メビー・ラック BLOG~今も明日もLucky Life~

あなた様とあなた様の大切な存在が 今も明日もLucky Lifeを送れますように

ペットホテル (REST・STAY) ペットシッター シニアペットヘルパー デイケア保育 シニアペット様ホーム 手作り食&おやつ・プレミアムフード&おやつ オーダーメイドペットグッズ 謝恩グルーミング 迷子ペット様捜索

2015年12月

昨日のクリスマスイブ、ご予約頂いた犬様用クリスマスケーキを取りに、飼い主様方とチワワ君がご来店されました。 お久しぶりにお元気そうな姿を拝見できただけでも喜ばしかったのですが……なんと! 私共にクリスマスケーキを差し入れて頂くというサプライズ!
image4-e1451052650195-225x300

このチワワ君は当方のホテルをご利用なさって頂いた事があるのですが、お迎えの際も、飼い主様方は私共にお土産をくださったのです! 他にも、以前に当ホテルをご利用なさった柴犬君の飼い主様にお土産を頂いた事等もあり……毎度毎度、様々なカタチでメビー・ラックをご利用頂いている飼い主様の優しさに「ああ、感無量!」なスタッフ一同です! 皆様方のお心遣いに応える事ができますよう、これからもスタッフ一同、ペット様や飼い主様のパートナーとして誠心誠意のご対応をさせて頂く所存です。

さてさて。

嬉しい事はさらに続き、ご自宅にお戻りになったチワワ君の飼い主様から素敵なお写真を送って頂きました

image7-e1451052728170-173x230 image9-e1451052900870-173x230 
image8-e1451052772401-173x230

チワワ君、当方のクリスマスケーキを美味しそうに食して頂いたみたいで、私共の方こそ嬉しい限りです!!!

ありがとうございます。

飼い主様共々、今日も幸せな時をお過ごし下さいませ。

image7-172x230 image11-172x230 
image8-172x230 image6-172x230 
image10-172x230 image9-172x230

写真に写っている犬様方は当方の手作り食もご利用なさって頂いているのですが、クリスマスケーキもガツガツ完食との事で、 重ね重ね嬉しい限りです!!!

飼い主様からも素敵なお写真を送って頂きました。

image5image4-172x230 
image1-172x230image2-172x230

image-172x230image3-172x230

image12-172x230

こちらの猫様も完食して頂いたとの嬉しいご報告がございました。
りがとうございます!

image-230x181
 

他にも、ご予約頂いた皆様からのご連絡が多数ございました。
犬様・猫様・飼い主様、一家団欒、今日も幸せな時をお過ごし下さいませ。

おかげさまで完売致しましたおせちも真心込めてお作り致しますので、ご予約頂いた飼い主様方・ペット様方、お届け日をたのしみにお待ち下さいませ。

Merry Christmas

今夜 あなた様とあなた様の大切な存在が

世界中に灯るキャンドルよりも眩しく優しい笑顔で包まれますように

Happy holiday

 

富山桃吉 代表岡村 メビー・ラックスタッフ一同

 


にほんブログ村 その他ペットブログ ペットホテルへ
にほんブログ村

「そろそろお散歩に行こうか」
「くぅーん!」

数日前からご宿泊しているワンちゃんの散歩に出掛ける準備を始めた時だった。
夕陽が店内を茜色に染める時刻の着電に、事務仕事の最中だったスタッフYが対応する。

「お電話ありがとうございます! メビー・ラックです!」

間もなくして私にしかめっ面を向けたYが、電話をしながらメモ帳にペンを走らせる。
メモ帳を覗くと『迷子犬』と書かれていた。
またか……。
瞬時に、緊張が身体を縛った。
というのも、別件で、つい数日前から迷子猫の無料相談電話を受けているからだ。
そちらの飼い主様は、迷子ペット捜索のプロである私から見ても感心するほど頑張って捜索をなさっておられる方だった。
加えて、私からのアドバイスを忠実に実行しておられる。
にも関わらず未だ保護には至っていない。
失意の中、もどかしさと心労を重ねておられる飼い主様——
今、Yが対応している電話の相手もおそらくは似たような状態であろう事は容易に想像できた。

