2006年03月04日

ホテル・ルワンダ

虐殺の結果、今尚94年当時の人口には戻っていないという第381回

★★★★☆(劇場)

 明石家さんまは、大竹しのぶとの間に出来た子供の名前を「いまる」と名付けた。
 
その由来は「生きてるだけで丸儲け」というものだった。

 当時のマスコミは自分の子供の名前にまで芸人根性丸出しのさんまの言動を「いいかげん」と揶揄した。

 最近大竹しのぶが出版した自伝「私一人」を読むと、詳細は書かれていないが、そこに書かれている事実の行間を読むと「いまる」という名前に託した明石家さんまの胸打つような「希望」が伺える。

 再婚を決意した大竹しのぶは明石家さんまとの子供を人知れず一度流産していたのだ。「生きてるだけで丸儲け」という名前に「生まれてきただけでも十分幸せ」という意味が込められていることは想像に難しくない。

 我々の多くは五体満足で平和な社会を「生きる」ことがどれだけ幸せなことか、自分たちの不平不満がどれだけ命の危険なく「生きる」事と比べれば大したことがない事なのかが実感できないでいる。

「ホテル・ルワンダ」は民族間の争いが元となって1994年にルワンダで起こった大虐殺を題材にした作品。

 映画の主人公であるポール・ルセサバギナ(ドン・チードル)は実在の人物で、彼は殺戮が始まると自分が支配人を勤めるホテルに民族を問わず匿い、結果1200人の命を救った。

 ナチスドイツからユダヤ人を救ったオスカー・シンドラーの偉業は「シンドラーのリスト」(1994)として映画化され、日本のシンドラーと呼ばれた杉原千畝の功績は昨年放送された反町隆史主演のテレビドラマ「日本のシンドラー杉原千畝・六千人の命のビザ」や、アカデミー賞を受賞した短編ドキュメンタリー「ビザと美徳」(1997)で紹介されているのと同様に、この映画でもポールの捨て身の行動が観客の心を鷲づかみにする。

 それは彼の行動が偉大であるだけでなく、この映画を製作した製作陣や俳優たちの魂が込められているからだ。その心の訴えは、作品に触れれば否応に感じ取ることが出来るだろう。

 また「ホテル・ルワンダ」は昨年のアカデミー賞主要部門にノミネートされながら無冠に終わったために日本での公開が見送られ、未公開扱いになるはずだったのだが、ネットを通じた署名運動によって日本公開が決まったという経緯を持っている。

 この、実際の当事者たち、映画製作者たち、映画ファンという三位一体となった「想い」がこの映画には詰まっている。

「映画は娯楽だから堅苦しい話は見たくない」という方には不向きな作品ではあるが、この映画を鑑賞することなく批判することが愚かであることは、この映画を見ればよくわかるはず。それは映画の内容の好き嫌いは別にして、この映画で描かれている問題に目を逸らすという「無関心」という罪がいかに重いかがこの映画の中でも大きく取り上げられているからだ。

 劇中ホアキン・フェニックス扮するテレビカメラマンのジャックが、「ホテル・ルワンダ」という映画の何たるかを如実に語る場面がある。

 ジャックはホテルで出会った二つの種族の女性を前に「違いがわからない」と話す。

 そう、違いなどないのだ。

 現在では差別となるためにその線引きがご法度となっている二つの種族は、鼻の形や顎の形といった外見からかつて占領時代にベルギー人が定義づけたといわれており、民族的な違いは本来ないとされている。

 一般的に日本人と中国人の違いが判らないという欧米人同様、我々日本人から見てこの二つの種族の違いは(特徴を知っていても)殆どわからない。つまり人間によって植えつけられた「常識」が階層格差を生み、そこに生まれる積年の「怨み」や「憎しみ」が「虐殺」という行動を促していたのだ。

 人間同士の争いの種は、やはり人間がばら撒き、育て、刈り取るという構図がこの映画の持つ「恐怖」の正体となっている。

 また虐殺場面を決死の覚悟で撮影したジャックは、ポールから「撮影してくれたおかげで世界が、この悲劇に注目してくれる」と感謝されるが、自嘲的にこう語る。

「この虐殺が映った映像が全世界に流れても、人々は、恐ろしいことだと言ってまたディナーを続けるだけだろう」と。

 この映画でやるせないのは、対岸の火事は見物で十分という世界の「無関心」にある。

 世界はルワンダの悲劇を知って手を差し伸べるどころかトラブルから「手を引く」ことを選ぶ。

 さらに何も出来ない国連平和維持軍は「維持」が任務だから専守であり、むやみな発砲さえ出来ない。この「限界に」悩み、恥じるニック・ノルティ扮するカナダ人大佐が、見返りを求めない実直さを見せるのがとてもいい。時に客観的な言動で冷たくあしらいながらも捨て身の行動に出る終盤の活躍が決してヒーローとして描かれていない点に好感が持てる。

