俺「ひさしぶりですまない。えれいことになった」
N「そうみたいだな。まあ、状況が認識できるようになったということでもある」
俺「金が貰えないと終わりだ。しかも、恒久的に」
N「貰えなかったらどうする?」
俺「入院か。強盗か。逃亡か」
N「いろいろあったな。救急車、DH、霊的次元」
俺「あの本を読んだのは拙かったかな」
N「そんなことはない。世の中にはそういう世界もある。ただ、お前は染まれなかった」
俺「もうね、死にたいんだよ」
N「そこまで福祉に固められたら、死なせてもらえないな」
俺「一人暮らしは無理さ」
N「病院もダメ、施設もダメ、無理で行くしかないのかな」
俺「世界が見えなくなった」
N「世界の見える奴なんて、ほんの少しだ。気にするな」
俺「存在価値を感じられない」
N「価値など幻想だ」

俺「このままじゃ、ダメなんだ。やっぱり入院が良くないか?」
N「作戦がいるな」
俺「ネックは主治医か」
N「クールだからな」

俺「今日はどうすれば良い?」
N「気の向くままに」
俺「金がない」
N「いつもない」
俺「たこ焼きが食べたい。おっぱいを触りたい」
N「無茶はするな。家で寝ておけ。だいたい今日は日曜日だ。サラリーマンの日だ」

俺「もうビジネスの世界には戻れないな」
N「それはそうだな」
俺「作家、詩人として成功するかな?」
N「成功。お前は成功など死語だと言っていなかったか。笑」
俺「確かに。やはり俺は狂ってる」

N「それにしても今の環境はキツイな」
俺「ああ、キツイ」
N「型に嵌められた感じだな」
俺「そうだな。何か良いアイデアは無いのか?」

N「お金の問題以上に、悪いのは病状だ」
俺「そうか」
N「しかも治療法はない」
俺「どうしようもないということか」
N「それでは、俺の上級霊としてのプライドが許さん」
俺「何か考えてくれるのか?」

N「瞑想して、眠れ。きっと何も変わらない。そのうち運命の扉が開く」