メビー・ラック BLOG~今も明日もLucky Life~

あなた様とあなた様の大切な存在が 今も明日もLucky Lifeを送れますように

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2015年08月

こんにちは。
代表の岡村です。

お盆休みも終わり、今日からお仕事の方も多いのではと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて。

当ホテルのお盆期間は、ご宿泊のペット様達のおかげで賑やかな日々となりました。
ご宿泊のペット様の中には、犬様・猫様のほかに、亀様もいらっしゃったほどです。

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実は以前、私自身も亀様を飼っていたことがありまして。
それもあり、亀様特有の可愛さに思わずはしゃいでしまいました。

メビー・ラックでは亀様のお世話も承ります。(飼育環境・飼育方法によっては要相談)
秋の連休にお出かけの際は、当ペットホテルorペットシッターを是非ともご利用くださいませ。

メビー・ラック代表 岡村

 


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先日ブログで紹介させて頂いた保護犬ライクへのメッセージですが、おかげさまで沢山のあたたかいお言葉を頂戴致しております。
スタッフ一同、皆様の『やさしさ』に心洗われ、励まされ、ライクとの今を生きている次第です。
この場をかりて、ライク共々、皆様に誠の感謝をお伝え致します。

想いをコトバにした時、それは確かなカタチとなります。
誰かを傷つけるコトバは鋭利なカタチで突き刺さります。
誰かを悲しませるコトバは涙にカタチをかえて頬を伝います。
反面、『やさしさ』で包まれたコトバは時に笑顔や勇気、ゆるし、温もり、支え、気づきや癒しというカタチになって誰かを幸せにします。
そう信じれるから、私は動物達への想いもちゃんとコトバにして伝えます。
すると彼ら彼女らは、純粋な愛くるしさというカタチで私のコトバにこたえてくれます。
見返りや駆け引きのない動物達からもらう『やさしさ』の種を育み、芽吹かせ、花を咲かせることができると、それはそれは心地がいいものです。
だから誰かに御裾分けをしたくなります。
その誰かは、その目に映る大切な存在である他の誰かにも御裾分けをしたくなると仰います。

「そんなふうに『やさしさ』の種が世界中に降り注いで花を咲かせたら、どんな景色が見えるのかなあ?」

私のコトバに、ライクは安らかな寝息というカタチでこたえてくれました。

「いつか一緒に、その景色の中を散歩しよう」

変わらず、ライクは寝息を奏でてくれました。

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私はライクとのこの時間を幸せと呼びます。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日Lucky Lifeを送れますように

富山桃吉


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本日はライクとの出逢い記念日。
昨年の今日から31,426,197の鼓動を刻むライクと歩んできた一年間。

『微笑み ときどき 不安』
『希望 ところにより 覚悟』
『涙 のち 慈しみ』

四季の移ろいと必然の結びに身をゆだねがら共に鼓動を重ねたライクとの日々。
その一つ一つに感謝を抱き、私達は今日という日を祝う。

たぶん17歳を迎えたライクへ

うん。
昨日も祝ったね。
一昨日も祝ったね。
それでも、今日も祝おうよ。

そうだよ、ライク。
明日も祝おう。
明後日も祝おう。

私達の朝を。
私達の昼を。
私達の夜を。
私達の晴れを。
私達の曇りを。
私達の雨を。

すべてがかけがえのない瞬間だから私達は祝うんだ。

そうしたら、ほら。
大丈夫。
私達を抱く世界はちゃんと輝いている。

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富山桃吉


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連れ帰る足で寄った動物病院での診断は以下だった。

・推定年齢 16歳
・体重 8.6㎏
・脈拍 56
・呼吸数 42
・体温 39.5度
・心機能低下(僧帽弁閉鎖不全症)
・肛門周囲腺腫
・片側潜在精巣
・膵臓のエコーレベル低下

動物病院を出て直ぐ、女性が言った。

「で、名前はどうします?」

代表の方も続く。

「確かに、飼い主さんが見つかるまでとはいえ、ずっとシニア犬呼ばわりじゃあ、なんだかねえ……」
「ですよね。どうしようかなあ」

私が考えていると、動物病院の駐車場に見慣れた車が入ってきた。
彼だ。
夜勤明けで駆け付けたにも関わらず、すこぶる元気な声でシニア犬に駆け寄る。

「おー! 元気にしてたか迷子犬! てか、『はじめまして』だな、オレとは」

がしがしとシニア犬の頭を撫でる彼に診断結果を伝え、名前の件を相談した。

「それはお前が考えろ。だって、お前がこの迷子犬と出逢った最初の人間なんだから」
「そうですよ。名付け親になってあげるべきです」
「だねえ」
「はい……」

ああでもないこうでもないと悩む内に、ふと、施設での再会シーンが蘇った。

「あ、そっか!」

私のひらめきに、三人とシニア犬が目線をよこした。

「『ライク』って名前はどうかなあ?」

女性が真っ先に声を弾ませた。

「呼ばれる度に『好き』って言われるなんて、いい名前ですね!」

彼も代表の方も、意義はない様子だ。
決まりだ!

