2013年05月

2013年05月25日

2013.5.11. 栄ミナミ音楽祭 ~その4~

続きまして、椛島恵美さん。
14:30~15:00 @松坂屋本店にて。

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1. ミカンセイ
2. 虹のように
3. 地球の裏側のお話


3曲目の「地球の裏側のお話」。
この曲を聞くたびに、思うことがある。
この曲のタイトルは、確かに「地球の裏側」とあるけれど、
本当の「地球の裏側」は、1m お隣なのかもしれないな、と。

日本という国は、先進国の1つとして経済大国の1つとして、
世界の中では繁栄している国であると言える。
確かに、豊かだ。
しかし、それ自体で幸せになっているか? と言われると、
必ずしもそうではないような気がする。

地球の裏側の人の思う幸せは、僕らのそれとは異なる。
身近にある幸せ、遠くにある幸せ。
それぞれ異なるものなのだろうけど、比較することはできない。
「勝ち組」「負け組」という二項構造でひとくくりにできない、
それこそ、連続的・スペクトラム的なものなのだろうと思う。
そういった思想は、今では少し時代遅れなのか、
なかなか分かっていただけないのは、少し悲しくもあるのだが。



(2012/12/26 船橋ミライシアターにて)

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2013.5.11. 栄ミナミ音楽祭 ~その3~

やばい。
更新をサボってしまった。。。



続きまして、高橋涼子さん。
13:30~14:00 @LACHICにて。

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1. 一人歩き
2. 守ってください
3. いいんだ
4. さみしがり屋のひとり好き

4曲目の「さみしがり屋のひとり好き」。
タイトルからして、
「それって自分のことじゃんか!」と思っている。
歌詞にもあるが、
「苦しいのよ 合わせるのは」というのは、
自分の生きにくさを代弁しているような気がしている。

幼いころから、自分の思ったこと・感じたことをぽんぽん言ってしまう。
無論、悪気はない。
ただ、他人との「距離感」を適切に把握することができず、
「空気読めよ」とか言われてしまうわけで
(これもアスペルガー症候群の典型例だとか)。
それがずっと積み重なっていけば、
「いいや、ひとりで」ということになる。
当たり前だが、この「いい」というのは否定的な意味合いである。
自分が望んで「いい」のではなく、
望まないのにそうせざるを得ないから「いい」なのである。
「空気を読め」とか言われるくらいなら、
ひとりでいて、心理的に安定していた方がずっとマシなのである。

でも、本当はそれが本音ではなく、
一緒にいたいというのが本音である。
論理的には矛盾しているのであるが、
しかし、そうした矛盾が心の中で戦っている。
その矛盾を奏でたのがこの曲である。
歌詞も分かりやすく、ストレートである。



(2012/12/27 ららぽーと TOKYO-BAYにて)

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2013年05月19日

2013.5.11. 栄ミナミ音楽祭 ~その2~

やばい。
気がついたら、もう1週間経過してるやん。



さて、各アーティストの様子をレポします!

まずは、浅羽由紀さん。
12:30~13:00 @LACHICにて。

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1. 大好きだったあなたへ
2. 毛布
3. 藤色の風


今回のイベントで、大雨を連れてきた張本人(笑)。
ここまで来たら、イベントでも、
「雨女」として自虐ネタにしてしまい、笑いを取るあたり、
さすがといった感じすらした。

1曲目の「大好きだったあなたへ」。
明るい感じのメロディであるがゆえに、
悲しさや淋しさをかえって感じ、つい、昔の僕を思い出してしまう。

「弱い自分を見つけてほしかった」と歌詞にあるのだが、
これは、昔の僕も今の僕も、それが自分の本音である。
なのに、「強くありたい、強くありたい」。
そう思えば思うほど、本当の自分から乖離してしまい、
強いフリだけを演じ続けてきた。
他の人は弱い自分を適度にさらすことができるわけだが、
自分にはなぜかそれが上手にできない。
それを続けていたら、いつかは破綻しますよ、
というのは、高校生くらいで理解していたつもりなのだが、
過酷な選択肢を自ら選んでしまった(選ばざるを得なかった?)ら、
「ほーら、やっぱりこうなった」的な展開だった。
当たり前だが、こんなことでは、
人間関係はうまくいくはずがない。
そんな人といれば、相手も自分も、単に疲れるだけなのだから。

