むべき道が見つかり、これまであたためていたプランをいよいよ実現にうつす見込み。私も負けてはおれじ!!と、家庭をしっかりと守りつつも、これまで以上にライフワークである声楽と、ルネサンス芸術の探求に努めつつ、その手段であるイタリア語の勉強に邁進する所存でありまっす♪♪

てなもんで、コミュニケーション・ツールとしてのネットへのアクセスは少なくせざる負えなくなり、このブログの更新もますます気まぐれになると思いますが、これからも五月雨式にポツポツいろんなこと、ど〜でもいいことを書いていきたいと思いますので、お時間のある時にでも相手してやってください(^^ゞ

それでは、あらためて宜しくお願いいたしますm(__)m



2007年12月31日

今年もお世話になりました♪♪

ふぅ〜、やっと大掃除が終わったぁ(^^ゞ
でも、今年は25日に発表会があったせいでエンジンかかるのが遅く、とりあえず福の神さまが宿るというトイレ、風呂&洗面所、そして台所といった水まわりでタイムリミット。特に今年はウチの団地、外壁塗装工事ってんで9月からつい先日まですっぽり養生に覆われていたので、湿気がこもって水まわりはカビだらけ。 自称エコロジストの風上にも置けない合成洗剤とスチームクリーナーをがしがし駆使してなんとか撃退。きれいになったけど、目はショボショボ、手はガサガサ。あなおそろし(@_@)来年は重曹とクエン酸、そしてエタノールで「地球にやさしい」ならぬ「地球に感謝する」お掃除を心がけたいと思いまっす♪♪

今年は前年からの年越しの大風邪から始まりましたが、その後はおおむね息災で過ごすことができました。結婚3年目、ダンナとは相変わらず小さな小競り合い(笑)はありましたが、もう相手の手の内はわかったので、来年からは今まで以上に仲良く過ごせるでしょう。はは・・・(^^ゞ

今年もミクシィとこのブログを通じて、たくさんの「出会い=出愛」を頂きました。特に、6〜7月の4年ぶりのイタリア帰省では、先日ご帰国したあまろーねさんを初めとした、たくさんの在住のマイミクさんにお会いできて、今まで以上に思い出深い滞在となりました。ミクシィ師匠のhiroさん、イタリア師匠のBezzeccaさんの両巨頭からは、相変わらずたくさんの刺激をいただき、またお2人のマイミクさんとつながることにより、よりたくさんの知己を得ることができました。

また、今年は本格的に声楽のレッスンを再開したことにより、音楽、とくに声楽・オペラ関係のマイミクさんが増えたり、かつての音楽仲間と再会したり、オペラ師匠の
joshuaさんのおかげで、今をときめく素晴らしい歌姫(ディーヴァ)と直にお話できたりと、これまたたくさんのつながりとモチベーションを頂くことができました。心より感謝いたします。

そんなたくさんのあたたかいふれあいをもたらしてくれたネット&ミクシィですが、来年はわが夫婦にとって「勝負の年」(笑)。あまりアクセスする時間もなくなると思いますが、決してみなさまからの恩恵を忘れたわけではありませんので、どうぞ引き続き宜しくお願いいたしますm(__)m

それでは、どうぞよいお年をお迎え下さい−Felice anno nuovo a tutti!
わが家は、これから「第九」を聞きながら(歌いながら?)年越しそばを頂きま〜す
(*^^)v



2007年12月28日

写真アップしました♪

先日の発表会と、11月のみかん狩りのログに画像をアップ&更新、ならびに頂いたコメントにもレスいたしました。
お時間のある時にでもご覧ください♪

地元でみかん狩り&温泉

無事ソプラノ・デビュー(^^ゞ

尚、このログは数日後に削除しますので、コメントは各日記までお願いします
m(__)m



mattina358 at 17:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年12月25日

無事ソプラノ・デビュー(^^;)

 クリスマスリース

                            

