2020年03月30日

新型コロナウイルス感染症の発生および感染拡大による影響を踏まえた厚生年金保険料の猶予に関する情報が発出されています☆

おはようございます。社会保険労務士の松井まゆらです。
日本年金機構は、事業所の経営状況等に影響があり、一時的に厚生年金保険料等を納付することが困難な場合は、事業主の申請により「換価の猶予」または「納付の猶予」が認められる場合があるとしてホームページで案内しています。
猶予が認められると、次のような効果があります。
●認められる効果
 ① 猶予された金額を猶予期間中の各月に分割して納付
 ② 猶予期間中の延滞金の一部を免除
 ③ 財産の差押や換価(売却等現金化)を猶予
●猶予期間
  1年の範囲内(※)で、申請者の財産や収支の状況に応じて、最も早く厚生年金保険料等を完納することができると年金事務所が認められる期間
 (※) 猶予期間内に完納することができないやむを得ない理由があると認められる場合は、年金事務所への申請により、当初の猶予期間と合わせて最長2年以内の範囲で延長が認められることがあります。
また、猶予が認められるためには、原則として猶予を受けようとする金額に相当する担保の提供が必要ですが、猶予を受けようとする金額が100万円以下である場合、猶予期間が3カ月以内である場合、担保として提供することができる財産がないと年金事務所が確認した場合は不要とされています。
その他、「換価の猶予」と「納付の猶予」では、次のような相違点があります。
【換価の猶予】
●申請要件(すべて満たすことが必要)
 ① 厚生年金保険料等を一時に納付することにより事業の継続等を困難にするおそれがあると認められること
 ② 厚生年金保険料等の納付について誠実な意思を有すると認められること
 ③ 納付すべき厚生年金保険料等の納期限から6カ月以内に申請されていること
 ④ 換価の猶予を受けようとする厚生年金保険料等より以前の滞納または延滞金がないこと
 ⑤ 原則として、猶予を受けようとする厚生年金保険料等の金額に相当する担保の提供があること
●申請方法
 ① 管轄年金事務所に「換価の猶予申請書」を提出
 ② 添付書類
  ・財産収支状況書 (100万円超の猶予を受けようとする場合は「財産収支状況書」に代えて「財産目録」および「収支の明細書」)
  ・担保の提供に関する書類(100万円超の猶予を受ける場合)
 ③ 申請時期
  納付困難となった厚生年金保険料等の納期限から6か月以内
 ④ 担保の提供
【納付の猶予】
●猶予の要件(すべて満たすことが必要)
① 次のいずれかに該当する事実があること
 ・財産につき、震災、風水害、落雷、火災その他の災害を受け、または盗難にあったこと
 ・事業主または生計同一親族が病気にかかり、または負傷したこと(個人事業所)
 ・事業を廃止し、または休業したこと
 ・その事業につき著しい損失を受けたこと
 (※)「著しい損失」とは、申請前の1年間において、その前年の利益額の2分の1を超える損失(赤字)を生じた場合をいいます。
 ・上記に類する事実があった場合には、年金事務所に要相談
 (※)保険料の納期限前に災害により財産に相当の損失を受けた場合には、別途、被災者のための納付の猶予制度があります。
② ①の該当事実により、納付すべき厚生年金保険料等を一時に納付することができないと認められること
③ 申請書を提出していること
④ 原則として、猶予を受けようとする厚生年金保険料等の金額に相当する担保の提供があること
●申請方法
 ① 管轄年金事務所に「納付の猶予申請書」を提出
 (※) 納付の猶予の許可または不許可については、地方厚生(支)局長から通知されます。
 ② 添付書類
  ・ 財産収支状況書 (100万円超の猶予を受けようとする場合は「財産収支状況書」に代えて「財産目録」および「収支の明細書」)
  ・ 担保の提供に関する書類(100万円超の猶予を受ける場合)
  ・ 災害などの事実を証する書類(納付の猶予の申請時に必要)
 ③ 申請時期
  猶予に該当する事実発生後速やかに

