2010年07月04日

KAMAKURA☆KURAKURA(その2)

さて,鎌倉である.

待ち合わせの時間にかなり遅れてしまったが,友人夫婦と合流.
2人とも相変わらずのようで何より.
この2人が夫婦になるとは……当時から薄々思ってはいたが,実際に目の当たりにすると,何とも感慨深いものがある.
しかし,2人の間にある空気というか雰囲気は昔と同じで,それが内心とても心地よかった.
こういう夫婦の『形』もあるのだな,と嬉しく思った.

2人に案内され,蔵を改装したオサレなお店で昼食を摂り,江ノ電に乗った.
脳内ではアジカンの『サーフ・ブンガク・カマクラ』が流れ始める.

まず初めに連れて行ってもらったのは,極楽寺の成就院.6月の雨の時季,紫陽花満開の頃だったので,まさに『極楽寺ハートブレイク』といった感じだ(家に帰って改めて歌詞を読み返してみたら,目にした情景が鮮明に思い出された.切ない名曲である).

友人夫婦いわく,「東京の人は花を見に行くのが好き」らしい.流行っているのか,昔からなのかは分からないが…面白い傾向,いや,これも『形』の一つだろうか.

あじさい






あじさい2








長い階段の両脇に,延々続く紫陽花と,遠くに臨む由比ガ浜.
確かに綺麗な光景だった.

また,成就院はパワースポットとしても有名らしく,不動明王像の前には人の列ができていた.

不動明王像






私も他力本願全開で余りある欲望をむき出しにしたまま列に並ぼうとしたのだが,ふと脇を見ると,

パーワースポット






なんと,ここは「パーワースポット」だった.

パーワーて.

不動明王像より,こっちの看板の方がよっぽどパワーを発しているように思えた.
とりあえず,看板に向かって祈りをささげ,成就院を後にした.

その後,海辺を歩いてみたり,力餅で有名な和菓子屋さんに寄ってみたり,雑貨屋を覗いてみたりしながら,大仏様を目指して歩いた.


大仏さま






そして,ついに大仏さまと対面.
大仏さまを見るのに200円かかったのは意外だったが(まさか大仏さまがお金を取るとは),その存在感には圧倒された.いや,圧倒ではないな.…安心感?ずっしりむっちりした感じと,柔和な微笑….
昔の人が,これを建てた気持ちが,何となく分かった気がした.
『安心』を,目に見える『形』にして,みんなと共有したかったのだろう.

もう一つ,ものすごく驚いたのが,

大仏さまの背中






なんと,大仏さまの背中に,窓(?)があったのだ.

日本のピンチになったときには,ここからジェット噴射で大仏さまが立ち上がり,戦ってくれるらしい.噂では,大阪城と変形合体もできるそうだ.
非常に頼りになる存在である.

私も大仏さまになりたい.


大仏さまのある通りには,素敵な雑貨屋や武器屋がたくさんあった(エクスカリバーとか売ってた).大仏さまを見た後だからだろうか,お布施というか,浄財的なノリで財布の紐が緩み,散財してしまった.
おそるべし,鎌倉!!

道の途中にあったお店の看板






途中,こんな看板があった.
さすが鎌倉,ピザ(ケーキ?)の持ち方もカッコいい.



最後に鎌倉駅まで戻り,鶴岡八幡宮へ.

鶴岡八幡宮






折れた木






強風で折れた大銀杏.再生への努力が実を結び,今では若芽も出てきているらしい.
そよ風でもあっさり折れてしまう私の心とは大違いである.

雨が降らなくて良かった






予報では雨だったため,一日中傘を持ち歩いていたが,結局降らなかった.

こうして,鎌倉めぐりの旅は終わった.
友人夫婦のおかげで,とても楽しく過ごすことができた.
感謝の念でいっぱいである.どうもありがとう.

その後,別の友人宅に泊まり,呑んだくれ,翌日は友人の結婚式に参加して,地元に帰った.



帰りの飛行場で,ボインのお姉さんを見た.
かなりのボインボインだったが,しかし,私はそれを不思議とセクシィには感じなかった.
どうも,私にとっては理想の『形』ではなかったらしい.

