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2017年01月

冬場の防寒対策として暖房器具を利用するのに、その種類ごとの利点と欠点をここまで述べてきた。
そのすべての共通事項としては、極端に室内を暖め過ぎないようにすることと、温風がでるタイプの暖房器具を使用する際は、ペット様自身が過ごす位置が暖かいかの確認をすることである。
ペット様が心地よいと思える場所を、自ら選べるようにすることも基本中の基本だ。

同時に、乾燥を防ぐ目的で、

・加湿器や霧吹きの併用
・水をはった容器の設置
・室内に濡れた状態の洗濯物やタオル類を干す

などの工夫も忘れてはならない。
空気が乾燥すると鼻や喉の粘膜が乾き、空気中の細菌やウィルスに対する抵抗力が弱まってしまうのは、ペット様も私たち人間と同じであるからだ。
皮膚や気管支に疾患を抱えるペット様には、その悪影響が軽くはないので、よりご注意願う。

また。
空気の汚れ改善や、暖房器具の不完全燃焼による不慮の事故を防げるのは飼い主様しかいないのだから、部屋の窓を開けたりして、こまめな換気に気を配るのも重要だ。
とくに小型のペット様やシニアペット様、病気を患っているペット様は抵抗力が弱いので、充分な注意が必須である。

ペット様が電源コードをイタズラしてしまわないような工夫をすることが当然なのも、再度忠告しておく。

K様は念を押すように仰った。

「過剰に部屋を暖かくした状態が長く続いたり、暖房のきいた室内で暮らす時間が長いペットは、かえって虚弱体質になってしまいますので、気をつけなければなりません」
「近年だと、室内で暮らす時間が多くなった犬様に、体温調節が上手でない個体が多い傾向がありますよね」
「冬場の大気に触れる機会が少ないのと、暖房器具による暖かい環境に慣れ過ぎた故に、寒さを極度に嫌う犬が増えているのは確かです。その原因を作ったのは、紛れもなく飼い主とペットショップ店員です」
「ああ……”お散歩に連れて行かなくても平気”という飼い主様の勘違いと、ペットショップ店員の利益最優先のセールストークのせいですね」
「その通りです。人間側の勝手な都合で温室育ちにされた犬に、明らかな健康被害が増えました」
「具体的に、どういったものですか?」
「そうですね……たとえば、ダブルコートの被毛を持つ犬に、被毛トラブルが目立つようになりました。寒い季節でも暖かい室内環境が当たり前になってしまったために、アンダーコートが生える時期がどんどんとずれてしまっているのです」
「本格的な冬になっても未だ、充分な量のアンダーコートが生え揃っていない犬様は、少なくないですものね……」
「そのせいで、真冬は余計に、お散歩に行くのを嫌がる犬が増えました」

〈続く〉

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富山桃吉
 


 

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テレビやインターネットなどで大々的に取り上げられているので、もうご存じの方も多いと思うが。
1月23日の午前11時頃、千葉県成田市吉岡のとある”動物プロダクション”で、飼育されていた雄ライオン(10歳)が暴れる事故が起こった。
その際に噛まれた飼育員と女性社長の二人は首などに重傷を負い、ドクターヘリで病院に搬送されたという。

これだけ聞くと、雄ライオンに非があると早合点しそうだ。
だが、事故経緯の詳細を知れば、べつの感想を抱く方も少なくはないだろう。

事故は、飼育員が雄ライオンの檻の中に入った際に起きたらしい。
檻の中で鎖に繋がれていたその雄ライオンは、ホースを使用した当該飼育員にぬるま湯(一部情報では水)をかけられながら、手で身体を洗われていたという。

雄ライオンがそれを嫌がったのか、恐怖を感じたのか……。
飼育員の注意不足なのか、慣れからの油断なのか……。
はたまた、そのぜんぶが要因なのかもしれないが、不幸にも事故に繋がってしまったわけだ。

怪我を負った方々の無事回復を、私は真に願う。
だが、今回の報を耳にした私の中には、鈍色の影に覆われる心情があるのも正直なところだ。

この事故について、ライオンの生態に詳しい専門家や同業者たちは、当該飼育員の行為を一様に疑問視している。

・そもそも、日本のライオン飼育は、直接的に接しない間接飼育が基本なのに、飼育員はなぜライオンがいる檻の中に入ったのか
・普段から檻の中を清潔に保っていれば汚れることはない上、ネコ科の動物は水に濡れるのを嫌がるのに、なぜライオンを洗ったのか

