雑草なんて呼ばせない

松木農場の田んぼ周辺で見られる野草たちを写真と共に紹介します。

ゆきがちらついています

【追記】
もうすぐ稲刈りですが元気に頑張っております(笑)
実はお客様へのお便りでも触れる予定ですが、このブログはある意味(あ!意味の相対化!)役目を終えたと思っております。
今年の3月に書いたこのブログがまるで2016年全てを予見したかのような内容になってしまい、更新するにも更新できず、むしろこれを殿堂入りとしたい位の内容となってしまいました^^;

もともと作業日誌のようなブログは書くつもりはありませんでしたし、そもそもこのブログの真髄は「豊かさとはなんぞや?」の追求であります。
今後は松木農場とご縁のあるお客様への情報発信に重点を置き、不特定多数への情報発信は控えようかと思っております。
心技体天地人森羅万象二律背反、Don't Think Feeeeeeel.ですね。

生産部門においてはここ数年で異常気象対策を遂に確立し、松木農場の有機農業は技術的に再度完成の域に達しました。
全盛期の父でさえ、ここ数年の異常気象にはお手上げだったと思います。
それくらい地球環境は激変していますし、私のやっている事はアクロバティックだと思います。

あとはTPPを始めとした激変する今般の社会情勢に耐えられるよう、販売部門をもう少し強化したい所ですね。
残念ながらまだコシヒカリ御殿は建っておりません。(まぁどんな御殿もいつか朽ち果てるのですが(笑))

どんな逆境でもピシッと一本筋の通った「真っ当な」仕事をする、実に大変な事です。
事実と妄想(願望)は残酷な程に異なるもので、存在しない事実はどんなに探しても(検索しても)出てきません。
他者はおろか自然界までもが自分の願望通りにならないと腹立たしい方もいらっしゃるようですが、それはエゴイズム以外の何物でもないのです。
(エゴイズムとは共存共栄の否定であります)

ですが松木農場の「次世代型ハイブリッド有機稲作経営」は間違いなく存在していますし、これから更に発展していきます。
何故なら「核心」に近づきつつあるからです。

「やってるだけ、点数は付かない」ではなく、これからも「農業の真実」を追求し、松木家は今の「検索すれば何でも出てくる」「やってるだけ形だけの偽物」が蔓延る安易な世の中にリテラシーの一石を投じたいと思っております。

私は創意工夫というものは必ず人の心を打つと信じて止みませんし、その逆もまた然り。
願わくば私が農業の本質を希求する姿を今後とも見守って頂ければ幸いです。
【追記ここまで】


こんにちは、二代目です^^

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春の気配を感じたのも束の間、今日は白いものが舞っています。
桜はまだまだですねぇ。。。

そういえば、先日のTVタックルで寿司学校の特集をしていました。
今まで寿司職人の仕事は弟子入りして年月をかけた修行を経てやっと握れるようになる。
それが寿司学校に通えば効率的に職人の技を習得できる、と。



 修行は必要ですか

そりゃ必要ですよ
最初からすぐに付け場に立てるわけじゃないですから
その前にやる事いっぱいある
シャリの切り方 飯炊き 洗い物 掃除
そういうことからずっとなってくる

 で、そういうところなんですけど
 ある学校の体験授業をやってきたんですけど
 よかったら見ていただけますか?


…レッスンの様子を見てもらうことに


 僕はどのぐらいの点数ですか?

「ただやってるだけ」っていうだけですよ「点数はつかない」
ただやってる格好はできてるって「マネしてるだけ」サルですよ
「なんちゃってお寿司」って感じ 1日でできるわけない
グレードよりもただできるっていう事を1つ目指してる
できればいいと そのレベルがどうであっても
プロから見るとやっぱり3年目の仕事は3年目の仕事なんですよ
5年目の仕事は5年なりの空気 時間を過ごしたものが出るんです
いろんな知識も入ってきますし

 修行の意義はなんですか

ピシッとした仕事を覚えること
一生食っていく仕事ですから
3年5年で出来ると思いますか
そこまで浅くないですから

 でも出来る仕事もあるんじゃないですか 3年で

学校じゃないですから
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銀座久兵衛の大将、良い事をおっしゃる。
自称ベテランの人間でもこの「職人とはなんぞや」という問いかけに対して、ここまで明快かつ深く答えられる人間はなかなかいません。
こういうのを「一本ピシッと筋が通った真っ当な仕事」というのです。