  Buon Natale a tutti!(*^_^*)      

  クリスマスおめでとうございます☆

                        Con affetto da Mattina
                        まっちなより愛をこめて

 

クリスマスイブの昨日は、以前書いたように声楽の発表会があった。
まずは新宿の行きつけの美容院で髪をアップにしてもらってから、中央沿線にある会場である某・市民会館小ホールへ。ここは小規模ながら音のいいパイプオルガンがあって、合唱時代によく本番に使っていたところ。なつかしさもあって、駅から10分ほどの道のりをてくてく歩いたが、あいにくの強風でせっかく結ってもらった髪がかなり乱れてしまった!! これからはケチらずにタクシーがバスに乗らないと(^^;)

本日のヘアスタイル

 

 

 

 

 

 

 


グリーンミックスのコサージュはお気に入りの一品♪

到着した15:00は、まだ「学生の部」ということで、主に音高生や音大生の発表の時間だった。音大生といってもやっぱり女子大生。楽屋のきゃぴきゃぴ女子モードにはとてもついていけず、リハーサル室に退散して、モニターで舞台の様子をうかがう。音高生はまだ声のできていない人がほとんどだが、音大生ともなるとすでにかなりの声とテクニックをもった人もいる。特に「椿姫」ヴィオレッタのカヴァレッタとアリア「そはかの人か〜花から花へ」を歌った門下生は、とても音大2年生とは思えない素晴らしいテクニックと堂々とした歌いっぷりで、思わず耳目がモニターに釘付けになる。う〜ん、将来が楽しみな逸材♪

16:00近くなると「成年の部」の出演者も三々五々集まりだしたので、楽屋がすいているうちに着替えて、声出しのため再びリハーサル室へ。私はまだ門下に入って1年で、知っている人はいないので、会う人全員と「初めまして」になる。音大を出てプロとして活躍している人、愛好家として本業の合間に歌っている人、果ては小学生の時からマエストロ夫妻のところで習っていてもう10数年など、門下生のバックグラウンドは本当にさまざま。その後、世話役の方とプログラム順序と名前の読み方など打ち合わせる。私の苗字は他の読み方をされることが多いので、念を入れて確認をしてもらうと「ええ〜、T田さんですか?先生が、『このT田さんという人は、すごくいい声なのよ〜』ってほめてました♪」と言ってくれたので、「ホントですか?それって別のT田さんじゃないですかぁ〜?」などといいつつも少し気分がよくなる。たとえお世辞でも、ほめてもらえるのはやっぱり嬉しい(単純 ^^;)

16:30も過ぎると、リハーサル室は色とりどりのドレスをまとった淑女たちの、これまたさまざまな声でいっぱいになる。いいなぁ、この本番前の華やかな緊張感♪私も出だしとクライマックスのアクート部分だけ何度かさらってみる。うん、調子は悪くない。あとはフレーズの出だしさえ間違えなければ、まあまあの演奏ができるだろう。ここで歌いこんでもしょうがないから、あとは他の門下生とおしゃべりしているうちに集合時間に。

ドレスでパチリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大阪から月に2回レッスンに来ているという
Yさんと記念撮影パチリ♪

声出し、声出し♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 


思い思いの装いで声出し
まるで印象派の絵画のワンシーンのよう♪

タキシード姿の男子

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もちん男子もいます♪
2人ともとてもいいテノール♪

舞台でマエストロ夫妻を中心に集合写真を撮ると、いよいよ本番。私の出番は23人中8番目なので、最初から舞台袖に入って待機する。自分で言うのもなんだけど、私は割と本番に強くて、ソロを歌う時もほとんど「アガる」ことはない。この日もいつものように瞑想しながらリラックス。心配なのは歌よりも、着なれないドレスと履きなれない9センチのピンヒールサンダルでコケないかどうかだ!?

