2009年07月31日
2009年07月16日
2009年07月15日
玉栄家純米三姉弟

「ニガッ」っていうのが大好き!
あっ、ただニガイだけではだめよ、旨みと絡みあった中の「ニガッ」じゃないと。
さて、スペックほぼ同じの玉栄純米燗の飲み比べ。
日置桜、辨天娘、七本槍をお猪口に入れて並べてみる。
色は、日置桜が一番ついてる。
味は、七本槍が一番淡い。
全体的なまとまりがいいのは日置桜で、この三つの中では、姉御な感じ。
姉御といっても、和田アキ子みたいなんじゃなくて、色艶のあって可愛らしいとこのある姉御ね。
辨天娘は、スキッとする分、玉栄の「ニガッ」が最後まで残って、細身で譲らないところのある娘さんをイメージする。
七本槍は、玉栄の「ニガッ」より旨みがやや勝り、甘えん坊な少年だね。
玉栄家の長女は日置桜、次女・辨天娘、末っ子長男が七本槍かな〜。
ってことを、一人ニヤニヤ妄想してた。
ら、シーちゃんに「キモチ悪い、何?」って言われた…(^^;)
★Rumi★
http://blog.livedoor.jp/matunoya_c/
寺田本家さん


菩提もと造り、正直まだよくわかりません。
と、前置きして。
香取・五人娘・醍醐のしずく・玄米酒むすひ・しぼったまんま・自然のまんま
これらのお酒を全量無農薬低農薬の米を使い、きもと造り菩提もと造りで造っています。
今回は、菩提もと造りについて見せていただきました。
日本酒を造るには「酒母」が必要です、それもしっかりした健全な酒母。
健全な酒母は、まず乳酸菌による発酵があり必要のない菌が淘汰され、その後酵母が活動し始める、という順番です。
菩提もと造りの酒母は、水の中で乳酸菌を取り入れ発酵がおこります。
ちなみに、きもと造りはお米を摺って乳酸菌を取り入れ、速醸もと造りは人工の乳酸菌を添加します。
上の写真は、タンクに水1斗:白米9升の割合の中に炊いた白米1升を入れた袋を浸けてあります。
1日1回、手で袋を揉み乳酸菌が活動しやすい環境を作ってあげると、3日ほどしてどこからともなく乳酸菌がやってきます。
乳酸菌は空気中にも人の体にも自然といます。
男性より女性に多くいるらしく、女性が男性を求めるより男性が女性をより多く求めたり、母親を強く想ったりするのは、ひょっとしたら乳酸を欲しているのかもしれない…と…解釈できないでもないような…(笑)
さて、こうしてできた水が、乳酸菌がわんさかいる「そやし水」で、仕込みに使います。
そやし水、飲んでみたら、酸い匂いのする酸っぱ水でした。
聞いていたほど臭くはなかったけど美味しいものではありませんでした(笑)
未だ、菩提もと造りがよくわからない私ですが、興味は増しました。
簡単ですみませんm(_ _)m、また伺えることを願って精進します。
下の写真は種麹です。
緑色のは菌です。
酒雑誌や酒の本で、杜氏が広げたお米に何かを振りかけている写真を見たことがあると思います。
麹菌を振りかけて麹米を作るのですが、どこのお蔵さんも種麹は麹屋さんから買います。
麹屋さんは全国に13軒ほどあり、まさに一子相伝でその作り方はいっさい秘密です。
藤田千恵子さんが、麹屋さんの取材をしたことがあるそうですが、「どうして取材を受けたんだ!」って思うほど、教えてくれることは少なかったと仰ってました。
その種麹を藤波杜氏は作っていました。
稲を干しておくと色んな菌がやってきて、必要のない菌は椿の葉などの燃えカス?で淘汰するそうです。
食べてみたら、ほんのり甘いポン菓子のような食感でした。
2009年07月07日
成田山新勝寺



5日(日)
寺田本家さんへ蔵見学に行きました。(報告は頭を整理してから…)
帰りに成田山新勝寺へ。
さすがに大きなお寺さんだけあって参道も鰻やさん甘味やさん、小物やさん竹細工屋さん、着物やさん造り酒屋…色々なお店が並んでいて楽しかったです。
まずは藤波杜氏オススメの鰻や・川豊さんで鰻重に鯉の洗いと鯉こく、いただいたお酒で空腹を満たしました。
お腹をいっぱいにしたら成田山新勝寺へ。
亀を見たり猫を触ったり、絵馬を見たり…成田山は縁結びでも有名らしく「素敵な殿方に出逢えますように」などと、望み薄そうなお願いが多くありました(笑)。
いや、人のことを笑えないか、私(^^;)
みんな浴衣での遠出だったので、帰り道は若干グッタリ気味(笑)
なので二次会はなし、それぞれ帰路につきました。
楽しい一日でした。
しかし成田は遠いです…しばらく電車に乗りたくないと思いましたもん。
2009年07月02日
2009年07月01日
7月1日、下駄の日( ?)


