まゆちゃんの山登り

山登り4年生。まゆちゃんの山登り日記。

まゆちゃんは山登り4年生です。
いつも赤いぼうしをかぶって(寒くなったらピンクのニット帽だよ)元気に登ってます。

厳冬期用のシュラフ到着


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  そういえば・・・、
  お天気が良かった日曜日。
初めて古着屋さんでお洋服を売ってきました。
長い間箪笥の肥やしになっていた、コート。

10年程前、ローマのMax Maraで買ったロングコート。
全然似合いもしないのに、カッコイイ女性にあこがれて背伸びして買ったある意味思いで深いものでした。
しかし、似合わないだけでなく、サイズも大きい。

長い間、眠らせていたコートをついに手放す時が・・・。

14万円のコートが、6000円。

想像したよりも高価なお値段でしたが、なぜかモヤモヤ。

"オークションで売った方が高かったんじゃない??"

と、お友達はいいますが、オークションの内容を聞くともっとなえてしまう・・・。
いろんな質問に答えないといけないようで、
着丈は?
肩幅は?
丁寧な梱包。
ええ~い、めんどくさい

6000円でよかったんだと今は思ってマス。


  ところで、玄関を占領しているこの大きな段ボール。
何が入ってるでしょうか??
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フフフ、ホグロフスのセールでお取り置きしていたアレ
そうです、シュラフです。
前回の木曽駒ケ岳で寒くて寝られなかったまゆちゃんは、その足で、ホグロフスへ向かい、送ってもらうことにしました。
12万円を、半額の6万円で
さて、これを開けるのはいつのことになるやらです。

え??、早く中身がみたい??
フフフ、まずは、山の計画しないとね


木曽駒ケ岳⑤ 特別付録ついています


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  遅ればせながら、初めてネットショッピングしてみました。
いやぁ、最後のクリック、ドキドキでした。
こんなハイテクかつ、精神的な緊張感を数年前から始めている還暦の両親はある意味すごい。
心臓発作とか起きないといいけど・・・
大げさぁ

いえいえ、購入ボタンをクリックした後、本当に届くのか気になってパソコンにはりつけ状態。
しかも、今思えば、お水とか本とか国内通販にすればよかったものの、なぜか海外からのお取り寄せ。
発送後、10日ほどかかります
と、連絡が来ていたものの、翌日以降、毎日数回ポストへ向かう。

"まだ届かないんだよ"

"まだ全然日にち経ってないじゃん、メールのやりとり見てると、24日くらいだよ"

"でも、気になるんだよ"

まゆ太の言うとおり、24日到着。
嬉しい気持ちを通り越し、ムシられていなかったんだぁという安堵感。
もしかして、ネットショッピングには向き不向きがあるのかもなぁ

とはいえ、次何にしようと検索中の懲りないまゆちゃんです


  すみません、いまだ木曽駒ケ岳から下山できいませんでした。
今日こそ下山させます


  宝剣山荘を過ぎ、ロープウエイ乗り場まで向かいます。
今日は連休の中でも一番の晴天。
たくさんの人が登り、たくさんの人が下山。
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"こんにちは"

って挨拶すると、恥ずかしそうに、でも嬉しそうにみんな答えてくれます。
小さな子供は、

"お母さん、知らない人にこんにちはって言われたけど、こんにちはって言っていいの?"

って聞いています。
そしてその後はご想像どおり、大きな声でこんにちは。
山の挨拶の習慣って、何だか幸せな気持ちになるよね

  ロープウエイは待ち時間1時間20分。
それまで、紅葉散策にでかけました。
秋の木曽駒ケ岳、最高
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  そして、下山後のお約束。
ソースかつ丼。
ガロか、明治亭で悩みます。
待ち時間は同じくらい。
まずは、明治亭でゆっくりビールを飲んでから、ガロへと思っていたのですが、並び直すのも面倒になってそのままソースかつ丼へ。
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いやぁ、東京でも食べたいわ


  これで、今回の紅葉山登り終了です、と言いたいところですが、日ごろブログに遊びに来てくれている皆様に特別付録。
絵心の全くない、まゆちゃん&まゆ太画伯の酔っ払いギャラリー。
どうか、今日一日これで笑ってください
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ちなみに、上から右にむかい
ゾウ・登山者・ゾウ・ロープウエイ
ウサギ・ウサギ・ロープウエイ
雷鳥・雷鳥
山・槍ヶ岳・山槍ヶ岳

・・・・・・・・・ということでございました。

木曽駒ケ岳④ 絶景の頂上


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  また日にちがあいてしまいました。
もう、忙しくて忙しくて・・・。
今年の冬は何度山に行けるんだろう・・・、絶望的に忙しすぎる。
そして、有給休暇をほとんど夏に使ってしまったため残りは・・・考えないようにしよう

そうそう、木曽駒ケ岳


  朝、起きて軽くストレッチ。
朝ごはんを美味しく食べるため、まずは木曽駒ケ岳頂上へ向かいます。
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  今日は風もなく、とっても良いお天気。
たくさんの登山者に混じって、軽身で向かいました。
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テン場から7分ほどで到着。
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雲ひとつない晴天。
北アルプス!!槍ヶ岳!!
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  2年前登った時は、経験がなく、どれがどの山なのか全然わからなかったけど、ちょっとだけ成長。
360度、大スターたちがど~ん。
毎回毎回、懲りずに感動です。

"すみません、どれが槍ヶ岳ですか??"

ふふふ、質問されるようになったぞ~

すぐ下には、頂上木曽小屋。
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頂上からみた、テン場と、遠くには宝剣岳。
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  テン場に戻り、朝ごはんを作ります。
生姜と鶏肉入りの雑炊。
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木曽駒ケ岳を、おかずに・・・。
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驚くなかれ、お米3合を、昨晩と、朝ごはんで二人で消費。
いやぁ~、だって山がおいしくさせちゃって。
この1泊2日の運動量を考えると、間違いなく、カロリーオーバーなんだけど、今日は許してやろう
とはいえ、今回の山登り後一つ、やらないといけないことがあります。
そう、駒ヶ根といえば、ソースかつ丼。
どうしてもこれを食べて帰らないと・・・。


  と、次の目標に向けて下山です。
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とはいえ、絶景の中なかなか足が進まない。
写真を撮ってばかり。
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中岳から見た、木曽駒ケ岳。
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  ところで、このブログの表紙になっている宝剣岳なんですが、またまたここで撮影大会が始まります。
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そして、これ。
"まゆ太の山登り"
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"期間限定で、この表紙でいこうか"

う~ん、べつにいいけど・・・

木曽駒ケ岳③ テントの生活


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  テン場は強風が吹き、何をするのも一苦労。
場所は、まだ時間が早かったので、選びたい放題。
ここに決定。
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山岳部出身、ひっきーさんに教えてもらったとおり、まずはポールから組み立てます。
まゆ太がペグを打っていきます。
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まゆちゃんはというと、丸鍋にお米と水を入れてごはんの準備。
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ところで、この丸鍋ですが、通常よりも一回り小さいサイズ。
第一回、丸鍋パーティのくじ引きで見事ゲットした貴重なもの。
もう、生産されていないとのことでした。

  トゲトゲの中岳の下にテント。
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そして反対側は、木曽駒ケ岳。
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いやぁ、最高ですなぁ~

テントの数は徐々に増えていき、夜は足の踏み場に困るくらいの数になっていました。
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  荷物の整理をした後は、ランチ。
ウインナーを焼いて、
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野菜炒め、
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そして、焼きそば
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  その後、夕方までまゆ太は昼寝。
まゆちゃんは読書。
山の生活、何をするにも新鮮で、時間は太陽が教えてくれます。

  夜ごはんの前に、白と赤のパックのワインを1本ずつ。
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  丸鍋は、本当に優秀。
吹きこぼれが全くなくて、おいしいおこげまで
夜ごはんは、すき焼き風鍋。
この時期ならでは、生のお肉登場です。
写真が残っていないのが残念ですが、えのきやねぎ、しらたきなどなど入ったレトルトパウチのわりしたを使用しました。
それプラス、白菜、マロニーとお肉(え~、豚肉持ってきてしまいました)。
そして、炊きたてごはん。
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  1900の時点でもうすでに、お水はでませんでした。
担ぎあげたお水で手を洗い、就寝。

  しかし、全然寝られない。
寒い・・・・、カイロも貼ってある部分だけ温かさを感じるけど、あまり意味がない。
シュラフのファスナーの部分が特に寒い。
シュラフカバーをしても、ムリ。
外は、かつてテントで経験したことのない強風。
バタバタと音をたてるテント、そして、

“倒れた!!”

という人の声と、トントンとペグを打つ音。
ガタガタ震える隣で、いびきをかくまゆ太。
シュラフとカバーをきんちゃくのようにすぼめて、寒さをしのぐ・・・そして、寝られたのが、太陽が出始めのころ。
やっと眠りについたまゆちゃんにまゆ太はいう。

“もう起きようか、0930だよ”

“0930!!ありえない・・・・・・・

起床時間も、普段と変わらない山の朝でした

木曽駒ケ岳② 秋の千畳敷


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  金曜日の夜、夜行バスに乗って駒ヶ根まで向かいます。
さすが3連休、受付は大混雑。
行き先は様々で、こんなにいっぱい。
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  0430、到着。
バスを乗り換えて、ロープウエイ乗り場まで。(早朝だったので、ロープウエイの待ち時間はほとんどありませんでした)
ロープウエイの中からも紅葉がばっちり。
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  しか~し、すっごい強風&ガス。
街はとっても良いお天気で、晴れていたのに・・・。

“0800を過ぎると、ガスもなくなってよいお天気になるはずだよ

と、まゆ太。
最近ますます天気図、雲の流れにう~んと詳しくなった様子。
そして、その通り、0800頃からガスは薄くなっていきました。
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  登山届の提出場所には、指導員の方がいっぱい。
警察で登山届を提出することが多かったのですが、それ以上に詳しく装備や経験などを聞かれました。

  雲が薄くなり、青空がでてきた0900いよいよ出発です。
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  山は秋色。
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空気は透き通っていて、でもそんなに寒くない。

“ここはいつ来てもかっこいい山だよね~

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本当に、そう思う。
かっこよすぎる

たくさんの登山者、ゆっくりゆっくり進みます。
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およそ30分で乗越浄土まで。
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“初めてここに来た時は、コースタイムどおりの1時間かかったのに、体力ついた証拠だね

今回は、ごはんの量も多いし、本も担ぎあげ、そして、念のためお水も4キロ、(そしてワインも)過去最高20キロ弱の重たさ
重たいけど、それ以上にワクワク感が勝っていて、どんどん歩けます。

  建て替え中の宝剣山荘で、テン場の受付をしました。
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“お手洗いの水は、飲めますよ、けっこうおいしいのでおススメです。でも、朝晩は凍ってしまうので、早めに補給はしておいた方がいいよ”

  宝剣岳。
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このブログの表紙になっている山。
このトゲトゲ、いつ見ても惚れちゃいます。

“存在感、半端ないね~

  宝剣山荘からおよそ10分で、駒ケ岳頂上山荘のテン場に到着です。
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今夜のお家、風強いけど大丈夫かなぁ・・・ちょっと心配だなぁ

木曽駒ケ岳① 初体験オンパレード


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  台風が去りました。
寒かった朝も今は暑くてタンクトップ1枚。
でも、風邪をひいてしまったんです・・・フフフ。
なんでここで笑いが??なんですが、先日のテン泊で相当寒くてですね

  ところで、この連休(12日・13日)に行って来た山は、中央アルプス木曽駒ケ岳。
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いやぁ、初体験いろいろありました。
そして、すっごく楽しかった


まずは、初体験その①
混み合ったテン場。
夕方から来た方は、スペースがなくてとても苦労したようで、"場所がない、場所がない"と大騒ぎしていました。
夜、お手洗いへ行くと、トイレの真ん前にもテントが。
でも、カラフルなテントに埋め尽くされたテン場は圧巻でした。


その②
小屋閉め後のテン場。
小屋が閉まってしまった後、テントを経験するのは初めて。
お水とか、お手洗いとかビールとか(これはいらないか)・・・どうなんだ?と思っていましたが、事前にチェック。
想像以上に快適でした。
でも、水場は朝晩の寒さに水道管が凍ってしまい、太陽が出ているときだけ使用できました。


その③
強風。
風の通り道にあるテン場は一日中風が吹きっぱなし。
夜は特にひどくて、倒れてしまうテント続出。
夜中中、ペグをトントン打つ音が聞こえていました。
山岳用のテントでないものは、ポールが折れてしまい、てっぺんがぺちゃんこ、大丈夫だったのかなぁ・・・。


その④
寒さ。
朝晩はマイナス4度。
そして、強風、体感温度はもっと低くなります。
いつもの3シーズン用のシュラフに、シュラフカバーをして、カイロを2つ貼り、ダウンを着て寝たのですが、寒い。
寒くて寝られない。
やっと熟睡できたのは太陽が起きてから・・・。
あ~、寒さに強くなりたいわ。
ちなみに、オッサンまゆ太は快適だったとのこと


その⑤
渋滞した登山道。
紅葉真っ盛りのこの時期。
もちろんたくさんの人が山を楽しんでいます。
登山道のど真ん中で、動けなくなったり・・・。
小さな子供が一生懸命頑張ってたり・・・かわいすぎるぅ
UGGのブーツで登ってたり・・・。
事件はたくさん!!でも、自然に癒されている人達の笑顔といったら
そして、若い人が多い!!しかも、オシャレなもの持ってるよね~、あ~羨ましい・・・。


その⑥
読書。
山に本を持って行き、ゆっくり時間を過ごしたのは初めてでした。
お家で寝転がって、本を読むよりも何だかとっても新鮮。
しかも、持参したのは、
ナオト・インティライミの"世界よ踊れ"。
ミュージシャンの彼が、世界一周旅行をした旅行記。
家で寝転がって読むよりも臨場感が湧いてきて、いつもの感覚とは違う!!


その⑦
ごはん。
今回は、丸鍋を持って行き炊飯。
炊きたてごはんのおいしいこと!!

やきそば・野菜炒め・ウインナー炒め

すき焼き風鍋
ごはん

生姜と鶏肉の雑炊


  そして、何と言っても紅葉です。
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秋ですね~。
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また、アップしますので遊びに来てくださいね~。
いやぁ、まずは風邪を治さないとです

今週末の山のテーマは"紅葉&山ごはん"


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  暑いです。
外は、日傘女子がたくさん。
今は、10月半ばでしたよね、確か

  朝、0500に目が覚め、先ほどまで衣替えPART1をしていたのですが、するんじゃぁなかった。
暑い
衣替えはいつもPART1と2にわけて行います。
なぜか・・・、
それは集中力がないからです。

"こんな服があったんだ・・・・"

とか、

"これ、いくらくらいで売れるんだろう"

こんな感じで途中放棄し、パソコンで遊んでみたり、友達にメールしたり。
そんな自分をよく知っているので、2回にわけて行っている次第です


  しかし、なぜ今日衣替え??かといいますと、山の冬用が必要なんですよ・・・イヒヒヒ
連休、山行っちゃいますよ~
しらびそ小屋で、ゆっくり山歩きにはまってしまった今回の山登りのテーマは、

  紅葉&山ごはん

丸鍋持ってごはんも炊いちゃおうというプランです。
ネタばらしですが、夜はすき焼きを予定しています。
時間がたっぷりあるので、読書もできる

  またまた今日の深夜発。
行ってきま~す

お久しぶりです・・・・


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  一週間ぶりの帰国です。
そして、一週間ぶりにこのパソコンを開きました。

あ~、しらびそ小屋・・・、遠い眼をしてしまいます。
仕事とプライベートの区別を究極にわけているので、帰宅するまではこのブログを見ることがありません。
だからいつも久しぶりにお家に帰って、パソコンを開き、"まゆちゃんの山登り"を開くと、まるで他人行儀。
自分が書いた文章や、撮った写真にも関わらず、

"へ~、そうなんだ"

なんてつぶやいたりする。
ひどい時は、

"わたしなら、こんなルートは選ばないわっ"

と、他人のふりして自己否定。
そんなこんなで時間はたち、いつもの一人遊びで一日が終わります。
そして、今日も終わろうとしています


  ちょうど一週間前、出張の前日に"ひろあきくん"とごはんを食べに行きました。
ひろあきくんとは・・・、
2年前、大天荘から常念へ向かう途中、たまたま一緒に雷鳥をみた京男山男です。
その後、常念小屋で再び会い、まゆ太がそっとこのブログを紹介。
そしてコメント友達から本当のお友達へとなってくれた初めての山友です
昨年は、八ヶ岳でのテントデビューにもお付き合いをしてくれました。


  ひろあきくんは、東京出張で、連絡をくれました。
特にまゆ太はひろあきくんを弟のように慕っているので、大興奮。
大好きな銀座のビストロにご招待です。

  ナイフとフォークを手に、山の話・・・。
いつもはまゆ太としかできない山の話も、3人になればさらに楽しい。
街にいても、山登りしてるみたい。
関西の山、関東の山、そして北アルプス
行きたい山がますます増えました。

  しかし、飲みすぎまゆちゃんは、ほとんど記憶なし・・・。
あ~、楽しいとつい飲みすぎちゃって

街でこんな風に山の話がたくさんできる機会がもっとあればいいのになぁ。
山登りの会を開くとか??いやいや、小心者なのでムリ。
山の飲み屋を経営するとか??これはまゆ太にまかせよう。