7番目の門下生のベッリーニ「マリンコニーア」が終わって、いよいよ私の番。とにかくコケないようドレスの裾をつまんでゆっくりゆっくり舞台の中央へ。私の歌うリューのアリアは、前奏は1拍で、すぐに歌い出しとなる。最初の"Tu"を発声したとたん、自分の声があまりに響くので一瞬ビビる。さすが小さいとはいえちゃんとしたホール。しかし、その緊張もすぐに落ち着き、なんとか最後まで間違えず、平常心で歌い切ることができた。でも短いアリアでよかったぁ(・・・汗)

しかし舞台袖に戻るとやっぱり緊張の糸がほぐれて一気に脱力〜。マエストラにお礼のあいさつをすると、その場のイスにヘタりこんで思わずタメ息。ふ〜。他の人の「すごくよかったですよ〜。いかにもリリコって感じで、いい声ですね〜♪」のおせ〜じにも「はは、あ・ありがとうございます〜ぅ」と答えるのがせいいっぱい。アガらなくても、やっぱり緊張はするのだ。あたりまえか!?

てなもんでまっちなさんのソプラノ・デビュー、なんとか無事終了(^^;)ところどころ"l"や"gl"の発音が"r"になってしまったり、最高音アクートの響きがまだまだ薄いなどの課題は残るが、今のベストは出せたと思う。これらの課題は1/13の声楽コミュオフ会でクリアすることとして、とりあえず今回は満足〜♪

その後もアリアあり歌曲あり、重唱ありと、盛りだくさんのプログラムで、充実した発表会は大盛況の上、19:30ごろ終了。愛好家の中にもレチタティーヴォつきの長い華やかなアリアを、プロと見まごうほどのすばらしい歌唱で聴かせてくれる人がいて、まっちなまだまだ大いに研鑽の余地あり。でもだから楽しい。歌ってやめられない♪♪

打上げは吉祥寺のトラットリア「スーペルバッコ」にて。新宿の「イル・バーカロ」の姉妹店であるここは、てごろなお値段で美味しいヴェネツィア料理を食べさせてくれる、昔からお気に入りのお店。あいにく前日に第九のソロを歌い、年内もまだ本番があるというマエストロは参加キャンセルだったが、マエストラを中心に他の門下生とレッスン話、オペラ話そしてイタリア(おバカ)話で盛り上がる楽しいひと時をすごした。

終了後は終電乗り継ぎで久しぶりに母の家へ。そこではすでに休日出勤のあと一足早く出向き、母とカラオケを楽しむダンナがこれまた「ゼッコーチョー♪」でマイク握ってこぶし利かせまくりで待っていた。その後はパーティと称して相変わらずの兵糧攻め。あ〜あ、楽屋でタイトなドレスからはみ出たぜい肉を嘆いたばかりだったのに、これじゃあ第1目標が引き続き「ダイエット」なのは来年も変わりますまい(^^ゞ



2007年12月22日

カルジェル初体験♪

今日も女子ネタです(^^ゞ
いよいあさっては門下発表会。さらに年明けの1/13にはミクシィの声楽コミュニティオフと、向こう1ヶ月に2回、人前で歌う機会があるので、そんな時くらいキレイキレイしようと、マイミクのあまろーねさんの影響で、以前から興味のあったカルジェルにチャレンジ!!

「クーポンランド」や「ホットペッパー」に掲載されている星の数ほどのネイルサロンの中から、内容と値段のバランスの取れていそうな1件をチョイス。あまり値段が安いと技術に不安があるので(何度か失敗経験アリ ^^ゞ)、見極めが大切。ぺりぺりとクーポンを切り取り、目指すそのサロンは、新宿の西口からほど近いマンションの一室にあった。

