戦国時代をテーマにした本や雑誌、ゲームなどが最近、数多く出版され、「戦国ブーム」は今なお続いている。
戦国武将の人気投票なども行われ、毎年、1-2位を争っているのが、真田幸村(本名・真田信繁)だ。
今年の大河ドラマ「真田丸」でも描かれ、幸村人気は不動のようだ。

大阪冬の陣・夏の陣の活躍はめざましく、敗軍の将でありながら、圧倒的少数でありながら
「日本一の兵(つわもの)と言われ、徳川家康の首を取るまであと一歩のところで逃がすほど
の戦いをしたことが後世の語り草となっているようだ。自分も心魅かれる武将の一人だが、
真田幸村への思いの根底にあるものは、彼が関ヶ原の戦いに西軍に属したことから、敗者
として幽閉され、人生の20-40代の15年間という重要な期間を不遇に過ごしてきたという
ことだ。仕事の活躍も場もなく、経済的にも困窮を極めると、精神的にもダメージを受け、
どんなに良い素質も持った人もくさるのが世の常。いつかチャンスの到来する機もあると、
不遇時にも研鑽を深めることは、なかなかできることではない。山の中に幽閉されつつも、
モチベーションを持ち続け努力を重ねたからこそ、大活躍の場があったのだと思う。

どう生きるか、どう死ぬのか、ぎりぎりのところで考え、行動したことが、400年を超えた
現代にも、ストレートに伝わってくるからこそ、「戦国時代」は魅力的なのかもしれいない。
どんな立場の人たちにも、日々努力と研鑽を重ねれば、必ず「活躍」の場は来ると信じている。