大将がどれだけの密度の時間を過ごしてきたのか、この僅かなやり取りを聞いただけでもう頭が上がりません。
そして修行において濃密な時間を過ごした人間ならば、この大将の言葉は必ず琴線に触れるはずです。

宮内庁新嘗祭の祝詞、震災、そして職人論、全て繋がっています。
親父の口癖は「その人間のスケールの範囲でしか物事は理解できない、理解できない事象に対して無知を謙虚に受け止めろ」でした。

ほとんどの人には見えていない二律背反の森羅万象の法則があります。
そして私にはその世界が見えているから、トップクラスの玄米食を提供する事ができます。
(値段設定がおかしいので未だにコシヒカリ御殿が建ちませんが(笑))
これから行き着く世界が自分でも非常に楽しみであります^^

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白鳥!

こんにちは、二代目です^^

うちの田んぼに白鳥が来てます!
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ちなみに有機栽培の田んぼは微生物活動によって地温が高いので雪融けが早いと言われています。
うちの田んぼだけ何もしなくても雪が融けているのは恐らくそういう事なのでしょう。

他の慣行栽培の田んぼで意図的に水を入れている田んぼもありますが、そちらに白鳥が行かないという事は食べられるものがない(=生態系の問題)んでしょうね。
ちなみに餌付けはしていませんし、有機栽培する上で本当は冬に田んぼに水がある状態は避けたいのですが、白鳥がうちの田んぼに来てくれるとやっぱりうれしいですね~^^


p.s.
そうそう、新潟で白鳥と言えば瓢湖が有名ですが、そこの近くでスワンレイクビールという地ビールを作っています。
地ビールは色んなものを飲み比べましたが、スワンレークビールのゴールデンが最高でした♪
機会があれば是非☆

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1ヶ月以上うちの田んぼにいた白鳥がついにシベリアにお帰りになったようです(T-T)ノシ

新年あけましておめでとうございます

こんにちは、二代目です^^

米をとりまく世界は試練が続きます、頑張らないといけませんね!

本年は幸多き年でありますように、、、。(たまにはシンプルに(笑))

生存確認(笑)

皆様ご無沙汰しております、二代目です^^

月一コラムと化している当ブログですが、近況に関しては皆様へのお手紙の通り、前厄だけに思えば1月から今年は素敵な感じになっております(笑)
稲刈りを振り返っての分析もupしたいのですが、如何せんこれでも心を込めてブログを書くタイプなので、なかなか「その時」が来ません^^;

結論から言いますと今年の稲刈りは相当苦戦しましたが、何とか終わりました。
まさか我が「最終奥義ボルテックス刈り」が通用しないほどの異常気象とは。。。
(普通の人であれば稲刈りを諦める程の植生変化です)
途中で更なる奥義「下手糞刈り(笑)」を編み出して何とか事なきを得ましたが、最初からこの技を使っていれば1週間は早く稲刈りは終わっていたな、うむ。
昨年よりも更に少人数で終わらせたので特別ボーナスをいただかなくてはなりません☆

とは言えこのエントリーにもある通り、有機米のタイムスケジュールは特殊で端から見てると刈り遅れに見えるらしいですが、実は全く胴割れや等級落ちはナシです^^
ケミカルを使う農業というのは私は「ドーピング」だと常々言っています。
つまり収量や食味が向上する一方で副作用(リバウンド)として各種「適期」が極端に狭まります。
その薄い適期を逃さない事が戦後のケミカル農業の至上命題といえます。

しかしながら○○かけというのは実に大事でして (たまごかけ、と連想したあなた、自分の煩悩を懺悔シナサーイ) 壊れかけは美しい、腐りかけは美味しい、倒れかけが質と量のバランスが良い、という一面も持っています。
お米も倒さないギリギリの所で寸止めするのが慣行稲作の腕の見せ所といえるでしょう。

(おっと、テンションが上がってきてしまった。。。)

全国には優秀な農家の方が多々いらっしゃいますので全てを否定するわけではありませんが、少なくともケミカル農業において収量のみで食味や安全性を犠牲にし、倒伏上等なスタイルは今の時代「お話にならない」のですね。
この異常気象で本来は主食用米なのに等級外だから飼料米に回してしまったりとか、本末転倒な事をしている方もいらっしゃいます。
果ては補助金を不正取得する為に小作名義ロンダリングしてる方もいらっしゃいます。
こういう不勉強な方がいるから新潟米の価格が下落し、市場から見放されるのです。

