2008年11月18日

MacBook, シングルタッチジェスチャーでExposeとSpacesを 3

マルチタッチトラックパッド

先日発売された新型のMacBook/MacBook Pro (Late 2008) には,マルチタッチトラックパッド が搭載され,スワイプ,ピンチ,回転,4本指スワイプなどのマルチタッチジェスチャーの機能が 組み込まれている. MacBook Air (Late 2008) のトラックパッドにも,同様な機能が組み込まれている. これらのマルチタッチ機能は非常に便利そうであり,これらの機能に対応していない 旧モデルのユーザの中は,ひょっとすると悔しい思いをしているユーザもいるのではなかろうか? しかし,ここで諦めてはいけない. 新型に搭載されている全ての機能とはいかなくとも,似たような機能を 旧型でもシングルフィンガー(シングルタッチ)で実現できるので紹介する.

まず,はじめに断っておく. ここで紹介する方法では, 新型の「2本の指でつまむ(ピンチ),回転」といった動作に関しては, 解決していないので,これらの機能に期待している方 (および,Macユーザでない方)は, 新型の購入を考えていただきたい(笑). 解決しているのは,トラックパッドでExposeやSpacesを利用する機能である.

準備(用意するもの)

Expogesture

新型に搭載されている機能と同様な機能を実現するためには, Expogestureという ソフトウェア(フリーソフトウェア)を利用する. Expogestureは,マウス(やトラックパッドなど)のジェスチャーに反応して, 設定されたアクションを実行するアプリケーションである. リンク先から最新のバージョン (執筆時は Mac OS X 10.4.x(Tiger)用(Universal Binary) 1.1.4beta(2006/10/8) が最新)を ダウンロードしてインストールしておく.

設定

Expogestureをインストールすると,メニューバーに同アプリケーションのアイコンが現れる. このアイコンをクリックするとメニューに「環境設定...」の項目があるので,これを選択し 開いたウィンドウにて設定を行う. 「Expogesture環境設定」ウィンドウの「アクション」タブを選択すると次のような画面になる.

Expogesture環境設定

設定画面をみて分かるとおり, どういったジェスチャーをしたときに,どういったアクション(キー操作)のイベントを 送信するかを設定する. 例えば,上記画面では,「時計回りのジェスチャー」を行うと,「F11」キーを押したときと 同様な操作を行うといった設定がされている. 「F11」キーにExposeの「デスクトップを表示」が設定されている場合, 「時計回りのジェスチャー」を行うと開いているすべてのウィンドウがスクリーンの端に移動し 「デスクトップ」が表示される.

MB kuro が利用しているMacBook でのExposeとSpacesの設定を紹介する. なお,右側の画像をクリックすると拡大表示されるので参考にされたい.

Expose環境設定

(Expose)

  • すべてのウィンドウ: F9
  • アプリケーションウィンドウ: F10
  • デスクトップを表示: F11
(Dashboard)
  • 隠す/表示する: F12

Spaces環境設定

(Spaces)

  • Spaces を起動: F8

シングルタッチジェスチャーで使ってみる

以上の準備と設定を行うことで,目的とするシングルタッチジェスチャー機能を利用できる. 上記の設定の場合, (旧型では新型に比べ狭いが...)トラックパッド上にて描くジェスチャーと それに対応する動作は次のようになる.

  • 時計回りに円を描く → デスクトップを表示
  • 反時計回りに円を描く → すべてのウィンドウを表示
  • 左右に動かす → Spacesを起動
  • 上下に動かす → アプリケーションウィンドウ
  • Zのような文字を描く → Dashboard を表示/隠す
「Nのような文字を描く」ジェスチャーにもアクションを割り当てられるのだが, MB kuroはなかなかうまく描けないので,無効にしている. なお,よく利用するアクションを,簡単なジェスチャーに割り当てると便利である. 是非,自分の使い方に合わせて,使いやすい設定を行っていただきたい.

まとめ

Expogestureというフリーソフトウェアを利用することで, 新型MacBookファミリーに搭載されているマルチタッチジェスチャーのような機能を 旧型MacBook等の同機能を持たない機種でシングルタッチジェスチャーにて実現する方法 を紹介した. 紹介した機能は,ノートブックのトラックパッドだけではなく,マウス使用時にも同様に マウスジェスチャーとして機能する. 新型を使っていないので詳しくは知らないが,ここで紹介した方法は, 設定の柔軟性の高さに関しては,むしろ, 新型のマルチタッチジェスチャーに勝るのではないだろうか? Expogestureは,もちろん,新型でも利用可能なはずである. 新型のMacBookファミリーのユーザは,Expogestureと組み合わせることで, 最強なマルチタッチジェスチャー環境が実現できるかもしれない.

MB kuroは,Mac OS X 10.3 (Panther)でExposeが搭載されて以来, Expogestureと組み合わせて利用しており,体(指?!)に染みついている. 実は,この組合せなしでのMacの利用は考えられないほど,重要な機能となっている. この便利な使い方が体に染みついてしまっているせいか, Windowsマシンなど使っていると, すぐにデスクトップを表示させたり, すべてのウィンドウから目的のウィンドウを選択する, といった操作をしたい際にイライラしてしまう(うまいやり方を知らないだけかも...). ウィンドウを開き過ぎ/デスクトップのものを置き過ぎかもしれないのだが...(笑)





mbkuro at 23:38コメント(0)トラックバック(0)Mac  この記事をクリップ!

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    更新日時:2010/02/10

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