こんばんは

今日はツイッターのフォロワーさんから「車のヘッドライト、イカリングを目立たせるにはどうしたら良いですか」という質問頂いたので、自分なりにちょっと考えてみました。
それを今日は共有できたらな~と思います。
記事の後半では、自分が「ランサーエボリューション」という尖った車を買うまでの経緯を少しお話ししたいと思います。


今日はお酒がはいっているので多少の誤字とかは甘んじて受け入れて頂けると幸いです。
後日修正すると思います。


では本題に入っていきたいと思います。(かなり長くなります)

まず、皆さんは写真を撮るときに写真を暗めに撮りますか?明るめに撮りますか?
もし中間だったり(適正露出)、考えたことがないという人は、どちらに偏らせたいと思いますか?
ちなみに自分は、明るめに出す癖がありますw

DSC_7378
NikonD300+Tamron 200-500mm SP Di IF SS1/250 f/8 ISO-400
2016/03/15 12:31 葛西臨海公園

これが自分の癖が如実に現れた例になります。
これ、モズという鳥ですが、胸元の白い羽毛と、木の枝のハイライト部がかなり明るくなってますよね。
ここでハイライト?露出??となってしまった人は軽くggって頂けると幸いです。
そのうち知識カテゴリで簡単にまとめます。


今回、質問いただいた内容に沿って話を進めると、明るく撮るのはNGです。
何故かというと、ハイライト(所謂白飛び)になってしまった部分を復元するのはかなり難しいからです。

ではここで、質問頂いた方が撮られた写真を載せますね。


DU4HgB4VQAEn7Xm

で、この車のヘッドライトが実はイカリング(丸く縁取りされたライト)になっているんです。
これを分かるようにしたい。。。
しかし、この写真では分かりません。

車好きな方々(大儀では自分もそうなります)は、やはりチャームポイントというのは目立たせたいものだと思います。
ではこの場合どうすれば良いのでしょうか。

自分の結論は、ヘッドライト(ハイライト部)の輪郭がある程度はっきりする露光量で撮影し、シャドーディティールを編集して光量が不足した部分を補う、ということです

難しい表現になりましたが、簡単に言うと暗めに撮って、暗いところは明るくなるように編集するということです。

で、自分が少し編集してみたのがこれです。

DU4HgB4VQAEn7Xm2

JPEGを編集しただけなので、少し苦しい編集になってしまいましたが、なんとなくヘッドライトが縁取られているというのがお分かり頂けましたか?
これはヘッドライトが白で飛んでしまっている写真のハイライト部をなんとか編集したものです。
編集前だと、ヘッドライトは真っ白ですが、その中でも暗い部分と明るい部分があるということが情報として保存されていたので、このように中心のシャドーと周辺のハイライトを再現することができました。


で、何が言いたいのかというと、この写真がもう少し暗く撮られていたら、ハイライト部のディティールが分かりやすく、より自然な形でヘッドライトのイカリングを再現できたということなのです。



これは商品撮影にも言える事で、自分は「白飛びするなら暗いほうが良い」と教わりました。
自分の写真を撮る時の理論ではこれだけで言葉足らずになりますが、8割仰る通りだと今は思っています。



まぁ、ここからがキモなのですが(今更)

残りの2割は何なのかというと、完璧を求めるのならJPEGでは物足りないということです。
決して全否定するわけではありませんが、編集をするのなら、JPEGではイマイチです。
JPEGの画像を編集すると、不可逆的な画質の劣化を招くことがあります。

そろそろモヤモヤしている方もいらっしゃいるかと思います。
JPEGに変わることができる対抗馬があるんです。
初めての単語になる方もいらっしゃるかと思いますがすぐ大体の輪郭を描くことができるようになりますので軽く聞き流してください。

それは、「RAW」です

RAWに関してしっかり理解できている方はそもそもこの記事の冒頭で「これは読まなくていいや」と思われたかもしれません。
自分の理解はまだまだ浅いのかもしれませんが、はっきり言えることがあります。

どういうことかというと、これから話すことはJPEGの弱点であり、RAW最大の強みなのです。

JPEGというものは、カメラのイメージセンサーにレンズを介し入ってきた光としての情報をカメラが自分で画像に変換したものです。
で、RAWはそれを写真に変換する前です。


自分なりの表現をすると、RAWが小説の原稿で、JPEGは小説がアニメ化されたものです。

要するにJPEGでは情報量が足りないのです。


そろそろ本筋に話を繋げていきますと、
自分はこの記事の中盤で

「編集前だと、ヘッドライトは真っ白ですが、その中でも暗い部分と明るい部分があるということが情報として保存されていたので、このように中心のシャドーと周辺のハイライトを再現することができました。」

「この写真がもう少し暗く撮られていたら、ハイライト部のディティールが分かりやすく、より自然な形でヘッドライトのイカリングを再現できたということなのです。」

と書きました。
それがここに繋がってくるのですが、
白飛びすると、それは白でしかなく、そこに記された情報は
「ここからここまで白」
になります

それを防いでいれば、要は、少し暗く撮っていれば
「ここからここまでこういったグラデーションがありました」
というのが分かります。

そして「暗い部分でも大体こんな感じでしたよ」
という情報が残るのです。

そのどちらも正確に記憶できるのがRAWです。

JPEGでは、極端なシャドー、ハイライトは、原稿でいう余計な表現なのです。



やたら長くなりましたが、手短にお話ししますと、暗めに撮って後から編集するほうが無難ですよ、ということですね
そして、その編集の幅を広げてくれるのがRAWです。

RAWで撮って編集するということは、自分なりの表現だったり、そういうことがよりできるようになるということです。

同じような写真を撮ることなら誰にでもできますが、それに一味加えるのがRAWであり、今回の質問のように、自分の意図を写真に表現できるのがRAWなので、是非とも写真を撮る時の引き出しとして、
RAWで保存してみること、少し暗めに撮ってみること(ハイライトになる部分を処理したい時だけに限りません)を追加してほしいなと思います。