

この「お米」を使った「日本酒」が今春完成し、4合瓶2本セットで33万円の特別版が販売され話題となっている。
このお酒は、原料の「お米」と仕込みなどに徹底的にこだわり醸造された。これにNFTアートを取り入れ、日本酒の魅力を世界に発信し、その価値や評価の向上に挑戦した超高級品。
これを企画したのは、長野県内在住でフリーランスの編集者の柴茜さん。4月に英国で開かれた酒の国際的な品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2022」の日本酒部門で「リージョナルトロフィー」を受賞した、長野県上伊那郡辰野町の、小野酒造店に提案して完成した。
お米の生産者、戸辺秀治さん(70歳)は、21年前に十日町市松之山に移住し、約70アールの田んぼで、農薬と化学肥料を使わない、人力での米づくりをしている。
噛めば噛むほど味が出て美味しい、この「コメ」は、収穫量が少ない為「幻のお米」と呼ばれ日本一高い「お米」(1キロ当たり約3,000円)として、テレビ、新聞、雑誌などで紹介され話題となっている。
また、地球環境と体に優しい、この「コメづくり」(戸辺農法)を、県内の他、埼玉・長野・千葉、滋賀県など各地に出向き指導にあたり「快適人力農法」の普及に努めている。