男子ひとりひとりに『理想のおっぱい像』があるように,そしてその理想も変化していくように,あらゆるものの『形』は,案外『不定形』なのかもしれない.

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2010年06月28日

KAMAKURA・KURAKURA(その1)

友人の結婚式のついでに,東京観光してきた.

だいたいいつも,旅に出るときはテーマを設定して,それについて考えながら移動するのだが,今回は「形」について考えてみた.

何故それについて考えようと思ったかというと,空港にハイヒールを履いた女性がいて,それがとてもセクシィに思えたからである.

もう少し詳しく述べる.
ハイヒールを履くことによって,腰の位置が上がり,ヒップラインが強調され,足が長く見える.その結果,私はその形を「セクシィだ」と感じたわけであるが,しかし,何故私はそれをセクシィだと感じたのか?
たとえば,奈良時代の人間がその女性を見てセクシィと感じるかというと,かなり疑問である.なにせ,おたふくが美人だった時代だ.
ということは,その形に対して私が感じたイメージは,私が後天的に獲得したものということになる(いつの間に,どこで獲得したのかは定かではないが…).

ものの「形」というものが,全て学習によって獲得され得るものだとすれば,そもそも本来,「形」というものは実際には存在しないのではないか?そもそも「形」ってなんだ?輪郭線によって縁取られたもの?あるいは光の反射を知覚した脳が見せる幻か?しかし,目に見えないものにも形はある気がする.じゃあそれっていったい何なのさ?

…みたいなことを思ったので,そういうテーマになった.
いかにも古代ギリシャ哲学みたいなテーマだと思ったが,私は高校時代に「ギリシャ人みたい」と言われたこともあるので,まあいいか,と思った次第.


話は変わるが,行きの飛行機のチケットに何故か「アタリ」と書いてあった.
飛行機のチケットに「アタリ」って…
不吉…!
と思ったが,どうやら機内食300円分がタダで食べれるらしい.ラッキーである.幸先の良い旅となった.

羽田に到着後,電車で新逗子まで移動.その後バスで神奈川県立近代美術館葉山へ向かう.
ちなみに,電車で目の前に座っていた女性も目的地が同じだったようで,ずっと一緒に(といっても会話は一切なかったが)移動した.帰りのバスまで一緒だったので,運命的なものを一方的に感じたが,一方的だった(途中で普通に別れた).

神奈川県立近代美術館 葉山





これが神奈川県立近代美術館(葉山の方).いかにも近代っぽい,直線で構成された建築物だった.直線=近代,という「形のイメージ」が,ここにもあった.

ユーリ・ノルシュテインというアニメーション作家の展示会が目的だった.「霧の中のハリネズミ」というアニメが絵本になっていて,その絵本を読んだのがきっかけ.
目的だった絵を観られたので,非常に満足.非常にシビレる絵だった.

海





美術館は,海のすぐそばにある.えっと,鎌倉の近くだから…湘南?これ,湘南の海なのかしら?(地理には死ぬほど疎い)

建築に詳しい友人曰く,本当は海の近くだと美術品が潮の影響を受けて良くないらしい.単純に,客としては海が近いとそれだけで楽しいが,目線を変えると色々問題も孕んでいるようだ.
美術館の設計,構造,立地,集客手段,目的,方法,運営…これら目に見えないものの形が組み合わさり,目に見える一つの形になっている.形って,つまりはデザインということか?などと考えつつ,美術館を後にした.


その後,鎌倉までバスと電車で移動,友人夫婦と合流し,鎌倉を案内してもらった.

(つづく)

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2009年01月29日

100万円の価値はある

 3年間という短い間だったが、それなりの量の文章を書いてきた。質はともかく、量だけでいけばかなりの分量だと思う。最初の頃と比べれば、多少は文章が上達した気もする。言葉遣い、言い回し、文法、表現、ネタ、構成、理解しやすい書き方、理解しにくい書き方など、色々と勉強になった。

 一つ分かったのは、「どれだけ書いても、100%は伝わらない」ということだ。だからこそ、(伝えたいのであれば)言葉を尽くす必要があるし、ここにこそ「文章を書く」ことの意義がある。

