新潟県十日町市で昆虫の死骸に生える珍しいカビ「スポロディニエラ・ウンベラータ」が発見され、各紙で報道されるなど話題となっている。
この珍しいカビは、昆虫の死骸に生えるカビで「スポロディニエラ・ウンベラータ」と呼ばれるもので、主にインドネシアや台湾などの熱帯で見つかっているカビの一種。
1996年に茨城県内で国内初の発見後、これまで十数例しか報告がない珍しいカビで、新潟県内では、初めての確認となった。
このカビを発見したのは、同市松之山松口の里山科学館 森の学校「キョロロ」の近くに住む小学生(2年生)で、先月23日に夏休みの自由研究でキョロロの森を散策中に発見した。
くいに止まった状態で死んでいたエゾセミに、直径約2ミリの茶色の球形がたくさん着いていた。何だろうと不思議に思い、母親が里山科学館・森の学校「キョロロ」に照会した。
同館研究員の富塚茂和さん(34歳)は、「スポロディニエラ・ウンベラータ」の可能性が高いと菌類の専門家である筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所の出川洋介准教授に照会し確認した。
貴重なカビは、キョロロで標本として大切に保管している。(写真、無断転載禁止)
この珍しいカビは、昆虫の死骸に生えるカビで「スポロディニエラ・ウンベラータ」と呼ばれるもので、主にインドネシアや台湾などの熱帯で見つかっているカビの一種。
1996年に茨城県内で国内初の発見後、これまで十数例しか報告がない珍しいカビで、新潟県内では、初めての確認となった。
このカビを発見したのは、同市松之山松口の里山科学館 森の学校「キョロロ」の近くに住む小学生(2年生)で、先月23日に夏休みの自由研究でキョロロの森を散策中に発見した。
くいに止まった状態で死んでいたエゾセミに、直径約2ミリの茶色の球形がたくさん着いていた。何だろうと不思議に思い、母親が里山科学館・森の学校「キョロロ」に照会した。
同館研究員の富塚茂和さん(34歳)は、「スポロディニエラ・ウンベラータ」の可能性が高いと菌類の専門家である筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所の出川洋介准教授に照会し確認した。
貴重なカビは、キョロロで標本として大切に保管している。(写真、無断転載禁止)