上記などの理由が疑問視の根拠に当たるわけだが、僭越ながら私自身も同感である。

今回の事故を起こした”動物プロダクション”は、いわゆる”タレント動物”を数多く飼育し、その貸し出しで利益を得ている会社だ。
そこから推察するに、ライオンを洗ったのは、撮影の準備という事情が透けて見える。

とすると。
ライオンがいる檻の中に入ることやライオンを洗う行為は、負傷した当該飼育員や女性社長にしてみれば慣れた行為で、今回の事故は”まさか”の事態という認識なのかもしれない。

しかしながら。
生き物である動物を相手にするならば、”まさか”は付き物である。
その”まさか”は、時に動物側に起こるかもしれないし、私たち人間側に起こるかもしれないのだ。

メビー・ラックを介して出会う愛玩ペット様たちであっても、”まさか”の想定を軽視することはない。
私たちメビー・ラックのスタッフ一同は、常にそういう意識を失うことなく、ペット様のお世話を承らせて頂く。
それは、プロとして当然の心構えだ。

〈続く〉

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富山桃吉

 

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コタツで寝てしまった時の”体温調節中枢”の混乱状態を、具体的にいうと。
”体温調節中枢”は、眠るために体温を下げようとするが、下半身は温まったままなので、身体は同時に外へ熱を逃がそうとする。
いわゆる、汗をかこうとするのだ。
その汗が気化すれば、当然、身体は冷える。

また。
コタツに入っていると喉が渇くのも、汗をかくからである。
体温が下がったまま、汗によって体内水分量が減っていけば、口内や鼻の中の粘膜が乾燥してしまう。
そうして乾燥が続けば喉の痛みを覚え、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜106』で書いた免疫力の低下状態も相まって、インフルエンザウイルスや風邪の菌に感染しやすくなる原因となるわけだ。

コタツで寝てしまうことで引き起こされる健康被害例を付け加えれば、便秘になってしまう危険性もあげられる。
コタツで寝てしまって大量の汗をかいてしまうということは、当然、大腸の水分まで減ってしまうので、便秘になってしまう可能性があるのだ。

ほかには、脳梗塞をはじめとする脳疾患・狭心症などの心疾患に襲われるリスクもないわけではない。
汗で体内水分量が減ってしまえば、その分、血がドロドロになり、血液の流れが悪くなる。
そうなった結果、血管が詰まることによる血栓ができ、ひいては、脳疾患や心疾患を発症してしまうかもしれない危険にさらされる。

低温火傷をしてしまう可能性も否定できない。
同じ姿勢を長時間とることによる、腰痛・首痛・肩こりにも注意だ。
自律神経の乱れで熟睡できず、睡眠不足で倦怠感に悩まされることもあるだろう。

上記、諸々の理由から、コタツ依存には気をつけなければならない。
それは、ペット様においても無関係ではないので、ペット様へのコタツ使用に、K様は積極的ではないのである。

「コタツは、遠赤外線の輻射熱を利用しているので、体の内部まで温まります。ですから、ペットが潜りっぱなしでいると、軽い熱中症や脱水を引き起こす危険性があります」
「そうだとすると、ペット様がコタツの中に入ってしまうのは、やはりリスキーですね。とくに、お留守番時の防寒対策としては」
「そうなんですよ。ペットがコタツの中に入りたがるならば、温度設定は低くしなければなりません。それでも、万が一を考えれば、点けっぱなしにはしない方がいいでしょう。コタツのスイッチを切るか、コタツ布団の一か所を開けておくのも手です。まあ、保温効果は下がりますが……」

ペット様の安全第一が最優先であるからして、K様のご提案をご参考にして頂ければと思うし、出来れば、コタツの中にペット様は入れない方がいいと私も思う。

〈続く〉

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富山桃吉

  

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冬場の暖房器具類の使用についての最後に、K様はコタツの話を取り上げた。

「実家でも犬を飼っているのですが、今では、じんわりと温かいコタツの心地良さを知ってしまいまして……。両親に何度注意したことか……」
「そうなんですね」
「毎年のことなのですが、冬場はコタツの中に潜り込んだまま、犬が出てこないと嘆いています」
「メビー・ラックをご利用頂いている飼い主様からも、犬様がコタツの虜になってしまっているというお話を伺うことがあります」
「まあ、コタツを使用しているご家庭では、よくある話ですよね」
「うちではコタツを使用する習慣がないので分かりませんが、コタツの中に潜り込んでぬくぬくとしているペット様の姿を見ると、飼い主様もほっこりするのでしょうね」
「実家でもコタツがありますし、飼い主の気持ちも分からなくもないのですが……個人的に、ペットのコタツ使用はあまりおすすめできません」
「どんな理由から、そう思われるのですか?」
「気軽に暖をとれて重宝すると思いますが、コタツの中にペットが全身を潜り込ます点に心配が残るのです」
「通常の使用の仕方ですと、人間の場合は下半身だけで、上半身はコタツの中に入りませんものね」
「はい。まあ、たまに、コタツ布団を被ってウトウトしていると、そのまま寝てしまわれる方もいらっしゃいますが、はっきりいって、その行為は健康被害を引き起こしてしまう危険性があります」
「確かに、聞いたことがあります」