「春にまいた除草剤の成分は秋には消えてなくなるんだからお宅も除草剤まけばいい」
なんて言われた事もありますが、春の除草剤が残留農薬として検出された事例もあります。(そんな馬鹿なと思うなら農林水産省に問い合わせたら宜しい)
全く以って無知とは罪でございます。


先日、立原酒店主催のお酒の会に顔を出させてもらったのですが、等外酒米で見事なF40というお酒をつくった酒蔵がありました。
(注:私は眞寿鏡フリークですが回し者ではありません(笑))

創意工夫というものは必ず人の心を動かすと私は信じて止みません。そして逆もまた然りです。

異常気象に関しても有機栽培をしていると除草剤をまく農家よりヒシヒシと肌で感じるものがあります。
感覚的には3年は先に行っている感じですね。
非農家の方に比べたらその感覚は6,7年は先に行っているでしょう。

ちなみに有機だから美味しいというのは間違いです。
オーガニックと良食味は相反する要素で、そもそも味の「濃さ」という部分ではケミカル農産物にはかなわないでしょう。
有機の美味しさとは「癖のないピュアな味」であって、有機でも稲体が不健康で美味しくないお米というのも多々ございます。
だから「味と安全」と何十年も謳っている松木農場のスタンスというのは、ある意味二律背反の妙味とも言えるわけですね。

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大豆の収穫時は葉っぱが落ちて茎が枯れるので画づらが悪いせいか、手前の陸稲の元気さが目立ちますね^^;

松木農場では無農薬大豆もつくっていますが、収穫作業は手作業です。
共用のハーベスターもありますが、有機ではない大豆が混入するのであえて手間をかけて手作業でやっています。
実は大豆、青大豆、古代米は天日干しで乾燥しているんです。なんて贅沢な・・・
いつも時間がかかっているのはそういう事情でございます。

これぞ「ゆっくりズム」

こんにちは、二代目です^^

絶賛稲刈り真っ只中です。
スケジュール的には昨年とは打って変わって持久戦の様相を呈しておりますが、こういう時こそ「ゆっくりズム」「Don't think,Feeeeel !」ですよ。

愚直(自分で言うな(笑))に頑張っているとこういうご褒美があるものです↓
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ちなみにエコへの取り組みの一環として松木農場では生分解性のグリスや混合燃料、コンバインオイルなどを使っています。
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コンプライアンスが叫ばれる今の世の中、こうした環境負荷を減らす取り組みも「必要コスト」です。
こんな所でコストダウンだの勿体無いだの反社会的な事を言ってはいけません!

ちなみに私の見聞きした範囲では、稲刈り直前に畦に除草剤をまいてそれが適当なものだから稲にかかってしまっている田んぼがあります。
稲株が所々萎縮してるのにそんな米をシレッと出荷している農家がいらっしゃる。
写メもあったりしますがあまりにもショッキングでupはしません。
そんなのを見てると輸入だから危険、国産米&国産大豆だから安心とは言えないのだな、としみじみ思うわけです。

かといって今年のような過去最高レベルの異常気象ではケミカルに安易に手を出したくなる気持ちも分からないでもありません。

だからこそ「心意気」が大事なのです!

Spirit Warrior

さて、1ヶ月ブログが滞ってしまいました(^^;

この悪天候でやっと稲刈りが始まったばかり、今年は長期戦の予感です。
なかなか晴天の日が少なくシャッターチャンスにも恵まれません(T-T)

そんな中またもや今年もコンバインで新技を編み出してしまいました。
名付けて「天翔十字刈り」&「二天一流袈裟刈り」!!
松木農場は常に進化し続けています。
この超絶テクニックを誰かに伝承できるのはいつの日か(笑)

ちなみに(ちなみにかよ)相変わらずお米の品質は良さそうですが、質と量が両立しないのが松木農場のお米の常。
いいお米がたくさん穫れればそもそも誰も苦労しないと思いますが、昨今の異常気象の世の中そんなに甘くないのでございます。

「質」と「量」… はっ!? 二律背反!?!?

