2007年08月26日

【外国為替市場概況】米FRBの利下げ観測が後退、ドルは上昇

【外国為替市場概況】米FRBの利下げ観測が後退、ドルは上昇

 ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)23日の外国為替市場では、世界的に株価が上昇し、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に1回以上利下げをするとの見通しが後退するなか、ドルが円に対して上昇した。

 アジアや欧州市場で株価が急上昇して、リスク志向が復活し、円キャリー取引の再開が誘発された。

 このため、ドルは、ここ1週間余りの最高値にあたる117円15銭近辺まで上昇した。円は、英ポンド、ユーロなどの高金利通貨に対しても下落した。

 しかし、円相場はおおむね株式相場動向に沿って推移し続けており、ここ数週間の混乱や世界的な流動性の収縮懸念を受けた不安が続いていることが示されたと、アナリストは述べている。

 北米市場の取引時間には、ダウ・ジョーンズ工業株価平均が前日終値を下回る水準で緩やかに動くなか、ドルは円に対して上げ幅の一部を消した。

 UBSの為替ストラテジスト、ソフィア・ハーディー氏は、「円相場は、株式相場に沿って動いているようだ。しかし、少なくとも今のところは、リスク回避の動きが全般的に小休止して」おり、このため円が高金利通貨に対して下落しているとも述べた。

 バンク・オブ・アメリカは、米住宅金融最大手のカントリーワイド・フィナンシャルの株式20億ドルを取得すると発表した直後から、世界的に株価は上昇した。この報道を受け、カントリーワイド・フィナンシャルの破たんに対する懸念が後退した。

 金融市場が比較的安定化するなか、短期金利先物市場では、最近の金融システムの問題に対応するためにFRBが利下げをするとの見通しが、後退し続けた。

 FRBが利下げをすると、利回り志向の投資家にとってはドルへの投資妙味が後退する。そのため、FRBの利下げ見通しが後退すると、ドル相場は上昇することが多い。

 金利先物市場では、FRBが次回9月18日の政策決定会合かそれ以前に、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.25%引き下げ5.00%にする可能性が引き続き織り込まれている。しかし、FRBが年内に1回以上の利下げをするとの見方に、投資家はもはや確信を持っていない。

 日本銀行が政策金利を0.5%に据え置くと決定したことも、円相場を圧迫した。

 ドルは、円に対して上昇したが、ユーロに対しては狭い値幅にとどまり、やや下落して取引を終えた。最近の世界市場の混乱を背景として、欧州中央銀行(ECB)が9月上旬の会合で利上げを見送る可能性についても、投資家は見極めようとしている。

 世界各地の市場が「通常の」状況に近づき、リスク志向が回復したため、新興市場国通貨は23日に力強く上昇した。

 ドルは、ブラジル・レアルに対して1週間余りで初めて2.00レアルを割り込み、カナダ・ドルに対しては8月9日以来の安値1.0476カナダ・ドルまで下落した。英ポンドも1週間ぶりに2.0000ドルを上回った。

 NY市場終値 23日17時50分 (22日17時50分)

 ドル 116円28-31銭 (115円35-40銭)

 ユーロ 1.3563-66ドル (1.3548-50ドル)

 英ポンド 2.0055-58ドル (1.9931-36ドル)

 スイスフラン 1.2069-72フラン (1.2061-63フラン)

 ユーロ 157円72-76銭 (156円28-33銭)

 豪ドル 95円26-32銭 (93円26-32銭)

 英ポンド 233円12-32銭 (229円84-90銭)

 カナダドル 110円40-45銭 (108円61-66銭)

 NZドル 82円57-68銭 (81円45-53銭)


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