  山気分を街でも味わいたい・・・とせつに思うこの頃です。

八ヶ岳 北~南へ小屋巡り縦走⑤


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  泣く泣くお昼寝を終わらせて、下山開始です。
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今まで何度か八ヶ岳には来たけれど、今日ほどお天気が良い日は初めてでした。
いつも、ガスガス・・・、どんよりといった感じ。
でもこれで、八ヶ岳のイメージは大変身

  時刻は1130。
美濃戸口に1500発のバスに乗らないといけない。
元々、電車でゆっくり帰ろうと思っていたのですが、当日しかも1230位に何となくバス会社に電話してみたらなんと空席あり
実際、空席は多数!!3連休なのに・・・。
電話してみるもんだなぁ。

  意外と早く下山できたため、お風呂までは入っちゃいました。
このお風呂、何度お世話になったんでしょう
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  途中のサービスエリアで買ったジャンボおにぎり。
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目の前でにぎってくれます。
中身は、ツナ・シャケ・たらこ。
お昼ご飯を食べていなかったのであっという間に完食。
本当、男前なお腹してるよ・・・。



  実は今回の山登りは乗り気ではありませんでした。
北アルプスに行けないとわかった前日、テンションが異常にダウン。
起きても、なかなか支度ができなくて、

"香川県にうどん食べにいこ"

とか、

"旭川動物園いこ"

とか。
ネットでチケットを探すまゆ太。
行くには行けるが、帰り便のチケットがどうしても手配できない。

"まゆちゃん、しらびそ小屋でゆっくりしようよ、今回は新幹線だし、駅弁買って旅行気分も味わえるよ"

"・・・・・・・・・ふ~ん"

  しかし、駅弁を選ぶときからテンションが上がり始める
そして、稲子湯。
たくさんの登山客。
透き通った新鮮な空気。
紅葉が始まりつつある森。
いつも以上に山がとっても元気で輝いて見える。
山がどんどんどんどんパワーをくれる。
一歩進むごとに、口元はほころんで、笑顔がでてくる。

"山が笑ってって言ってくれてるんだね"

  病院の待合室で置かれている本の中に、"自然が与える治癒力"とか、"森林浴のススメ"とかよくみかけます。
医学的なものに全く知識はないけれど、きっとこれに通じるものがあるんだろうな。

ゆっくりと山を歩いて、山が教えてくれるたくさんのことに敏感に反応していきたい、そんな山登りをこれからしていきたいな

八ヶ岳 北~南へ小屋巡り縦走④


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  しらびそ小屋から本沢温泉へ向かいます。
森の奥へ奥へ進んでいきます。
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"見たことがある景色?、いや、初めてなんだけど、何だか懐かしいような気がするような・・・"

そうだ、そうだ。
子供のころ読んだ、ヘンゼルとグレーテル
森をさまよう場面。
そのうち、お菓子のお家が出てきて・・・

〇〇ちゃんと遊んだなぁ~、雨上がりに大きなカマキリが出てきてびっくりしたなぁ~とか、幼いころの場面がどんどんでてくる。
そして真っすぐ森を見る。

"ハートだらけだ"
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"目がハートのもじゃもじゃくん"
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日ごろ気付けなかった発見ばかり。
子供目線に切り替わっていた瞬間でした。
何かを目指して歩いているのではなくて、目に入って来るもの全て新鮮で、"今"が楽しい。
日が暮れるまで、ここで遊んでいたい!!

  そして、木道歩き。
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"まゆ太、私たちこの山を知らなかったなんて、なんて損した人生を送っていたの"

"気付けたから、またここに来れるよ"

  整備された道を下り、
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そして登りかえし、本沢温泉のテン場に到着です。
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硫黄のニオイに包まれ、温泉に入りたくなる。

"北八ヶ岳・・・、なんて誘惑の多い山なんだ・・・"

  本沢温泉は、古い学校のような建物でした。
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"何だかあじがあるね~"
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次回はここで温泉だな・・・フフフ
さすが、木の切り株には温泉の成分のせいか、こんな感じに。
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  緩やかな登りが続き、山びこ荘へ到着。
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お隣のヒュッテ夏沢はすでに小屋閉めしていました。
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小屋の裏からはこんな景色、お昼寝してる人も・・・。
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気持ちわかるよ~

  1時間おきに山小屋があるので安心。
でも、つい山小屋名物買っちゃうんだよなぁ、貧乏まゆちゃんには危険地帯。

  山びこ荘から少し樹林帯を登るとあっという間に稜線へ。

"気持ちいい~"  

頂上は硫黄岳。
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目の前に頂上が見えてくると、すっかり童心森歩きを忘れて、ガチ山女子へ変身。
いやぁ~、この気持ちの変化がきっと北八ヶ岳から南八ヶ岳への境目なんだろうなぁ。
どんどん足が進んでいきます。

  硫黄岳の爆裂火口。
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"グランドキャ二オンだ!!"

二人同時に言う。

"グランドキャ二オン、行ったことあるの~?"

"ないよ"

"まゆちゃんは行ったことあるけど、まゆ太は行ったことないから違う表現で言って"

"実際に行ったことがある人がそういうなら、それでいいんだよ"

"・・・・・・・くそじじい"

いつもこんな感じ・・・。

  3度目の硫黄岳頂上にたちました。
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360度開けた絶景。
赤岳頂上もこの通り。
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  あまりにも気持ちよくて昼寝を始めるまゆ太。
まゆちゃんは頂上を散歩。
爆裂火口が良く見える所まで歩いてみる。
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登って来た裏側から見た景色。
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ちょっとこわい・・・。

  贅沢な昼寝中のまゆ太。
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あ~おりたくない、おりたくないと言いながら、おりないとおりないとと思いながら、なかなか下山しない二人でした。

八ヶ岳 北~南へ小屋巡り縦走③


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  みどり池のほとりにしらびそ小屋はありました。
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"癒される・・・"

小屋の煙突からは煙。
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小屋の中に入ってみると、ちょうど暖炉に火を灯したところでした。
みどり池は、まるでウユニのよう。
水面にうつる木々、
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そこで水遊びする一羽のカモ。
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"今日は、男の子しかきてないね~"

小屋の方が言います。
いつもこのみどり池に遊びにきているのは決まったカモ達なんだね。

  テン場は、小屋の隣にありました。
お水は無料で小屋からもらえます。
お手洗いは、ちょうど小屋とテン場の間です。

"ここの場所、いいよ~、朝までは誰かそこに張ってたのだけど、なかなかいい場所だよ"

親切なソロテン泊の方におススメの場所を教えてもらい場所が決まりました。
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  しらびそ小屋では、周りの景色だけでなく、そこにいた人達、小屋の方、小屋泊の方、テン泊の方・・・"人"に癒されました。

"なんでだろう・・・"

"みんなこの森に癒されて心が豊かなんだよ"

挨拶をする時も、自然とでてくる笑顔。
いつの間にか、誰かの輪に入り、誰かが輪に入り、穏やかな時間が続く。
誰も、自慢しないし、否定もしない。
武勇伝もない。

  みどり池では、時計では計れない時間の流れを感じます。
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ゆっくりゆっくり、水面に映った木々の大きさの変化を、時の流れだなと感じます。
おしゃべりまゆ太も、静かにカモを見つめます。
こんな時間、いつから過ごしていないんだろう?


  ところで、まゆ太は今日のために、ハーフボトルのワインを担ぎあげました。
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しかし、それだけでは足らず、小屋で新たなワインを買う・・・。
どんなに最高の空間にいても、のん兵衛はなおりませんなぁ

コッヘルに入っているてぬぐいは、まゆ太が買ってくれました。
前回、殺生ヒュッテオリジナルバンダナを買えなくて凹んでいたまゆちゃんにプレゼント。
珍しいこともあるものだ

  翌朝、鳥の声で目が覚めました。
なんて、気持ちのいい朝なの
お味噌汁におもちを入れた定番の朝ごはん。
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  小屋のテラスでは、鳥やリスが朝ごはん中。
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それを眺めるまゆ太。
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幸せそうな顔してるなぁ~

  テン場では、みんなゆっくり行動。
隣のテントの方と、準備が遅い談議。
いやぁ、仲間がいて嬉しかったわ
  小屋で時々働いているという男性も、テン場まで遊びに来てくれました。
お天気の話、小屋の話、冬の話・・・たくさんたくさんお話してくれました。

  なんて、気持ちのいい一日の始まりなんだろう。

"ここは、全ての季節に来よう"

本当に、そう思いました。

八ヶ岳 北~南へ小屋巡り縦走②


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  しらびそ小屋は、以前からず~っと行ってみたかった小屋でした。
なかなかチャンスがなくて、やっと
本当は、小屋に泊まって、薪ストーブで焼いたパンを食べたかったのですが、これは冬までとっておこう。

  そしていよいよスタートです。
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"すすすごい・・・"

登山道から一歩足を踏み入れた瞬間から、苔むした森。
入って来る景色が、これまでの樹林帯とは全く違う。
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"オレ達が、全く経験していない山だね"

整備された緩やかな登り。
童話の世界に迷い込んだようで、目がキラキラ、童心にかえってしまいます。
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"これ、鈴木とも子さんの本にもでてた恐竜の倒木だね~"
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"葉っぱの上にトゲトゲいっぱい"
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山に登ってることもそうなんだけど、山を形成する小さなものにまで興味津々で、楽しくて仕方ない。
森歩きにこれほど感動したことは一度もありませんでした。

  しかし、目の前を歩く山岳部の学生さん達。
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初めは、何となく良いペースでついて行けましたが、早い・・・・すんごく早い。
おそらく、小屋までは1時間かかっていないな、もちろん、しらびそ小屋は通り過ぎ、次の目的地へ向かっていました。
この時間でも、彼らのペースでは硫黄岳山荘まで余裕でしょう・・・。
ううう・・・若いってすんばらしい・・・・(まゆ婆の最近の口癖です

  

八ヶ岳 北~南へ小屋巡り縦走①


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  夏用の登山靴が消耗してしまっているので、神保町へ行ってきました。
山のことがほとんどわからなかった前回は、お店の方のおススメ品であっという間に決定。
4年経った今は、あ~でもない、こ~でもないと頭を抱えてしまう。
重たすぎる靴は、どうしてもアプローチがつらい。
でも、軽い靴だと縦走時、疲れる。

"ちょっとしたところなら、スポサンで僕は行っちゃうんですけどね"

それはそれは・・・、まゆちゃんはムリです

こんな感じにしようかなと思ったところで、終了。
ホタルノヒカリが流れる・・・。

  神保町へ行った帰りは、いつもこの周辺でご飯を食べます。
そして、久しぶりのヒット、見つけちゃいましたよ、フフフ
ステーキやさんなのですが、サイドディッシュのレベルも高く、ガーリックライスは量・味ともに感動的。
お隣のテーブルの方は、頼み込んでドギーバッグに!!
コスパ、脱帽です。

"誰にも教えたらダメだよ、予約とれなくなったら大変!!これから通おうね"

何度も繰り返すまゆ太。
まゆ太もストライクゾーンど真ん中にヒットしたらしい。

あ~、お腹がすいてきた・・・


  21日の夜、ひっきーさんに松本まで送ってもらう予定でした。
そうなんです、念願の蝶が岳に登るために。
でも生憎、こちらの都合で時間があわず、断念。

"それならさ、北八ヶ岳にしない?お天気もいいし、紅葉の山をゆっくり歩こうよ"

最近のまゆ太はさえている。
いい案じゃぁありませんか!!
ピークハントを目的としないで、ゆっくり小屋をめぐっての山歩き


  翌朝、登山口の稲子湯に向けて出発です。

東京 ⇒ 佐久平 (長野新幹線)
佐久平 ⇒ 小海 (JR小海線)
小海 ⇒ 稲子湯 (路線バス)

遠い・・・。
同じ3時間でも、乗り換えが多いととっても遠く感じてしまいました。
が、しかし、新幹線に乗るのは久しぶり。
駅弁買って大いに満喫
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稲子湯までのバスは、山岳部の学生さん達とでほぼ満席。
こんなかわいい優先席がありました。
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そして、バスに乗っておよそ45分、稲子湯到着です。
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ROUTE

1日目  
稲子湯(1405) ⇒ しらびそ小屋(1520)

2日目
しらびそ小屋(0815) ⇒ 本沢温泉(0915) ⇒ 山びこ荘・ヒュッテ夏沢(1000) ⇒ 硫黄岳(1055) 
硫黄岳(1125) ⇒ 赤岳鉱泉(1215) ⇒ 美濃戸口(1400) 

ソロテント山行第二段⑥ 下山


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  早朝、0200頃から外は騒がしい。
槍ヶ岳頂上で、ご来光を狙っている方々がどんどん出発。
そんな中、シュラフから出られない2人。
そして、どんどん槍へ向かっていく人達。

"雨は??" 
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"まだ降っていないけど、午後からは確実に雨だし、早く下山した方がいいと思うよ" 

"みんな、登ってるよ"

"また、お天気の良い日に登ろう"

常念を縦走した時に出会った、山岳ガイドさんから頂いたアドバイスを思い出しました。
 槍に架けられてるハシゴは雨にぬれると滑りやすいから、晴れるのを待って

  そして、雨の降ったり止んだりが始まりました。
ほとんどの人が槍ヶ岳に向かってる中、ヘタレのまゆちゃんは、登頂を断念し、槍を見ながらゆっくり朝ごはん
今回の朝食は、棒ラーメンいや、棒うどん。
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近くのスーパーで見つけて買いだめしちゃいましたよ~
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コシがあっておいし~い。
ラーメンよりも食べ応えがある気がします。
今後の山ごはんの定番になりそうです。

  テントを片づけ、小屋でお土産チェック。

"これ、かわいい~"

殺生限定バンダナ。
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5色位かな??色も選ぶことができます。
しかし・・・、写真を撮ったり、靴ひもをしめなおしたり、なんだかんだしているうちに、すっかり購入した気分になり、忘れる。
そして、今も後悔。
また、殺生まで買いに行かなければ・・・

  槍の頂上には、たくさんの人。
後ろ髪を引かれつつ、下山開始です。
バイバイ、また会おうね
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  播隆窟を通り、中をのぞいてみる。
こんなところで53日間も過ごした播隆行者はすごいなぁ。
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  "ぎぃー"

何かが叫んだ。
なんだ、なんだ、そして騒々しい音、大きく揺れる草むら。

"サルだ・・・"

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何だか最近サルづいているような気がするのは、気のせいでしょうか・・・。

  意外にもたくさんの方が登ってきています。  
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台風が去るのを小屋でゆっくり待って、明後日にでも登頂するのかなぁ??

  槍沢までくると雨はやみ、
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太陽の光にあたってますます透明に輝く川の水。
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何とも幻想的。
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  そして、徳沢ではお決まりのソフトクリーム
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  ゴール、上高地。
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  台風接近ということで、当初の予定を大幅に変更させました。
1日早く下山し、槍ヶ岳登頂も断念したけど、また次回のお楽しみだね。

  ソロテント山行、まだ2度目。
前回よりもさらに楽しめるようになりました。
おかげさまで、体重も増加です・・・・。
また次の夏が来たら、ソロテント山行第三段、頑張るぞ~


追記
そして、この後ソロテント山行第二段①に戻ります。
まゆ太の案で、残った1日を松本市内で過ごしたのですが、同じような考えの山ノボラーは多く、宿泊した駅前のホテルは山登りから下山した人ばかり!!
チェックインのカウンターは、思わぬ客にてんてこまいの様子でした。
朝のビュッフェ、とってもおいしかったです

ソロテント山行第二段⑤ 東鎌尾根


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  槍ヶ岳を色んなルートから登ってみたい・・・、そんな夢をひそかに持っているまゆちゃんです・・・がしかし、
いざ、東鎌尾根を見上げてみる。
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"ちょっとこわいんじゃぁありません??"

最近クセになった独り言。
しかも、上まで続くハシゴ・ハシゴ・ハシゴ。
こんな道が続く。
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ハシゴを下って、
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ハシゴで登る。
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体力の消耗が早い・・・。
ちょっとしたスペースには、先客が休憩中。
そして、その先も、その先も。
いやぁ、休憩させてよぉ体が叫ぶ、はいはい、それなら声をかけてみよう。

"こんにちは、キツイですね"

ソロのおじさん2人が休憩中のスペースに入れてもらう。

"今日、オレは大槍ヒュッテでおしまいにしよう・・・疲れたよ"

"キミ、テントってことは、上までいっちゃうの??"

"殺生までです"

それから、オジサン達の山の武勇伝に花が咲き、盛り上がる。

"ちょっと、同盟くもう"

同盟??

