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2016年07月

『総合栄養食』関連のことでいえば。
最近流行のプレミアムフードの中には、『総合栄養食』の表記があるものとないものが混在しています。
ペットフードメーカ各社が独自基準を設けて販売しているので、バラツキがあるというわけです。

どの価値観で判断するかにもよりますが、『総合栄養食』の基準を満たしているペットフードが一番だとか、高ければ一番良いペットフードだとか、一概には決めつけられません。
なので、少なくとも、ご自身と暮らされているペット様に合った(生活環境・一日のエネルギー消費量・体型・健康状態・食材の食べ合わせ・栄養の吸収率などを考慮した)ペットフードを与えて頂ければと存じます。

さて、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

このフレーズを反芻するにつれ、私はさらなる懸念を抱くようになりました。
関連事項の文献などを紐解いて学びを続けていく内、

「確かにそうかもしれない……」

という実態に、否が応でも気づかされたからです。

その一つのきっかけとしましては、日本動植物専門学校の平野さんという方の主張があります。
その方は、

「アメリカ製のペットフードは昭和30年代半ばから輸入されていましたが、50年頃からの製品は、虫も湧かなくなったし、カビも生えなくなりました。いろんな添加物が入るようになったからです。それから犬や猫の病気が増えたのです」

という指摘をなさっています。

私が学ばせて頂いている獣医師の方も、件のペットフードの普及と比例して、ペット様に、アレルギー性皮膚炎・ガン・糖尿病・心臓病・腎臓病・肝臓病などの疾患が増えたと仰っていました。

人間の残飯を食べていた一昔前のペット様よりも、現在のペット様の方が長生きになっているのは事実です。
しかしながら、それは、様々な種類の『添加物』が使用されているペットフードのおかげだと勘違いしてはならない、との警告も耳にします。
実際は、飼育環境の衛生の向上・動物病院の増加・ワクチン類の普及・獣医療の発展・情報化社会による飼い主様の幅広い知識の吸収、それら複合的な要因のおかげである、との意見には私も素直に同意できます。

それらを加味して考えた場合、粗悪な原材料や『添加物』まみれの可能性を否定できない『総合栄養食』の謳い文句に、私はそれほど心惹かれないのです。

そんな考えに至ったのは、なにも私だけではありません。
自分で安全な食材を選べる『手作り食』の方がよっぽど安心できると、そちらを選択なさる飼い主様方が近年では増えてきました。

〈続く〉

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富山桃吉



 

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比較的、ヨーロッパ圏のペットフードは日本のそれよりも『添加物』などに関して厳しい基準があります。
その中でも、動物愛護の先進国であるドイツには、『総合栄養食』という基準がありません。

なぜならば、ペットフードに使用する肉類・野菜類・添加物などは、すべてが人間用の食品と同等の品質でなければならない、という法律があるからです。
必然、ドイツのペットフードは、日本のペットフードよりも安全性が高いという定評に繋がっているわけですが、考えてみれば、命あるペット様に対する食事が高い安全性を担保されているのは当たり前であるべきです。

そもそもが、『ペットフード公正取引協議会』が定義している、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

という文言について、いくばくかの疑問を抱かざるを得ません。

理由はシンプルで、ペット様用よりもはるかに研究が進んでいる人間用の食品ですら『総合栄養食』があるわけではないからです。
その上、食品売り場などで、子ども期専用・青年期専用・成人期専用・シニア期専用などいったと『総合栄養食』が並んでいるのを見たことがないからです。
それに加えて、各国人専用の『総合栄養食』も、私は知りません。

ですが、なぜでしょう。
ペットフードに関しては、チワワ様専用・ダックス様専用などの『総合栄養食』が売られています。
同じ犬種だからといって、生活環境・一日のエネルギー消費量・体型・健康状態・食材の食べ合わせ・栄養の吸収率などは個々によって違います。
ですから、本来ならば、同じ数値の栄養量でまかなえるわけはないはずです。

にもかかわらず、化学的な実験で割り出した基準値を満たしているからといって、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