ドアを開くとそこはあの独特の臭いと共に、笑い声のさんざめくま〜んま女子ワールド!!
久しく経験していないその雰囲気に「をを〜」と軽くめまい(^^ゞ

なんとか気を取り直して、専用デスクの前に座って、まずはサンプルの中からベースカラーを選ぶ。実はパリパリのOLちゃんだった昔から、私は偏向パールが大好き。なので、何十色とあるサンプルの中から、すでに廃番になっているが、かつて昔、バブル華やかなりし時代に、西麻布の「カフェバー」(←もはや死語)で、足を組んで「モア」(口紅の跡が目立たない茶色い軸の細いシガー)をくゆらしていたボディコン姉ちゃんの間で大流行した、ディオールの"Palais(パレ)"という色に良く似たホワイトピンク系の偏向パールをセレクト。因みに"Palais"とはフランス語で「宮殿」という意味である。

カラーセレクトの後、指先をお湯に浸してふやかして、2人がかりで甘皮の処置をしてもらうと、気分はもう女王様なり(単純 ^^ゞ)

カルジェル初体験

 

 

 

 

 

 

 


写真だとわかりにくいけど、ちゃんとタマムシ色入ってます

で、今回私が選んだコースだと、アート2本つけてくれるというので、これもサンプルの中から選んで、左手の中指と薬指にバラのシールを貼ってもらった。

バラのシールでネイルアート


 

 

 

 





こんな風に大・中・小と3つつけてもらいました

短い自爪オンリーなのでイマイチ映えないが、主婦にはこれが限界(^^ゞ
見れば回りの若い女子客はみなビビ〜ッと長さ出しして、ばっちり全部の指にアートしてもらっている。なんたって今週末はクリスマス♪みなビンビンに気合が入っているのがわかる。若いっていいな〜、私もかつてはあのくらい気合入ってたな〜、と隣のお客のスカルプ全面グラデ&雪模様をチラチラと盗み見しながら思う。めっちゃかわいいけど、とてもマネはできない。だって自爪より1cmは長いんだもん。あれじゃご飯作れないし、なによりコワイってば(^^ゞ

でも家事をしなきゃいけない主婦だって、おしゃれはしたいのだ。
塗ったあと紫外線で固形化するカルジェルは、以前のネイルよりずっと丈夫で、圧迫感も感じないので、元バブリー女子→今主婦にも強い味方であることがわかった。あとはもうちょっと値段が安いといいんだけどね。今回は初回ということでサービス価格でやってもらったけど、次回同じ施術をしてもらうと、今回の1.5倍かかるという。可処分所得の多い若い独身女子のお財布力にはやっぱりかなわんな〜。

でもせっかくキレイキレイしてもらったので、家事する時も注意してなんとか1ヶ月もたそ〜・・・ってんで、キラキラ&ツヤツヤの爪をなでなでしながら家路につきましたとさ。



2007年12月09日

フェルメールと舟盛りと・・・(^^ゞ

マイミク師匠のhiroさんが、1ヶ月前に赴任地のヴェローナから帰国し、昨夏のイタリア旅行でも大変お世話になった、あまろーねさん&びーごりさんご夫妻の帰国歓迎オフ会を行うというので、昨日もまた東京に出て行った。

なにせ東京に出るには地元線の往復だけでも1200円以上かかるわが家(^^ゞ。だから出るときはまとめて複数の予定を済ませることにしている。今回もオフ会は夜からなので、午後早め目に出て、まずは今年1月に開館した新東京美術館で開催中の「フェルメール 『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」を見た後、東京ミッドタウンを冷やかしてから、渋谷のオフ会会場に赴くことにした。

寡作ゆえか日本でやたら人気のあるフェルメール、来年は都美術館で大きな展覧会も開かれるようだが、私は「真珠の耳飾りの少女」の来た5年前の大阪の展覧会にも行ったし、アムステルダムを初めとする海外の美術館で結構見ているので、さほど執着のある作家ではない。今回も足を運ぶことにしたのは、一重に先日新聞屋からもらった招待券がちょうど2枚余っていたからだ。