"もし、何かあったら3人助け合おう、ギャーって声がしたらムシしないこと"

なんて、素晴らしい同盟なんだ
もちろんそれぞれ、別々のスタート。
一緒に登るわけでもないし、ジョークなんだけど、そんな風に"助け合おうね"っていう言葉に救われました。
おじさん達、ありがとう

  看板がでてくると、嬉しくなります。
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  そして、大槍ヒュッテへ。
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槍ヶ岳が、またさらに近くなりました。

  槍ヶ岳に向かって、
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いや、殺生ヒュッテに向かって進みます。
まゆ太、どの辺り歩いてるんだろう・・・、下にはたくさんの登山者。
全然、わからない。

  先に、お家を作って待っていてあげよう。
まゆ太の大好物のビールがすぐに飲めるように・・・。

  殺生ヒュッテ、到着。
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小屋の近くのテン場はいっぱい。
それなら、遠くても、槍ヶ岳の真下にテントをたてちゃおう
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まゆ太、きっと喜ぶな・・・フフフ

  1時間後、まゆ太到着
ヘロヘロのヘロヘロで笑ってしまう。

"絶対、先に到着して、ビールでも飲んで待っていようと思ったのに、大槍ヒュッテからのメールでなえた"

なぜか、不機嫌。
そういえば、大槍ヒュッテで、

"大槍ヒュッテ、到着。あと15分位で着く。"

ってメールしたけど・・・。

"おれ、その時まだ天狗原分岐過ぎたあたりだったんだよ"

まぁまぁ、このロケーションのテントで機嫌直して下さいよ。

  お水は、小屋から買うことができました。
  お手洗いは、小屋の裏にあります。

  外国人登山者も多く、10名近くの欧米人がいました。(みんな個人)
  槍ヶ岳ど~ん、のおかげで機嫌を直したまゆ太。
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まぁ、楽しそうですこと。
そして、槍ヶ岳に日が暮れるまで遊んでもらう。
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日暮れの槍もかっこよすぎる・・・。
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  そして、マシンガントーク同時勃発。
お互いにどうやってここまできたかを話し始める。
どちらも、話すばかりで聞いてない・・・。
さて、まゆ太はどこから登ってきたの??

  夜ごはんは、まゆ太が担ぎあげたレトルトパウチのカレー。
まゆ太は、どんなに重たくなっても、食べ物に対する執着が強く、フリーズドライ商品には手を出さない。
缶詰もいくつも持ってくる。

1泊なのに、60リットルのザック。
ワインに、おつまみに・・・、明日はさぞかし軽いザックになるんだろうな

  

ソロテント山行第二段④ 喜作新道


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  前回の記事よりも日にちがたってしまいました。
いやぁ、忙しくて・・・、サラリーマンは辛いですよ・・・。

  海外出張から帰った夜に、念願の蝶が岳へと思っていました。
ちょうど白馬へ行くひっきーさんに松本まで送ってもらう予定でしたが、仕事が終わらず断念。
それなら、思う存分ベッドで寝てから山へ行こうと、行って参りました

  今回は、山でゆっくり過ごすプラン。
八ヶ岳、北から南へ小屋巡り山歩きです。
ちょっと待ったぁ、その前にソロテント山行第二段、よろしくお願いします

  

  今回の山行で、ソロは殺生ヒュッテへ行くまで。
昨日までの道は一度歩いたことのある道で、気持ち的な余裕はあったけど、これから先は初めての道。
それも一人。
半端ない緊張感。
だからかなぁ、大天荘から大天井ヒュッテまでの30分間が一番こわかった
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ずっと下りで、道はザレていて、いくつかの梯子を使う。
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大天井ヒュッテへ到着した時は、ヘロヘロ。
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こんなところ下ってきたのね・・・。
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いやいや、まだこれから先は長い。
この道しるべ、かわいい
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  しかし、さすが山は心が広い。
西岳へ向かう喜作新道で、紅葉がはじまった見事なお花畑を見せてくれました。
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  ビックリ平を超えると、稜線歩き。
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空のお散歩。
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右には、槍穂、左には常念、山に包まれてる感じ。
アップダウンも少なくて、カメラを首からぶら下げ、撮影大会。
槍ヶ岳はどんどん大きくなって、正面に
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"やっぱり、近すぎるとこわいな・・・妖怪 タコヶ岳・・・"(まだ言ってる・・・)

  赤岩岳を通り過ぎ、
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さらに美しく槍穂が輝いてる
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  ヒュッテ西岳のテン場が見えてきました。
あと1週間位すると、もっと鮮やかな紅葉が見えるんだろうなぁ。
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  ヒュッテ西岳は、たくさんの若い男子で賑わっていました。
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これから、槍ヶ岳へ向かうようで、今日は13時間以上歩くとのこと。
若いってスゴイなぁ・・・。

  ちょうどまゆ太からメール。

"30分前に槍沢過ぎました"

とその時、小屋の方が、

"携帯、二人ともドコモ??それなら、ほとんどの場所でつながるよ。"

試しに電話してみる。

"まゆちゃん??"

つながる・・・。
殺生ヒュッテへ到着するまでいろんなところで試してみたけど、8割ほどつながりました。
ドコモ、やるなぁ

  水俣乗越までは、ず~っと下り、しかもかなりシビレます。
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これまでの登りの貯金が全て失われた気分でした。

  水俣乗越は、今日上高地から登ってきた方々でいっぱい。
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大曲からここまでって急登だもんなぁ~。
みんなヘロヘロ。

"お姉ちゃん、元気そうだね"

"この急登登ってきていないんですよ"

"いやぁ、ここは本当にきつかったよ・・・・"

  よおっし、次は東鎌尾根。
勝負はこれから

ソロテント山行第二段③ 大天井岳


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  燕山荘から大天荘までは、開けた稜線が続いて、向かい側は裏銀座。
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槍穂から、烏帽子まで最高の景色。

"2か月前は、あの道通ったなぁ~"

"雪はなくなったなぁ"

そして、手を振ってみる。
2か月前、こちら側に向かって手を振った自分への遅ればせながらの返事

  気分が高まって、これから進んでいく道を短く感じる、もっと歩きたい・・・。(頂上が大天井岳)
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そして、振り返って、歩いてきた道を眺める。
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歳はとったものの、2年前この道を通った時よりもはるかに体力がついていることに気づきました。
そして、山からもらえるエネルギーを吸収する能力も高くなったように感じます。
登った山が増え、山の名前が分かるようになり、より山と親しくなった感じかな。
そして、独り言も増える

"あっ、あの山の下あたりは、雲ノ平だぁ"

楽しくて仕方ない。
一人ニコニコ顔で、口を閉じようとしても、笑顔が溢れてくる。

"すごい馬力だね~、そんな大きいザック持って。"

休憩中のおじさんと立ち話。

"本当に、よいお天気に恵まれましたね~"

  喜作レリーフの前のはしご。
下って、その分登る。
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そうだ、以前は

"ここに真っすぐはしごかけたら、楽なのに・・・ブーブー"

と文句を言いながら歩いた記憶がある。
今は、この道を作ってくれた喜作さんに感謝の気持ちでいっぱい。
安全に山登りできてますよ~、ありがとうって。
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  この道標から真っすぐ大天荘の方へ登ります。
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この最後の登り、結構キツイんだなぁ。

  そして、到着。
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まゆちゃんが選んだ場所は、やっぱり大好きな槍ヶ岳が一番見えるところ。
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朝起きてテントからでて一番に目に入って来る

  お水を2リットル購入し、(下の写真の蛇口から購入)
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後は夜ごはんの準備だけ。
ブラブラと周りを散歩する。
お手洗いはこんな感じ。
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知らないおじさんたちと山の話で盛り上がる。
冬山のいろんなお話を教えてくれました。
これも、山の出会いだね~。

  今日の夜ごはんは、お昼食べられなかったおにぎりと、こんなおかず。
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外で山を見ながら、ゆっくり自分のペースで過ごせるのは、テントの醍醐味。
こんな夕焼けも寝ころんで味わえる。
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幸せだなぁ

  朝0430起床。
でも、シュラフからなかなか出られないのはまゆちゃんの得意技でして・・・
0500過ぎ、仕方なく脱皮。

"槍さん、おはよ~"
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"鳥さん、おはよ~"
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なんて抜群のロケーションにテントをはったんだ
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  まずは、大天井岳へ向かう。
小屋から10分ほどで到着。
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最高の景色。
白馬岳・鹿島槍岳まで見えてる。
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山は大きいなぁ。
このまま、ずっとあの先まで歩いてみたい・・・。

  この景色をまた見に来よう。
そして、次の目的地、殺生ヒュッテへ向けて出発しました。

ソロテント山行第二段② スイカとケーキ


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  12日、仕事を終えて中房温泉行きの夜行バスに乗ります。
元々、新穂から槍平へ行く予定でしたが、悪天候時の増水などを考慮し、燕から槍方面へ変更。
もちろん、そうなんですよ、そうなんですけどね、前夜思いだしたんです。
妖怪 タコヶ岳を・・・。



  前回、槍ヶ岳に登ったのは2年前。
大槍ヒュッテから向かいました。
憧れの、槍ヶ岳。
一歩一歩進むとどんどん大きくなって、遠くから見たスマートでスッとしたイケメン風佇まいから一転、ゴツゴツとした岩の塊に変わっていく。
こんなものを作り上げた自然や神様に脅威を感じ、歩みは遅くなり鳥肌が立つ。
進めば進むほど、岩の塊の凸凹がタコの吸盤に見えてくる。

"これはまるで、妖怪 タコヶ岳だな・・・"

真下から頂上を見上げた時、ふっと足元が動いたように感じた。

"たた食べられる"

まゆちゃんが立っているのは、タコヶ岳の足の上に違いない。

"まゆ太、こわい"

"大丈夫だよ、足元をしっかり見て歩けば安全だよ"

まゆ太は気付いていない。
本当は、妖怪 タコヶ岳であることを・・・(妄想中)。



  まゆちゃんは槍ヶ岳が大好きです。
どんな遠くの山にいても、いつも槍を探し、テントは槍が見える所、何でもかんでも槍を中心に山に登っていると言ってもウソではありません。
特に、三俣方面から見る槍ヶ岳が好き。
そう、ちょっと遠くから見る槍ヶ岳が大好きなのです。
見るだけで、一気に元気をもらえます。
ただ、神々しくて、近寄りがたい偉大な存在なのです。

   とはいえ、自分で選んだルート。
悪天候と聞き、テンションが下がる中、妖怪 タコヶ岳に一人で立ち向かえるか、考えてみる。
眠っていたタコヶ岳が、動き出し、まゆちゃんを踏みつける(またまた妄想中)。

"まゆ太、まゆちゃんは中房温泉からに変更します。槍ヶ岳登頂は、最終日、一緒に登ることにした"

"はぁ???"




  中房温泉行きバスは2台用意され、まゆちゃんは2号車。
乗っていた登山者はほとんど女性。
しかも、半分はソロ。
仲間がたくさんいると思うと、安心して寝ることができました。

  朝、0530頃到着。
最近は、男前な山登りをしていたので、久しぶりのカルチャーショック。
登山口の女子トイレでは、お化粧タイム。
鏡の譲り合い。

"すごいなぁ・・・"

女子力アップのため、まゆちゃんも。
はい、却下、メーク道具入れるくらいなら、柿の種を

  ゆっくり朝ごはんを食べ、1時間後最後の出発です。
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今回のザックの重量、どれだけ減らしても17キロ。
頑張らなければ・・・。

  お天気もとってもよくて、樹林帯も涼しい。
もう、秋なんだね。
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  まずは、一つ目の目標。
合戦小屋でスイカ。

"スイカスイカスイカ"

を掛け声に、一気に登ります。
そして、到着。
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おいしいんだなぁ~、丸ごと食べたいくらいだよ。
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  二つ目の目標。
燕山荘でケーキ。

"ケーキケーキケーキ"

まゆ太がいないので、食べ放題・好き放題。
いやぁ、ソロって楽しいなぁ。

  合戦尾根は、キツイと言われていますが、かなり下から燕山荘が見えて励みになります。
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お菓子のお家みたいに、とってもかわいらしく、しかも到着したらケーキが待っていると思うと意外とさくさくいけちゃいます。(まゆちゃんだけか??)
  そして、女王様燕岳。
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相変わらず、美しいわぁ~。

  山男の像が迎えてくれ、燕山荘到着。
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標高2704メートルに建ってるとは思えないほど、ステキな山小屋です。
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  そして、ケーキの時間。
4種類から選ぶことができ、まゆちゃんはチョコレートモンブラン。
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オ~ホホホ、山の上のケーキ、なんて優雅なんしょ

  テーブルの向かいには、若い男の子が座っていました。
お互いにポツリポツリと話し始める。
都内の大学に通う学生さんでした。
そして、最後に名刺をもらう・・・、って最近の学生は名刺を持ってるんだね~。
またどこかの山でホグロフス談議しようね!!

  スイカパワー・ケーキパワーで元気いっぱい。
さぁ、次は表銀座ですよ~
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ソロテント山行第二段① まずは最終日から


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  台風一過ですね~。
とってもよいお天気。
毎日早起きしていたので、こんな時間にパソコン開いてしまったわ

  ソロテント山行、第二段から帰ってきました。
その前に、訂正があります。
前回、12日にアップした記事は、11日にアップされる予定だったのですが、なぜか1日遅れ・・・。
出発する前に、返信するべきだったコメントもたくさんあり、(もうすでに出発していたので)お返事が遅くなってすみませんでした

  そして、出発前日に発生した台風や、まゆ太2泊目から途中参加決定で山行予定を大幅に変更させました。
結局、こんな感じの行程になりました。



12日 竹芝(2225) ⇒ 中房温泉(0525) 夜行バス

13日 中房温泉(0625) ⇒ 合戦小屋(0835) ⇒ 燕山荘(1000) ⇒ 大天荘(1330)

14日 大天荘(0830) ⇒ 大天井ヒュッテ(0905) ⇒ 赤岩岳(1035) ⇒ ヒュッテ西岳(1110) ⇒ 水俣乗越(1225) ⇒ ヒュッテ大槍(1400) ⇒ 殺生ヒュッテ(1415)

*殺生ヒュッテで、まゆ太と待ち合わせ(まゆ太は当日、上高地から登ってきました)

15日 殺生ヒュッテ(0835) ⇒ 槍沢ロッジ(1030) ⇒ 横尾(1140) ⇒ 徳沢(1225) ⇒ 明神館(1325) 上高地バスターミナル(1410)



  3泊の予定を2泊に泣く泣く変更です。
でも、いろんな運が重なり、深夜バスも、前日に臨時便が決定し、増便になったため、中房温泉行きのチケット最後の一枚をゲット。
台風前の好天気を狙ったので、最高のお天気に恵まれ、台風の影響は一切なし

  と、こんな感じでソロテント山行第二段が終了いたしました。

  で、残った1日はどうしたの~??というご質問が聞こえてきましたが・・・。
ではでは、今回は最終日、下山後編からアップしていきたいと思います


  3日目。
殺生ヒュッテから上高地へ一気降りしてきた、まゆちゃん&まゆ太。
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あれ、まだ台風の影響はないみたい。
雨も、降ってない。
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"なんだか悔しいね~"

"でも、明日は確実に台風が来るから、今日下山して正解だよ"

上高地と言えばこれ。
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お約束の上高地ビール
おいしいんですよ

1日早く下山した登山者も多く、余った食材であちらこちらでランチを作っている。
なるほど~。
まゆちゃんも見習い、ラーメン作り。
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"おいしそうだね~"

登山者が作る山ランチに観光客の方たちは興味津々。

"今日さぁ、東京に帰っても、明日東京に台風くるんでしょ、それなら、1日あまったんだし、松本で遊んで帰ろうよ"

まゆ太らしからぬ、楽しい提案。

"台風が去った、午後から松本をでて、ゆっくり帰ろうよ"

"まゆちゃんの大好きな"おさるのもおすけさん"に、会いに行けるよ・・・フフフ"

"のったのったぁ~"

おさるのもおすけさんとは、まゆちゃんの大好きなブロガーさんです。
オンナ一人で、テン泊9泊10日したり、雪山縦走したりと、憧れのお姉さまなんですよ~。
一目会いたいとず~っと思っていたまゆちゃん、台風のおかげでチャンスがきた~

  そして、松本まで向かいます。
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新島々で乗り換えた電車、なぎさTRAIN。
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テレビに風鈴に・・・、
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不思議だらけで疲れていても全然寝られませんでした

  松本ではいつも、"風林火山"へ行きます。
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居酒屋さんなのですが、どれもこれもおいしくて、郷土料理もお酒も豊富。
いつも混み合っているようで、今回も2時間待ちました。
後ろの団体さんは、地元の山ノボラーのようで、会話に山用語がたくさんでてくる
仲間に入りたいなぁ~。

  翌朝、ちょうど松本に台風が接近。
そして、風雨の中、傘2本無駄にしながらも、まゆちゃんは会いたい人がいる
徒歩10分ほどの距離のお店へ小一時間かけて到着。

"何だかいない気がする・・・"

ブログの中では顔だししている方なので、何となく違うことがわかる。

"ああの~、もおすけさんによろしくと伝えてください。まゆちゃんと申します"

と、店員さんに伝えて終了。
悲しい・・・。
会いたかったなぁ

お店をでると、もう雨はほとんど止み、バスターミナルへ。
台風一過の中、車窓からは、富士山や鳳凰三山が夕陽を浴びてとてもきれい。
きっと、北アルプスの山々も今は穏やかなんだろうなぁ。

  一人で歩いた、喜作新道・東鎌尾根からみた妖怪タコヶ岳(後にお話します)が忘れられない。
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よっし、来週もソロテント行こうっと


  明日から山行日記をアップさせますので、また遊びにきてくださいね~。

パッキング中


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  バスのチケット、なんとか確保できました。
そして、パッキング中。
山の大先輩、鈴木みきさんの本でテントを学んだまゆちゃんですが、4日間14キロにおさめているみきさんはすごい。

"まゆちゃん、パッキングは力ですよ・・・"

と、言った言葉が頭の中をグルグル。

何とか、50リットルのザックに全てを入れないと。
そして、とうとうお菓子も一つ減らし・・・。
お菓子だけは死守していたのだけど、いやぁね、一番重たいものってお菓子だったんですよ
減らしましたよ、食べましたよ、ただいま消化中です・・・