という決めつけは、いかがなものでしょうか。

私たち人間も、バランス栄養食のような健康食品や栄養補給サプリメントと水を摂取しているだけでは、10年以上の長い期間の健康を保つことはできないはずです。
いくら栄養がバランス良く添加されていようとも、です。

『AAFCO』が設定している各栄養素の基準値の算出方法は、ペットフードの原材料を、試験管の中で人工的に再現して実験したものだといいます。
その上で導き出した基準値なので、やはりそれは、あくまで基準値でしかないのです。

〈続く〉

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富山桃吉




 

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そもそも『ペットフード公正取引協議会』が採用している基準値は、自身の団体よりも歴史ある『AAFCO』(アメリカ飼料検査官協会)が設定した各栄養素の値をそのまま用いています。
それは、現状のペットフード業界で、ペットフードの栄養基準・原材料・ラベル表示などに関するガイドラインとなっています。

そういった理由で、おそらくは、動物病院・ペットショップなどでも、『総合栄養食』の推奨を行っているはずです。
『ペットフード公正取引協議会』などという御堅い団体名の響きから、無条件に信用をなさっている飼い主様方も多いことでしょう。
私個人としても、確かに、『間食』や『目的食』だけをペット様に与えているよりは、よっぽどマシかとは存じます。

ですが。
『AAFCO』は、ただ単に栄養基準を公開しているだけで、ペットフードの品質検査などは行っていません。
故に、個別のペットフードの審査を行うわけではありません。
あくまで、ペット様に必要な栄養はこの数値であるとの目安基準に過ぎず、それをクリアしたペットフードの製造を提唱しているだけです。
『ペットフード公正取引協議会』もそれに倣っている団体です。

つまりは。
粗悪な原材料を使用していようが、『添加物』を多用していようが、栄養基準値を満たしてさえいれば、『総合栄養食』とのお墨付きを与えてしまうのです。

ですから。
たとえペットフードのパッケージ表示に『ペットフード公正取引協議会』の基準を満たしている『総合栄養食』だと明記されていても、だから完璧だとの考えに私はいたらないというわけです。
『総合栄養食』だからといって、単純に安心感を覚えられないのです。

同時に、共に暮らしているペット様の健康管理は、飼い主である私が責任を持つべきだとの覚悟も持ち合わせています。
だからこそ、今現在も色々な観点から学びを続けていて、だからこそ、ペット様の日々の排泄状態や健康状態の観察に手を抜かず、だからこそ、大手ペットフードメーカーや権威のある団体組織に責任を丸投げするつもりもないのです。

私の中では、『総合栄養食』のお墨付きは、安全を担保してくれる基準ではありません。
端的にいえば、基準をクリアするために作られたペットフードであるとの認識です。

ペット様に、より質の高い食事を与えたければ、『総合栄養食』の表示だけで安心するべきではありません。
そのペットフードが、ペット様の健康を最優先して作られているかも重要な判断基準とするべきです。

〈続く〉

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富山桃吉

 





 

 
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ペットフード 30』の最後で書いたように、ペット様ごとに合わせた栄養分を、まとめて『添加物』で補っているのがペットフードなので、便利といえば便利といえます。
しかも、ペットフードは長期保存を目的として作られた加工食品なので、当然『添加物』を多用していますが、日持ちするという点では、これまた便利と考える方々も多いでしょう。

そういった便利さと引き換えに、ペット様の健康被害を招くかもしれない様々な『添加物』ついて目を瞑れるかどうか……。
最終的には、それぞれの飼い主様方のご判断になりますが、私個人としましては、便利さよりも安全を重要視している次第です。
わざわざ『添加物』から摂取しなくても、手作り食でだって、必須アミノ酸をはじめとする栄養分をペット様に与えられるからです。

さて。
ペットフードのラベル表示には、原材料のほかにも、『総合栄養食』・『間食』・『目的食』などといった記載があります。

『ペットフード公正取引協議会』の定義によれば、『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで栄養がまかなえるフードのこと、だそうです。
ホームページなどの公表物にも、しっかりと明記されています。