「ごめんね、お散歩はもうちょっと待ってね」
「くぅーん」

大人しくて賢くて甘えん坊なお泊りワンちゃんは静かに私の膝の上で丸くなった。

「……わかりました! 至急、上の者に報告した後に折り返しお電話致します!」

電話を終えたYがメモ書きを私に差し出してきた。

「迷子犬ですって! どうしましょう!?」

と言われても、メモ書きには結局『迷子犬』としか書かれていないので詳細を尋ねた。

「どうするもこうするも……迷子犬の捜索ご相談?」
「そうです! だけど、そうじゃないです!」

はああ……。
生真面目なYらしいといえばYらしいが……。
緊急事態に直面すると気持ちが先走って結論を急ぐ癖があるので、会話の始めの段階ではいつも肝心の詳細が把握できない。
私は一呼吸して、一から尋ね直した。

「えっと、電話のお相手はどなたから?」
「はい! M動物病院の院長先生からです!」

午後の診療でお忙しい時間だろうに、一体どうしたのだろうか……。
はっ!
まさかっ!
親切で評判の高いM動物病院なのに!?
けれど確かに、メモ書きには迷子犬と書かれている……。
という事はもしかして!
もしかして!!
もしかして!!!
お預かりのワンちゃんを逃がしてしまったとか!!!!
過去、私共に捜索ご依頼を頂いた中には、実際に動物病院が逃がしてしまったケースがあった。
無論、あってはならない事態であるし、飼い主様方は驚かれると思うが、ペットシッター・ペットホテル・トリミング店を含め、ペットに関するプロにも関わらずお預かりしているペットを逃がしてしまう業者は残念ながら少なくない。
それにしても、M動物病院に限って……。
私は息を呑み、Yの目をまっすぐ見て聞いた。

「院長先生、なんだって?」
「はい! それがですね……」

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉


 


にほんブログ村 その他ペットブログ ペットホテルへ
にほんブログ村

——享年12歳7ヶ月——
63082-e1450841662865-230x129

——2015年7月19日 夕刻 ひなちゃん永眠——
ひなちゃんは最後まで、その命をひなちゃんらしく生きて天国へと召された。
ひなちゃんはO様のうれしそうな顔が大好きだった。
ひなちゃんはお姉ちゃんのササちゃんが大好きだった。
ひなちゃんは河原での散歩が大好きだった。