メールがくる。

"足がなかったら、運搬してあげようと思ったのにぃ・・・"

ひっきー先生、遅い

"週末、こちらも槍予定"

"待ち合わせは、槍で"

"日程、ずれてるからムリだね~"

ひっきー先生にもてあそばれながら、何とかパッキング終了。

  いよいよ、明日出発です。
2度目のソロテント山行、そして、北アルプスへ。
山登り4年目の夏、一人で地図を広げ、ルートを確認し、コースタイムを調べ、買い物に行き、バスのチケットをとって、パッキングして・・・。
まゆ太、卒業の時だね

北ア ソロテント山行プラン


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  働きバチのまゆちゃんです。
そして、明日も明後日も働きますが、なんと、金曜日から急遽5連休。
なんのご褒美だぁぁ??
山しかないですよね

しかし、ここは連休の時。
バスがない、予約いっぱい、でも、何とかどうにかして山へ・・・。

今回は、ソロになりそうです。
ソロで行くとなると、初めての鹿島槍はちょっと恐い。
そして、地図を広げて悩む。

大好きな、三俣方面。
でも、この前行ったばかり。
今、一番興味ある、裏銀座。
もう1泊ほしい・・。

と、悩んだ末、こんなルートで行こうと思っています。
ソロだし、朝は寒くてシュラフの中での格闘時間を考えて、ゆっくり北アルプスを楽しむ豪華槍三昧プラン

1日目
新穂高温泉 ⇒ 槍平小屋
コースタイム: 0430

2日目
槍平小屋 ⇒ ヒュッテ西岳 (西鎌尾根・槍ヶ岳)
コースタイム: 0740

3日目
ヒュッテ西岳 ⇒ 燕山荘 (東鎌尾根・表銀座)
コースタイム: 0535

4日目
燕山荘 ⇒ 中房温泉
コースタイム: 0250


燕山荘のテン場がいっぱいだったら、常念の方へ行くことも考えています。
お天気に恵まれますように・・・

暴露!!ラブラブ 男二人で開山祭 


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  いろいろと写真の整理をしていると、まゆちゃんを置いて行った、"まゆ太&ひっきー先生の谷川岳開山祭"の写真がでてきました。
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う~ん、今思い出しても悔しいぞ
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以前から仲の良かった2人ですが、最近は何かあると

"ひっきーはいいやつだよなぁ~"

と、まゆ太は言う。
きっと、二人何かラブラブな事件があったに違いない
まゆ太が愛をこめてひっきー先生の写真をおさめている。
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まぁ、楽しそうですこと。

ぜひ、皆様にも愛の山登りのおすそわけ~

羨ましいブロガーさん達の記事


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  いろんな方のブログを見ていると、今年雲ノ平へ行かれた方が多いこと
しかも、有名ブロガーさんに会えたり、コメント友達でバッタリ⇒テン場で宴会・・・なんてと~ってもステキな山行記事を、指をくわえて拝見しているこの頃です。
昨年の雲ノ平縦走は、誰ひとり会いませんでしたわ

  "まゆちゃんの山登り"はいつも時期をはずしているようで・・・。
あえてそうしているわけではないのだけれど。
混み合うテン場、渋滞待ち登山など経験はありませんが、その分、そんな出会いはなく、まゆ太とひっそり極めてマイペースに山を登っています。

そして、また時期をはずした今月中旬・下旬。
今度こそ、鹿島槍へ行ってこようかと・・・。(お天気次第・仕事次第)

  またもや、し~ずかな山行になるわけで・・・。
とはいいましたが、おしゃべりまゆ太がいるので、決して静かではない・・・のかぁ

北アルプス 霞沢岳④ 下山しても上高地


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  サルが、たくさんのサルが近寄って来る~。
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大きいサルも、小さいサルも・・・。
人間慣れした上高地のサルとはいえ、野生のサル、もう覚悟を決めるしかない・・・
あれ?
あれ?
あれ?
ゆっくり目を開けてみる。
まゆちゃんにはま~ったく興味なし。
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そして・・・・・・・・・・・・・
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サッササルにもバカにされている・・・
・・・・・・・ガルルルル

しかし、こんな間近でサルをみたのは初めて。
まゆちゃんの周りで適当に遊ぶサルたち。
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ムシだ。
それなら、こっちもムシして、梓川を堪能するぞ~。
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  いつもお風呂はここ、上高地アルペンホテルでお世話になっています。
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  お風呂の後は、河童橋付近を散策。

"山では雨降ってるのに・・・不思議だねぇ"

でも、ここでもガスは多く、岳沢付近もあまりよく見えていない。
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しばらく水遊び。
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  そして、お昼ご飯。
お昼ご飯の後は・・・、フフフ下山を決定していた時から決めていました。
上高地帝国ホテルでケーキ・ケーキ・ケーキ
ゆっくり散策をしながら、到着。
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ステキなホテルだね~。

"まゆちゃん、ここ泊まりたい"

"昨年予約したけど、仕事で急遽キャンセルしたのまゆちゃんじゃん"

そんなことありましたかなぁ??
覚えていない。
ホテルの中もステキ。
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自然とマッチしていて、なかなかよい雰囲気だわぁ~。
ケーキ、2つ。
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まゆ太のものもまゆちゃんのもの、イヒヒヒ

  霞沢岳、残念だったけど、大好きな上高地でたくさん遊べて充実した2日間でした。
さて、リベンジ登山はいつにしようかな~。

  

北アルプス 霞沢岳③ リタイア


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  夜ごはんの時間です。
今日も、お湯を入れるだけ・・・・。
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工夫はないんかいって毎回思うけど、思うだけで終わってしまうまゆちゃんです。
マーボー茄子丼とビーフシチュー。
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そして、ワイン。
この袋入りワイン、1袋コップ1杯分。
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山ノボラーのためにあるみたいでしょ
そして、おつまみの、鶏の炭火焼、この前福岡出張へ行ったときに買いました。(結局、お腹一杯で、食べられませんでしたが)
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  夕焼けがとってもステキ。
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今日は元々、雨の予報でしたが、何とかもってくれ・・・。
ということは、明日は雨なのかなぁ。
もう1日、何とかもってくれたらなぁ~と思いながら爆睡。

  朝、0430。
雨・・・。

"まゆ太、雨だよ・・・、しかも風強し"

"もうちょっと待ってみよう"

その間、朝ごはん。
ひじきに、きんぴらごぼうに、魚に・・・、さすがまゆ太セレクション。
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まゆちゃんは、朝から焼き肉でもいい

小屋に泊まっていた団体さんは、0500発で霞沢に登ると聞いていたのだけど、0500過ぎても気配なし。

"まゆ太、雨きつくなってきたよ"

"もうちょっと寝て待とう"

仕方なく、パッキングし終えたシュラフを出し、二度寝。
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0730頃、雨の中団体さんは、下山開始。
0800頃、個人客もぞくぞく下山。

"まゆ太、みんなあきらめて降りてる・・・"

"こんな雨だったらなぁ。"

"圧巻だよ、圧巻の景色何もないなんて悲しすぎるよ"

"もうちょっと、ここでゆっくりして、また次回来ようか"

"うん・・・・・・・圧巻の景色見られないなら仕方ないよね"

悲しい・・・。
でも、またここに来れる口実ができたし、東京からムリなく1泊で登れる山。

"ということは、上高地で遊んで帰る時間がたっぷりってこと~"

  0900頃から、テントを片づけ下山の準備を始める。

小屋の前にはドコモ、山では本当にドコモは強いよね。
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  トボトボ下山開始。
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雨にぬれたお花達。
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まゆちゃんはこの小さな宝石が集まった感じのこのお花が大好きです。
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あ~上高地、なんてステキなところなんだろう・・・。
梓川に座って1人思いふけっていたまゆちゃんの周りにはサル。
知らない間にサルに囲まれてしまったぁ

北アルプス 霞沢岳② 徳本峠小屋


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  明神館を過ぎて少し行ったところで、徳本峠の分岐がありました。
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ここからは、誰もいない静かな登山道。
ほんの数日前に、八ヶ岳へ行ったばかりなので、エンジンのかかりがよいみたい。
まゆ太とは距離ができてしまうほど。
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いやぁ、コンスタントに行く山登りは体にも優しいね~

徳本峠までの登山道は、本当によく整備されていて、まるで高尾山。
ちょっと歩きにくいところは、橋や梯子がかけてある。
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徳本峠まで残り15分ほどの場所に、最後の水場。
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最後と書かれていると、なぜか水を汲みたくなる・・・なぜだろうね

少しガスってるけど、明神岳ど~ん。
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トゲトゲ感がたまりませんねぇ

  そして、徳本峠へ。
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徳本峠小屋は、歴史ある小屋で有名です。
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1933年、上高地にバス道ができるまでは、この徳本峠を通って上高地へ入るのがメインコース。
ウエストンも通った峠道にある小屋なのです。
数年前に改築されたみたいですが、以前の古い建物を一部残して、まだまだ昔の余韻たっぷり。
小屋の方のお話によると、古い建物の方がよっぽど雪に強く、頑丈らしい。

"昔の、シンプルなものが結局一番扱いやすいし、強いんだよ" 

って。
受付は、改築された方にあります。
"ランプの宿" と呼ばれ親しまれてきた雰囲気を壊さないように、こんなにステキなランプがお出迎え。
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小屋の方は、気さくで優しくて、そして強くて、THE山男です
テン泊のまゆちゃん達を小屋の中に迎い入れてくれ、以前使用していた古いランプを出してきてくれました。
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"下に石油を入れて、灯すんだよ。上はすっごく熱くなるけど、下は大丈夫"

明神岳のお話、山小屋のお話、たくさんのお話をしてくれました。

"今度は、山登りじゃなくて、ふつーに遊びにおいで"

何度も何度も言ってくれました。
きっとこの山小屋はまゆちゃんにとって特別な場所になるな・・・、そんな気がしています

  テン場は小屋の目の前。
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お手洗いは、小屋にあるものを使用します。
古くて汚いトイレだと思ったでしょう??
いやぁ、すっご~~~~~~~くキレイなんですよ
街の公衆トイレよりも何倍もいい
水場は、小屋の前で買うことができます。
2リットル100円だったかなぁ??

  今日のテン場は他に誰もおらず、独占。
ぜ~んぶ、まゆちゃんのもの~
明神が正面のど真ん中にど~ん。
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  あまりお天気良くなかったけど、奥には前穂も見えてる。

"明神、登りたい・・・・"

同時に出てきた言葉。
しかし、地図にはない登山道。

"行ける??まゆ太??"

"すみませ~ん、明神登りたいんですけど~、やっぱりムリですかぁ??"

小屋の方に聞く。

"ここだけの話、行けるよ。ザイルなしで行けるよ・・・・フフフ。ここだけの話"

まゆ太、次はあそこだね・・・フフフ
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北アルプス 霞沢岳に向かって① 上高地バンザイ


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  今日は病院をさぼって、本屋へ行ってきました。
TOEICの結果が散々だったので、仕方なく参考書を買いに。
気がつけば英語のコーナーにたどり着いたのは2時間後。
まぁ、アプローチが長いこと長いこと。
急なトラバースに、鎖場にはしごに・・・・、すみません、山コーナーで1人盛り上がっていただけです

近所の本屋さんには、"山岳"というコーナーがあり、そこからのスタートが定番となっています。
いつもはすいている山岳コーナーに、鈴木みきさんの本を読みふけってる人、四角友里さんの本を探しに来た人などなど若い女の子でいっぱい。
あ~、山ガール予備軍だなぁ
こうやってまずは本でお勉強して、山行ってみるか~なんて一歩を踏み出そうとしている若い方がたくさんいるのを嬉しく感じます。
まゆちゃんが山からもらっているプレゼントを、たくさんの人に感じてもらいたいなぁ~。

と、爽やかな流れですが、ビンボーまゆちゃんは立ち読みです、すみませんです


  ところで・・・、
北アルプス、霞沢岳目指して上高地へ行ってきました。
霞沢岳(200名山)、以前から気になっていた山です。
なぜか・・・、それは"山と高原地図"に書かれてあるこの言葉。

""穂高連邦・笠ヶ岳の展望は圧巻""

どうですか、圧巻ですよ
行くしかないでしょう

(1日目)
新宿(0720) ⇒ 上高地バスターミナル(1230) 路線バス
上高地バスターミナル(1310) ⇒ 明神館(1350) ⇒ 徳本峠小屋(1530)

  2年ぶりの上高地。
まゆちゃんもまゆ太も嬉しくて、歩みがとても早い。
河童橋は相変わらずたくさんの人。
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ここは、普通の人達と登山者が、特別な感情なく共存できる数少ない場所なのかなぁと思う。
上高地は、登山基地。
大きなザックを背負って歩く人達を見る羨望の目、そして、いつかはあんな感じでラブラブで歩きたいわぁ、という観光カップルへまゆちゃんからの熱いまなざし・・・

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いやいや、そんな環境があったとしても、置いて山登るな。(後ろ姿がそう言っていますね

そして、まゆ太もご機嫌らしい。
ポーズなんてとってる
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  明神館までは、まるで競歩。
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早く歩きたいのではなくて、あまりにも気持ちが良くて足の回転がどんどん速くなる。

そして、知ってしまいました、上高地の暗黙のルールを。

"こんにちは~"

たくさんの人と挨拶をします。
でも、何か違和感を感じる・・・。
そう、そこにはルールがありました。

登山者 ⇔ 登山者  
登山者 ⇔ 観光客  
観光客 ⇔ 観光客  

そうなんです、登山者同士しか挨拶をしません。
登山者 ⇒ 観光客で挨拶をしてしまった場合、50%の確率で返事は来ませんし、軽くペコっと頭を下げてもらえるくらい。
不思議だなぁ~。

  そして、山ファッション。
さすが、上高地。
登山基地だけあって、目的も、レベルも、日数も違った多種多様な登山者がいます。
登山道はまるで、ファッションショーのランウェイ。
華やかだし、オシャレだし。

"ここに座って人間ウォッチングしてるだけで楽しいよね"

と、オッサンまゆ太が言うほど!!

"あんなロンT欲しいなぁ"

そして、またまた見つけてしまったのです。
山ファッションの法則を
ピンクのTシャツを着ている人は、高い確立でオーバーフィフティ。
もちろん若い人もいますが、圧倒的に50代以降の山ガールにピンクは人気のようです。
最近は美魔女ブームもあって、きれいなお姉さまが本当に多い。
オシャレな山の先輩達を見ていると、歳をとることは決してこわくないよね。
お勉強になったなぁ~

上高地にいるだけで刺激的な時間。
でも、目的地は徳本峠小屋。
まだまだ先だぁ~

ソロテント山行 デビュー!!④


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  寒いぞ・・・、いや暑いぞ・・・。
体がおかしくなりそうだわ、フフフ
と、ご機嫌、上高地帰りのまゆちゃんです。
と、その前にソロテント山行の途中でスミマセン。


  下山の時です。
ピストン嫌いのまゆちゃんは、御小屋尾根を通ります。
でも、このルートは地図上にマークがついています。
行けるかなぁ・・・。
ちょっとのぞいてみる。
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かなりガスってるけど大丈夫かな、きっと大丈夫だ。
とそこへ、御小屋尾根から登って来た山男を発見。

"すみません、ここを通って下山しようと思うのですが、道迷い大丈夫でしょうか??"

今回の山登りで初めてまゆちゃんから話しかけてみました。

"大丈夫だと思うけど・・・、でも意外と長いですよ"

"4時間位みておけば大丈夫ですか??"

"そんなにかからないけど、それくらいみておけば充分だよ"

"ありがとうございます"

時刻はまだ0930。
1430の下山を予定している。
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頂上はガスガスで、展望は何もないけど、せっかくだからゆっくりしよ~とぼ~っとしていたその時、
事件です

"あの~、写真撮ってもいいですか??"

先ほどの山男に声をかけられる。
よく見ると、イケメン男子

"いいですよ~、撮りますよ~"

"そうではなくて、キミの写真撮っていいかな??"

なんだなんだなんだ!!
どういう意味だ??
もしかして、汗まみれのおもしろい顔をした山女子の写真を撮って街で笑いモノにする気~(そんな風にしかとれないまゆちゃんって、ひねくれた性格なんだねぇ・・・

"いや、あの・・・・ちょっと・・・・"

こんな言葉しかでてこない。

"ダメですか?"