『間食』は、トレーニング中のご褒美などでペット様に与えるおやつ類(スナックやジャーキーなど)のことで、ペット様に与える量は、一日のカロリー必要量の20%以内におさえるように指示しています。

『総合栄養食』と『間食』以外のペットフードは、その他の『目的食』(一般食・栄養補完食・副食・特別療法食などと表示されているものも有り)に分類されています。
嗜好性促進・カロリー補給・特定の栄養を調整するなどを目的としたペットフードで、その中にはペット用サプリメントも含まれています。

要するに、『間食』や『目的食』だけを与えていると栄養が偏ってしまうので、『総合栄養食』を主食としてペット様に与えるように、ということです。

では。
『総合栄養食』と明記されているペットフードならば完璧なのかというと……考えを巡らせる余地もあると私は存じます。

日本で『総合栄養食』のペットフードであると名乗るには、『ペットフード公正取引協議会』の定める、

・当該ペットフード中に、ペット様に必要な栄養分がすべて含まれていることを証明する分析試験
・当該ペットフードをペット様に与え続けた場合、栄養状態が良いかどうかを確認する給与試験

のいずれかに合格しなければなりません。
加えて、ペットフードのラベル表示に『総合栄養食』と記載をする際は、上記どちらかの試験をクリアした結果で『総合栄養食』に認定されたのかを明記する必要があります。

〈続く〉

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富山桃吉

 
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これまで取り上げてきたように、ペットフードには様々な種類の『添加物』が使用されている実態があります。
そうなると、ペット様の健康を願う飼い主様方にとって悩みの行先は、

「一体全体、どのペットフードを選べばいいのか……」

になると存じます。
ただし、現状、店頭販売されているペットフードには、『添加物』をまったく使用していないものはありません。

たとえとして。
復習になりますが、『動物性油脂』の腐敗・酸化を防ぐためには、酸化防止剤が必ず添加されます。
ならば、

「必須脂肪酸が含まれる『植物性油脂』使用のペットフードにすれば安全だ!」

と結論を急ぐ方がいらっしゃいますが……私は二つ返事で賛同はできません。

確かに、植物油・種子油は酸化を防ぐといわれる天然物質の『ビタミンE』を含んでいます。
変質しにくいという特徴もあるのでもって利便性は高いのですが、『植物性油脂』ならどんなものでも良いというわけではありません。
『動物性油脂』と同様、どんな『植物性油脂』を使用しているのかの明記が曖昧なものは避けるべきです。

また、高温処理や薬品処理で精製された『植物性油脂』は、その製造過程で、せっかくのビタミン類・ミネラル類が失われてしまいます。
なので、結局は酸化防止剤が添加されますし、処理に使われた有害な薬品の残留にも心配が残ります。

保存効果の目的で添加されるビタミン類についても、手放しでの安心は禁物です。
例を上げれば、天然ものに含まれている『ビタミンE』と、抗酸化剤として用いられる『ビタミンE』(人工的に作られた『トコフェロール』)では、身体に与える作用は全く異なるといわれているからです。

ペットフードに使用されている『添加物』の中には、栄養バランスを整えるための『添加物』(ビタミン類・ミネラル類・アミノ酸類など)のように、必ずしも無駄だと切り捨てられないものもあります。

一例としましては、必須アミノ酸とされる『タウリン』についてです。
人間や犬様と違って、猫様は体内で『タウリン』を合成することが得意ではないため、肉や魚などの動物性食物から摂取する必要があり、ペットフードにはその目的を補うために添加されています。
体内で『リノール酸』から『アラキドン酸』を十分に合成することも難しく、やはり、動物性食物から摂取する必要があります。
さらには。
猫様は、『β-カロテン』が含まれている野菜を摂取しても、体内で『ビタミンA』に変換ができません。
なので、『ビタミンA』を含む動物性食物を摂取するしかないのです。

ちなみに。
『タウリン』と『アラキドン酸』は、肉や魚などの動物性食物にしか含まれていないといいます。
そうです。
猫様にとって、動物性食物は不可欠なのです。

〈続く〉

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