【安曇野読書会(2021.5.27実施)の報告と次回の予定】

第2巻第2章「生産資本の循環」を検討。流通過程での様々な攪乱、恐慌の契機に関心が集中し、1巻より資本主義の現実に近づいてきていて面白いとの感想があった。
〔次回〕6月24日(木)午後3ー5時、豊科交流学習センター「みらい」の学習室2。検討箇所は、第2巻第1篇第3章「商品資本の循環」の予定。

【長野読書会(2021.5.22実施)の報告と次回の予定】

第3巻序文、第1章(費用価格と利潤)、第2章(利潤率)を行う。
序文の「労働価値説と利潤率の均等化との関係についての諸説」のところで結構議論が弾んだ(限界効用説について、利潤範疇成立による価値増殖過程の神秘化、エンゲルスが資本論冒頭の商品を「単純商品」としていること、等)。
〔次回〕6月26日(土)13:30~16:00、長野市吉田公民館(ノルテながの3F)で第3巻第3章(利潤率と剰余価値率との関係)第4章(回転が利潤率に及ぼす影響)を実施する予定です。

【長野読書会(2021.4.27実施)の報告と次回の予定】

 『プロメテウス』(第59号)鈴木論文「ファシズムに誘う松尾理論批判」の第5章から終わりまでを検討。
 マルクス的なインフレ概念は、「貨幣の価値下落による物価上昇。つまり、貨幣の流通必要量を超えて通貨が発行されることによって通貨の価値が下落し、物価が上昇すること」であるが、松尾にはそうした概念がなく、「継続的な物価上昇」といったブルジョア的観念しかない。しかも、インフレが高進した時は、売りオペをやればいいなどと安易にいっていて、現在の国債残高の異常さや日銀による国債買い入れ額の異常な金額(年間70~80兆円)や当座預金残高の異常な膨張の意味していることがまったく分かっていない。
 MMT派と同様に統合政府論を唱え、日銀による国債の直接引き受けを主張するなど、戦前の高杯財政とその後の軍部による無制限の軍事支出などの歴史的な教訓も全く無視している。結局、労働者の闘いを回避して、財政膨張で何とか矛盾を回避できるかに考える超日和見的な理論であり、「れいわ新選組」の後ろ盾になっているようにファシズムにも連なっていくような理論であることを確認。
 コロナ禍の中での読書会で、参加者はいつもより少なかったが、終了後の雑談では、オリンピックの問題、原発問題、ミャンマーの問題、等々、結構盛り上がった。
〔次回〕5月22日(土)13:30から、長野市吉田公民館で、『資本論』第3巻、序文~第2章まで実施の予定。
5月から第3巻に入りますが、第3巻では平均利潤、商業利潤、利子、地代、等々、より資本主義の現実に近づいた展開がなされているので興味深く読めると思います。新規の参加者も募集しています。
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