October 18, 2009
2年半位前にこの日記を書き始めて、最近はほとんどアップデートしていなかったのだけど、それでも色々大事な事を学べたかな〜と思う。ネット上の社会はどんどん広がっていて、90年代にWebというコンセプトを初めて聞いた頃からは想像もつかないほど大きくなって、今では色んなことを可能にするツールとしては中心的な存在になっていると言っても過言ではないのではないでしょうか・・・。
日記を始めた頃は、自分がこれからどこに行くんだろう、と誰しもきっと感じているであろう気持があって、気がついたことは、それを書いてネットに載せることは、ちょっと裸で歩いているような気持になってしまうことでした。だから、書き方に工夫しなくちゃならなかったし、出来ればあんまり知らない人には読んで欲しくないという変なブログになってました。でも、自分の思うところや、インスピレーションなんかを表に出してみる、という作業とそれに伴う恥ずかしさの感覚は実際にやってみないとよく分からないことだったと思うから、2年半、とても良い練習になったし、気持の上でこれからやろうとしている事にも、気張りすぎずに出来そうです。そして、人を検索で呼ばないようにする書き方をかなりコントロール出来た事は、ある意味自信につながりました。
前回書いた、時間と記憶についての思いつきは最近、ホントにそうかな、って思うようになっていて、色んなことが始まりも終わりもないんじゃないかと思えてきて、それと同時にどこか安心感を持てるようになってきた。もちろん、今の私はこれを書いていて、一区切りつけようと思っている訳だけど、それと同時に別の色んな次元にも私はいて、悩んだり喜んだり恥ずかしがったりしながら例えばこの日記を書いているのかもしれない。そして、別の次元にいる未来の私の一人は、今この椅子に座りながら違うことをしていて、違う気持ちでいるのかもしれません。だから、今は今だけど、今じゃないというか、あんまり今の気分にとらわれる必要はなくて、今自分がいいと思うことをやればいいんだな、という当たり前の事を別の方向から再認識した気がしています。
そして、結論ですが、今の私はこの2年半が大体詰まった、このネット上でのまとまりをひとくくりにして、一冊のアルバムのようなものとして完結しようと思います。この、目に見えるような見えないような、不思議なインターネットという場所が、私の時間のレイヤーという抽象的なコンセプトを何となく一つの形にしてくれたような気がしています。
こないだ、美容師さんと話していて、彼は昔ビンテージクロージングに凝っていたんだって。だけど、もうずいぶんしまいこんでいて、久しぶりに整理をしたら、自分でも忘れていたいいものが沢山出てきて嬉しかったという話でした。ある時期に自分がすごく凝っていたものや好きだったものを何年もたって見つけると、今の自分とは全然違う人生を歩んでいたかのような自分に出会う。そんな風にある時期の自分を一つのレイヤーとしてとらえると、そういう層が重なって今の私があるのかな〜と思う。ミルフィーユみたいな感じ?
とにかく、今の私は、この層(このサイト)ではない気がするので、一区切りつけるとします。とりあえず美味しいカスタードクリームを塗って、新しいパリッとした層を作っていこうと思います。
とりとめのない心の様を根気強く読んでいてくれた、気の置けない友達に心から感謝します。あなた達のお陰で避けては通れない「人に向けて表現する」ということに少し自信が持てました。そして継続することの大切さを実感しました。私はあまり良いライターではなかったけれど、このサイトを持てた事自体に感謝しているし、インスピレーションをくれた色んな人にも感謝しています。今度は本当にやりたい事にフォーカスしてやっていこうと思っています。また準備が出来たらお知らせするね。
本当に今までありがとう。
(01:22)