"ちょっと・・・・あの・・・・どうしてというか・・・何でというか・・・"

"・・・・・・・・・・・・・すみません"

イケメン山男は去った。

  例えば、こんなことがよく起こる美しいあなたならきっと、

"いいわよ~、その代わりきれいに撮ってよ。ダメダメ、あたくしは右側からしか写真を撮らせないオンナなのよっ"

なんて、さらりと言えるかもしれない。
だけど、まゆちゃんは・・・・・・・・ない。
そんな経験ない。

  そして、天使がつぶやく。

"まゆちゃん、それでいいのよ~。何があるかわからないじゃない。縁がある人はまたきっとどこかで会えるわ"

  そして、悪魔がつぶやく。

"写真なんかなんぼでも撮らしたらんかい。アホ"

ウオォォォ~頭を抱える、まゆちゃん。
どうしたらよかったのォ・・・
しかし、過ぎ去ったこと、いつも通りの結末じゃん!!とりあえず下山の時間です・・・・・・・。

  一歩踏み出す。
何かすっごくイヤな予感がする。
中岳のコルからの道とは全然違う。
きっと、ここから登る登山者は少ないんだろうな。
先ほどあんなに整備されていた道とは違い、何もなし。
しかも、ザレ加減が半端ではない。
登ることはできても、下りはかなりキツイ。
しかも、ガスの中、先が見えない。
恐る恐る20分ほど進んでみるが、気付いてしまう。

"ここ、登山道じゃない・・・・・・道、間違ってるよォ"

と、瞬間、ほぼ90度のザレ道で1mほど滑ってしまう。

"やめよう、この道やめよう。"

そして、来た道を通り、正確な登山道を見つけました。
ちょっと覘いてみる。

"ムリだ・・・さっきとあんまり変わらない・・・"

  そして、また阿弥陀頂上へ登りかえす。
え~、ピストンでございます、行者小屋まで。
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まゆちゃんの実力はこんなものでございます
なぜか行者小屋を通りすぎ、赤岳鉱泉小屋方面へ無心に歩く。
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  赤岳鉱泉で、我に帰る。
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なんで、赤岳鉱泉なんだ???
悔しいからって、どこまで強がりなんだぁ!!
でも、そんな自分が可笑しくて1人で笑っちゃいました
そして、鼻歌を歌いながら、ゆっくり下山。

赤い色の川の水。
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恐竜のような折れた木。
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ふっさふさの苔。
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  計画通りの山登りではなかったけど、リタイアする判断もできたし、まずまずのスタートかなぁ・・・。
街ではいつも誰かと一緒じゃないと不安で、1人じゃなにもできない性格なんだと思い込んでいたけど、本当は十分1人でも楽しむことができるモノを持っているみたい。
それに気付かずに、いや気付こうとしないで過ごしていたんだね。
新しい自分を発見!!
また、山に教えてもらったね。


  1340、美濃戸口へ。
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1500発、新宿行きの直通バスがあるみたい。
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それまで、お風呂に入って、まゆ太へ無事の電話をして・・・。
日常だ。
でも、ちょっと違う、何かが違う。

虫でたとえると、脱皮した感じ。
そうだ、昨日から全部一人でやったな。
雨に濡れた重たいテントも撤収したし、ごはんも作ったし、そうだ、ペグを打つの大変だったなぁ。
でも、これもあれも全部1人でやったんだよなぁ。
もちろん反省点もいっぱいあって、ノートに書き込んでる。
"次は、ここをこうして・・・・と"

2013年の夏は、特別な夏でした。
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重たい殻に覆われた自分を、なが~い時間をかけて自分で脱いでみました。
できないと思っていたことができた瞬間、目からうろこ、まゆちゃんこんなんできました~と、じわじわと幸せに満ち足りてきて、体中からキラキラと何かが溢れだしてくる。

よ~し、ソロテント山行第二段、計画たてるぞ~

ソロテント山行の途中ではありますが・・・


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  まゆちゃんのソロテント山行、これからがスリル満点、逃した山男編が始まるのですが、今から山登りへ行ってきます。

前の記事でお知らせした通り、北アルプス、霞沢岳
そして、久しぶりの上高地でございます。

いやぁ、ブログのアップが間に合わないほど山登りができるなんてしあわせぇ~

  安全山行で行ってきます。
ちなみに、今回はまゆ太も一緒です。

  どうぞ、皆様も安全山行で~

ソロテント山行 デビュー!!③


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  ところで、今回の1泊は40リットルのザック、総量12キロでいきました。
写真に写ってあるもの以外は、シュラフと、テントと、マット。
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左上から、
 コッヘル・ガス・カトラリー・芯貫トイレットペーパー
 シュラフカバー
 お水2リットル
 アタックザック
 エマージェンシーグッズ
 メイク道具等 (日焼け止め・コンタクト・などなど)
 行動食(おやつ)
 ジップロックに入ったごはん
 レインウエア上下・フリース
 着替え・お風呂グッズ(タオル・手ぬぐい含む)

  ホグロフスのMATRIX40は、まゆちゃんの体によくあっていると思います。
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OXO50は、横に横に入りますが、MATRIXは、縦に入るので、ほそなが~く見える。
これは、プリプリのまゆちゃんにとっては、ありがたいことです

  朝、0430。
お隣のテントのラジオの音、後ろのテントの人の声で目が覚めました。
テントは、薄いナイロン1枚。
音は意外と大きく聞こえます。
起床予定時刻は0600。
二度寝開始。
とは言っても、寝られない。
シュラフの中で、ぼーっと過ごし、0530、テントから顔を出す。
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フフフ、山ですよ。
赤岳に今日登る阿弥陀に朝から大興奮。
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  今日の朝ごはん。
α米、さんまの味噌煮、小魚のふりかけとお味噌汁。
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お家にいる時よりも立派な朝ごはんです。

  そうそう、ゴミはどうしているかというと、ナイロン袋に入れて小さくし、ジップロックに入れてます。
そうすると、漏れてこない、ニオイもなし
こんな感じで。
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  やっぱり、今日はお天気が悪そう。
まだ、0700だというのに、ガスが多く、山が見えなくなる。
午後には雨。
中岳を通っての阿弥陀はやめよう。


  行者小屋(0800) ⇒ 阿弥陀岳(0900)

行者小屋を出て10分ほどの分岐でオジサン二人組に会う。

"1人??えらいね~、午後には雨だから早く降りるんだよ"

えええらい~??
普段、賢い・えらいなんて一切言われないまゆちゃんはもうすでに満足。

"1ピーク登ったかのような嬉しさだよ・・・イヒヒヒ"

と、1人笑い。
中岳のコルまでは誰にも会いませんでした。
歌を歌ったり、お花の写真を撮ったり、とここまではよくある話ですが・・・・・・、
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まゆちゃんの場合、山登りの練習といって、狭いトラバースになったザレた道をザックを置いて何度も歩き直してみたり、ツボ足の練習といって急登のザレた登りを登っては降り、登っては降りとまぁ、かなり変人らしからぬことをやっておりました。
もちろん、1人だからできることでありまして・・・。
  と、ここまで変人的マイペースに登ってきたまゆちゃんにとって、中岳からのコルは違う世界でした。
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まずは、ハシゴに鎖場は、
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渋滞です。
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渋滞待ちをします。

"鎖場登っているところ、写真撮りましょうか?" 

と、声をかけてくれる。
1人だと、写真撮りましょうか~?の一言はとっても嬉しい。
でも、今回は辞退。
だって、危険な所だから心やさしいお兄さんに何かあったら大変!!

  中岳のコルからの道は、まゆちゃんの大好物。
ただ、すごいザレた道で下りはとてもこわい。
登りでも滑ってしまうところさえありました。
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  多くの人は、中岳のコルにザックをデポしていましたが、まゆちゃんはそのまま御小屋尾根を通っての下山なのでそのまま担ぎあげます。
いやぁ、やっぱり岩場・鎖場で重たい荷物で行動するのはちょっと危険。
これからのテン泊装備考えないとなぁ。

  ついに阿弥陀岳ピークへ
やったぁ、1人テン泊山登り大成功

"写真撮りましょうか??"

またまた嬉しいお言葉。
しかも、たくさんの人に声をかけてもらいました。
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阿弥陀様、ステキな方たちとの出会い、どうもありがとうございました

ソロテント山行 デビュー!!②


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  美濃戸口(1110) ⇒ 美濃戸山荘(1145)

美濃戸山荘まではず~っと林道でとにかく暑い。
バテないように、ゆっくりゆっくり進みます。
テン泊装備で一人で歩くのは初めてなのだけど、自分がどんな歩き方をするのが得意なのか今回の山登りでよくよくわかりました。
 ゆっくりゆっくりペースをあげないこと
 こまめな休憩はかえってしんどい
 3時間に一度10分以上のお菓子休憩が必要

という感じで・・・。
まあ、とにかくマイペースにに進むことがどれだけ楽か
しかも、燃費が悪いので、休憩イコールお菓子タイム。
山登りしても痩せないわけですよ

  美濃戸山荘に着くと、

"今から登るの~?湧水冷たいからそのお水捨ててここで入れていきな。"

と、声をかけてもらう。
一人だと、余計感じる人の温かさ。
湧水で冷えたトマト、美味しそう
で、買ってしまいました。
DSCF7968


"おいし~"

まゆ太がいれば、こんなことできないもんね~。
好き勝手、やりたい放題のまゆちゃんです。

  
  美濃戸山荘(1200) ⇒ 行者小屋(1400)

南沢を通って、行者小屋に進みます。
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苔むした樹林帯。
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暑さが全然違います。
木々が暑さから守ってくれてるのね。

  仙丈ヶ岳で学んだ防護柵。
ここはシカだけでなく、人間に対しての意味もある。
山にお邪魔させてもらってるから、ルールだけは守っていかないとね。
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  好きなタイミングで立ち止まって、写真を撮ったり、大きな岩を眺めたり。
この道も何度も通っているのだけど、見逃していたものたくさんあったんだなぁと、1人を満喫します。
小さな穴から冷たい風が出てくる。
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"ひゃぁ~、すっずしぃ~" 

と、1人盛り上がるまゆちゃんの後ろに、

"風穴だね、よく見つけたね"

と、おじさん。(フウケツっていうんだ・・・まゆちゃんずっとカゼアナって思ってたよ、お勉強になりました)
  ゆっくりだけど休憩をしないまゆちゃんはどうしても、早く進んでしまいます。
このままだと、小屋に早く着きすぎてしまう。

かわいいケルンの前でお菓子休憩。
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トンボもケルンの上で休憩中、山はもう秋だね~。
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ザックと同じこんな恰好でおやつの後はお昼寝。
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気ままっていいなぁ~


  お盆明けの行者小屋は、あまり人はいませんでした。
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テントも10張りもなく、場所は好きなところを選びたい放題。
どうせなら、ど~んと真ん中に、一番太陽が感じられるところ。(その理由はですね、寒さに弱いまゆちゃんは太陽と同時ではないと行動ができないんですよ、翌朝のためです・・・
テントの上にシュラフも干して、パッキングして、はいビ~ル!!
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赤岳と カンパ~イ
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良く頑張りました

  で、明日の予習・・・・・・
あれあれ、ビール片手に開いていた地図は北アルプス!!
フフフ、以前からやろうやろうと思っていた内職をここでね。
今まで歩いてきた道を赤い蛍光ペンでなぞります。
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この地図が真っ赤になるまで山登りするぞ~

  そして、この場をかりて今週末の山登りを発表します。
1泊2日、北アルプス200名山霞沢岳へ行ってまいりまっす。
久しぶりの上高地、週に2度も山登りできるなんて、お盆とお正月が一度にきたみたいだわ

  夕方になり、かなりガスがでてきました。
太陽に照らされた八ヶ岳は何とも幻想的で、ただただじっと見てるだけでもあきません。
まゆちゃんは一体何時間、山ばかりみてたんだろう・・・。
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  今日の夜ごはんは、結局食べなかった(お菓子ばかり食べてたからね)お昼ごはんの梅おにぎりと、夜ごはんの梅おにぎり合わせて3つと大好物の香るチキンカレー。
梅の酸味も効いていて、夏にぴったりのカレーになりました。
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  今回の山登りは、1人で山を感じること。
明日はお天気が良くないみたいだから、阿弥陀岳を登り御小屋尾根を通って下山というゆるいもの。
ゆっくり、テントの生活を楽しもう。
そうだ、今日は星がみたいな。
星がでてくるまで、待っていようっと。
山で見る星、実はほとんど見たことがないんだよなぁ。
すぐに寝ちゃうから。
何度も何度も、テントから顔を出し、空を見上げる。
空が近い。
雲が大きい。
虫の声はだんだんと大きくなる。

  本当に、まゆちゃんは一人だ。
何だか、おじいちゃんおばあちゃんのお家に夏休み1人で遊びに行ったときのような楽しさと、ちょっと不安な感じ。
しかし、温かいシュラフに包まれたまゆちゃんは、星を見ることなく、爆睡していました

ソロテント山行 デビュー!!①


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  暑い・・・。
昨日はあ~んなに涼しくて、フリースなんて着てたのにぃ・・・・イヒヒヒ

タイトルを見て驚きになった方もいると思います。
そうです、ソロです。
テントです。
まゆちゃん一人です。

  スケジュールを開けば、19・20・21日と三連休。
平日。
誰もお休みではない、お盆明け。
以前からこっそりとソロテントデビューを狙っていました。
いろいろ考えて場所は八ヶ岳。
何度も行っているし、行者小屋のテン場は初心者にとっては最高の居心地。
水場も小屋も目の前、石は多いけど整地されたテン場
早々にまゆ太に言うと、

"ダメダメダメ、1人ダメ"

と、怒り、まゆちゃんもなえてしまうので、前日夜2200に告白。

"明日、八ヶ岳行ってくる"

"ダメ"

"もう行くって決めたんだよ"

"ごはんもないでしょ"

"この前使わなかった、α米と、カレーもあるし、行動食はたんまり"

"本当は誰かと行くんでしょ"

"誰も行かないよ、本当に一人だよ"

ここからは、寂しがり屋のまゆちゃんが誰かと一緒に行くことに疑い始める。
1人で頑張る!!って思ってるのに、ほ~ら、1人じゃなくて誰かと一緒じゃんと思われていることにむしょ~に腹は立つが、相手にしてられない。
明日の早朝にはお家をでないといけない。


  そして、新宿へ。
憧れのスーパーあずさがホームにとまっている。
隣にはスーツ姿のまゆ太がいる。
まゆちゃんの頑固さに負け、仕方なく見送りにきました。
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"要所要所で電話するように。水分はたくさんとりなさい。"


  そして、ついにまゆちゃんのソロテント山行がスタートしたのです。  
やっぱり緊張する。
何度も何度も地図を出しては広げを繰り返す。

"八ヶ岳ですか??"

隣に座っていた人から声をかけられる。

"はい"

"僕は甲府で降りて、○○まで登るんですよ"

○○が聞き取れなかったけど、何だかとっても緊張していて適当な返事をする。

こんな時はいつもまゆ太がしゃべってたんだよなぁ~、どんな話題にものっていけるし、あのお口は才能だなぁと初めて褒めみました

  茅野の駅から美濃戸口行きバスへの乗り換え。
キップの買い方が分からなくて、運転手さんに丁寧に教えてもらいました。
これもいつもまゆ太に任せてたんだなぁ。
そういえば、山登りを始めたばかりの時、登山靴になれず、靴ひもすら自分で結べなかったし、シュラフを袋に収納することもできなかった。
年月は経ち、そんなまゆちゃんが一人でテントをかついで山に向かってる
山が近くなってくると、緊張は全くなくなり、1人でここまで来れたことに自信すら感じてしまう。
大丈夫、頑張れるよ

  1110。
美濃戸口を出発し、今日のテン場行者小屋へ向かってゆっくりと進み始めました。
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夏の戦利品の話なんですけど・・・ 


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  再び、あの奇病がやって参りました。
一昨日の仕事終わりに、また片耳が聞こえなくなる。

"耳、聞こえない"

と、まゆ太にメール。

"明日、病院行こう"

"明日は、びよういんだよ"

"やめて、病院行こう"

"びよういんだよ"

美容に異様にこだわりを持つまゆちゃんは(はい、ウソをつきました)、無理やり行ったびよういんで、病院がお盆でも診察していることを調べてくれる。(心やさしい美容師さんです

で、今日病院へ行ってきました。
しかも、早起きして大きな病院へ。

もしかして、ストレス~ってことは、ストレス解消のため、仕事を休んで、好きなことばかりして過ごしちゃう日々~??
何する~??
やっぱり山ぁ~??
なんて考えていたのですが、ストレスの""の字もでてこない。
病名不明。

薬を処方される。
なぜか上目づかいに見るお医者さん。

"シロップの方なんだけど、統計の結果、炭酸と飲むと飲みやすいみたいだよ、それかレモンをしぼるか・・・"

"そんなにヒドイ味なんですか??"

"いや、まぁ・・・飲みにくいと言われてるだけといいうか・・・"

お茶を濁す。
処方箋を持って薬局へ。

"あの~、この薬飲むの初めてかな??"

"はい"

"炭酸で割ると飲みやすくなるので、そうした方がよいかもです"

"そんなにヒドイ味なんですか??"