「今日から私達と過ごす間、キミの名前は『ライク』だ。よろしくね」
≪よろしくね≫

伝わった!
ライクがポケッと頷く鳴き声に、私達は願った。
ライクが今も明日もLucky Lifeを送れますようにと。
そして誓った。
ライクのLucky Lifeを今も明日も守って支えていく事を。

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こうして、私達とライクの物語は今日も続いています。
ライクと出逢ってから月日は流れ、今年の八月三日でちょうど一年を迎えます。
ライクが繋いだ『はじめまして』は、私達にたくさんの経験を与えてくれました。
そんな必然の縁に導かれた私達はライクを店長に迎え『メビー・ラック』を設立し、たくさんの飼い主様とペット様の物語に寄り添わせて頂いております。
決してうれしいやたのしいばかりではありません。
介護パートナーとして伺わせて頂いたペット様の旅立ちに涙を流す日々もあります。
それでもあの日ライクに誓い願ったLucky Lifeをモットーに、私達は歩き続けています。
飼い主様とペット様の物語がLucky Lifeで彩られて欲しいという願いもまた、ライクに教わった大切な事の一つですので。

私達は今もライクの飼い主様を捜しております。
ですが、未だに飼い主様は見つかっておりません。
にもかかわらず、残念ながらライクが抱える疾患は出逢いの時よりも増えて悪化するばかりです。
ライクの現状を正直に申し上げますと、最近ではせっかく増えた体重も下降を辿り、発作が起きる感覚が短くなってきて苦しそうな日が続いております。
薬も効かなくなってきています。
もはや余命宣告を渡された日はとうに過ぎております。
いくつかの動物病院に伺っても、もはや手の施しようがない現状です。
それでもライクは幾つかの奇跡を掴み、今を生きています。

ライクのLucky Lifeの為に私達が出来る事は何か……。
ぐるぐるに考えを巡らせて迷う夜、朝になって行き着く先はやはりライクに教わった事なのです。
あの日、迷子になって疲れ果てても歩き続け、飼い主様を信じ続けるライクの姿に私達は生きる意味を問われました。
そして、どう生きるかを気づかされました。
だからこそ悲しみや恐れが襲ってきても、ふてくされず、目をそらさず、ライクの全てを受け入れながら今を生きています。

僭越ながら、このブログを読んで頂いている皆様にお願いがございます。
どうかご協力願えるのならば、本ブログ(今後も随時追加致します)の拡散をお願い致します。
又、ライクの飼い主様に繋がる情報をお持ちの方は本ブログのコメント欄に投稿願います。
尚、ライクがどこからやってきてどこへ向かおうとしていたのかは不明のままなので、現時点では思い込みを防ぐ為にもあえてライクが彷徨っていた場所の特定は致しません。
情報が届き次第、プライバシー保護をしつつ本ブログに掲載させて頂き、皆様との情報共有をはかっていく所存です。
ライクの今を飼い主様の今に繋いであげられるように、皆様の御力をお貸し頂ければ幸いです。

もう一つ。
本ブログのコメント欄、代表のTwitterFacebookインスタグラム
及び手紙(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-1-11三幸ビル4F 宛先メビー・ラック)、
どのカタチでも構いませんのでライクへのメッセージを頂けたらと存じます。
ライクは嫌われて捨てられたんじゃないと信じておりますが、それでもやはり、一人でも多くの人に孤独を体験したライクに『好き』だと言ってもらいたいのです。
『ライク』、この一言だけで構いません。
どうぞメッセージをよろしくお願い致します。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉


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数日後、私と女性は愛護団体の代表の方と一緒に収容施設を訪れた。
シニア犬の飼い主捜索で連日仕事を休んでいた彼は不在だ。
仕事が終わり次第合流する約束になっている。

「あんた達はちょっと待ってな」

代表の方がシニア犬の引き出し手続を終えるまでの間、私達は車で待機する事になった。
しばらくの沈黙が流れた後、女性が口を開いた。

「いよいよ再会ですね」
「そうですね……」
「どうしたんです?」

私の声が曇っている事を案じた女性が首を傾げている。

「いや……なんていうか……気分が良くなくて」

それは紛れもない本心だった。
シニア犬との再会は素直に喜ばしい。
結局、飼い主をまだ見つけられていないが、とりあえずはシニア犬の命を繋ぐ事ができたから。
それはそれとしても……だ。
目の前にそびえる施設の壁の向こうに思いを巡らせれば、やはり私の声は重くなる。

「この場所で幾つもの無垢な命が殺処分に怯え、無念にも消えていったのかと思うとやりきれなくて」
「同じ思いです。人はなぜ……」

女性が言いかけた途中で、代表の方が戻ってきた。

「担当職員の人が直ぐに連れて来てくれるから、玄関ロビーに行こう」

扉をくぐると、消毒臭と獣臭が鼻をついた。
幾つかの鳴き声が耳を貫いた。
無機質な壁が瞳にこびりついた。
その全てを含んだ空気が全身にまとわりついた。
どれもが初めての体験で、どれもが二度と味わいたくない体験だった。
不気味でおぞましく、無力で狂おしく、痛いのにこみ上げて、落ちては見失う。
一秒でも早くこの場を立ち去りたいという心をかきむしりながら、私は私の『生』を鼓舞するので精一杯だった。

「イヤな所だろう。けど忘れちゃならないよ。絶対に」

代表の方の声が胸の真ん中と脳天の真ん中に突き刺さった。
それを頼りに私はなんとか踏ん張った。
踏ん張った!
踏ん張った!!
踏ん張った!!!
やがてドアの向こうからロープを握った職員が現れた。
そのロープの先に、繋がれたシニア犬がいた。
出逢った時のまま、歩く度に耳をひょこひょこさせながら私達の元へ歩いてくる。

「キミってば、相変わらずのおとぼけ顔だなあ」

変わらぬ姿に声を震わせる私。
穏やかな顔で見守る女性と代表の方。
そんな私達に向けて、キミはかすれた声でバフッと鳴いてくれた。
懐かしくて、愛おしくて、私は跪く。

「大丈夫。私はキミの事が好きだから」

キミの命を抱きしめた途端、景色が滲んで見えなくなった。

<続く>

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富山桃吉


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