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2020年03月26日

学校等休業助成金・支援金の申請受付が始まりました ☆

こんにちわ社会保険労務士の松井まゆらです。
厚生労働省は学校等休業助成金・支援金等相談コールセンターを設置し助成金・支援金の申請受付を開始しました。
ホームーページには、リーフレット、申請様式、支給要領、Q&A等が掲載されています。
ここでは、学校等休業助成金について紹介します。
【問合わせ先】
学校等休業助成金・支援金等相談コールセンター  0120-60-3999
受付時間(土日・祝日含む):9:00~21:00
【申請書提出先】
・人事労務管理の機能を有する部署が属する事業所の所在地により、以下のいずれかの学校等休業助成金・支援金受付センターに提出します。
・雇用調整助成金も申請する場合は、最寄りの都道府県労働局等でも受け付けていますので労働局等にご相談ください。
(※)法人内の対象労働者について1度にまとめて申請してほしいとされています。

【助成内容】
 対象労働者の日額換算賃金額(※1)×有給休暇(※2)の日数
(※1) 8,330円を超える場合は8,330円
(※2) 有給(賃金全額支給)の休暇(労働基準法上の年次有給休暇を除く)
【支給要件】
 2020年2月27日から3月31日までの間に 新型コロナウイルス感染症に関する対応として臨時休業等をした小学校等に通う子どもの世話を保護者として行うことが必要となった労働者に対し、有給(賃金全額支給)の休暇(労働基準法上の年次有給休暇を除く)を取得させる
(※1)休暇制度について就業規則や社内規定の整備を行うことが望ましいですが、就業規則等が整備されていない場合でも要件に該当する有給の休暇を付与した場合は対象になります。
(※2)要件に該当する有給の休暇であれば、休暇日数に制限はありません。
(※3)半日単位や時間単位の休暇は対象になります。
(※4)年次有給休暇や欠勤を、労働者本人に説明し、同意を得て事後的に特別休暇に振り替えた場合も対象になります。
(※5)春休みや日曜日など元々小学校等が休みの日に取得した休暇は対象外です。
【対象となる小学校等】
小学校、義務教育学校の前期課程、各種学校(幼稚園または小学校の課程に類する課程を置くものに限る)、特別支援学校(すべての部)、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス、幼稚園、保育所、認定こども園、認可外保育施設、家庭的保育事業等(保育ママ等)、一時預かり等を行う事業、障害児の通所支援を行う施設、いわゆるフリースクール
(※1)障害のある子どもについては、中学校、義務教育学校の後期課程、高等学校、中等教育学校、各種学校(高校までの課程に類する課程)等も含みます。
(※2)認可外保育施設として届出を行った事業者であれば民間のベビーシッターサービスも対象になります。
【対象となる保護者】
親権者、未成年後見人、その他の者(里親、祖父母等)であって、子どもを現に監護する者等
【申請期間】
3月18日(水)から6月30日(火)まで

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2020年03月16日

新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金の特例措置の追加実施について☆

おはようございます社会保険労務士の松井まゆらです。
3月10日、厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた雇用調整助成金の特例の追加実施を行うことを明らかにしました。
2月14日と28日に公表された特例措置に加えて、次の内容にて実施されます。
【対象事業主】
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主
【適用】
 2020年1月24日から同年7月23日までの休業、教育訓練または出向
【特例措置の内容】
〔1〕 休業等計画届の事後提出を可能とする
〔2〕 生産指標の確認対象期間を3カ月から1カ月に短縮する
〔3〕 最近3カ月の雇用指標が対前年比で増加していても助成対象とする
〔4〕 事業所設置後1年未満の事業主についても助成対象とする
〔5〕 雇用保険被保険者期間が6カ月未満の労働者を助成対象とする
〔6〕 過去に受給していた事業主に対する受給制限を廃止し、(1)・(2)の取扱いとする
 (1)前回の支給対象期間の満了日から1年を経過していなくても助成対象とする
 (2)1年間で100日、3年間で通算150日までとする支給限度日数について、今回の特例の対象となった休業等については、その制限とは別枠で受給可能とする
(※)〔5〕〔6〕が3月10日に明らかにされた追加実施となる特例です。
【助成内容および受給金額】
・休業手当、教育訓練を実施した場合の賃金相当額、出向元事業主の負担額に対する助成(率)
2/3(大企業は1/2)(対象労働者1人1日当たりの上限8,335円。令和元年8月1日現在)
・教育訓練を実施したときの加算(額)
1人1日当たり1,200円
・支給限度日数
今回の特例の対象となった休業等については、1年間で100日(3年間で150日)その制限とは別枠で受給可能とする
なお、同日、この特例措置に関するQ&Aも厚生労働省ホームページに掲載されています。

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