14:00にダンナと新宿で待ち合わせた後、2人でJR〜地下鉄と乗り継いで乃木坂へ。地下鉄出口から直結したエレベーターは「平均年齢高め」の来訪者がすでに鈴なりになっていた。

やっぱり休日の、それも閉会のせまった週末とあって、絵より人の方が多い(^^ゞ
幸い、黒川紀章の遺作となった建物は、吹き抜けの天井も高く広々としているが、それでもハンパでない人が来ている。逆にこの造りだとウィークデーなどは閑散としていてコワイかもしれない。

国立新美術館

 

 

 

 

 

 

 


ま〜こう見ると、変な選挙パフォーマンスで晩節を汚した
黒川おじさんもやはり偉大な建築家だっただと思う

展示室そのものはヨーロッパの美術館のように天井も高く、柱もなくゆったりしている。しかし、照明が天井からしかないので、やたら暗い感じがする。文化財保護の観点からすればし方がないのかもしれないし、実際ヨーロッパの美術館の明るさもこの程度だが、あれは重厚な石造りの、歴史的建造物だからふさわしいのであって、展示室を出れば外光のさんさんと降りそそぐ鉄筋の建物内では、なにやらやたら違和感を感じる。タダでさえ暗めの絵が多いので、このへんはやはり一考の余地があるのではないか?

なんだかんだいって、私は行商人や家事をする女や、よっぱらって酒場でヘタり込むカップルの絵なんかより、エス様に抱かれたマリア様の横に聖人がならんで、その上に天使様が飛び交っているような絵の方が好きなので、陰気な世俗画はサクっとパスして、さっさとメインの「牛乳を注ぐ女」の展示場に向かうが、そこは5〜6重の人垣ができていて、間近で見るには「ロープより前の列で、立ち止まらずに」見なければならない。しかし「立ち止まらずに」見る人なんて当然いないから、1列目は手前から長蛇の列ができている。そこで私はより短い2列目に並んで、前の1列目の人が立ち止まったがためにできた隙間に入り込んで1列目で見る作戦に出た(こ、こいつは・・・^^ゞ)

それまでやたら暗い、おんなじよ〜な風俗画ばかりだったので、やはりフェルメールの描く光の世界はずば抜けて秀逸に感じる。窓から静かに差し込む朝の光。マンゴー色の胴着と美しいコントラストをなす、エプロンのラピスラズリ・ブルー。絶妙な位置の焦点を持つ遠近法の巧みさもあって、すべてが光の中で渾然一体と化しつつも、おのおののパーツが静かな主張を持った、静謐な一瞬が切り取られている。しかし、この人ごみゆえにそれを堪能できないのは実に残念。やはり美術展は平日の午前中に行くに限る。

ゲージツ鑑賞の後は、それと同じくらい楽しいミュージアム・ショップでのお買物だが、まぁ、あるわあるわ。絵葉書や文房具はもちろん、エコバックやTシャツといった定番グッズ、果てはケータイのバッテリー面に貼るシールや「牛乳を注ぐ女」にひっかけた「ミルク入浴剤」なんてものもある。呆れたのは、オランダ絵画展なのをいいことにデルフト焼きの陶器や、ゴブラン織りのバッグ、あげくの果てにミッフィーちゃんグッズまで売っていたことだ!!ミュージアム・グッズ&ミッフィー大好きのウチの母が来たら、もう財布の紐ゆるみっぱなしだっただろう。もちろん辟易した私のサイフからはビタ一文も流出しない。不況なんのその。我らが日本人の相変わらずの商魂たくましさに呆れるとともに、イタリアの美術館もこのくらいのアコギさをもてば、国家補助金の削減などモノともしなくなるのではないかと思う。もっとも、そんなグッズをありがたがって買うのは東洋人の観光客ぐらいだろうが(^^ゞ

