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2016年08月

脂溶性ビタミンに分類される『ビタミンK』の種類には7つありますが、そのうちで天然由来のものは、『ビタミンK1(フィロキノン)』・『ビタミンK2(メナキノン)』の2種類です。
それ以外の5種類は、人工的に化学合成されたものです。

上記の中で、今回は、栄養素として主なものである『ビタミンK1(フィロキノン)』・『ビタミンK2(メナキノン)』・『ビタミンK3(メナジオン)』などについて書かせて頂きます。

『ビタミンK1(フィロキノン)』は、緑黄色野菜類・植物油・豆類・海藻類・魚介類などに多く含まれています。

『ビタミンK2(メナキノン)』は、納豆・肉類・青海苔・鶏卵・乳製品・フィッシュミール・魚粉に多く含まれています。
微生物が作り出すビタミンで、ペット様の腸内細菌によって合成されます。

『ビタミンK3(メナジオン)』については、冒頭で述べた通り、人工的に化学合成されたものです。

『ビタミンK』は、通常ですと肝臓に貯蔵され、酸素とともに使われます。
体内での働きは、血管内を流れる血液が固まるのを防ぐことだといわれています。
また、出血時には、適切な血液凝固の過程に作用する『プロトロンビン』の合成・活発化に関与する働きも併せ持つそうです。

ほかには、骨形成の促進・骨の破壊抑制・骨のコラーゲン生成の促進・『カルシウム』が骨に沈着する際に必要な『オステオカルシン』の合成に関わりがあり、骨から『カルシウム』が排出されるのを抑制する作用もあるそうです。
さらには、体内の『カルシウム』運搬にも関わりがある故、『ビタミンK』は、骨粗鬆症の治療補助にも使われています。

それら以外には、

・肝機能障害の防止
・酵素の活動の補助作用

などがあります。

さて。
過剰摂取についてですが、

「『ビタミンK1(フィロキノン)』と『ビタミンK2(メナキノン)』は天然由来のため、たとえ過剰摂取してしまったとしても毒性は認められない」

というのが専門家の中で多数を占めています。

とはいえ……。
本ブログでもここまで綴ってきた通り、ほかの脂溶性『ビタミン』類にだって天然由来のものが存在するわけで、それらの過剰摂取には健康被害のリスクが謳われている事実があります。

そう考えれば、実際のところ、『ビタミンK』の過剰摂取については、まだまだ不明な部分が多いと認識した方が無難かもしれません。
ですので、天然由来の『ビタミンK1(フィロキノン)』や『ビタミンK2(メナキノン)』といえど、念のため、過剰摂取には注意することに越したことはないでしょう。

〈続く〉

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富山桃吉

 



  
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黄色脂肪症(イエローファット病)は、なんらかの感染症・炎症性疾患・腫瘍などが原因で、二次的に発症することもあるといいます。
ですがそれは稀で、主には抗酸化作用のある『ビタミンE』不足と、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚に多く含まれている『不飽和脂肪酸』を過剰摂取し続けた場合に発症してしまう病気です。

もう少し具体的に申し上げますと。
体内で過酸化物質となった『不飽和脂肪酸』が体内の『ビタミンE』を破壊し、同時に内臓や皮下脂肪の組織に黄色い色素(セロイド)となって溜り、脂肪の炎症と変性を起こしてしまう病気です。

黄色脂肪症(イエローファット病)になってしまうと、

・発熱
・被毛の艶が悪くなる
・食欲減退
・炎症による全身の痛み
・皮下脂肪の壊死や硬化による、しこり

などの症状が見られます。

その痛みが原因で、ペット様は元気がなくなり、身体に触られるのを極端に嫌がるようになったり、歩き方がぎこちなくなったりします。

それを知ると、黄色脂肪症(イエローファット病)を過度に恐れるあまり、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚を、ペット様に一切与えな方がいいのか、と心配なさる飼い主様がいらっしゃいますが……。
私個人としては、その考えを持ち合わせていません。

なぜならば。
確かに、『不飽和脂肪酸』の過剰摂取はリスクがありますが、一方で、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚には『DHA』・『EPA』が含まれているからです。

『DHA』・『EPA』などの『不飽和脂肪酸』は、ペット様の健脳・認知障害予防・痴呆予防に効能があるとの報告があり、とくに日本犬において、その有効性が謳われています。
ほかにも、視力改善・健康な毛並みの維持・健康な皮膚の維持・抗アレルギー作用・抗炎症作用・動脈硬化予防・ガン予防などの効果が期待されています。

