嫌いな相手にも「またよろしくお願いします」を笑顔で言えないようでは、社会人としてやって行けない。統合失調症の人は嘘をつけないと中井久夫氏の本で読んだが、それは大変なことなのだと思う。しかし、最近の私は正直だ。昨日も大人数での宴会だったのだが、まったく輪に入ろうとしなかった。興味ないんだから仕方無いじゃん。まったくもって大人の態度ではない。

同年代の人が喫茶店で会話をしているのを見ても、友達になりたいと思うような人はほとんどいない。それが普通なのかもしれないが、異常にストライクゾーンが狭いのかなとも思う。サラリーマンをしている時は気がつかなかったが、世の中は変な人の方が多いのだと今は思う。そういう人と一緒にいたり、話をしてもしょうがない。躁うつ病の私が、そんな風に考えている。

少し前までは、世の中を良くしようという思いがあった。そういう純粋な思いを持つ友達もいた。しかし、何もできなかった。わかったことは、世の中を良くするには、まず自分を良くすることだということだ。そうすれば周りが変わってくる。そして、その輪が広がって行く。コヴィー氏の「七つの習慣」は正しいということだ。

うまく嘘がつけること。これが大人の条件であることは常識だ。では、自分自身につく嘘はどうなのか。嘘が必要な時もあるだろう。しかし、重大な嘘を重ねると自分が見えなくなるように思う。そして、実はそういう人こそが、自分自身を見ない人こそが、精神を病むことなく無事に一生を終えているようにすら思うのである。

社会という檻の中で生きる「人間の生」とは、本質的にそういうこと、嘘で固めるということなのかもしれない。自自分自身に正直になるとは危険なことなのだ。私はその誘惑に勝てなかった。その証拠に、こんなブログを書いている。(笑)