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2016年11月

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜83』で発したように、”フィラリア”は要注意の病気である。
だが、その予防薬の投与は法律で義務化されていない。
予防するかしないかは、飼い主様の自由である。

それについて、私はK様に話した。

「予防薬の投与を渋る飼い主様の心理としては、どういったものが原因だと思われますか?」
「副作用の心配が主でしょうね。確かに、副作用が出てしまう犬もゼロではありません。”フィラリア”に感染している状態で予防薬を投与すると、体内の感染幼虫を大量に駆除されるわけですが、それに伴うショック症状やアレルギー反応で危険に陥るケースがあるのです」
「それを防ぐには、犬様が”フィラリア”に感染しているかどうかの血液検査を、事前に動物病院で受けておかなければですね」
「はい。感染の有無を自己判断して市販薬を試すのはリスクしかないので、ボクはそれは推奨できません。必ず、動物病院で処方されるものを使用するべきです。”フィラリア”予防薬の投与による副作用と、”フィラリア”に感染してしまった際の危険性とを比べてどちらがリスキーなのか、飼い主にはよくよく考えて頂きたいものです。日本で暮らす以上、蚊に刺されないように生きるのは難しいわけですし」

動物病院で処方される現代の”フィラリア予防薬”を正しく服用すれば、100%予防できるといわれている。
それを知った上で、飼い主様がどういった判断をなさるか。
後悔なきよう、くれぐれも熟慮して頂きたい。

ちなみに。
犬様だけが”フィラリア”に感染するわけではない。
私たち人間も感染するし、猫様も”フィラリア”に感染する。

猫様はフィラリアに感染すると、咳や呼吸困難などの症状が出るが、治療が難しいといわれている。
加えて、犬様のように検査法が確立していない現状があるため、感染の確定も困難だとされる。
それ故に、あまり知られていないが、”フィラリア”に感染している猫様の実数はことのほか多いらしい。

猫様の”フィラリア”予防薬は”ノミ”の薬と一緒になっているものがあり、それほどの手間はかからないので、是非とも実施してほしいものである。
たとえ完全室内暮らしでも、家の中への蚊の侵入を完璧に防げるわけではないことを考えれば、尚更である。

また、私たち人間の場合、”フィラリア”は肺に寄生するという。
厄介なのは、レントゲンで撮影した際に、肺ガンと見分けがつきづらいという点だ。
そうなると、肺ガンではないのに、切除手術を受ける羽目になるかもしれないので、”フィラリア”には充分な注意が必要である。

〈続く〉

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富山桃吉
 


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「秋には犬の感染症が流行るので、それにも注意した方がいいでしょう」

K様が注意喚起する感染症の一つは、蚊が媒介する”フィラリア症”のことである。

「飼い主の中には、『涼しい季節になって蚊をあまり見かけなくなったから平気』と考える方がいますが、これも大間違いです。”フィラリアの予防薬は、蚊の活動が終息した翌月まで続ける必要があります。つまり、温暖化が進むここ東京でいえば、蚊が発生し始める5月頃から蚊を見かけなくなる12月頃までが予防期間といえます」
「せっかく続けてきた投薬を忘れたり途中で止めてしまえば、犬様の体内に寄生している”フィラリア”の感染幼虫が成虫になってしまう確率が高くなってしまいますものね」
「はい。ですから、毎月の定期的な投薬が大切になります」

最近では、月1回の予防薬の投与が一般的になっている。
そうすれば、よもや”フィラリア”に感染したとしても、心臓に寄生するまでの2ヶ月間の間に、それを駆除出来るからだ。
要は、心臓に寄生した成虫には”フィラリア”の予防薬が効かないので、成長する前に退治するという発想である。

動物医療の進歩により、動物病院で処方してもらった薬を指示通りに投薬していれば、”フィラリア”は確実に予防できる病気だ。
また、一昔前と違い、万が一”フィラリア”にかかっても、薬や手術で治療ができるようになった。

だがしかし、予防を怠れば致命傷になりかねない恐ろしい病気であることに変わりはない。
とりわけ、体力が低下している老犬様の場合には、今でもリスクがある感染症だ。
体力的に余裕がある成犬様でも、たとえ治療が成功したケースでさえ、”フィラリア”によって傷つけられた体中の血管のせいで、後遺症も心配される。

「”フィラリア”は、種類・年齢・体重・体調にかかわらず、すべての犬に感染する危険性があります。それと、”ファイラリア”に感染した場合の症状は、寄生されてからの期間・寄生された数によっても異なります」