それ故に、適度な青魚の摂取に私は賛成なのです。

ペット様に青魚を与える際は、鮮度が悪いとそれだけ酸化が進んでいますので、黄色脂肪症(イエローファット病)になってしまうリスクを高めないためにも、鮮度のいい青魚を選ぶことは必須です。、

とはいえ。
たとえ鮮度の良い青魚であったとしても、体内に蓄積される『不飽和脂肪酸』は過酸化物質になりやすい性質があります。

ですので、ペット様が『黄色脂肪症(イエローファット病)』を患ってしまわぬように、適量の『ビタミンE』を同時に摂取させて、『不飽和脂肪酸』が酸化されにくいようにすることも大切です。

〈続く〉

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富山桃吉
 



  
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学窓社から出版されている『小動物の臨床栄養学』という文献を参考にしますと、脂溶性ビタミン類の中でも、『ビタミンE』は過剰摂取も摂取不足も起こりにくいビタミンで、毒性が少ないといわれています。
それでも、よっぽど偏った食事を繰り返せば、やはり悪影響は免れません。

過剰摂取で懸念される健康被害としましては、食欲減退の心配があります。
加えて、『ビタミンA』・『ビタミンD』・『ビタミンK』など、ほかの脂溶性ビタミンの吸収・働きを阻害する可能性が指摘されています。
それにより、

・骨の無機化を妨げることによる成長障害
・肝臓に貯蔵している『ビタミンA』の減少
・血液凝固異常の発症

を誘発しかねません。

ある研究データによりますと、生後3週間の子猫様に『ビタミンE』(100~200mg/kg/日)を与えた場合、命を落とす個体が多いという結果がでたそうです。
さらに、(1000mg/kg/日)を与えた場合では、すべての子猫様が亡くなってしまったといいます。

となりますと。
飼い主様方が気になるのが、『ビタミンE』摂取の上限値だと存じます。

『AAFCO』(全米飼料検査官協会)によれば、犬様の『ビタミンE』摂取の上限値は、1000IU/kg(乾燥重量)と設定されています。

『CVMA』(カナダ獣医医療協会)によれば、猫様の『ビタミンE』摂取の上限値は、1000IU/kg(乾燥重量)と設定されています。

ですが……。
専門家によっては、それらの上限値に関する正確な根拠には未だに曖昧な現状がある、との主張をなさる方々もいます。

確かなことは、猫様の疾患に多い、カルシウムの過剰摂取が招く尿管結石症などの予防には、『ビタミンE』摂取が有効であることです。
その観点からすると、1食に必要な『ビタミンE』の量は、与えるフードの1.0%が適量だそうです。

また、犬様・猫様共に、妊娠期には『ビタミンE』の血中濃度が低下するため、適度な補給が必要となります。

続きまして。
『ビタミンE』の摂取不足で懸念される健康被害としましては、犬様の場合、

・食欲不振
・栄養性筋ジストロフィーによる筋力低下
・毛並みの粗さ
・脱毛
・免疫力低下
・湿性の皮膚疾患
・断続的な下痢
・不妊をはじめとする繁殖障害

などです。

猫様の場合は、上記に加え、発熱・網膜変性・著しい白血球数の増加などが認められます。

そして。
犬様にも猫様にも気をつけてあげたいのが、黄色脂肪症(イエローファット病)です。

〈続く〉

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富山桃吉



  
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脂溶性ビタミンに分類される『ビタミンE』は、植物油・子実類・穀類などに多く含まれていて、その数は多くはないものの、動物性食品(レバー類など)にも含まれています。

摂取した『ビタミンE』は、肝臓や筋肉中の脂肪組織に貯蔵されます。

その効能の代表的なものとしては、酸化しやすい『不飽和脂肪酸』を摂取した際に発生する活性酸素から、細胞膜を保護する働き(抗酸化作用)です。
それにより、老化防止に繋がると考えられています。

ほかにも、

・骨格や筋肉の成長の助け
・末梢血管を広げて血液循環の促進に役立ち、酸素や栄養分が体内に行き渡りやすくする
・性腺刺激ホルモンの分泌を促し、受胎率を高める
・免疫機能の強化に伴う、抵抗力の増強
・『ビタミンA』の安定化作用
・黄色脂肪症の予防
・悪玉コレステロールの抑制作用