"・・・・・・・・人によっては抵抗がない方もいらっしゃいます"

気の毒そうにまゆちゃんを見る人達。
見送られながら、自動販売機で炭酸レモンを買う・・・。(小心者なので、炭酸&レモン両方で攻めることとする)

惨めな一日の始まり。

  お家に帰る。
昨日送った宅急便が、まもなく到着の予定。
でも、まだ玄関のチャイムはならない。
しばらく、飲めないでいるこの薬を眺める。
と思った瞬間、宅配ボックスに荷物をいれましたよのサインのチャイムがなる。
なんで??
玄関のチャイムならなかったよ。
それなのに??
急いで、宅配ボックスを覘く。

"不在通知・・・留守でしたので、宅配ボックスにいれました・・・・"

と。
留守じゃぁないよぉ。
お家にいたよォォォ

もしかして、宅配の人も気の毒なまゆちゃんを察知してチャイムが押せなかったのか??
そんなわけないじゃ~ん

  どうでもよい話を長く書いてしまいましたが、この夏のセールの戦利品はいかがでしたでしょうか??
まゆちゃんは、買いましたよ~。
たまたまホグロフスのセールの初日に行くことができ、短パンとロンTをゲット。
ご存じのようにいつも同じお洋服着てますから、ちょっとはね~。
オンナですから
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早くこれ着て山登りしたいなぁ~。

ちなみに、まゆ太も。
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  そして、ただいま同じくホグロフスでお取り寄せ中の50%オフの商品を待っています。
それは・・・・
厳冬期用シュラフ
しつこいですが50%オフフフフ。

さて、その前にこの薬をやっつけなければ・・・

山ランチ AT もみじ台


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  そういえば、前回のかき氷山登りは山ランチ山登りでもありました。
小仏城山から高尾山方面に進み、もみじ台で山ランチスタートです。
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  皆様良くご存じの通り、まゆちゃんはお料理が苦手です。
まずは、アイデアが浮かばないし、お菓子が大好き。
ご飯を食べるのを忘れて、お菓子を食べ続ける。
そういえば、前回の南アルプス応援ツアーで、工場長さんに、

"まゆちゃん、お菓子は卒業しましょう"

と、言われたばかりなんだなぁ。

  いやいや今回は、お水を入れるだけのごはんではないですよ
しかも2品


ツナのペペロンチーノ

 早ゆでサラダパスタ
 ツナ缶
 シーズニングミックス ペペロンチーノ
 オリーブオイル 塩
 乾燥あさつき

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  今回、初めて早ゆでパスタを使いましたが、燃料費の短縮だけではなくて、茹で汁がほとんど出ない
山にとっても優しいパスタでした。
疲れた体に、ニンニクとお塩で元気復活
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① パスタをゆでる
② フライパンにオリーブオイルをひき、ツナを少し炒める
③ 茹であがったパスタを入れ、シーズニングミックス ペペロンチーノで味付け
④ あさつき、オリーブオイルを少量ふりかけ馴染ませる



うずらの卵入りチャプチェ

 濃厚ごま油香るチャプチェ
 うずら卵水煮
 乾燥あさつき

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  濃厚ごま油香るチャプチェの中には、乾燥春雨と、レトルトの味付けされたたくさんの野菜、ごま油が入っていました。
意外と軽いし、野菜がいっぱい入っていて、縦走の時も使えそうです。
味付けが濃く、ご飯にかけて食べると、お腹一杯になること間違いなしです
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① フライパンの上に水を少し入れ、水がほぼなくなるまで煮ます
② レトルトの具を入れて、混ぜ合わせ
③ うずらの卵を入れてよく炒める
④ あさつき、ごま油をふりかけ馴染ませる


  少しは成長しましたでしょうか・・・。
しかし、100均で買ったフライパンが役に立つこと
そうそう、山に持って行けるEGG HOLDERをずっと狙っているのですが、山やさんで買うと高い。
でも、100均では見つからず・・・。
貧乏まゆちゃんなので、気長に100均デビューされるまで待つとしまする

 

小仏城山 かき氷で山登り


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  先日の、南アルプス応援ツアーのバスの中でスマホが周ってきました。
それに写る大きなかき氷。

"まゆちゃん、小仏城山の茶屋にあるかき氷、すっごくおいしいんだよ"

かき氷??
かき氷においしいおいしくないってあるの~??
なんて疑問に思っていたけど、あの巨大かき氷が忘れられない。
しかも、山の先輩方はみんなおいしいと大絶賛。

  行かなくては・・・
かき氷が呼んでいる・・・

  先週の日曜日(4日)、小仏城山に行ってきました。
高尾駅北口から、バスで裏高尾まで・・・、という予定でしたが、バスに乗り遅れタクシーで裏高尾まで向かいます。
終点の小仏までは行かず。
だって、ちょっとくらいはかき氷のため、長く歩かないとね。
と思いきや、灼熱のアスファルト地獄。
ここで、距離を稼ぐ必要はありませんでした

  やっと、山の中へ。
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小仏峠を経由して城山へ向かいます。
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やっぱり山の中は涼しい。

"かき氷の旗だ"

街の中では珍しくもない旗に感動。
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  そしてまゆ太は、コーラ味(400円)、まゆちゃんは宇治金時(500円)を頼む。
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"最高~"

"みんなが言ってた通り、本当においしいね"

"毎週来てもいいよ、しかも、もう1個食べたい"

あまりにもおいしくて、ジャンボかき氷はあっという間に完食。
溶けたかき氷を夢中になって吸ってるハチくん。(キミも味のわかるヤツなんだね
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まゆ太の言うとおり、毎週来てもいいなぁ。
しかし、山登りしながら、こんなにおいしいかき氷が食べられるなんてますます山から下りられなくなるわ

サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く南アルプス応援ツアー④


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  しばらく続く防護柵。
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山の中にいるのに、山にいないような気がする。
この柵が大きな意味を持つことを知ってしまった今は、それを肯定するしかないような気がします。

  高度を上げて行くと、山がもっと近くなり、美しくなる。

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そうだ、悲しい顔はしないで、山を楽しまないと

  足元に咲く可憐なお花。
頑張ってる!!小さなお花達もこんなに頑張ってるよ
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  このツアーには朝ごはんと、お昼ごはんのお弁当がついていました。
いつもは、自炊をしているので、とってもありがたく思います。

  そして、頂上へ
みんな昨日とは違う顔。
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山のために、高山植物のために、ニホンシカのために・・・思い、考え、登り立った頂上。

小仙丈ヶ岳から見える、ネット。(黒い線の部分です)
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シカを追い込むためのもの。
登山者が少ない日に、銃で撃って、ヘリコプターで下ろす。
これが、一番の正解なのか、まゆちゃんにはわかりません。
なくなっていくものを守るためには、多いものは減らされる。
頭で考えると、一番単純な方法かもしれないけど、なぜか心は晴れない。
きれいごとばかり言ってられないんだよ・・・・と聞こえてくるけど、モヤモヤはとれない。
他の方法を言ってごらんと言われる、でも思い着かない。
無責任なまゆちゃんは、ただただじっと口を閉じるだけです。

  久しぶりに会えた方たちとの山登り。
楽しい、嬉しいばかりを思って参加したけれど、与えられた課題はとても大きいものでした。
これからも、まゆちゃんは山登りを続けます。
でも、現状を知った以上、高山植物やシカに対する気持ちは変わり、半分目を閉じてしまうでしょう。
 

  鈴木みきさんとお話をしながら歩いているとき、みきさんは登山道に落ちていたお菓子の袋を拾いました。

"中身が入っていたらもっとよかったんだけどね~"

なんて照れくさそうに・・・。
小さなことだけど、これも山のため、お花のため、動物たちのため。

  山の声に耳を傾けられるように、山が語りかけてくる言葉を見逃さないように、そして山に平和が戻ってきますように・・・


  追記
今年もサイン本をいただきどうもありがとうございました。
今年こそは婚カツ成功させなければぁ・・・・・・・

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山と渓谷社 鈴木みきの山の足あと  鈴木みき著


ご一緒させてもらったブロガーの皆様

・げんさん
http://yamameshi.doorblog.jp/

・矢車草さん

http://kornblume.exblog.jp/ 

・cyu2さん

http://blog.goo.ne.jp/cyu2xxx

・工場長さん

http://koujouchou2.naturum.ne.jp/

・sanpoさん

http://sanpo.yamanosanpomichi.com/index.html

・たけさん

http://cocohana.com/

・まゆたさん

http://blog.goo.ne.jp/mayunba


そして、鈴木みきさん

http://ameblo.jp/suzukimiki/

 

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サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く南アルプス応援ツアー③


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  馬ノ背ヒュッテはたくさんの人で溢れていました。
今日は小屋泊まり。
2人に一つの布団分のスペース。
でも、久しぶりの小屋泊にドキドキ、すっごく楽しみだわ

  お食事も、3ラウンド、そしてまゆちゃん達は3ラウンド目。
その間、みんなで乾杯
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山おやつ&おつまみがどんどんでてきます。(いつもいつもごちそうさまです
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みんな片手には、サントリーオールフリーと、プレミアムモルツ。
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  サントリーはこの南アルプスプロジェクトにいち早く目を付け、賛同された企業です。
山ごはんを作って、オールフリー"山ランチ投稿キャンペーン"に参加をすると、1軒に付き100円がヤマケイオンラインを通じて南アルプスの山岳環境保全に使われます。
まゆちゃんにもできること
お湯をいれるだけの簡単なごはんしかしていないけど、どんどん山登りして、山ごはん作って、キャンペーンに応募して、自然を守っていくぞ~

▼オールフリー「山ランチ投稿キャンペーン」

http://yama-allfree.jp/


 
皆様もぜひ~

  夜ごはんは、カレーです
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小屋の方から、南アルプスの現状の説明を受けます。
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熱く熱く語ってくれ、本当に山を愛するとはどういうことなのか、のほほんとただ楽しく登ってきたまゆちゃんは下を向きっぱなしです。

  そして、待ちに待った山めし礼讃げんさんのおつまみ
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塩もみきゅうりに燻製ホタテをのせたもの、そして、チーチクにあさつきを詰めてマヨネーズにお醤油をたらしたもの。
すごい・・・、こんなアイデア思いつきません。
しかも、最高においしいです

  夜はこんな感じです。
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寒がりのまゆちゃんは、持参したシュラフでお休みしました。

  ご来光
甲斐駒ケ岳の脇から出てくる新しい朝。
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  パッキングをしている鈴木みきさんがいました。
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"みきさん、こんなに小さなザックなのに、たくさんいろんなものが入っていてすごい"

"まゆちゃん、パッキングは力だよ・・・ふふふ"

なるほど・・・、ぎゅっぎゅっと押し込んでる。
しかも、レインカバーは内側に取り付けている。
そう、レインカバーとなる筒状の袋に、みきさんは荷物を押し込んでいたのです。

"さすが、みきさん、テクニックが違いますぅ~"

"ザックが薄いから、外側が雨にぬれても重たくならないんだよ"

山登りの先輩は、さっすがいろんなアイデアを持っています。
これなら、急な雨に降られても、焦ってレインカバーをつける必要ないし、真似しちゃおう

  そして、朝の体操をして、仙丈ヶ岳頂上へゆっくりと歩き始めました。
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サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く南アルプス応援ツアー②


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  7月27・28日、サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く南アルプス応援ツアーへ参加してきました。

これで、2度目となる参加。
待ち合わせ場所の新宿には見覚えのある顔がたくさん。
ダッシュで皆様の元へ
昨年はドキドキして早く到着したにも関わらず、壁に隠れてなかなか足がすすめなかったのになぁ

  バスはまずは仙流荘へ向かいます。
そして今回の応援の趣旨を、ツアーリーダーの村山さんがお話してくれました。

村山さんとは・・・
NHKで気象予報士をしていた方で、今は南アルプスメインのガイドをしています。
ご自身いわく、
"今はただの山やだよ~"
なんて言っていましたが、天気予報に花粉情報や、紫外線量などを始めてとりいれたすっごい方。
(普段テレビを全く見ないまゆちゃんですが、今回ばかりは後悔しました、テレビに映る村山さん見たかったなぁ

  まずは、南アルプス応援。
何の応援かといいますと、
異様に増えてしまったニホンシカが高山に登り始め、そこで高山植物を食べつくしてしまい、危機にあること。
その対策は?原因は?登山者にできることは?を学び、理解していくというものです。

まずは原因。
 地球の温暖化
 猟友会の減少に伴い、猟をする人が減った
 猟銃の保管が厳しく、銃を返却する人が増えた
 天敵であるニホン狼の絶滅
 ドカ雪の減少 (積雪量の減少)

などなどがあげられるそうです。

そして対策。
 銃による駆除
 防護柵の設置

などなど。

  今のまゆちゃんはどんな気持ちですか??
といわれると、よくわからない。
わからないからこそ、調べてみる。
そして、読売新聞にこんな記事が書いてあるのを見つける。

シカは本来毒のある、マルバダケブキを食べない。マルバダケブキを食べなくてはいけないほど他の植物を食べつくしてしまったのか、と食害の深刻さを実感した。・・・・・・・・

もちろん、絶滅していく高山植物たちを何とかしなければ、でもシカを殺すしか方法はないのか。
毒を食べないと行けないほど、私たちは追いこんでしまったのかと。

気持ちが複雑になりすぎて、何も思い着かない。
どうしたらよいのか・・・と考えてはみるものの、ただただ村山さんのお話をじっと聞くことしかできませんでした。

  
  仙流荘で南アルプス林道バスに乗り換えて、北沢峠に向かいます。
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北沢峠でみんなでストレッチ、そしてみきさんからのご挨拶もあり、いよいよ仙丈ヶ岳へ向けてスタートです
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  今日は、今回お世話になる馬ノ背ヒュッテまで。
山の中で山のお話ばかりをしながら、ゆっくりゆっくり進んでいきます。
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  そういえば前回仙丈ヶ岳に登った時は晩秋。
小屋も閉まっていて、滝は凍り随分違った印象を受けます。
ちょっとした雪渓は残っていました。(こちら下、山めしの師匠げんさんです今日はあのザックの中に何が入っているのかなぁ・・・ふふふ
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  馬ノ背ヒュッテすぐ下より、防護柵がでてきました。
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"まゆちゃんこれ知ってる・・・・"

でも、シカにばったり会わないため~なんて軽く考えていたのだけど、先ほどの話から気持ちが重たくなる。
お花がたくさん咲いているあちら側、何もないこちら側・・・。

考えること。
知ること。
できることないかなと思う気持ち。
きっと、これがまゆちゃん達山ノボラーに与えられた課題なんだろうな

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鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走 ファイナル


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  さて、まだまだ続くこの縦走編です。
しばらく間があいてしまってすみません。

  笠ヶ岳山荘のテン場は、山荘より徒歩15分ほど下ったところにあります。
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水場はなし、トイレもなし・・・と、まるでビパークを経験しているかのようです。
すぐ脇にある大雪渓、とても近くに見える笠ヶ岳頂上・・・、大自然に囲まれて"ないない"生活を満喫できます。
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  明日、下山。
お金をだせば何でもそろう環境。
そして今、お金はただの紙切れとしかならない環境。
でも、その紙切れを大事に持っている・・・、不思議で不思議でたまらない。
もし、ここで人生が終わるとして、それでも、胸に大切にしまっておくのかな・・・

この縦走のオオトリを飾るには、もってこいのテン場でした。

  朝0400前起床。
往復およそ30分かけて、山荘のトイレへ行く。
そして、見上げる。
DSCF7643


"槍だぁ小槍だぁ"

"今回の縦走はいろんな角度から槍が見れたね"

  そして、山岳警備隊からアドバイス頂いた笠新道に向かう。
DSCF7648

昨日、三俣のテン場から向かってきた道をしばらく引き返します。
朝は空気が透き通ってる、何だか違う道を通ってるみたい。
DSCF7654


  どんどん下る。
杓子平へ。
DSCF7670

"きれ~い、かっこいい、最高"

単純な言葉しか出てこなかったけど、ここのカールは芸術的。
笠ヶ岳もひときわきれいな姿でお見送りしてくれて、まゆちゃんは涙がでそうでした。
DSCF7671


"昨日、嫌味を言っちゃったのに・・・・やっぱりまゆちゃんはまだまだだなぁ・・・"

  下山後のお風呂のことも忘れて、ここ杓子平でザックを放り投げ、

"笠だぁ!!槍だぁ!!フェロモンカールゥ"

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と、大はしゃぎする二人の側をおばさま3人組が通る。

"楽しそうねぇ"

"・・・・・・・・・・"

"昨日ね、笠ヶ岳山荘に泊まっていて、今から双六に行く予定なんだけど、途中大きな大雪渓を下らないといけないみたいで、危険だから笠新道でいったん下まで降りてそこからまた登りかえすのよ・・・"

ちょっと待ったぁぁぁ
それは、昨日まゆちゃんが滑落したところ、でもでも、夏道ほぼ完成で、今日にも山岳救助隊の方が雪渓上の旗をとるって言ったところ

"いやぁぁぁぁ、早くあなたたちと会っていたらよかったっっっ"

おばさま達の悲鳴鳴り響く杓子平・・・。

"もういいわ・・・ここまで降りてきたんだし・・・"

そして、さっそうと降りて行くおばさま達・・・、ある意味かっこよかったです

  笠新道を登るってかなりきつそう。
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下りですら、

"山の神様、ちょっとは平らな所歩かせてください" 

と、お願いしてしまう。
  長い長い樹林帯をぬけ、林道へ。
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そして、ゴール100名山3つのサイン
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  4日ぶりのお風呂に入る。
そして、定価のビールを飲む。
エアコンのきいた建物。
オシャレな街の人達。
小さなバッグに、サンダル、ジーンズ、スーツ、お化粧・・・。
みんな頑張ってるんだ。
まゆちゃんが山で癒されてた時、滑落して危ない目にあった時、同じようにいろんなことに悩み、悲しみ、そして笑ってる街の姿の自分を思う。
二つの人生を同時に歩いている錯覚を覚える。
与えられた一つの人生、でも、その中身は誰が決めるのではなくて、やっぱり自分で選んでるんだよね。
イヤだイヤだ、と思ってる毎日も自分でそんな風に時間を進めてるだけなんだな。

  何もない山の中でまゆちゃんは何もないことに喜びを感じる。
全てが恵まれた物の中で、まゆちゃんは何かと比較し、あれもないこれもない、褒めてくれない、感謝されないと愚痴をいう。
でも、いいや、まゆちゃんは善人じゃないし、神様でもない。

山がくれた最高の景色。
まだまだ未完成なまゆちゃんのお守りに・・・

鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走⑧ 笠ヶ岳登頂


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  長い急なトラバースで滑落し、それでもめげずに角度30度の雪の壁を這いあがったまゆちゃんを迎えてくれたのは、

"ギャー"

という叫び声でした。
まゆちゃんとまゆ太、この難関ルートを避けて歩いてきたご夫婦はお互いに質問攻め。

"あなた、ここ登ってきたの"

"別の道があったんですか"

  
  さて、この登山道トリックの答えです。(会話の内容は事実ですが、会話自体はまゆちゃんの想像です)

妻: ねえ、まさかここ登らないわよね
夫: いやあ、旗はこっちにたってるし、通らないとなぁ
妻: ムリ!!絶対ムリ!!
夫: ここ登らないと笠ヶ岳行けないよ・・・
妻: ここに登るくらいなら帰る!!
夫: ここまで、何時間もかけてきたんだよ、帰るって・・・
妻: いやぁ!!絶対に登れない!!もう帰る!!
夫: ここで帰るって・・・
妻: 帰るって言ったら帰る!!