傑作よりも人ごみと黒川紀章の遺作を見に行ったような感じの展示会の後は、歩いて5分もかからない東京ミッドタウンへ。「ブランジェ浅野屋」のキッシュとメロンパンで小腹を満たした後、ギャラリーと呼ばれるテナント街へ。一歩足を踏み入れたとたん「は、ここで私が買うものはな〜んにもないな」ということを悟る。すでに物欲を克服し、今はいかに少ないもので暮らすかということを人生最大の課題としている私に、8ケタ以上の値段のお洋服なんてまったく不要だ。しかし、オフ会まではまだ時間があるため、初っ端から興味がなく、手持ちぶさたをもて余しているダンナをさっさと次の目的地に行かせたあと、とりあえずという感じに回るだけ回ることにした。

予想通り「ふ〜ん」と思う以上のものは何もなかったが、突如、留学時代に愛用していたイタリアのオーガニック・ナチュラルコスメの「アグロナトゥーラ」が出店しているのを発見!!フェンネルとメリッサの香りプンプンの薬臭いデトックス・ティーと、髪がサラサラになるシャンプー&リンスのトラベルサイズを購入。でもこれは通販でも買えるから、もう多分くることはないだろう(^^ゞ

その後定刻の17:00を少し回って、今回のオフ会会場である宮益坂の「魚魯魚魯」に到着。エレベータの中でマイミクのアンジェイさんと会って、一緒に入店したら、予約してくれた個室ですでにhiroさんが待っていた。

ほどなく、hiroさんの奥さまのTさんもご到着。hiroさんの日記から、そのお人柄の片鱗はうかがえていたが、予想通りセンスのよいとても素敵な方だった。主賓のあまろーねさん&びーごりさんご夫妻がまだ来ないので、一通り注文したあとまずは最初の乾杯。ほどなく今日のメイン、刺身の舟盛りが届く。

豪華!!舟盛り

 

 

 

 

 

 



小ぶりながら新鮮な海の幸のぎっしり詰まった舟盛り!!

しばらくして無事あまろーねさんご夫妻も到着し、イタリア話、ご夫妻がその前に滞在したトルコ話、車の大好きなび〜ごりさんのヨーロッパ車話、ファッションの大好きなあまろーねさんのアウトレットお買物話などでおおいに盛り上がる。もちろん、口と一緒に手と胃袋を活発に動かすのも忘れない。「魚魯魚魯」は、その名の示すように新鮮な魚料理をしゃれたインテリアで食べさせるのがウリのダイニングだが、コストパフォーマンスもなかなかで大当たりのお店だった。

生牡蠣さま

 

 

 

 

 

 

 


今季初の生牡蠣体験!!ボケててすみません(^^ゞ

午後8時過ぎに、参加のはっきりしていなかったマイミク、美術・教会オタ仲間の
toricoさんも突如ご登場。その彼女がルネサンス・マニアのアンジェイさんと私のすぐ脇に座ったのだから、もうゲージツ談義は止まらない。特にアンジェイさんが、この年越しをパリとロンドンで、イタリアから流出したルネサンス名画を求めて過ごすというので、やっかみ半分、もといやっかみ100%でtoricoさんと私でさんざツッコミを入れ、真面目なアンジェイさんを大いに困惑させてしまったのは言うまでもない(ごめんね、アンジェイさん。でもやっぱりクリュニー中世美術館とシャルトルは両方行った方がいいと思うよ ^^ゞ)

そんなこんなで、盛り上がるままにふと時計を見ると、なんともう21:40分!!哀しいかな神奈川の片田舎に住む私は21:30のシンデレ〜ラ(^^ゞ あわてて皆に礼といとまを告げ、JRと地元線を乗り継いで、23:30ごろ自宅着。先に帰っていたダンナは、言いつけ通り洗濯物を取り込んで、お風呂を沸かしたあと「SP」を見ながら待っていてくれた。さすがにこの日は食い疲れてバタンキュー。しかしこれから宴会続きなのよね。発表会もあるし、注意しなくては・・・(^^ゞ