などの働きが『ビタミンE』にはあるといわれています。

ちなみに。
食品に含まれている『ビタミンE』の主な種類には、『α-トコフェロール』・『β-トコフェロール』・『γ-トコフェロール』・『δ-トコフェロール』があり、そのほかにも、『α-トコトリエノール』・『β-トコトリエノール』・『γ-トコトリエノール』・『δ-トコトリエノール』があります。

これらの中で一番に高活性なのが『α-トコフェロール』とされていて、医薬品類やサプリメントに含有されている『ビタミンE』もそれが主になっています。

ところが……。

近年の研究発表によると、悪玉コレステロールの抑制作用に関しましては、『α-トコフェロール』ではなく、『δ-トコトリエノール』に効果が認められたとの報告があがりました。

となると、悪玉コレステロールの抑制作用を期待してサプリメントを与えていても、期待する効果は望めそうにありません。
ですから、『ビタミンE』系のサプリメントは単体としてのものではなく、複合体として含有されているものを選択なさった方がよろしいかと存じます。

その関連でいえば、ペット様用のドライフードに添加されている『ビタミンE』にも疑問府がつきます。
なぜなら、それに使用されている『ビタミンE』は、主として『α-トコフェロール』だからです。
ですから、ペットフードについても、複合体の『ビタミンE』が含有されているものを選択なさった方がよろしいかと存じます。

手作り食やトッピングとして『ビタミンE』をペット様に摂取させたい場合は、カボチャがお勧めです。
『ビタミンE』含有量が豊富ですし、『ビタミンA(β-カロテン)』や『ビタミンC』も同時に摂取できるので、抗酸化作用が期待できるかと存じます。

〈続く〉

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富山桃吉



  
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『ビタミンD』に関係することについて、最後にあらためて綴っておきたいのは、ペット様の日光浴の件です。

以前は、日光浴不足が原因で『ビタミンD』欠乏症を引き起こし、若年ペット様がクル病になってしまう、という危険性が真しやかに叫ばれていました。

しかしながら。
ペットフード 59』でも書かせて頂きましたが、犬様・猫様は私たち人間と違って、太陽光の紫外線を浴びても、『ビタミンD』を自身の体内で生合成することが得意ではありません。

ですから、日光浴不足によってペット様が『ビタミンD』欠乏症に陥る、という話は説得力に欠けますので、食生活の見直しなど、ほかの原因に目を向ける必要があるかと存じます。

そうなると、ペット様に日光浴は不必要なのかと思われるかもしれませんが……決して、そうではありません。
理由の一つとしましては、太陽光を浴びることにより、ペット様の体内で『セロトニン』というホルモンの分泌が促されるからです。

『セロトニン』が及ぼす効果の一例としましては、

・交感神経を刺激し、血圧上昇・心拍数上昇・体温調節などを行い、脳を覚醒させて体内時計をリセットする
・ストレスを受けて分泌される『ノルアドレナリン(攻撃性が増す興奮ホルモン)』の働きを抑制し、脳内でのホルモンバランスを調節する
・過剰に分泌される『ドーパミン(モチベーション上昇)』が原因の快楽依存症を抑制し、脳内でのホルモンバランスを調節する
・精神状態の安定による幸福感

などがあげられます。

私たち人間も、昼夜逆転の生活を送っていると体内時計が狂い、様々な心身の不調をきたしてしまいますが、それはペット様においても例外ではない(睡眠障害・換毛期のズレなどの原因になる)といいます。

お忙しい毎日を送っていらっしゃる飼い主様方の中には、ついつい夜更かしをなさってしまう日々もあるかと存じます。
となると、共に暮らしているペット様の生活リズムも当然それに倣う形になることでしょうから、くれぐれもご無理をなさらず、早めのご就寝につとめて頂ければと存じます。

また。
日光浴不足などで『セロトニン』が欠乏すると、吠え癖・噛み癖などの問題行動の一因ともいわれている、キレやすくなる・不安になる・落ち着きがなくなる・鬱っぽくなる、といった極端な気分転調の症状が現れやすくなることも指摘されています。
とりわけ、シニア期のペット様は太陽光を浴びる時間が少ないと自律神経が乱れがちになり、ストレスや不安感を感じやすくなるそうです。

太陽光を浴びることは、成長ホルモンの活発化にも繋がります。
紫外線の殺菌作用によってカビ・細菌の繁殖を抑えられ、皮膚病予防に期待も持てます。

ですので、紫外線を浴びてはいけない疾患をお持ちでない限りは、日射病や熱中症、皮膚や被毛の日焼けなどに注意しながら、ペット様の適度な日光浴を推奨致します。

〈続く〉

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富山桃吉



  
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