しかし、幸いなことに、
rapport 周辺には、同じような体験をした方がアーティスト含めて多く、
「なーんだ、自分だけじゃないのか。」ということで、
ようやく弱さを見せることが少しだけできるようになったのは、
本当に救いだと思っている。



(2011/7/16 焼津にて)

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2013年05月14日

人生ゲーム ~ある朝ぼくの会社がなくなった~

人生ゲーム人生ゲーム 
 ~ある朝ぼくの会社がなくなった~

(中川淳一郎・著)です。

独立して、ビジネスを展開していく
サクセスストーリーである。
そのステップごとに、どのような課題が挙げられ、
どう乗り越えていくかが、非常にイメージしやすい。
著書は小説であるから、必ずしも全てが当てはまっているわけではないが、
独立して起業し、成功を収めたビジネスパーソンには、
どうもいくつかの共通項を持っている、ということは分かった。
具体的には、人材をうまく活用し、
それを実現できるだけの組織をつくることである。
まぁ、それは抽象論的にはそうだよね、という話である。
著者もあとがきで触れていたが、結局のところ、
小手先のインセンティブなどではなく、「愛」なわけである
(ということは、今、僕になかなか仕事が来ないのは、
 愛がないからだということなのだろう、反省)。

この著書で特徴的なのは、M&Aのことが触れられていることだ。
どうもニュースを見ていると、M&Aというとドロドロした世界のイメージがあるが、
全てそういうわけではなく、
場合によっては、思いがけないシナジー効果を生みだすこともあるわけだ。
そうした側面を描いている著書には、多少の緩さを感じる方もいるだろうが、
個人的には勉強になった。
専門用語がよく分からない人のために、
用語集まで用意されており、よりお手軽に読める印象を持たせている。

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2013年05月13日

2013.5.11. 栄ミナミ音楽祭 ~その1~

先週の土曜日、栄ミナミ音楽祭に行ってきました。

このイベントは、第7回を迎え、
今回のイベントに、rapport も初参加です。
なかなかイベントに出席できない僕ですが、
この日は特に用事はなかったために、その様子を見に行きました。

このイベントでは、栄~矢場町で様々なアーティストが音楽を披露する。
45の会場がセットされ、そこに300を超えるアーティストが参加した。
大物アーティストも参加されたようで、
岡本真夜さん・奥華子さんなども参加している。



さて、久々のイベントを楽しんで行くぞー! と思って家を出た。
しかし、

  雨! 雨!! 大雨!!!

後で聞いた話だが、栄ミナミ音楽祭は、
これまで雨天になったことがなかったらしい。
外のイベントでは、なぜか雨が多いのは浅羽さん。
この日も、その雨女ぶりは健在(?)だったようだ
(とは言いつつ、藤枝音楽祭のときは晴れていることが多いような気がするし、
 まだ自分が関東にいたころに行ったツアーでは、雨に降られた記憶は多少あるだけで、
 雨女というほどではない気もしなくはない)。

それにしても、この大雨で中止にならないか、
実は、家を出る前から不安だった。
栄駅に到着したのは、12時過ぎ。
外に出ると、参加アーティストの音楽が聞こえてきたので、
どうも中止にはなっていないようだ、とホッと胸をなでおろす。

rapport からの参加アーティストは、
  ・12:30~13:00 浅羽由紀さん @LACHIC
  ・13:30~14:00 高橋涼子さん @LACHIC
  ・14:30~15:00 椛島恵美さん @松坂屋本店
という段取り。
さて、次の記事では、各アーティストのレポートをば。

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