そうです、久々に二律背反ネタです(笑)
ふと思ったんですが「もったいない」と「断捨離」、この相反する要素を昇華、あるいは両立させるものとは何なのか?
俗な話をすれば「ゴミ屋敷」と「コンパクトな人生」どちらが良いのか、というかどこでバランスを取るのかという事にもなると思いませんか?

使ってないから捨てていいと言う方が結構いらっしゃるのですが、ご自分のプライベートならともかく、少なくともエコを大きな柱にしている松木農場において安直に発言なさるのはどうかと思うのです。
100年に一度の備えは裏を返せば100年使わないという事です。
1年使わなかったら捨ててよい、そんな考え方をしていては環境保全、もったいない、リスクマネジメント等、様々な要素を真っ向から否定することになります。

というわけで実は松木農場の敷居というのは存外高うございます(笑)
これが同じ稲作農家でも相当に似て非なる所以ですね。
農業は実は誰でもできるものではないのです。
本質を端折っていけばそれはいくらでも簡単にできるでしょうが、松木農場ではそういった事はタブーです^^



追伸
Silver WeekではなくてPlatinum Weekでいいと思うんですけどねえ…
…だから私は何ウィークだろうが田んぼだと何回言(以下略ヽ(`Д´)ノ

稲の花が咲いています!

ご無沙汰してます、二代目です^^
皆様どんなお盆をすごされましたか?

今年はもう少雨で少雨で大変な事になっております。
近年稀に見る不作っぷり、今年は上越の米農家は皆苦戦しそうですねえ。

ところでちょっと前にNHKで「金曜夜きらっと新潟:開拓者たちの戦後70年〜妙高・大洞原〜」という番組でうちのお母さんの実家が出てたんですよ。
開拓者魂は俺が引き継いだ、安心してくれ母上よ。

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母は強し

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こちらは草刈りの最中の一コマ

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大豆も花が咲いてます☆

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ゆっくりズム

こんにちは、二代目です^^

田植え&大豆種まきも無事終わり、野草との共生がまた始まりました。

comming soonと言っておきながら更新が遅れてしまいました事お詫び申し上げます。
これも「ゆっくりズム」という事で何卒ご容赦を(笑)

さて次回予告「除草除虫本論」と仰々しく銘打ったわけですが、そんなに大したモノではありません^^;
(農業ではなく自然の)基本をおさらいしましょう、というだけの話です^^

自然の法則に抗えるほど人間は大した存在ではなく、森羅万象に対して謙虚さが必要です。


そこでまず草と虫の関係から。

この二者は切っても切れない大法則ですね。
もし切れたとしたらそれはどこぞの覇王ではありませんが「ぺんぺん草1本生えない」荒野なワケです。
荒野で作物なんかできません。
荒野で農業を始めるなら野草を生やし、緑を定着させる事がまず必要なのですがなんと日本の四季の恵まれた事か。。。

で、視点を田んぼに戻しますと、野草がないと畦畔が崩壊し、利水に多大な影響が出ます。
その利水を管理する事こそ「環境保全」の大きなテーマなのです。
水がなければ「水田」ではありませんよね。

最近では除草剤をまくより、草刈りをした方がトータルでコストパフォーマンスが高いというのを有能な担い手さんは気付き始めてますね。
トリマーを始め一昔前に比べて「除草」の機械はすごい勢いで発達しています。
前時代的なマンパワーではなく、環境破壊もせず、というのが次世代の農業のあるべき姿でしょう。

おっと既に長文の予感が(笑)

ちなみに草が1本でもあればそこに「害虫益虫」共に発生します。
なぜか?それは草というのは虫の住処だからです。これも大法則ですね。

そして虫害が嫌だというなら「除草剤」ではなく「殺虫剤」をまかなくてはいけません。
そもそも除草剤をまいて虫が減らないとか「使い方がおかしい」としか言えません。
草を減らす事で虫が減る、それはあくまで二次的な作用なのです。

もし虫をゼロにしたいのなら年中草一本ない状態、つまり「荒野」にしなければいけないのですが、荒野を作る為には何回除草剤をまかないといけないのでしょうか?
そんな事をやっていたら残留農薬がすさまじい事になります。
コンプライアンスの面から見ると下手すれば薬剤の「不法投棄」の線も出てきてしまいます。

そもそも農道や畦畔、水路は公共財です。
公共財に「除草剤」のみならず「殺虫剤」を無造作にまくとか、非常に「公共の利益に反する」行為だと思うのですね。


さて、技術指導系の職員さんが最近良く言う事は

「草刈りをして虫の住処を減らしましょう」「草刈りをすると虫を水田内に追い込むので穂が出るタイミングでの草刈りはやめましょう」

…ごもっともです。
が、大事な(?)事が抜けてますね。除草剤をまいたらどうなります?

