190416-04190416-05手で触れる国宝の縄文土器(レプリカ)が新潟県十日町市博物館に展示され話題となっている。
このレプリカは、同市内の笹山遺跡から出土したもので、東京国立博物館と同市が共同研究で計測し、3次元データを活用して、陶器メーカーが高精細に制作。
今回制作されたレプリカの王冠型土器は、高さ27.2センチ、重さ2.6キログラム。これまでの火焔型土器(高さ46.5センチ、重さ7.4キログラム)の2点が展示されている。
陶製で触った感覚も実物に近い。
博物館での展示のほか、「大地の芸術祭」や「きものまつり」「雪まつり」などのイベントに合わせて、「手で触れることができる国宝」として活用し、国内外に広く縄文文化を発信される。
指定番号1の火焔型土器は、プロポーションと残存率の高さから「縄文土器の白眉」と称されている。大英博物館(ロンドン)での展示では、日本の原始美術を代表する土器として絶賛された。
新潟県を流れる信濃川沿いでは、縄文時代の「火焔土器」が出土し、国宝に指定されていることから、この火焔型土器を2020年東京五輪・パラリンピックの聖火台に採用してほしいと、十日町市や長岡市など関係市町で連絡協議会をつくり、関係機関に働きかけている。