K様の仰ったことを一般的に要約すると。
犬様に寄生した”フィラリア”の数が少ない場合と寄生された初期には、ほとんど無症状なので、飼い主様が気づかないことが多いらしい。
そうしている間に進行して、最初に現れやすい症状としては軽い乾いた咳だという。

次いで、元気がなくなり、散歩などの運動を嫌がるようになる。
この時にはすでに、心臓・肺の血管にダメージを負っていて、その後には腎臓・肝臓などの内臓機能不全・貧血・呼吸困難に陥り、急激な体重減少や腹水の症状が見られるそうだ。
そうして、最終的には死に至る。
上記のような慢性経過のほかにも、突然血尿をし、およそ1週間以内でなくなってしまう急性大静脈症候群というケースが稀にあるらしい。

厄介な点を付け加えておけば、犬様に寄生した”フィラリア”の成虫の寿命は5年から6年といわれているため、一度寄生されると完全駆除は困難とされている。

〈続く〉

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富山桃吉
 


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「”ノミ”・”ダニ”が好みそうな環境の改善といっても、さほど難しいことはありません」

K様の挙げた方法は以下になるので、是非ともご参考にして頂けたらと思う。

先ず一つは、基本中の基本、犬様・猫様が生活する室内のあらゆる場所を、日頃から清潔に保つための掃除を怠らないことだ。
とくに、滞在時間が長い寝床やお気に入りの場所などは念入りに掃除するべきである。

胸に手を当てて自問してみてほしい。
寒い季節になると億劫になって、犬様・猫様の寝床の敷物・クッション・毛布、ベットそのものなどを洗濯する回数が減ってはいないだろうか。

確かに、乾きにくい天気の日が続くこともある。
であるならば、あらかじめベットなどを複数用意しておいて、洗濯時は交互に使用するなどの工夫をしてみればいい。

また、洗濯する際は、60℃以上のお湯で洗うと尚良い。
最低10分間洗うこともポイントだ。

さらに天日干しすることで、”ノミ”や”ダニ”の卵・幼虫の生存率は下がる。
なので、できるならば毎日、ベットや敷物類を直射日光に当てることも効果的だといえるだろう。

ただし。
一度でも”ノミ”や”ダニ”が付着したものは、通常の掃除・洗濯・天日干しだけではなく、スチームクリーナーの使用が望まれる。
もっといえば、一度でも”ノミ”や”ダニ”が付着したものは、思い切って廃棄した方が良い。

上記のように、犬様・猫様の生活環境を清潔に保つと共に大切なのは、飼い主様の注意力である。
たとえば犬様のお散歩から帰宅した際は、”ノミ”や”ダニ”が付着していないか必ずチェックしてから室内に入ることだ。
犬様の被毛が薄い・耳・目・鼻・口周り・指の間や、皮膚がやわらかい腹部などを重点的に観察するのはもちろんのこと、飼い主様自身の全身チェックも忘れないことである。
自由外出(個人的には反対だが)させている猫様も、帰宅時は毎回、犬様と同様のチェックを行うべきだ。

万が一、犬様・猫様に”ノミ”や”ダニ”が付着していたり、それらに咬まれていたのを発見した場合は、無理に取り除いたり患部を触ったりせず、直ちに動物病院へ連れて行くようにしたい。
症状の悪化防止・室内での蔓延防止・同居ペット様への感染防止の観点も重要だからである。

無論、飼い主様自身が咬まれた場合も、楽観視せずに皮膚科を受診されることだ。

最後に繰り返すが。
”ノミ”・”ダニ”の駆除方法は様々あれど、なによりも大切なのは確実に駆除することである。
加えて、再び寄生されないために、しっかりと予防対策を講じることだ。

〈続く〉

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富山桃吉


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「とにもかくにも、寒い季節になったからといって、”ノミ”や”ダニ”の予防対策を怠らないことが大切です」

K様の意見に同意しつつ、私は訊ねた。

「具体的な予防法としては、どういったものがありますか?」
「一番は、”ノミ”や”ダニ”が生息している可能性が高い、森林・草むら・茂み・河原・などには注意することでしょう。それらの場所へは、不必要に足を踏み入れないようにすることです」

そうはいっても、そのような場所に自ら入りたがる犬様もいる。
その都度、無理にリードを引っ張って阻止しなければならないのであれば、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜73』で紹介したようなトレーニングをご自分の犬様に試してみるのもいいかもしれない。

「ただし、”ノミ”や”ダニ”が生息している可能性が高い場所に足を踏み入れなければ、それだけで完璧に寄生を防ぎきれるともいい切れないいので、やはり駆除薬を使用するのが、個人的にはベターだと思います」