何年も虫の動向を追った結果はっきりと確信しました。
草刈りよりも除草剤をまいた方が圧倒的に虫の拡散が多いです。
草刈りしても緑(=住処)は残りますが、薬剤処理をすると文字通り「根こそぎ」住処がなくなります。
センチメンタルな言い方をすれば虫は「住処を追われて」水田に散っていくわけですね。

そしてそもそも水田地帯の緑の大半は人間の都合によって育てられている「稲」です。
稲こそが害虫の住処であり、虫のいない綺麗な(?)稲など存在しません。
「うちの稲は綺麗な稲だ、害虫の被害を受けている被害者だ」なんて意識では昨今の異常気象や環境保全に対して余りにも無力です。
人間が稲を育てる行為こそが害虫を増やしているのです。
害虫を減らすには、、、稲を育てるのをやめればいいのですよ(笑)
実際に輪作をすると、色んな意味でとても良いです。
安定的な稲作を求めるほど薬剤耐性害虫や薬剤耐性雑草が増え、生態系や植生が異常を来たす、自然はそのように出来ています。

ちなみに全国の有能な農家の名誉の為にお断りしておきますが、私は決して薬剤を全否定しているわけではありません。
薬剤の使い方が上手な農家も全国には多々いらっしゃいます。
使うならええ塩梅(適正濃度と散布時期)で上手に使いましょうという事です。
大事なのはいかに虫を減らすかではなく「いかに散らさないか」なんです。
これが水田の技術として長らく無視されてたものです。
何故か?薬剤メーカーや販売者が困るからじゃないですか?(笑)
この辺は原材料や添加物表示にも共通しますね。

そして一番虫を散らすパターンは

「中途半端に緑と虫を増やしてから除草剤をまく」

これですね。(しかも長期間持続する)
こんな事を稲刈り直前にやられたらたまりません。
自分の田んぼから虫(しかも耐性害虫)を追い出せばそれで良い、他の田んぼなど知ったことか、そんな「ババ抜き稲作」が成立するのは雪国だけです。

(これ、今まで知らず知らずにできていた自然の力による「雪国スペシャル防除」が、温暖化によって近いうちに使えなくなると予言しておきます
 要は雪国の稲作農家の怠慢です 詳しくはまた改めて。)

虫をゼロにしたいなら雪が溶けたらすぐ除草剤と殺虫剤をまいて、年間通じても冬までは毎月まく位しないと完璧とは言えません。
が、一般的な米農家さんはそこまでのコストもモチベーションすらもなく、非現実的なのはいうまでもありません。
除草剤をまくだけで済ましたい、という人間の欲がどういう事態を引き起こしているのか自覚がない方が多いような気がします。

有機農業をやっていますと何かとスケープゴートにされる事が多く、酷いのになりますと「お前んとこの田んぼなんか虫だらけだからビニールシートかけて密封しちまえ」とか言う方もいらっしゃいます。
自分が一番虫を散らかしているのに(笑)


【追記】
予言どおりです。
2016年は小雪と気温の影響で虫も草も大量に越冬しましたが(史上初かも!?)、ご自分の田んぼから追い出した普通の年であれば冬に死滅したはずの虫が、ご丁寧に乗り入れ口からご自分の田んぼに戻っている。
これは慣行稲作で農薬を適正使用してないのが一番の原因です。
もっと技術や意識を向上させてもらわないと、近いうちにいずれ新潟全体の問題になります。
【追記ここまで】


という現場の少々エグい話になってしまいましたが、環境保全というのは生半可な努力では出来ませんよ、というお話でした^^
こういう話をしたあとはお寿司を食べるに限ります♪
Profile

松木長生

農薬は絶対使わ無い!
肥料は有機質肥料のみ!
味と安全の新潟こしひかりの
松木農場です!
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※ただいま若社長が代筆しております

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