IMG_5873-230x227 1af47026287e33d2594324e9360bc031-129x230

 IMG_4794-230x173 IMG_4941-129x230

O様の娘様の帰省は間に合わなかった。
けれども、大好きなO様の娘様のパジャマ生地で作った枕に頭を預けて安らかに眠った。

ボクも岡村も働きに働いた。
休んだらひなちゃんを失った悲しみに押し潰されそうだったから。

ボクはしばらく上手に泣けなかった。
涙したらひなちゃんがもっと遠くに行ってしまう気がしたからだ。

けれどもそれは違った。

くるり、きょとん。
ひなちゃんは葬儀の時もO様やボク達の傍にいてくれた。

くるり、きょとん。
ようやく咲いた河原のヒマワリを見に行った時もボクの傍にいてくれた。

くるり、きょとん。
今でも、ササちゃんのお世話に伺う時に傍に感じる。

くるり、きょとん。
今でも、いつもの愛くるしい仕草で迎えてくれる。

くるり、きょとん。
今でも、ボク達が迷う時は励ましてくれる。

くるり、きょとん。
今でも、ボク達が悩む時は赦してくれる。

くるり、きょとん。
今でも、O様やササちゃんを見守っている。

くるり、きょとん。

くるり、きょとん。

くるり、きょとん。

もうすぐ12月31日だね、ひなちゃん。
その日はひなちゃんの誕生日。
ボク達も一緒に祝わせてね。

ひなちゃん。
うまれてきてくれてありがとう。
ひなちゃん。
出逢ってくれてありがとう。

大丈夫!
O様とササちゃんの事は心配いらないよ。

そうだ!
良かったら、後から天国に旅立ったライクと遊んであげてね。

そうだね!
これまでO様と暮らしてきて先に天国に旅立った動物達とも遊べるね。

ありがとう!
天国でひなちゃんがみんなと元気に走り回っているって信じれるから、ボクはもっと頑張れるよ。
ちゃんと泣けるよ。
ちゃんと笑えるよ。

ごめん。
ウソついた。
ひなちゃんの事もライクの事も大好きだから、まだ上手に笑えない事もある。
だって、ひなちゃんともライクとも、また散歩に行きたくなるから。

そう。
まだまだ未熟者だ。

それでもね。
ひなちゃんやライクがボク達に経験させてくれた介護の日々が、メビー・ラックを介して出逢う飼い主様や動物達のお役に立ててるって実感できるんだ。

だから。
まだ未熟者のボク自身でも、ありのままに受け入れて前を向く。
ちゃんと泣いて、ちゃんと笑って、ちゃんとボクを生きる。
この命をボクらしく生きる。
ひなちゃんがひなちゃんらしく生きたようにね。

何回でも伝えさせてもらうよ。
ありがとう、ひなちゃん!


 IMG_49431 IMG_4791-230x160 


IMG_5116 IMG_58441-129x230

またね!

ひなちゃん!


IMG_4855-129x230 IMG_5870-157x230 IMG_5120-230x230

IMG_5907-203x230 IMG_4852-129x230

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉 代表岡村 メビー・ラック一同




にほんブログ村 その他ペットブログ ペットホテルへ
にほんブログ村

捜索現場に到着したのは陽が傾き始めた頃だった。
駐車場に車を停めて時計を見ると、約束の時間まではまだ10分早かった。
準備を整えて車を降りたボクはスニーカーの靴紐がほどけていたのに気づいた。
しゃがんで靴紐を結んでいると、前に停まっていた車の下に猫がいるのを見つけた。
暗がりで後ろ姿だったのではっきりはしないが、迷子の猫とは明らかに毛色が違う。
ササちゃんと同じ毛色だ。

「岡村、猫がいるよ。地図に記しておこう」
「どこどこ?」
「前の車の下」
「え? いないよ?」
「いや、いるって……あれ……」

岡村の言う通り、在ったはずの猫の姿はなかった。

「おかしいなあ……」
「どんな猫だったの?」
「ササちゃんと同じ毛色の猫」
「ひょっとしてササちゃんだったりして」

岡村は冗談で言ったのが分かっていたが、ボクは岡村を促した。

「O様、そろそろ目が覚めたかもしれないから、捜索開始前に一回電話入れておけば」
「そうだね。少しは具合が良くなっているといいな」

岡村が車から電話を取り出そうとした時にちょうど着信音が鳴った。

「あ、O様からだ。起きてたっぽい。はい、岡村です」

明るく電話に出た岡村の顔が一瞬にして陰った。
と同時に声を詰まらせている。

悟った。

ボクの目に映る景色。
聞こえる音。
漂う香り。
包み込む空気。
そのすべてが時を止めた。

高熱にうなされていたO様が目を覚ますと、ひなちゃんは静かに息を引き取っていたという。
未だ温もりを残しながら。
その温もりをちゃんとO様にも伝わるように。
大好きなO様の悲しんだ顔を嫌ったひなちゃんらしい最後だと思った。
やっぱり、さっきの猫はササちゃんだったのかな……。
涙するO様の傍に寄り添うひなちゃんに代わって、ササちゃんがボク達に報告しに来てくれたのかもしれない。
ひなちゃんが安らかに眠った事を。

