「メタデータとかmetaとかよく聞くけど、どうにも難しそう…。」
「生放送見ると見たこともないブロックがあるけどあれは何だろう?」

この記事では、そういったお悩みをお持ちの方向けに、
「メタデータとは?」から「どんなMODやプラグインで扱えるのか」までをご紹介します。

質問も大歓迎ですので、ブログのコメント欄をぜひご活用ください!

※本記事においてご紹介するテクニックは、Minecraft 1.7.10以前のバージョンにおいてのみ使用可能です。 

◆そもそもメタデータって何?

Minecraftでは、ブロックを次の2つの数字で管理しています。
・Block ID :ブロックの種類を表す数字
・メタデータ :下で解説

例えば木材を例に取ると、
5:0  オークの木材
5:1  針葉樹の木材
5:2  白樺の木材
5:3  ジャングルツリーの木材
5:4  アカシアの木材
5:5  ダークオークの木材

となっていて、5が木材のBlock ID、『:』の後ろの0~5の値がメタデータです。
meta_setsumei1

このように、メタデータは同じ種類のブロックの細かな違いを表すのに使われており、
・見た目(テクスチャ)の違い (先ほどの木材など)
・方角の違い (階段ブロックなど)
などがメタデータを使って表されています。

このメタデータは0から15まで(←ここ超重要)ありますので、最大で16種類の違いを、
1つのBlock IDで表現することができます。

ここまでをまとめると、次の画像のようになります。
建築コミュテンプレート


◆…待てよ?
さっき私は、「メタデータは0から15まである」と書いたはず。
では、5:6なるブロックは存在するのでしょうか?

実は、1.7.10以前のMinecraftには存在します。
この5:6というブロック、MODを導入していない状態では、普通のオークの木材に見えます。

しかし、描画改善MOD『OptiFine』などの機能を使うことで、このブロックに別のテクスチャを
割り当てることができるようになります。
つまり、使われていないブロックにテクスチャを割り当てることで、
実質的にブロックを追加することができるのです。

例えば、蜘蛛の巣(Block ID:30)は通常メタデータ0番の1種類しか使われていませんが、
内部的には1~15番のメタデータが存在します。
これらに別々のテクスチャを割り当てることで、ワインの瓶や鎖などを表現することもできます。

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Couquest_ (作者:Monsterfish氏、 配布先:こちら)の例。
なんとフクロウはアニメーションで動きます!必見。


◆メタデータを使うメリット
『別のテクスチャを割り当てる』ということは、
『新たなブロックを追加するMODを利用する』のと一見あまり変わらないように思えます。

では、何が違うかと言うと、『データの取り回しが非常に楽』なのです。

新たにブロックを追加するMODを使う場合、
・他のMODやツールが追加されたブロックに対応していない可能性がある
・ワールドを開く際、同じMODが入っていないと追加されたブロックが消えてしまう
→うっかりMODなしの状態でワールドを開くと、ワールドが崩壊する危険性がある

といった危険性が存在します。

その点、メタデータを使う場合はMinecraftに元から存在するブロックにテクスチャを割り当てるため、
・様々なMODやツールでブロックを扱える
・うっかりミスでワールドが崩壊する危険性が低い
・ごく一般的なMODであるOptiFineさえ入っていればいいため、ワールドの配布がしやすい
・対応するリソースパックが多数存在する

というメリットがあります。

◆メタデータを活用したリソースパック
メタデータを活用してバラエティに富むテクスチャを使うことができるリソースパック
の代表として、ここでは3つのリソースパックをご紹介します。(アルファベット順)

・Couquest_ (作者:Monsterfish氏)
 http://www.planetminecraft.com/texture_pack/conquest-32x32/
・Halcyon Days (作者:いけぞう氏)
 http://forum.minecraftuser.jp/viewtopic.php?t=14102
・Tender World (作者:うましか氏)
 http://forum.minecraftuser.jp/viewtopic.php?t=18378


◆メタデータに割り当てられたテクスチャを見るためには
通常のMinecraftで使わない範囲のメタデータに割り当てられたテクスチャ(以下メタテクスチャ)
を表示できるようにできるMODは、基本的に以下の2つです。

・OptiFine(配布サイト) :本記事で解説
・MCPatcher HD Fix(配布サイト

本機能を最初に実現したのは下のMCPatcher HD Fixで、こちらの方が使える機能が若干多いですが、
描画の負荷軽減との兼ね合いから、2015年現在はOptiFineが主に使用されています
OptiFineを導入後、「設定」→「ビデオ設定」→「Quality」から「Connected Textures」を"Fancy"に設定すると、
メタテクスチャを表示できるようになります。

図1
図2
図3
図4


◆メタデータを使って建築するには
本来使わないはずのブロックを無理やり活用する訳ですので、MODやPluginを使うのが現実的です。
よく使われているのは以下の3つです。

・WorldEdit (シングル・マルチ) 作者:sk89q氏
  配布元:
   bukkit版Plugin
   Forge/LiteLoader版MOD
範囲選択でブロックを設置したり、コピー&ペーストが出来るなど、メタデータ以外でも建築の様々な場面で活躍します。使い方の詳細は解説記事へどうぞ。

・LotMetaBlockPack (シングル※、マルチ) 作者:ろっと氏
 配布元:こちら
通常ではホイールクリックしてもスポイトできないメタデータのブロックをスポイトできるようにする革命的MOD。
マウスホイールでメタデータを切り替えて設置できるなど、建築が劇的に楽になります。 
設置してあるブロックのメタデータを直接切り替えることができたりと非常に便利です。おすすめ。

※シングルは旧バージョンの1.1.2にて対応されています。
作者様のサポートはすでに終了していますので、自己責任でのご使用をお願いします。
また、旧バージョンではMinecraft自体の不具合により、1.7で追加された2段花のメタデータ6番以降を
入手または設置しようとするとクラッシュし、ワールドデータを読み込めなくなります。
ご使用の際は十分ご注意ください。
 配布元:こちら

・MetaCycler (マルチ専用) 作者:ravand氏
 配布元:こちら
(Other Downloadsより導入しているバージョンに合わせてダウンロード)
導入にはWorldGuardが必要です。
木の棒でブロックを叩くとメタデータが切り替わります。
(左クリックで減少、右クリックで増加)
また、Shiftキーを押しながら叩くとBlock IDとメタデータのコピー&ペーストができます。
(Shift+左クリックでコピー、Shift+右クリックでペースト)


◆メタデータを利用したリソースパックのカスタム・自作
今回ご紹介したメタデータの活用は、「Connected Textures Mod(CTM)」という機能の一部です。
メタデータ以外にも、ブロック同士の位置関係やバイオームなどで異なるテクスチャを割り当てる
ことができます。
CTMを利用したテクスチャの割り当て方は、エビバーガモン氏のブロマガが参考になると思います。
【minecraft】縁の下の力持ち?CTM解説講座!【再編集版】(著者:エビバーガモン氏)


◆おわりに
いかがだったでしょうか。
環境構築が若干面倒ですが、試してみると建築の幅が広がるかもしれません。
不明点等あれば、ぜひこの記事のコメント欄で質問してみてください。

それでは皆様、よき建築ライフを。

(文責:だんぼーる)