趣限無

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クリストファー・ノーラン監督は「観客にカタルシスを感じさせたら負け」って感じの思想を持ってるのかもしれませんな。

スカッとする場面が完全にないわけではないのですが、基本的に「戦争だからって格好よく死ねると思うなよ」って感じの映画でした。

この死生観、個人的に硫黄島からの手紙を思い出しました。イーストウッド監督の。
あるいは戦闘妖精雪風のジャムが人間に化けた姿でも話として成立しちゃうというか。とにかく敵軍のドラマが省かれてるので上映時間が短めです。まぁ映画の上映時間が2時間以内にまとまってるのは好みですけど。 ストライクウィッチーズ、ガルパン、艦これなどの元ネタにあたるヨーロッパ戦史関係の本を何冊も読んだら、

「ナチス政権下のドイツ軍人が全員狂っていたわけではないんだな。召集が来たので戦ってるだけみたいな人もいるし、ヒトラーを暗殺しようとした人もいる……」

という感じのことを学べましたので、第二次世界大戦ものでドイツ兵が絶対悪として描かれてる作品は苦手です。


この件についてはワンダーウーマンのレビューでも書きました。ワンウーでは第一次世界大戦時のドイツ兵と第二次世界大戦時のドイツ兵が混同されてない? ってところが気になりましたので。
9.11の同時多発テロ以降「正義とは何か……ヒーローとは……」みたいな作品が増えて、有名な例だと仮面ライダー龍騎なんてのもありますが、その流れが行き着く先がダークナイトだったのかもしれませんね。

正義とは(以下略)ってテーマの乱造が落ち着いてきたかな~ってところでダークナイトが公開され影響が多方面に及び、それまで以上に主人公が苦悩しまくる作品が増えちゃった感じがして、何かもう流行性のウィルスみたいなんで「ダークナイト病」という言葉まで出来てた思い出があります。

後日ダンケルクの本も買って、ファーストインプレッションをつぶやいたので追加。

「負け戦の話じゃハリウッド映画化しづらいんだよね、何かとお金が必要な戦争映画を作る予算を確保するためには、ハリウッドの資本がいるんだけど」

みたいなこともノーラン監督がインタビューで言ってましたので、

「負け戦だけど最後には希望が残る作品なんですよ!」

とハリウッドの偉い人達にプレゼンするため、終わり方がああなったのかなぁと深読みすることもできるインタビューでした。

ハリウッド映画といえば、スクリーンテスト(劇場公開の前に内々で行われる試写会)で評判が悪ければバッドエンドをハッピーエンドに変えちゃうことすらあると言われるくらいですからね。

あのラストを作ったのは監督なのか、それとも商業的な事情なのか、こんなことを考えてみるのも面白いかもしれません。

新作アニメのダーリン・イン・ザ・フランキスについての続報が来まして、それが女性型ロボ好きのセンサーに引っかかりましたので寝る前にちょいとブログ更新します。


フランちゃんの大きさはどうなるんでしょうね。人間が搭乗できるくらいのサイズだと巨大ヒロイン萌えの欲求も満たせますので、ますます俺得です。

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