ぐしゃぐしゃな涙顔の岡村に代わって、ボクはF先生にひなちゃんの報告電話を入れた。

「……そうですか。そうですか……」
「お世話になりました。F先生、本当にありがとうございました」
「皆さん、よく頑張りましたねえ。うん。よく頑張りましたよ」

F先生の声音は相変わらず優しかった。
F先生のその言葉をきっかけに、ボクの目に映る景色、聞こえる音、漂う香り、包み込む空気、そのすべてが再び時を刻み始めた。
すると、我慢していた涙が自然と溢れてしまった。
それでも強引に拭って時計を見た。
約束の時間だ。

「行こう岡村。今はひなちゃんの厚意を無駄にしない為にも、迷子の猫を捜してあげなくちゃ」

岡村も強引に涙を拭った。
ボク達は歩き出した。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉




にほんブログ村 その他ペットブログ ペットホテルへ
にほんブログ村

一瞬見えた黒色のフサフサと匂い。
間違いない!
確実に知っている!
紛れもなくひなちゃんの尻尾だ!
店内に戻り、岡村に電話をかけた。

「お疲れ様です。どうしたの?」
「お疲れ様です。あのさ、電話かメールでO様から連絡あった?」
「え? 電話はないけど、メール確認してみる」

岡村の返事を待つ間、ボクは顧客リストをめくり、登録用のひなちゃんの写真を見た。
河原散歩の休憩中に撮った1枚には、今とは違ってまだ艶のいい毛並みが風に揺れている。
こうやってみるとやはり随分と痩せてしまった。

「メールも来てないけど……O様、どうかした?」
「……いや。なんとなく気になっちゃって。O様、体調がすぐれなかったから」
「そうだよね。心配だよね。なにか連絡あったらそっちにもすぐ知らせる」
「わかった。じゃあ」

ボクは結局、さっきの不思議な出来事を岡村には告げずに電話を切った。
そのまま、先日のひなちゃんとの会話を思い出す。

≪ねえ? 河原のヒマワリ咲いた?≫
≪残念だけど、まだ咲いてないよ≫
≪やっぱりね。そっかあ……≫

この≪やっぱりね≫と言ったひなちゃんの言葉には、実際に河原のヒマワリがまだ咲いていないという返答内容の他にも意味があったのかもしれない。
身体は自由に動かなくとも、もしもひなちゃんの意識だけは自由に動けるのだとしたら、河原にヒマワリが咲いたのかを既に自分で確認しに行っていたのかもしれない。
けれどもひなちゃん自身、その事が現実かどうかの判断がつかないので、あえてボクを使って確認したとも考えられる。
だからこその≪やっぱりね≫だとしたら……。

ボクはインターネットを開いて、そういった現象について調べ始めた。
眉唾ものの記事が多い中、似たような現象について書かれているものもあった。
どの記事も真意まではわかるはずもないし、すべてを鵜呑みにするわけではないが、ボクは妙な胸騒ぎを覚えた。
ひょっとして、ひなちゃんはもう長くないのでは——
いや!
いやだ!
縁起でもない考えを振り払ってその日のボクは帰宅の途についたが、今日伺った際の玄関先でのササちゃんの行動がまたボクの心をかき乱す。
なぜって、ひなちゃんもササちゃんも、ボクに同じ言葉を贈ってくれていた気がするからだ。
ありがとうって——

そこまで話す間ずっと黙って聞いていた岡村が言った。

「……そっか。さあてと、今晩はひなちゃんとO様に何を作ってあげようかね。ってその前に! 迷子の猫ちゃんを無事に発見・保護できるように頑張らなくっちゃね!」

岡村は再び車を走らせた。
ボクは流れる景色を眺めていた。 
しばらく走った先で、岡村が再び声を発した。

「あっ! 花屋さんだ!」

店先に並んだ沢山の花の中にヒマワリを見つけた。
それはそれは眩しく咲き誇っていた。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉




にほんブログ村 その他ペットブログ ペットホテルへ
にほんブログ村

このページのトップヘ