記録的な暖冬小雪で終わろうとしている、雪国・新潟。新潟県などが研究開発してきた、ペレットストーブが灯油高騰やCo2削減などから話題となっている。
このストーブ購入に、補助制度を設けている市町村もあり、地球温暖化防止や資源の再利用に参加したいと普及している。
燃料(ペレット)の原料は、間伐材のほか、ダムなどに流れ着いた流木・取り壊し家屋の産業廃棄物・製材所などから出る木材。おがクズや端材なども再生可能なエネルギーとして注目されている。
また、間伐材や雪折れ材なども利活用できる事から、森林の整備・育成にも期待されている。
不要木材などを粉砕し、圧縮して作った固形燃料(ペレット燃料)は、ペレットストーブで使用するが、技術開発で自動着火・ペレット燃料の自動供給・火力調整も可能な手間が省ける構造と進歩した。
灯油並みの価格で、煙はほとんどでない・燃え灰も少なく、家計にも体にも優しいストーブですと、利用者の評判も良い。
関係者は、冬場だけの使用から、通年稼動にむけ、営業用のボイラーや農業用のハウスなどに利用できないか、木質バイオマスの研究開発を進めている。