7月です!
思い存分に下駄が楽しめます(笑)
今日から私も、下駄出勤、涼しいです(^^ゞ
さて、先日、浅草まで下駄を買いに行ってきました。
★雨にも対応できるもの(爪皮がつけられる形のもの)で、艶やかなもの
がポイントです。
爪皮とは、雨や雪が降ったときに爪先が濡れないようにカバーするもので、ゴムで下駄の歯に引っ掛けて使います。
なので時雨下駄や雪下駄は写真のような形です。
ハネアゲもなく多少の水溜まりにも平気な形です。
浅草まで行くすがら、お着物さんを5〜6人見かけました。
私の頭は下駄のことばっかりだったので、さりげなく足元チェックです。
でも、みんなお草履でした。
雨を予想して、傘や雨コートを持って出ても、雨が降りそうだから下駄をコーディネートに取り入れて…とはならないのかな。
着物=草履で、下駄=浴衣というイメージは強いみたい。
でも、下駄って楽しいのよ。
形も豊富だし鼻緒も色々合わせられるしね。
それに着物に下駄って、とても粋っていうかステキでコーディネートの幅も広がって楽しい。
そんでもってお草履より安いしね。
最近私は、紬を着ることが多いので専ら下駄だけど、柔らかものや渋めの訪問着に艶やかな下駄、にも挑戦してみたい。
結婚式や先方さんに失礼になるような席以外では下駄はNGだけどね。
この時期なら、着物に下駄もそれほど気にならずに取り入れられるかも。
浅草の「辻屋本店」さんは、銀座やデパートの相場より3000円〜4000円は安いです。
でもって、好きな形に好きな鼻緒が選べます。
爪皮も、写真のように可愛い柄で1500円でした、某着物雑誌の通販より安いです(^^ゞ
2009年06月26日
内田強力米情報♪
田植えも無事終わり、田んぼの除草作業に精を出されている内田さん。
除草剤は一切使わないので、それはそれは重労働。
ジュロウさんはこの除草作業で筋トレをしているそうです。
さて、そんな内田さんの田んぼに異変が!!
内田強力米の一部が成長著しく、他の強力米より背丈が長いらしいのです。
内田さんと山根社長の見解は「先祖帰りしているのでは」
強力米は鳥取を原産とし、中国大陸や東アジア系のお米と交配されていない純ジャポニカ種と考えられており、日本で最も背丈の高い酒米です。
栽培の難しさから一旦は姿を消しましたが、昭和62年に復活!
その一軒が日置桜さんであるのは、もう皆さんご存知ですね。
強力米は鳥取県の酒米です。
実は酒米は「県独自のお米を」といって次から次へと開発されています。
他県との差別化をする一つの方法のようです。
また地球温暖化や反収のこともあるんでしょう。
けど、なんだか育てやすさや扱いやすさばかり考えて見えて、そこに「エゴ」を感じます。
確かに地球は温暖化で、昨日も鳥取は33度だったらしいけど、内田強力米は先祖帰りしている…
新しいお米ばかりに躍起にならず、昔からあったお米を大事にしていくことにも力を入れていいように思います。
この内田強力米の話を聞いたとき、なんだかワクワクして楽しくて嬉しくて、今すぐ田んぼを見に行きたい気分になりました。
この一部の強力米は、お酒にはせず種籾とするそうです。
この先祖帰りした強力米のお酒が飲めるのはいつになるんだろ…
飲めるときまで、何が何でも頑張ろう(何をだ?)と思いました。
除草剤は一切使わないので、それはそれは重労働。
ジュロウさんはこの除草作業で筋トレをしているそうです。
さて、そんな内田さんの田んぼに異変が!!
内田強力米の一部が成長著しく、他の強力米より背丈が長いらしいのです。
内田さんと山根社長の見解は「先祖帰りしているのでは」
強力米は鳥取を原産とし、中国大陸や東アジア系のお米と交配されていない純ジャポニカ種と考えられており、日本で最も背丈の高い酒米です。
栽培の難しさから一旦は姿を消しましたが、昭和62年に復活!
その一軒が日置桜さんであるのは、もう皆さんご存知ですね。
強力米は鳥取県の酒米です。
実は酒米は「県独自のお米を」といって次から次へと開発されています。
他県との差別化をする一つの方法のようです。
また地球温暖化や反収のこともあるんでしょう。
けど、なんだか育てやすさや扱いやすさばかり考えて見えて、そこに「エゴ」を感じます。
確かに地球は温暖化で、昨日も鳥取は33度だったらしいけど、内田強力米は先祖帰りしている…
新しいお米ばかりに躍起にならず、昔からあったお米を大事にしていくことにも力を入れていいように思います。
この内田強力米の話を聞いたとき、なんだかワクワクして楽しくて嬉しくて、今すぐ田んぼを見に行きたい気分になりました。
この一部の強力米は、お酒にはせず種籾とするそうです。
この先祖帰りした強力米のお酒が飲めるのはいつになるんだろ…
飲めるときまで、何が何でも頑張ろう(何をだ?)と思いました。