出社前に、NHKの「週刊ニュース深読み」を見ていたら、「国債」の特集をしていました。「分かり易く」を意識して、解説していましたが、今ひとつ・・でした?

 前回、既発国債の値段は、金利によって左右されると書きました。繰り返すと、先月買った国債が10年で10万円しか増えないのに対し、今月出た国債が、同じ10年で20万円増えるとしたら、なけなしのお金100万円を国債投資したんだから、先月のを売って、今月のを買い直したいと誰しも思うでしょう。でも、10万円もの値打ちが違うんですから、当然10万円程度値引きしないと、誰も買ってくれません。

 って事で、値下がりしましたという事例でした。

 では、他の要因はどうでしょう?A国とB国が共に、金利等同じ条件で国債を発行していて、ある投資家さんが、両国債を100万ずつ保有しているとします。そしてA国がC国と戦争を始めました。C国に攻め込まれるかもしれません。当然、A国が無くなってしまうと思ったA国債保有の投資家さんは、「早いうちに換金しておこう。」と思うはずです。そして売一辺倒となったA国債は値下がりしてしまいます。

 つまり、同じような発行条件であれば、当然、信用力の高い方にお金が移って行くという事です。従って、買われた方は高くなるし、売られた方は安くなります。

 次回は、さらに突っ込んで行きましょう。