2005年10月03日

蝉しぐれ

忘れようと、忘れ果てようとも、忘れられない想い第229回

★★★★☆(劇場)

 正しいことを正しいといえず、正しくないことも正しくないといえない現代社会。

「力」に迎合する者が重宝され、正直者は損をする。

 今ある輝きに目を奪われ、未来を照らす小さな希望に目をくれない現実。

 この「蝉しぐれ」は、藤沢周平の原作を映画化した時代劇だ。

 ところが、ここで描かれていることは現代に通じるものがある。それは映画化された「たそがれ清兵衛」(2002)、「隠し剣、鬼の爪」(2004)がそうであったように、藤沢作品の多くが歴史上の人物ではなく、表舞台には立たない普通の人々を描いていることに起因する。

 そのことによって、バブル経済崩壊後の日本のサラリーマンたちと似た、会社という後ろ盾に「裏切られる」逆境という立場と符合するのだ。

 これはもちろん生前の藤沢周平自身が意図したものではないと思うのだが、普遍的な社会問題が時代と一致した結果なのだろう。

 リストラや倒産といったメタファーは、江戸時代の封建制度が会社の仕組みと酷似していることからも読み取れる。

 そこを見抜いて「たそがれ清兵衛」を製作した山田洋次の英断がなければ、このような時代劇映画の製作は不可能だっただろう。

 この作品における唯一の不安材料は、監督の黒土三男だった。

 彼の名前を見たとき、映画やドラマのファンは或る人物の存在を否応にもイメージする。

 それは「長渕アニキ」だ。

 黒土三男は「親子ゲーム」、「親子ジグザグ」、「とんぼ」という長渕剛テレビドラマ3部作の脚本を手掛け、「オルゴール」(1989)、「英二」(1999)というシリーズを監督した人物。長渕剛とは切っても切れない関係にある。

 人の優しさや仁義を描く才能はある、しかしそれが時代劇に昇華させられるのか?ここにおおいなる不安があったのだ。

 ところが、そんな危惧は徒労に終わった。

「蝉しぐれ」は、日本人が本来持ち合わせる私利私欲に動かない気高さと、忘れかけた気品を復活させ、四季の風景を美しい映像で見事に映し出した傑作。

 それだけではない、痛みを伴うリアルな殺陣場面は決してかっこよくないからこそ、人の命を奪い、そして助けることの「重さ」を感じさせる出色の見せ場に仕上がっている。

 父親の不当な汚名に耐え、初恋の相手と思いがけない再会を果たす主人公の生き様は、非情な運命にも逆らい、誠実な道を選び、苦境を自ら切り開くからこそ共感できる。

 そこに私利私欲はなく、全体のために一番いいことを選択するからこそである。

 映画の前半に登場する「坂」は、苦難の象徴として登場する。

 囚われた父に会うため坂の階段を上がってゆく主人公は、父への想いを伝えられなかったことを後悔する。また、ひとりでは越えられない「坂」=「苦難」を助けてくれた相手が、最後、坂を下るところを見送る点にも「後悔」への回答が用意され、主人公の誠実さが結実される。

 効果音としての「蝉しぐれ」もまた、何かが終わることを予期させ、決して「幸せ」の象徴ではなく「苦難」の象徴として挿入される。

 鳴いても鳴いても人の心に届かないのは、叫んでも叫んでも人の心の叫びが届かないことでもあるように読み取れる。

 脇のキャラクターが使い捨てのように描かれているのが残念で、子供時代の描写が長すぎる割に父と子の「絆」があまり見えてこないきらいもある。

 だが、長渕作品で主人公が不当な扱いに耐えた末に断罪するように、この映画でも「権力」に立ち向かう場面の素晴らしさは筆舌に尽くせない。それは映画俳優としてあまり恵まれていなかった市川染五郎の当たり役とも言うべき好演の賜物。

「動」よりも「静」に実力が発揮されるのは、彼のバックグラウンドに基づく「佇まい」=「立ち振る舞い」によるところが大きい。

 また、岩代太郎のスコアの美しさは相変わらず見事。美しく切ないメロディラインの一青窈が歌うイメージソング「かざぐるま」を劇中使用しなかった点も評価できる。

 時代を生きるシンガーの音楽を使うと、後年鑑賞したときにどうしてもその年代を思い起こしてしまう。結果、この作品に一青窈の歌をあえて使用しないことで、時代的な普遍性をこの映画に与え、これから何年も作品の良さが色あせないことになるだろう。

 東宝作品でありながら、東映時代劇のような粗い前半の展開が嘘のように、終盤の情緒溢れる描写には感嘆する。

「会話」も「位置」も「間」を重視し、雑音を排除しながらも緊張感を持って感情を盛り上げてゆく。

「忘れようと、忘れ果てようとしても、忘れられるものではございません・・・」

 それでも素直に心の内を語れないラストの文四郎(市川染五郎)とふく(木村佳乃)の会話は切なく、心に季節はずれの雨を降らせ、感涙させる。

 それは過ぎ去った時間が積み上げた「後悔」によって押しつぶされていた感情。何も生み出さない「邂逅」はまた人生の真理でもある。

 後悔先に立たず。

 時代ゆえ、触れることも許されず、名を呼び合うことも躊躇われた彼らの想い。

 その琴線に触れ、我が心、蝉しぐれ。



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この記事へのコメント
こんにちは!
山田作品の2作もそうでしたが、立ち居振る舞いの美しさに自然と目が行きます。
染五郎はさすがに佇まいが自然でした。
何十年もかけて身に付いたものをかんじます。
Posted by ミチ at 2005年10月03日 07:27
はじめまして^^和風花と申します
TB返しいただきありがとうございました。

★かなりいい評価なのですね〜嬉しいです。
私も「かざぐるま」を劇中に挿入されていなかったのが、かえって良かったと思う一人です。
時代に流されない、日本人の気高さに感動した作品でした。
Posted by 和風花 at 2005年10月16日 18:50
四季折々の美しい風景に織りなす下級武士の
素朴で凛とした生き方・・決して人を裏切らない誠実さ
そして何時までも思い続ける純粋な愛に
★忘れかけた日本人気質を思い出させてくれた
とても良い映画でしたね〜*^^*---☆!
Posted by sati at 2005年10月17日 00:47
こんばんは。
四季の美しさもさることながら、行間を読む、語り過ぎないという日本人の美徳をうまく表現したよいつくりだったと思います。
たまにはこういう映画もいいな、と。
そんなわけで。
Posted by sachi at 2005年11月06日 21:57