  
  とそこで、夫は何とかここを通らないでよい道を探し始める。
この大雪渓の脇にロープがかかっているのを発見。(このロープは、ここから先は入ってはいけませんよというしるし)
とりあえず、このロープをつたって、進む。
ロープのすぐ脇はハイマツで覆われ、雪はなかったとのこと。
ロープを頼りに登り続けた結果、稜線にでることができた。
そして、気持ちよく歩いている足元にまゆちゃんの手がにょき~っと出てきたとのこと

登山道トリック、いかがでしたでしょうか・・・ふふふ

  ちょっと待ったぁ
最後に、またどんでん返しがぁ

  まるで山の神様からのご褒美ぃぃと思ってしまうほど、笠ヶ岳頂上まではなが~い視界が開けた最高の稜線歩きです。
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何時間も何時間も、緩やかなアップダウンを繰り返し、文字どおり山のてっぺんをずっと歩いて進みます。
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森林限界を超えた山歩き、これから進む道、通って来た道が全部見える。
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まゆちゃんは、この道が大好きになりました。
笠ヶ岳をなるべくゆるく、楽しく登りたい方、ここ鏡平経由で登られることをおススメします。

  いつこの稜線歩きが終わってしまうんだろう・・・という不安をもたなくていいので、気持ちも軽やか。
どんどん笠ヶ岳が近くなっていきます。

"山岳救助隊の方ですか??"

後ろにいたまゆ太がなにかしゃべっている。
また誰かに話しかけてるらしい。

"山岳救助隊の人達なんだって、さすが安定した統率のとれた歩き方してるよね~"

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まゆ太、何にでも興味がある気の多い男である。

  笠ヶ岳山荘のテン場付近で雷鳥の親子発見。
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なにお話してるんだろうね

  テン場から山荘までは、徒歩15分くらい。
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テン場を通り、荷物をデポして山荘に向かいます。
そして、受付をして、笠ヶ岳頂上に向かいます。
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山荘からはおよそ10分で頂上にたつことができます。

"祠が見えてきたよ~、でも、頂上はあっち・・・"

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フェイントをかけられてしまいました。
そして、今回の縦走3つめの100名山、笠ヶ岳へ
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"いろいろありましたが、無事にここにたてることができました。しかも、この展望ありがとうございます・・・・"

山に嫌味を言えるようになった、山登り4年生のまゆちゃんです

  頂上には、先ほどの山岳救助隊の人達が。

"すみません、聞いてもいいですか・・・・・"

まゆ太ある意味尊敬するよ。

質問したのは二つ。
 明日1200までには下山したい。おススメの下山ルートとアドバイス。
 先ほどの雪の壁と、そこを通らなかった夫婦の話。

  登山トリック、最後のどんでん返しを説明します。

"かくかくしかじかで・・・・"

"あ~、あれはね冬道でね、もう夏道のロープの準備もほぼ整ったし、明日にでも雪渓上の旗とか赤いマークをとろうと思ってたんだよ。"

"・・・・・・・・・・、僕たちで最後だったんですね、ということは夏道一号はあの夫婦"

  あ~、山って奥深いわ




鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走⑦ 大事件発生


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  縦走生活4日目。
今日が一番良いお天気
双六小屋で小休憩し、今回の縦走最後のオオトリ、""笠ヶ岳""に向かいます。
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鏡平山荘上の、弓折乗越まであっという間。
お天気が良くて、槍穂がみえるだけで、こんなにも体って変わってくるんだ・・・。
すごいぞ、槍穂パワー
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まゆちゃんが病気になった時は、ここまで担ぎあげてもらおう

  弓折岳で、笠ヶ岳から来た男性と会いました。
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"大ノマ岳付近かなぁ・・・もう少し行くと大きな角度30度位の大雪渓の壁があってね、それも危険なんだけど、その前に大きくトラバースするところがあるんだよ、そこはしびれたねぇ~、いや、恐かったよ"

先ほどまゆ太が双六小屋から入れた情報プラスの最新情報。

"軽アイゼンと、ストックでいけますか??"

"雪が腐ってるからねぇ・・・アイゼンはいててもささらないからほとんど意味ないんだけど、持ってるのならつけた方がいいな"

"ありがとうございます。がんばりまっす"

  弓折岳を過ぎると、沢の音が聞こえるくらい、え~気持ちいいくらい下ろされます。
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そして、同じ分だけ短時間に登らされる。
その道が、ガレ場に、腐った雪の上にとまぁ、楽しませてくれますが、微妙に山にもてあそばれてる気分に陥ります。
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でも、そこを耐えて耐えて頑張って稜線にでると、ほら笠ヶ岳ど~ん
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  確かに雪の量は、三俣付近に比べると残ってる。
しかも、腐った雪とはいえども、ちょっと滑ってすぐに止まれる雪質ではない。
しかも、角度がある。

  そして、近くまでやって参りました。
最注意ポイント、角度30度の大雪渓の壁&その手前の長いトラバース。(この写真は危ない雪渓ポイントではありません、ややこしくてすみません・・・)
DSCF7605

軽アイゼンをはきます。(この写真は履いている途中のものです、あしからず・・・)
DSCF7604


  雪の上に足をおいたとたん・・・

"ピッケルも必要だね・・・・・"

ものすごい角度のトラバース、足を一歩だすのに、片一方の足が邪魔になるほど。

"ゆっくり、刃をぐっと押しこむようにね"

  そして大事件はやってきました。
滑ってしまう。(まゆ太、衝撃の瞬間を激写
DSCF7606

しかも、止まらない。
でも、下は氷じゃないので、滑って行くスピードはゆるやか。
ストックを刺す、一応短めにしておいたストックもまだまだ長さがあり、力が足らず止まらない。
こぶしで雪を強くたたく、止まらない。
落ちて行くスピードが速くならないうちに、ストックの先近くに手を持ち替え、思いっきり地面を刺し、体に引き寄せる。

"・・・・・・・・・・止まった"

体を起こしたい、でも軽アイゼン。
前爪がないので、なかなか安定しない。
やっと、バランスが整い、状況を見る。

"まゆちゃん、滑落しちゃったよ"

まゆ太は目がテン。
恐怖を目の当たりにしたので、滑落したまゆちゃんよりもショックが大きいみたい。

  そして、角度30度の雪の壁を目の前にする。
滑落したショックからか、"恐い"とか、"できない"とかマイナスの言葉ばかりが頭に浮かんでくる。

"これが言ってたやつだね・・・・"

"これ、下りでは自殺行為だよ、まだ登りでよかったと思って頑張ろう"

  まゆ太がキックステップでできる溝を深く深く作ってくれ、まゆちゃんはその上を歩く。
時間をかけ、ゆっくりゆっくり進む。
この角度はキツイ。
滑ったらまた1からというよりも、トラバース上に落ちることになる。
危険・・・。
  そして、無事稜線まで
ハイマツをくぐり、稜線に手をかける。(イメージで言うと、ジャッキーチェーンがビルをよじ登り、やっと屋上に手をかけた感じ
と、その瞬間、

"ギャー、こんなところから人がでてきたぁぁぁ"

と、稜線上のふつーの登山道を優雅に歩いていたご夫婦に叫ばれる。

"なんで、ここにふつうの道が"

"どこから登ってきたのっっっ"

お互いに、質問攻め。

  さて、このご夫婦、どこから登って来たでしょうか??
はい、鏡平山荘。
ってことは、同じ道です。
同じ道をずっと歩いてきたのに、なんでこの道だけ違うんだぁ
みんなここを通るって言ってたし、しるしも雪渓上にたくさん旗がたってる
なぜだなぜだなぜだ。

  次回、大雪渓トリックお楽しみに

鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走⑥ 雷鳥とモルゲンロートと危険な予感 


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  鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走の続きです。

  下山後、まだ1430。
テントの中から荷物を全部出し、昨日までの雨で湿っていたものを全部出します。
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そして、テントの上でシュラフを干す。
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"これ、一度やってみたかったのォ・・・"

みるみるうちに、シュラフは大きくなり、ふかふか。
何だか、生活してるみたいだね~。

  今日の夜ごはんは、ダブル丼ぶりと、しょうゆラーメン。
親子丼と、マーボーなす丼、いやいやお水入れるだけなんですけどね。
DSCF7539

でも、もうひとつのおかず、そう、でっかい鷲羽岳ぇぇぇ
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  本当に、このテン場は最高です。
DSCF7555

まゆちゃんも沈没するか???

  朝、太陽が三俣蓮華岳にあたり、モルゲンロートがとってもきれいです。
DSCF7558

今日は、笠ヶ岳まで。
長い道のりです。

"まゆちゃん達さぁ、準備遅いから0400起きで、0600に出発しようね"

と、言って寝ました。

  そして、お約束の0400起床。
モチ入りのお味噌汁で、エネルギー満タン。
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さぁ、出発!!
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0620、なんでやねん・・・・・
お化粧に時間かかってる??
いやいや、冬山をスタートして以来、まゆげすらかかないまゆちゃんですよ

  まずは、双六小屋に向けて出発です。
2日前、天候が悪くて全く何も見えなかった景色。
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"こんなにステキな場所を通ってきたんだね"

大きな雪渓を再び。
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"あれ??来た時より小さくなっているような気がするのだけど"

昨日のお天気でまたさらに雪渓が小さくなったようです。
きっと7月末にはほとんど消えちゃってるんだろうなぁ。

  そして、今回も出会ってしまいました、雷鳥さん
石の上に小さな雛が立ってるのみえるかな??
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こちらがお母さん。
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  来た時と同じ雪渓の多い巻き道を通り、
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双六小屋に到着です。
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"お天気がよいと体も軽いね~、1時間も短縮して到着してるよ"

  ここで、水を補給したり、お手洗い休憩をします。
してました、あれ、まゆ太がいない。
おしゃべりまゆ太、小屋番さんを捕まえて話し中。
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世の中でたった一人になった時、まゆ太ほど生き残れない人はいないでしょう・・・。

  とは言いましたが、まゆちゃんの荷物も持ってくれ、貴重な情報をゲットしてきたまゆ太様です。

"笠ヶ岳へ行く道の雪質は、今までのものと違って要注意らしいよ。
大ノマ岳手前に角度30度位の200メートル以上続く大きな雪渓があって、そこを登らないといけないみたいだよ、大丈夫、僕らの装備では問題ないって"

  この先、まゆちゃんに最大のピンチが訪れることになるとは・・・

サントリー×ヤマケイ プロジェクト登山①


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  おはようございます。
鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走のレポが終わっておりませんが、今から山登り行ってきます。

  昨年、尾瀬の風評被害をなくしたいという思いで集まったメンバー、"サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く尾瀬沼ツアー"に参加させてもらいました。
たくさんの人との山登り、改めて感じる尾瀬登山者の減少などなど、まゆちゃんの山登りが大きく変化した出来事でした。
そこから新たな人脈が増え、冬山の先生ひっきーさんと出会えたのも、これがきっかけでした。
おかげで、1年中、山登りができるようになり、山登りの先輩から教えてもらった山々、テント泊、歩き方・・・ここが全ての原点に思います。
このツアーに声をかけて頂いたこと、感謝の気持ちでいっぱいです

  先月、こんなメールが届きました。


南アルプス北部は、みなさまよくご存知のように日本第2の高峰・北岳を中心に、

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳と人気の山々が連なり、豊かで貴重な自然が残っています。

しかし、近年、数が増えたニホンジカがこれらの高山帯に登り、お花畑を食べ尽くし、

貴重な高山植物やライチョウが絶滅の危機に瀕しています。

地元では自治体の枠を越え、官民の力を合わせて対策にあたっていますが、

問題の解決には多くの力と資金が必要です。



ヤマケイオンラインさんでは、この問題の解決に向け

「ヤマケイオンライン南アルプスプロジェクト」を立ち上げ、

登山者の力を地域の力にする活動をはじめています・・・・・・・


  そして、今日から1泊で、このプロジェクトを成功させるべく"サントリー×ヤマケイ 鈴木みきさんと行く南アルプス仙丈ヶ岳ツアー"に参加させて頂くことになりました。
ミッションはとても難しいもの、だけどね、当たり前のルールを守り、これまでとは違った目で山を見上げ、たくさんの人と一緒に山に登れる喜びを感じながら、楽しんで来ようと思います。

  もちろん、今回もまゆ太はいません。
去年は不安で不安でたまりませんでした。
"おしゃべりまゆ太"のおかげで、いつもは自然と輪に入れるまゆちゃんですが、一人だとどうも緊張し、普段まゆ太に人間関係をおまかせしている分、かちんこちんに固まってしまうのです。
  ですが、今回は2回目。
山登りの先輩からまたたくさんお勉強させてもらいますっ

  もうひとつ、昨年、鈴木みきさんから頂いたこのメッセージ・・・。
DSCF4332

みきさ~ん、今年もよろしくですぅぅぅ

  ではでは、行ってきます

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鷲羽・水晶・笠ヶ岳⑤ 水晶岳登頂


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  水晶小屋までは、少し登りが続きます。
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鷲羽・水晶は、雪渓歩きは全くありません。
雪も残っていないのだけど、高度を上げて山を見下ろすと、7月半ばとはいえ、まだまだたくさんの山に雪が残っています。

  水晶小屋からも槍ヶ岳が大きく見えます。
何度見ても、かっこいい・・・。
DSCF7480

芸能人に例えると何かなぁ??う~ん、思いつかないなぁ

  水晶岳は黒岳と言われています。
DSCF7482

さすが、黒い・・・ということは岩場をよじ登るってこと。
DSCF7484

低山病で、やや岩場を恐がってしまっていたまゆちゃんですが、お猿の本能です。
楽しくて仕方ない
こんな、ハシゴもありました。
DSCF7488

しかし、激太りしてしまい、さらに筋肉が減ってしまった体、お尻が重たい・・・。
贅肉のバカぁぁぁと、言ったって自己責任でございます。
まゆ太には先に登ってもらい、プリプリのお尻と格闘しながら岩場を登り続けます
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  そしてそして、本日2ピークス目
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水晶岳頂上にたった瞬間、まゆちゃんの頭に何か今までとは違った気持ちが入ってきたのです。
もちろん、目の前に見える槍ヶ岳・・・最高です、だけど、すみっこの方で何かひっかかる・・・。
白い道、なが~くいつまでも続く稜線、その先にはとんがり頭の山・・・。
そうなんです、裏銀座コース。
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"ここ、行きたい、まゆちゃんここ歩きたい・・・"

発病。

"まゆちゃん、今回は行けないよ、裏銀座コースは長いし、下山した後の交通機関が大変なんだよ"

"でも、行きたいんだよぅ"

"それじゃぁ、また次回にしようね"

"くそじじぃ" 

  水晶小屋に戻る。
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裏銀座しか目に入らない。
どうしたら行けるんだ??
稜線に目をやる。
登山者が歩いているのが見える。

"うううううらやまし・・・・・い"

と、その時、ひょいと登山道から人の姿が。
烏帽子から裏銀座を歩いてきた、単独マダムでした。
お話をたくさん聞かせてもらい、もう、気持ちは裏銀座
あ~、山に対するあつ~い熱しやすい感情コントロールできないのかしら・・・。

  とはいえ、まゆちゃんのお家は主人が帰って来るのをじっと三俣で待っています。
槍穂を正面に来た道を戻ります。
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  ところで、アタックザックを持って来なかったまゆちゃんは、背負ってきた大きいザックで登っています。
必要最低限のものしか入っていないので、中はスカスカ。
後ろを歩いていたまゆ太に、

"渋谷の学生みたいだよ"

と、笑われる。
写真でみてみる。
笑われても仕方ない・・・確かに。
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  帰りは早い。
あっという間に鷲羽岳。
降りたくなくて、山々があまりにも美しくてザックを置いて、座りこんでしまいます。
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大好きな槍ヶ岳、
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そして、新たに加わった新しい山への憧れ、裏銀座。
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きっとこれからも、山にはドキドキさせられるんだろうなぁ~。

  今度はいつここに帰ってこれるんだろう。
いつまでも、この景色が変わらないで、またまゆちゃんが何度生まれ変わっても待っていてほしい・・・。
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鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走④ 鷲羽岳登頂


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  今回の縦走のごはんは、軽量化を重視し、ほとんどお水を入れるだけのもの。
とはいえ、今日の夜はまゆ太が絶対にゆずらなかった、缶詰のおかず。
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  朝ごはんは昨年の雲ノ平の縦走の時に学んだ、腹もちがよくて、エネルギー満タンになるおモチ入りのお味噌汁を毎朝食べます。
乾燥のわかめやあおさ、野菜などをたっぷり入れます。
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  3日目の朝はしばらく雨が降っていたので、テントで二度寝。
今日はテントをこのままデポして、鷲羽・水晶へ行くので気持ち的にも体力的にも余裕があります。

"槍ヶ岳"

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まゆちゃんは、槍ヶ岳の大ファンです。
登ることも好きなのだけど、ここ奥の奥から見るお槍様が大好物なのです。
北鎌尾根のトゲトゲ、たまりませんなぁ
いつかはそこから・・・と見るたびに思う。

  三俣蓮華岳も、こんなに近くに見えていたのね・・・、恐るべし悪天候です。
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  0830、ようやく鷲羽岳に向けてスタートです
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ザックは軽いし、お天気は最高だし、どんどんどんどん前進します。
とはいえ、こんな道だから、浮石には気を付けないとね。
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黒部五郎も、笠ヶ岳も、雲ノ平も・・・、丸見えぇぇぇ
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  1時間足らずであっという間に頂上へ
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でも、ここで終わりではないんだなぁ、まだまだ先は長い、あっちへぇぇぇ。
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  ワリモ岳の頂上を通り、
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水晶岳はより近くなってきました。
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ここから、水晶までの道は、まるで雲ノ平。
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アップダウンは少なくて、空の上のお散歩
お花畑もあって、まるで気分はハイジ。
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"楽しい・・楽しすぎるぞ"

  この奥の奥は、表銀座と違って、登山者の数はぐんと減ります。
自分のペースで歩くこともでき、飛行機以外の人工物の音は一切ないし、全てが深い山に囲まれている。
そこから見える山々は、スター揃いの槍穂・黒部五郎・薬師・立山・笠ヶ岳・・・・などなど、まるでハリウッドスターに見つめられながら歩いてる感じ。

"いやぁ、ちょっと照れるよね・・・ふふふ"

なんて言いながら見つめ返す。

"そりゃぁ、そうだよ、だってここまで来るのに3日かかったんだよ"

本当にそうだ、大変だから、苦労するから、頑張るからこその景色。
簡単に手に入るものではないから、きっといつまでもいつまでもここはまゆちゃんにとってのナンバー1になり続けるんだろうな。

  そして、ひらめく。
オリジナルのプランは、明日鏡平で終了。
なんだか、もったいない。
晴れ女まゆちゃんのあつ~い思いが届き、天候回復、しかも、明日はベストらしい・・・。

"山にいるけど、山に登りたい!!"

