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612 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:07:27 ID:yZigcJYY
    放課後


    璃緒「あら、孝くん、どうしたんですの?」

    等々力「その、ですね……大変言い難いんですが……」

    璃緒「……もしかして私失礼な事でもしてしまったかしら?」

    等々力「いいえ!そういう事では無いんですけど……実はですね……」

    璃緒「実は?」


613 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:08:11 ID:yZigcJYY
    等々力「毎朝風紀委員の仕事で遅刻の取り締まりをしてるじゃないですか」

    璃緒「ええ、そうね」

    等々力「それで、最近になって遅刻の件数が増加傾向にあるんです。その、とどのつまり、その原因が璃緒さんに有るのでは、と思いまして……」

    璃緒「えっ?」

    等々力「つまりですね……」

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614 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:08:44 ID:yZigcJYY
    ~~~~~~~~~~

    キーン コーン カーン コーン

    璃緒『貴方、遅刻ですわよ。今度からお気を付けになさって下さい。はい、これ、1ポイントですわ』スッ

    男子生徒A『は、はいっ!今度から気を付けます!』

    男子生徒R『すみません、俺も遅刻してしまいました!』ゾロゾロ

    男子生徒C『俺も俺も!』ゾロゾロ

    男子生徒V『どうせなら1億ポイント下さい!』ゾロゾロ


615 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:09:41 ID:yZigcJYY
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    等々力「という具合にですね……データでも男子が8割を占めてます」

    璃緒「そう、でしたの……ごめんなさい、私のせいで……」

    等々力「い、いいえ!すみません、僕もこんな事言ってしまって……さっき言ったことは忘れて下さい!」

    璃緒「そうはいきませんわ。自分の過ちは自分で正す……私に任せて下さる?」

    等々力「ええっ?」


616 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:10:24 ID:yZigcJYY
    璃緒「御迷惑を掛けたのは私の方ですから、お気になさらず。明日までには改善案を考えてきます。それでは」



    等々力「……とどのつまり、璃緒さんは行動力があるという事ですね……」

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    神代宅


    璃緒「うーん……」

    凌牙「どうした璃緒、そんなに頭抱えて」


617 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:11:13 ID:yZigcJYY
    璃緒「ちょっとね……どうも良い考えが浮かばないの」

    凌牙「完璧お嬢様がそこまで悩むとはなぁ……ま、まさか恋愛絡みの事じゃ……?!」

    璃緒「あり得ないから、凌牙は黙ってて!」

    凌牙「……悪りぃ」

    璃緒「……」

    凌牙「……」


618 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:12:23 ID:yZigcJYY
    璃緒「……はぁ。ねぇ凌牙、実は朝の遅刻の取り締まりのことなんだけれどね、最近件数が増えてきてて困ってるのよ」

    凌牙「何だそんなことかよ」

    璃緒「どうしたらいいかなーって。しかもどうやら私が原因らしくて」

    凌牙「は?」

    璃緒「だから私と話したいがために遅刻する人がいるのよ」

    凌牙「はん、いい度胸してるじゃねえか……璃緒に近寄ろうだなんてな」

    璃緒「全くよね…………あ!閃いた!凌牙も手伝ってくれるかしら?」

    凌牙「は?」


619 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:13:08 ID:yZigcJYY
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    学校


    キンコーン カン★コーン

    璃緒「また遅刻ですの?気をつけてください」

    男子生徒A「は、はいっ!り、璃緒さん……あの……」

    凌牙「……」ギロリ

    男子生徒A「な、何でもないです!すみません!」スッタカタ-


620 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:14:06 ID:yZigcJYY
    男子生徒B「僕遅刻しちゃいました璃緒さ……」

    凌牙「!」ギロリ

    男子生徒B「ひ、ひいっ!ごめんなさーい!!」スッタカタ-



    凌牙「……なあ、これで良いのか?」

    璃緒「ええ、十分よ。明日もお願いね♪」ニコッ

    凌牙「……マジかよ」


621 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:15:05 ID:yZigcJYY
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    数日後……


    等々力「あ、璃緒さん!璃緒さんのお陰様で遅刻する人が減少してきましたよ!とどのつまり、感謝感激です!」

    璃緒「大したことじゃないですわ、大体私のせいみたいなものですし」

    等々力「これで安心して璃緒さんに風紀委員の仕事を任せられそうです」

    璃緒「え?」


622 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:16:01 ID:yZigcJYY
    等々力「実は生徒会に入らないかと会長に誘われまして……」

    璃緒「あら、良かったですわね!」

    等々力「あ、有難う御座います!なので璃緒さんが風紀委員長になってくれますか?」

    璃緒「わ、私なんかで宜しいんですの?」

    等々力「も、勿論です!とどのつまり、璃緒さん以外には務まらないですよ!」

    璃緒「そう、分かりました任せて下さい」


623 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:16:55 ID:yZigcJYY
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    凌牙「璃緒が風紀委員長に?!うわぁマジかよ……」

    璃緒「何よその反応!素直に喜びなさいよ!りょ、凌牙のお陰でもあるんだし……」

    凌牙「はいはい、おめでとさん」

    璃緒「……ふん」

    凌牙「それで?最近の調子はどうなんだ?」

    璃緒「あ、それがね……」


624 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:17:56 ID:73zbVmJA
    璃緒「……男子生徒の割合は減ったんだけど、今度は女子生徒の方が増えてきちゃって……」

    凌牙「は?!何でだよ」

    璃緒「もしかしたら凌牙のせいかなーって……」

    凌牙「ま、またかよ……全く今度はどうしろってんだよ……」



    璃緒「…………凌牙の言うとおりこの仕事向いてないのかも……」

    END


625 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:20:40 ID:yZigcJYY
    以上です。見て下さった方々は有難う御座います!
    よくよく考えたら委員長は風紀委員じゃなかったのでそこは許して下さい

627 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 14:21:55 ID:jgKjyg0E
    乙、面白かったよ

630 :名無しの決闘者:2014/05/06(火) 15:03:29 ID:Tlhp3f82
    いいね、乙
    委員長が出てきたのは嬉しい
    あの神宮寺も一応素はまともだし生徒会に誘ったのは委員長の生真面目さを見込んでのことかな

http://jbbs.shitaraba.net/game/57512/