 伝えなければ、ないのと同じだ。もちろん、それはそれで構わないと思う。感情や物事を、相手に伝えない方が良い場合もある。「伝えない」ことも、コミュニケーションの一つだ。
 しかし、伝えたいことがあるのであれば、それはもう、言葉を尽くすほかない。そして、読者がそれをどう受け取るかは、読者次第である。放り投げた言葉の、ほんのわずかでもキャッチしてもらえることを、祈るしかない。結局のところ、この「祈り」みたいなものが、コミュニケーションの本質なのかもしれない。


 この3年間に書いてきた今までの文章を、ざっと読み返してみた。

 なんとも稚拙で、どうにも意味不明な文章ばかりである。何を伝えたいのか、何を伝えたくないのか、さっぱり分からない、がらくたのような文章だ。

 しかし、読み返していくにつれ、これはこれで、少なくとも私にとっては、価値があるもののような気がしてきた。

 そう、少なくとも、100万円の価値はある。

 今まで読んでくれた方にとっては、さすがにそれほどまでの価値はないだろうけれど(笑)、何がしかの価値を見出したからこそ、読んでくれていたのだと思う。本当に、あなたがいなければ、3年間も続けることはできなかった。どうもありがとう。

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2009年01月26日

意味不明短編小説シリーズ61

意味不明

「意味不明って、英語で何て言うか知ってる?」
「さあ…」
「incomprehensibleって、言うんだぜ」
「は?」
「incomprehensible」
「イン…インコ…?は?」
「な、意味不明だろ」
「うん、意味不明だわ」

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2009年01月22日

この10年間で私が影響を受けたものベスト3

 先日、友人に「私がおすすめする三大名作ゲーム」を紹介したところ、そこそこ評判が良かった。そこで今日は、私がこの10年間で最も影響を受けたものベスト3を、いくつかのカテゴリ別に紹介しようと思う。

 まあ、紹介したところで、得られるのは自己満足だけだが。
(いや、ひょっとしたら、100万円も得られるかもしれない)
(可能性は……あるッ!!)(あるか?)

 というわけで、以下、色んなもののベスト3。

(あ、ちなみに、あくまで「私が影響を受けた」ものであって、オススメしているわけではないので悪しからず)


・TVゲーム
マザー1・2・3(特に3)
幻想水滸伝2
ポポロクロイス物語1・2

・小説、エッセイ
森博嗣
京極夏彦
土屋賢二

・マンガ
萩尾望都
海羽野チカ
藤田和日郎
(あ、荒木飛呂彦大先生は別格で)

・音楽
中村一義
レッド・ツェッペリン
ビートルズ

・映画
第三の男
ニューシネマ・パラダイス
レオン

・絵本
すてきな三にんぐみ(トミ・アンゲラー)
ギャシュリークラムのちびっ子たち(エドワード・ゴーリー)
フレデリック(レオ=レオニ)

・芸術家
クリムト
ピカソ
岡本太郎

・デザイナー
糸井重里(正確にはコピーライターか?)
ブルーノ・ムナーリ
サヴィニャック

・アニメ
エヴァンゲリオン
ラピュタ
ほしのこえ(一人で作った、という意味で)


 …ここまで書いて、ふと思った。

 このベスト3、気分によって全然変わってくるわ…。

 ラピュタより魔女の宅急便の方が良いって思えるときもあるし…。

(要は、基準が定まってないんだな)
(ダメじゃん)
(ま、「今の気分では」ってことで…)

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2009年01月19日

従姉の子ども(1歳)の話

 従姉の子ども(1歳)は、ミカンが大好きである。
 どんなに機嫌が悪いときでも、ミカンを渡せばたちまち笑顔になる。一日に6個も食べて、お腹を下したこともあるくらい、ミカンが好きなようだ。

 また、その子どもは、アンパンマンが大好きである。
 どんなに機嫌が悪いときでも、アンパンマンを見せればたちまち笑顔になる。「ぱんまんだ!」「ぱんまんだよ!」と、一日に100回も名前を呼ぶほど、アンパンマンが好きなようだ。

 そんな従姉の子どもは、お年玉でアンパンマンの大きなぬいぐるみを買ってもらった。精巧で立体感のある、かわいいぬいぐるみである。


 あまりに精巧なため、何か勘違いしたのだろう。
 その子は、そのぬいぐるみの鼻と頬っぺたを指差して、こう言った。


 「ミカン!!」

ミカン?