地図を開く。

"早起きしたら、ほら、鏡平をぬけて、笠ヶ岳いけるじゃん"

"マジで??"

"10時間、かからんですたい"

  そう、この予想外の好天気と、やっぱり気持ちいいおよそ3000メートルの世界にノックダウンされたまゆちゃんは、水晶へ向かう登山道の上で、ハリウッド級の山々に囲まれたベンチに座って明日のプランを練り始めました。
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  追記
登山届とは違うルートへ向かってしまったため、三俣山荘・双六小屋のご主人に、
"まゆちゃん、笠ヶ岳向かいます"
と、アピールしながら進みました。
貴重な情報をたくさん頂き、どうもありがとうございました

鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走③ 婚カツ山女子のバイブル的山女子


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  ついに、念願の三俣山荘到着です。
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昨年、雲ノ平を縦走した時、景色の良さに一目ぼれをしてしまった山小屋です。
しかもです、明日のお昼前から2・3日は晴れるって
やったぁ、晴れ女まゆちゃんの願いが届きました。

  到着した後、厚い雲はすーっと引いていき、明日登る予定の鷲羽や水晶、残念ながら巻いてしまった三俣蓮華がきれいに見える。
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"最高"

  三俣山荘の前から見えるはずの槍穂はまだ見えない。
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でも、きっと明日は会えることを信じてかんぱ~い
DSCF7410

  まゆちゃんのテント、そして整理のされていないテントの中。
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でも、後ろには、美しい鷲羽岳、許してね

  

  "今日はどちらから??"

とってもきれいな山女子に声をかけられました。
気さくでステキな山女子は、ピークハントを目的とせず、1人3日間ここ三俣に沈没しているらしい。
なぜ??
なぜ??
こんなにステキな山が目の前なのに、なぜ??
もちろん、まゆ太も声をかけられている。
そして、ソロの山男も・・・。

  婚カツ中山女子の皆様、ここからが必見です。(会話の中身は、まゆちゃんの想像です、あしからず・・・)

山女 : ちょいとそこのステキな山男さん、私に山の武勇伝でもお聞かせくださらない??
山男 : え??
山女 : 今日はどちらから??
山男 : 烏帽子からです
山女 : まぁ、すごいわぁ~、体力あるのね~
山男 : (照)
山女 : お話聞きたいわぁ
山男 : もちろんです
山女 : それでは、そちらの山バーで、槍穂をつまみにお酒でも飲みながら聞きましょう

消えた。
テン場から2人は消えました。

そして、見つけました。
三俣山荘で、二人でお酒飲んでました、楽しそうでした。
山男は、頑張って来た山話を"うんうん"と聞いてくれる山女子に夢中。
いっしょ~けんめい、昨年登った山のお話もしていました。

  その夜、まゆちゃんは隣のテントにいつ山女子が戻って来るか気になりながら爆睡・・・。
いやぁ、だってだって気になるんだもん

  3日間の沈没、さぞかし有意義な日々だったでしょう。
まゆちゃんが起きた時は、テントは撤収されお会いできず・・・

  さて、婚カツ中山女子の皆様、これをバイブルにぃぃぃ

"ちょいと、そこの山男さん、わわわわわすれものォォォ・・・・"

となってしまいませぬように・・・。
しかしですね、これができれば、きっときっとそこのあなたもまゆちゃんも人生変わるかもですよ。

  この5日間の縦走で、一番お勉強になったことでした
そして、山男の皆様、そんながんばってる山女子に声をかけられたら、優しく相手にしてやってくださいませ。
よろしくお願いしますです

  

鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走② 雪渓歩き


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  鏡平山荘を出発し、旧友との再会で元気いっぱいになったまゆちゃんは、目的地双六小屋に向かいます。
先ほどとは違って、何だか体が軽い。
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どんどん高度を上げて行きます
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  ここから双六小屋までの道はお花畑が続きます。
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"癒されるぅ~"

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一旦、雨が上がったので、先を急ぐ人達が多い中、お花に夢中。
木道があったり、なんとなく雲ノ平の雰囲気に似てる感じ。
とはいえ、長い急斜面の雪渓を渡ったりもします。

  そして、やっとやっと双六小屋に到着しました。
DSCF7331

テン場の近くにはまだまだたくさんの雪が残っていて、寒い。
DSCF7328

今は雨は止んでるけど、夜はきっと嵐。
まゆ太が頑張って、ペグを打ちます。
DSCF7326


  小屋番さんからの情報によると、この先ず~っと雨。
明日も、明後日も・・・。
今回の縦走どうなるんだろう、晴れ女まゆちゃん、最大のピンチです

  前日も、その前の日も寝ていなかったので、1800には爆睡。
だけど、2130人の声で起きる。

"ポールが折れた、テント張り直しだよ"

外は、強風と雨で、テントも大きく揺れている。
まゆちゃんも不安になる。

"この、テント、大丈夫??"

まゆ太を起こす。

"大丈夫だよ、頑丈に固定してる"

その言葉を信じ朝まで爆睡。

  朝、0600起床。
昨日の暴風で傾いたテントが残されてある。
本当にすっごい風だったもんなぁ。
しかし、そんな悪天候の中、テントで爆睡できるまゆちゃんはかなりの男前・・・・だと思う・・・

  やっぱり今日も雨。
これからもっときつくなるらしい。
その前にテントを撤収しておく。

  テン場から、小屋へ入った瞬間、ゲリラスタート。
鷲羽・水晶も強風のため、登山禁止しているらしい。

"この、雨雲が去ったら、2時間位は安定するよ。それまで小屋で待って、おさまったら三俣へ向かおう"

最近、天気図読みにはまっているまゆ太、しかし、毎回当たるんですよ、これが。
  小屋で、ホットカルピスを飲みながら雨がやむのを待つ。
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"よし、今がチャンスだよ、三俣まで巻き道で行けば、雨には降られずに行ける"

まゆ太からGOがかかる。
小屋で雨待ちしていた人もどんどん出発していく。
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  三俣までの巻き道は、雪渓が多く残っている道。
DSCF7346

いくつもいくつも雪渓を乗越える。
DSCF7355

雪渓というよりもまだ雪山といった感じ。
DSCF7362

雪は腐っていて、滑っても転んでも、その場で"イテッ"ととまる場所が多い。
ほとんどの人は軽アイゼンを履いておらず、まゆちゃんも使わずに行けました。
これも、雪山訓練でツボ足のご指導を厳しくも優しく教えてくれたひっきー先生のおかげです。
感謝、感謝
だけど、大きな200メートルくらいある雪渓をトラバースする時は、慎重に慎重に・・・神経がすり減りました。
DSCF7360


  ガスっていてよくわからないけど、きっとこの道は最高なんだろうなぁ
DSCF7367


  ようやく、三俣山荘が見えてきました。
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その前に、大きな急斜面の雪渓を降りる・・・。
雪渓歩きでストック使いに集中してしまったので、両腕パンパン。
またまたたくましい体になってしまったまゆちゃんです

鷲羽・水晶・笠ヶ岳縦走① 鏡平で旧友と再会


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  出発当日の夕方、出張先のシカゴから帰ってきました。
そして、5日間入れないお風呂に急いで入る。

"あ~、5日間もお風呂に入れないなんて・・・"

なんて、思ってはいるものの、縦走の方が楽しみ。

"きっと、どうせ、みんな汗かくし、同じだもん"

と、開き直る。
山女魂なんだなぁ。

  2300発、新穂行きの夜行バス乗り場。
3連休ということもあって、臨時バスが10台も出るみたい。
受付に30分も並び、バスの発車時刻も30分以上遅れてる。
まゆ太にお願いしていた3列シート。
でも、興奮して全然寝られない。
まゆちゃん、ほとんど寝ていないのに頑張れるかなぁ

  新穂に到着。
大雨。
まさかの大雨。
パーティによっては、今日の登山をやめて、新穂で過ごすという選択をした人達もいる。

  でも、まゆちゃんとまゆ太は出発することに決め、大雨の中今日の宿泊予定地双六小屋に向け、この大縦走をスタートさせました。

"重い・・・体が動かない・・・"

久しぶりの山登りなのに、5日間のテン泊。
荷物が体にのしかかり、一歩一歩がやっと。

"よかったぁ~、ひっきーさんと谷川登ってて、オレ、意外といけちゃうよ"

なんて、絶好調まゆ太。
まゆ太のザック、23キロくらいあるのに・・・、おしゃべりもいつもと変わらず軽快だね

  わさび平小屋まではアスファルト道。
そして、ここで小休憩。
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"もう、お菓子食べないと元気でないよ"

普段、お菓子を食べすぎるまゆちゃんに文句ばかりいうまゆ太も今回の縦走では何も言わない。
それに甘えて、

"エネルギー、エネルギー"

と、お菓子を食べまくる。
その結果、縦走から帰って体重を計ると、4キロ増えてるんですよ。
ありえない

  増水した登山道や、
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雪渓をいくつも渡り、
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いつもならすたすた歩く登山道も、

"お先にどうぞ、遅いんで・・・"

と、後ろにいる方にどんどん道をゆずり、マイペースでゆっくり進む。

  そして、ついに鏡平へ。
池塘に映る槍穂がきれいなはずだけど、今回は全然ダメ。
DSCF7291

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でも、幻想的でとっても美しい

  鏡平山荘で、お昼休憩。
ラーメンを頼む、んん、ラーメンを頼む、いや、ラーメン??

"あの~、もしかして知り合いかもです"

鏡平山荘で受付をしていた女の子を知っているような気がする。

"中学??いや、高校??"

"まゆちゃん"

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そうなんです、高校時代の友人に会ったのです。
彼女は今シーズン鏡平山荘でバイトしてるらしく、本当に偶然
すっごい、頑張ってここまで来た甲斐があったなぁ。

  高校時代の話や、友人のその後や山の話で盛り上がる。
でも、悪天候で鏡平で宿泊を決める人が多く、小屋はてんてこまい。
ゆっくりお話できなかったけど、連絡先を交換して、次一緒に山登りしようと約束。
あ~、山の神様、今回もステキなプレゼントありがとう

  久しぶりのお友達との再会にとっても元気になったまゆちゃんは、双六小屋に向けてまた一歩進み始めました。
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北アルプス大縦走 5日間 テント泊 スタート


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  昨日、5日間北アルプス大縦走から帰ってきました。
低山病がすっかり完治したまゆちゃんです。
あ~、ここは空気が濃いぞ~、苦しい・・・また早く山に帰らなければぁぁぁ・・・
おふざけは、いりません??

ではでは、さっそく今回のルートのご紹介ぃ


12日 新宿発(2300) ⇒ 新穂高温泉着(0515) 夜行バス

13日 新穂高温泉(0600) ⇒ ワサビ平小屋(0720) ⇒ 鏡平山荘(1130) ⇒ 双六小屋(1430)

14日 双六小屋(0940) ⇒ 三俣山荘(1230)

15日 三俣山荘(0830) ⇒ 鷲羽岳(0935) ⇒ ワリモ岳(1000) ⇒ ワリモ北分岐(1015) ⇒ 水晶小屋分岐(1050) ⇒ 水晶岳(1125) 
水晶小屋(1235) ⇒ 鷲羽岳(1340) ⇒ 三俣山荘(1430)

16日 三俣山荘(0615) ⇒ 双六小屋(0815) ⇒ 弓折岳(0955) ⇒ 笠ヶ岳山荘(1450) ⇒ 笠ヶ岳(1510) ⇒ 笠ヶ岳山荘(1530)

17日 笠ヶ岳山荘(0520) ⇒ 新穂高温泉(1040)


  こんな感じのルートで行ってきました。
結局は17キロになってしまった荷物を背負い、4日間小屋に甘えずにテントで頑張りました
2日目以降ヘロヘロで、まゆ太に荷物を少し持ってもらいましたが・・・(まゆ太様のおかげでございます

  悪天候の日もあり、ゲリラ的大雨も降り、小屋で雨やみ待ちをして出発を遅らせたり、ルートを変更せざるを得ない時もありましたが、すっごく充実した5日でした。
100名山、鷲羽岳・水晶岳・笠ヶ岳登頂です
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  明日からは、この大縦走のこゆ~い、(しかも、すっごい事件もあり)中身をアップしていきますので、ぜひ遊びにきてくださいね

  

ドロドロの二人


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  暑い・・・
暑くて寝られないので、今年初のエアコンデビューを果たしてしまったまゆちゃんです。

  昨日、谷川岳へ登って来たまゆ太とひっきー先生を上野までお迎えに行ってきました。
待ち合わせしなくてもすぐわかる、だって、ドロドロで、日焼けした、派手な色の山の格好をしたオッサンが二人。
しかも、都内は猛暑日にもかかわらず、レインパンツにフリースまで着てる。
いやぁ、まるで初来日したどこかの少数民族みたい

距離はあるが、ここまでプンプンニオってきそうだよ。
このまま素通りして逃げるか・・・。

いやいや、低山病のまゆちゃん、治療の時間ですよ

  2人は、5つくらいのピークを踏み、ひっきーさんが得意のマイナーコースでおよそ15キロの行程だったようです。
まゆ太の体力があれば、20キロのルートを行きたかったらしい。

"まゆ太はまゆちゃんに返品します"

あ~、ウルトラスーパーマイペースまゆ太に愛想つかせたなぁ。
いやいや、怠惰な生活をしているのはまゆ太だけじゃない。
まゆちゃんもだ・・・笑えない

  冬山なら、初心者どす!!と胸を張ってできないアピールはできるけど、夏山。
これは、まさに体力、今度の縦走で気合い入れないとなぁ。

  ところで、パッキングは終了。
今回もまゆちゃんがテント担当、まゆ太は食糧。
重いよォとはいえ、前回の雲ノ平縦走の時よりは2キロ減らした15キロ。
これくらいはやっぱり持たないとねぇ・・・


  "まゆちゃん、お誕生日プレゼント"

ひっきーさんが、ひっきーさんの愛情たっぷり詰まったエマージェンシー用のシュラフをプレゼントしてくれました。
冬季用なんだって!!
DSCF7249

もちろん、これはお守り
このシュラフが活躍しないように、これからも安全山行ガンバリます

  
追記
まゆ太が昨日写真を撮って来たものを見てみる。
楽しそうだね~。
BlogPaint

で、コレナニ
DSCF7173

男の山登りって不思議がいっぱいです・・・。
プロフィール

まゆちゃん

まゆちゃんは、山登り4年生になりました。
都内在住、北アルプスが大好き。でも、お休みの関係で日帰りが多く、関東近郊の山へよく行きます。
今年、やっと冬山デビューを果たしました。これで、1年中山登りできるぞ~!!
念願のテントも購入し、山ごはんも作って、本格的なアウトドア山登りに一歩前進です。そして、いつか、100名山制覇できたらいいなぁ。
アウトドアブランドも大好き。アークテリクスと、ホグロフスがお気に入り。機能性よりも、好きなものを優先してしまいがちだけど、テンション上がったもの勝ち!!大好きな山グッズに囲まれて、いつもいつも、笑顔で山登りしています。
これからも、"まゆちゃんの山登り"、遊びにきてくださいね。

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