その際にも注意が必要であることを、K様は仰った。

「ペットショップやホームセンターなどで売られている市販薬には、過度な期待を抱かないことです。それらは、あくまでも”医薬部外品”だからです。確かに、そちらの方が動物病院で処方されるものよりも価格が安いものがあります。ですが、安いには安い理由があって、効果の持続時間で比べれば、やはり市販薬は劣ります。雨やシャンプーで濡れた場合、効果がさらに低下してしまうことも懸念されます」

上記の理由によって、K様は動物病院で処方される駆除薬を推奨している。
『動物用医薬品』と認定されるそれは、その名の通り”動物の疾病の診断・治療又は予防に使用されることが目的とされているもの”だ。
その持続効果は”医薬部外品”と比べて長い上、”ノミ”や”ダニ”の成虫を駆除するだけのものではない。
それらの卵・幼虫の発育を抑制する効力が1カ月以上保てる。
駆除薬を施した後は、犬様の場合24時間、猫様場合48時間を経過すれば、雨やシャンプーで濡れても、その効果は低下しないとされる。

「動物病院で、定期的にそのような駆除薬を投与してもらっておけば、たとえ犬猫の体表上に付着したとしても、”ノミ”であれば24時間以内に、”ダニ”であれば48時間以内にほとんどを駆除できます。といっても、”ノミ”・”ダニ”の付着自体は完全に防げません。なので、再び寄生されないためにも、”ノミ”・”ダニ”が好みそうな環境の改善も合わせて必要でしょう」

K様の意見に、私は頷いて、賛同の意を表した。

〈続く〉

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”ノミ”に寄生されてしまう可能性にまつわることで、飼い主様が勘違いしているものに、『洋服を着せているから平気』という考えがあることをK様は指摘した。

「結論からいえば、たとえ犬猫に洋服を着せていたとしても、”ノミ”や”ダニ”の寄生は完全に防げません。”ノミ”や”ダニ”は、寄生しようとしている動物が発する振動・熱、吐き出す二酸化炭素に反応するからです。それらを感知して飛び付くわけですから、洋服はさして役立ちません。全身をくまなく覆うような洋服はありませんし、あったとしても、犬猫が嫌がるに決まっていますし」
「そうですよね。犬様・猫様の肢体や顔を含めた頭部は覆い隠せない以上、それらの部位から”ノミ”や”ダニ”は付着しますよね」
「そうなれば、毛の奥に入り込んで、皮膚の柔らかい箇所などへ容易に移動できます。なので、洋服を着せるだけでは、駆除対策として不充分というわけです」

K様の経験談は続いた。

「犬猫を『ほとんど外出させないから平気』という考えも間違っています。大前提として、犬に関しては、お散歩に連れて行かないこと自体が問題です。さらにいえば、”ノミ”や”ダニ”に寄生される危険性は、お散歩中だけに限らず、室内でもあり得るわけですし」

それは、そうだ。
飼い主様が、外出先から”ノミ”や”ダニ”を持ち帰る可能性もゼロではない。
また。
たとえば、すでに”ノミ”・”ダニ”に寄生されている外猫様が庭などに現れた場合、網戸越しの接触であったとしても、寄生される可能性がある。

「お散歩中にすれ違うべつの犬や外猫が、実は”ノミ”や”ダニ”に寄生されているかもしれないので、不用意な接触も控えるべきでしょう」

そう話したK様に、私も付け加えた。

「飼い主様によっては、アロマやハーブの香りで”ノミ”・”ダニ”の対策予防をなさっている方もいますよね。確かに、”ノミ”・”ダニ”予防薬によっては副作用が心配されるものがあるので、それらを嫌って、天然素材の虫よけスプレーを使用するのも一つの方法です。ただ、それによって、”ノミ”や”ダニ”を駆除できると勘違いなさっている方をたまに見かけます」
「あくまでも、その香りが虫よけにある程度役立つだけなので、それは困ったものですね」

K様は小さく唸って、話を足した。

「複数の犬猫を飼っている場合にも要注意です。仮に一匹の身体に”ノミ”または”ダニ”を発見した時は、同居しているほかの個体にも寄生してしまう可能性が高いからです。なのに、その一匹だけの駆除で安心しきってしまう飼い主がいます」

”ノミ”や”ダニ”の寄生を見つけた一匹だけに限らず、同居しているすべての犬様・猫様にそれらの駆除が必要なのはいうまでもない。

〈続く〉

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