このことについては、私たち人間の場合を例えとして用いた方が分かりやすいかもしれない。
よく、”コタツで寝ると風邪をひく”といわれているのをご存じの方は多いと思う。

だが、その理由を知っている方が意外と少ないので簡単に説明しておくと。
風邪をひいてしまうことに大きく関係するのが、コタツの中と外の温度差である。

私たち人間の身体は、眠気を眠けを催す時、副交感神経の働きが優位になるのに伴い、体温が低下する。
ところが、コタツの中は暖かいままなので、下半身と上半身の温度差が顕著になり、体温調節のバランスに狂いが生じてしまう。
つまりは、視床下部にある、体温調節をつかさどる”体温調節中枢”が混乱をきたすわけだ。

この”体温調節中枢”の働きのおかげで、私たち人間の身体は、体内酵素を活性化することができる37℃前後の体温を保っていられる。
だが、体温調節のバランスを崩してしまえば、自律神経までもが乱れてしまう結果になる。
そうなると、免疫力の低下は避けられない事態となる。

〈続く〉

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富山桃吉
 


 

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「オイルヒーター使用についての利点と欠点には、どんなものがありますか?」

自宅ではそれを愛用しているK様は、先ず、利点に関して話をしてくださった。

「一つは、室内の空気を汚さない点ですね。石油やガスなどを燃焼させる仕組みではないので、一酸化炭素などの有害物質が発生しませんし」
「なるほど。それは安心ですね」
「安心といえば、オイルヒーターの本体はそれほど高温にならない点もあげられます」
「ということは、火傷や火災の危険性が低いといえますね」
「はい。健康なペットであれば、自らの意思で、寒い場合はオイルヒーターの本体近くに寄って、暑ければ離れられます」
「低温火傷や熱中症のリスクを避けられるということですね」
「もちろん、ストーブとファンヒーター同様、万が一のことを考えれば、高齢などで温度に鈍感になってしまったペットや、ペットのみでの留守番時の使用はおすすめしませんけどね」
「ほかの利点は、どういったものでしょう?」
「エアコンなどと違って、乾燥しにくい点も良い点ですね。とはいえ、エアコンなどと比べると、電気代が高いのが欠点といえます。電源コードをペットに噛まれたりなどの危険性がゼロではないので、対策管理には注意が必要な点も欠点といえます」

乾燥の話ついでに、ホットカーペットと床暖房の使用についてに、K様は話を進めた。

「ホットカーペットや床暖房は温風を放出するわけではないので、使用によって空気を汚すことはありません。なので、使用によってホコリやハウスダストが舞い上がることがないため、アレルギー症状を引き起こす心配が低いといわれています」
「ホットカーペットや床暖房は、直接体に触れて暖をとれるので温かさを感じやすいわけですが、それ故に、温度設定には気をつけたいところですよね」
「そうですね。ペットのことを第一に考えれば、ペットの体温より3度~4度くらい低めの温度設定が望ましいでしょう。とくに、床全体が暖まる設定の場合には注意が必要です。たとえば、遠赤外線の熱を利用するタイプのものは体の芯から温まるので、気づいた時にはペットが熱中症になってしまう危険性がありますから」
「その対策としては、どういったものがありますかね?」
「ホットカーペットや床暖房に、ペットの身体を直接触れさせないことです。そのために、通気性が確保できるスノコを敷いたりした方がいいでしょう」
「その工夫をすれば、低温火傷の危険も防げますね」
「ホットカーペットの場合は、必ず、床よりも小さいサイズのものを選ぶようにすることも忘れてはなりません」
「ペットが暑さを感じれば、自ら逃げられるスペースを確保するためですね」
「仰る通りです」
「そうなると……床全体に敷き詰められている床暖房の場合は、どうしたものでしょうか?」
「やはり、床にスノコなどを敷いたり、床暖房を設置していない部屋にペットが自由に移動出来るようにしておくしかありませんね」

つまるところ。
ペット様だけでの留守番時の使用には、やはり充分な対策が必要であるといえそうだ。

〈続く〉

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富山桃吉


 

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