 もちろん世界を救うことは誰にだって出来ることではない。人それぞれに個々の生活があり、それで手一杯であることは仕方のないことだ。ジャック同様に何かをしたいと思って出来ないという「もどかしさ」は「無関心」よりも尊いはずだと僕は信じたい。

 それは、この「ホテル・ルワンダ」という映画を世界中で鑑賞する人間のほとんどが命の危険という「悲劇」とは無縁の生活を送っているはずだからだ。この映画から何かを感じることは、同じような悲劇を繰り返さないことに繋がるはずなのだ。

 ドン・チードルの熱演はもとより、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、カーラ・シーモア、ノンクレジットで出演したジャン・レノなどが「見返りを求めない善意」を体現しているのがいい。さらにワイクリフ・ジーンの「ミリオン・ヴォイセズ」など心揺さぶられる素晴らしい音楽も必聴の出来。

「父の祈りを」(1993)など魂の叫びを感じさせる脚本を手がけてきたテリー・ジョージにとって初の監督作となる本作からは、彼の熱意が全編に迸っている。それはエンドロールにポール自身が顧問として参加していることが記載されていることからもわかる。

 かつてNHK制作で「なぜ隣人を殺したのか」(というタイトルだったと思うが、不確かなのでご存知の方はご指導下さい)というドキュメントが放送されたことがあるのだが、その中で「ラジオ」が大虐殺の大きな要因となったことを分析していた。

 この映画でもラジオ放送によって煽動される民衆の姿が映し出されている。

 あえて殺戮場面を描かず、群がる暴徒の姿で「恐怖」を表現した監督の演出手腕は見事だ。

 この「恐怖」の正体は、「殺戮」に手を貸したのが軍人などではなく、民衆 つまり一般市民であった点にある。それまで「普通の一般市民」だった人間が周囲に煽られ、群集心理によって「殺人マシーン」へと変貌する人間の闇の恐さ。

 彼らもまた「無関心」によって何も考えず、ラジオから流れてくる「声」に従うだけだという愚かさがある。それはまさに「ハンメルンの笛吹き」という寓話が悪夢となったようにも思える。

 それはいづれ我々自身がそうなるとも限らない「恐怖」でもある。

 多数決の原理、階層意識、暴力によって生まれる暴力、これらはみな個々の人間の弱さが形成するものだ。

 つまり「己の敵は己の中にいる」のだ。

 ポールもまた「自分の家族だけ助かればいい」と自分のためだけに私腹を肥やそうとしていた。その自己反省に基づく善意であるからこそ、「ホテル・ルワンダ」は我々の胸を熱くさせる。

 そして「生きる」ということの重要さにおいて「生きてるだけで丸儲け」と思わせてくれるのだ。



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この記事へのコメント
こんにちは、せんかいへきです。
いつも、感心しながら、読ませていただいております。
コメントを書き込むのは、おそらく、初めてだと思います。

NHK制作のドキュメントとは、
NHKスペシャル『なぜ隣人を殺したか〜ルワンダ虐殺と煽動ラジオ放送〜』のことですね。

『ホテル・ルワンダ』に関しては、映画の内容はもちろん、上映までの道のりや、
小さな映画館にできた長蛇の列に並んだ経験などとともに、
私にとって、忘れられない映画となりました。

明後日は、アカデミー賞の発表ですね。
まつさんの記事、楽しみにしております。 それでは、また。
Posted by せんかいへき at 2006年03月04日 13:42
いまるちゃんには、そんな意味があったのですか。
常々、変わった名前やなーと思ってたもので。
前々回のNHK朝ドラ「わかば」のお婆ちゃんが言ってた名セリフと同じだったんですねー。
ウチも結構苦労したので、「授かっただけでも十分幸せ」というのはよくわかります。その思いを忘れないようにしています。

Posted by aq99 at 2006年03月05日 19:42
>自己反省に基づく善意であるからこそ、「ホテル・ルワンダ」は我々の胸を熱くさせる。

同感です。
内省的で、メッセージ性を極力排した演出は、かえって私たちにいろいろなことを考えさせてくれますね。
Posted by マダムクニコ at 2006年03月09日 06:30
平和な日本では、社会派の映画はそんなにも受けないと、関係者に言われる事って、考える必要が在るのだと思いました。『知らない事』が罪でもあると映画は語っています。色々と考えさせられる映画でした。撮影がどのように進められたのかが知りたいです。TBさせて頂きます。。。。
Posted by sea1900 at 2006年03月11日 00:39
まつ様
TBさせていただきました。
ようやく映画を観られることができました。号泣しました。
無関心でいることの罪、生きているということの素晴らしさと、命の大切さを想像できない昨今の殺伐とした出来事。
ルワンダだけの問題ではなく身近な問題だと思いました。
レビューのご紹介を快く承諾してくださって本当にありがとうございました。
VMチーフ
Posted by 『凝理道』奮闘記 at 2006年07月03日 02:10