こんにちは、二代目です^^

今回は気にする方も多い「放射能」についてです。
もうすぐ震災から2年、私も避難民ですから思うところは多々あります。
(もっとも陸前高田や双葉といったもろ被災地に比べたら、私なんかが被災者面したらバチが当たると思いますが)

以前から放射能検査をしないのかしばしば問い合わせを頂いていました。
ご存知のお客様もいらっしゃいますが、結論から言いますとSv、Bqどちらもやっております。
CCI20130126_00000
(問い合わせたところ実際の測定装置の検出限界は1Bqよりも遥かに小さいとの事でした)
ただ今まで出してなかったのはまさに「思うところ」があるからだったのです。

数字の一人歩きによって福島では本当に辛い目に遭いました。
本当に数字の意味を正しく理解しているのか?数字から正しく事象を読み取れるのか?自戒も含めて放射能の問題は非常に難しいと思うのです。

新潟県では先日原発再稼動の是非を住民投票で決めようという事で議案が提出されましたが、県議会では「国政で判断するべき問題を地方自治体で判断するのはおかしい」という旨で否決されました。
放射能検査も図式が似ていると思いませんか?
県が検査をして「県内全ての市町村で検出せず」といっている状況で個人がどこまでやるべきなのか?

今回この分析証明書を出したきっかけというのは、昨年とあるお客様がおせっかいなどではなく本当に松木農場の事を心から心配して下さり、またこれからも安心して松木農場のお米を食べ続けたいと言ってくれたからです。
あの言葉は私の心を打ち、あれからずっと考えていました。

私はお米は白いキャンバスだと思っています。
(あ、玄米だと藁半紙のキャンバスかな?)
そしてそのキャンパスに何を描くのかはお客様の自由だと思っています。
だからこれ以上私は何も言いません。