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2009年01月15日

デス・バイクに異変

無残な姿…






で、デス・バァァァァァイクッ!!!!


1週間見ないうちに、なんて姿に…。



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2009年01月12日

ビールか死か

 酒呑みには、大別して2種類いる。酒に逃避するタイプと、酒をエネルギーに変えるタイプである。

 具体的に言うと、前者は「酒でも呑まねぇとやってらんねーよ!」というタイプ、後者は「ああ、お酒は美味しいなあ!よーし、明日もがんばるぞー!!」というタイプである。

 今後しばらく、不況の時代が続くと言われている。こういったとき、真っ先に槍玉に挙げられ、税率アップの対象になりやすいのが、酒やたばこなどの嗜好品だ。おそらく、今後酒もたばこも値段が上がるだろう。これはもう、避けられない事態だ。酒呑みにとってはファナティック・クライシスである。死活問題である。ビール・オア・ダイである。

 しかし、酒をエネルギーにするタイプにとっては、こういう時代は逆にチャンスでもある。なぜなら、このタイプは、酒の値段が上がれば上がるだけ、エネルギー源を得るために一生懸命働くからだ。「高くて買えねえよ」という愚痴や「そんなに高くなるならいらない」という発想は、このタイプには一切ない。「いかに効率良くエネルギーを得るか」「どうすれば沢山呑めるか」という考えにしかいかないのだ。だから、酒がいくら高くなっても呑み続けるだろうし(量は減るかもしれないが、その分大切に呑むようになるだろう)、あるいはその分だけ稼ぐ方法を見出すだろう。

 私はどちらかというと、酒に逃避するタイプである(少なくとも、それくらいの自覚はある)。だから、今後はエネルギー変換タイプに切り替える必要がある。しかも、できるだけ早急に、だ。

 …よし、まずはとりあえず、エネルギーに変換する練習から始めよう。

 冬季限定のビールが良いかな…。それとも、いつも呑んでるビールが良いかな…。

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2009年01月08日

ケーキとダイエット

 「2009年は景気の悪化に拍車がかかり、大変な年になる」という話を、色んなところで耳にする。

 しかし、そもそも、好景気と呼ばれていた時代が異常だっただけではないだろうか。好景気と呼ばれていた時代に本当に儲かっていたのは、不要な道路や建築物をアホみたいに作りまくっていたゼネコンや政治家くらいだろう。マスコミはそれに便乗して、お祭り騒ぎに仕立て上げた。それが「好景気」と呼ばれていたものの正体だったのではないだろうか。
 だから実際には、景気が悪化したのではなく、元の正常な状態に戻っただけという認識の方が、現状には近いのかもしれない。まあ、以前と比べると景気が悪化していることには違いないのだけれど…。

 今、派遣社員のリストラなどが大きな問題となっているようだが、誰だって、太りすぎたらダイエットをする。多くの派遣社員がリストラされているのは、つまりはそういうことだ。リストラされた方にとっては死活問題だから、ダイエットごときに喩えられたら噴飯ものかもしれないが…。冷たい言い方に聞こえるかもしれないが、企業側からすれば、リストラは正当で正常かつ健全な行為だろう。それ自体は、決して悪いことではない。

 じゃあ、雇われる側としては、どうすれば良いのか?

 要は、余計な脂肪と判断されるから、リストラされるのだ。だから、リストラされないためには、心臓や肺など、身体(組織)にとって必要な存在になるしかない。その努力を怠らないことが、今後は重要になってくるだろう(というより、「今までその努力をしてきたか否か」が結果として表れているのが現状だろうな…)。

 …というようなことを考えながら、だらだらと正月を過ごしていたら、体重が2キロほど増えていた。ケーキとか、色々、食べ過ぎたからな…。ダイエット、しないとね…。

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2009年01月05日

新年早々変なものを見つけてしまった

 近所の郵便ポストまで年賀状を投函しに行ったら、道端に自転車が放置されていた。

デス・バイク1






 なんでこんなところに自転車が…と思いながら、近付いて良く見てみると、ひょろひょろの手書き文字でこう書いてあった。


デス・バイク2






 「デス・バイク」て…。


 「デス・バイク」て…!!

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