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2018年01月

肥満も、免疫力低下の要因となる。
肥満状態になると体の代謝に悪影響を与え、慢性炎症と呼ばれる炎症反応が過剰に発生してしまう。
”ホメオスタシス”が正常に機能している健康体であれば、慢性炎症が発生しても適切に対処してくれるので、さほどの問題とならない。
だが、肥満状態だと、過剰な慢性炎症に対処しきれなくなり、やがては”ホメオスタシス”の破綻に繋がってしまう。
結果、免疫システムに異常を来たしてしまうわけである。

余談だが、お世話を承るペット様の中には、明らかなる肥満状態の子たちがいる。
私たちはそのようなペット様の健康状態を危惧し、事あるごとに、肥満状態解消に向けてのアドバイスを飼い主様に差し上げる。
だが……。
多くの飼い主様方は肥満状態を甘く考えていて、『欲しがるから、ついついあげちゃう』と口を揃えていい、必要以上のエサやおやつをペット様に与える習慣を止めようとしない。

加えて、そのような飼い主様方は、ペット様に適切な運動をさせていない場合がほとんどだ。
犬様をお散歩に連れて行かないことが多い傾向にあるし、猫様と一緒に遊ぶ時間を作らなくなっている節がある。
要するに、当該飼い主様の怠慢が招いた結果だ。
ちなみに、ペット様を肥満状態にさせてしまっている飼い主様ほど、ご自身の健康管理にも甘いことが少なくない。
現代医療では肥満は立派な病気として考えられているので、ペット様のためにもご自身のためにも、健康にはくれぐれもお気をつけ願うばかりだ。

運動不足は、肥満を引き起こすだけに止まらない。
免疫システムは、筋肉にも大いに関わっているからである。
運動不足で筋肉が低下してしまうと、代謝と共に血行が悪くなる。
その結果、体温が下がるので、免疫力が低下してしまう。

免疫力の低下を防ぐには、食事にも気を遣うべきであろう。
一般的に、加工食品の類は、自然食品と比べて、慢性炎症・糖化・酸化などの代謝反応を引き起こすといわれている。
だからといって、免疫力に関係する”ホメオスタシス”の働きに異常がない(正常に作用している)健康体であれば、慢性炎症・糖化・酸化などの代謝反応について、過度に恐れる必要はない。
深刻な問題に発展する前に処理してくれるからだ。

だがしかし。
免疫力が低下した状態だと、自身での処理能力が落ちてしまう。
そのせいで過剰な炎症や酸化が起こった場合、肥満と同様に、免疫システムも異常を起こして免疫力が低下してしまうという。

〈続く〉

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富山桃吉

免疫力に関連することでいえば、アレルギー問題もある。
アレルギーは免疫力に異常を来たし、免疫細胞が自分の体を攻撃することによって引き起こされる病気であるが、これは免疫力の低下とは別問題であるのを留意して頂きたい。

さて。
免疫力が低下してしまうのは、なぜなのか――
複雑且つ様々な要因が挙げられるが、主な要因は以下だといわれている。

一つは、ウイルス感染だ。
ウイルス感染で発病してしまう病気の中には、エイズウイルスなどがある。
周知の事実として、エイズウイルスは、感染しただけで免疫力が低下するわけではない。
だがしかし、感染した動物がなんらかの原因で発症してしまうと、免疫力を低下させてしまう。
所謂、免疫不全の状態になってしまうわけだ。

免疫不全の状態に陥ってしまうと、エイズウイルス自体が動物の体内で増殖を繰り返してしまうことになる。
そうなってしまえば、通常の免疫力が備わっていれば発症しないであろう細菌にも感染してしまうようになる上、ガン細胞を制御できなくなってガンを発症してしまいやすくなるので怖ろしい。

ホルモン異常も、免疫力が低下してしまう要因の一つである。
過去ブログ『動物の感染症 5』でも記したが、私たち人間も含めた動物の体には、コンディションを一定に整える機能である”ホメオスタシス”が備わっている。
この”ホメオスタシス”を維持するために色々なホルモンが作用しているのだが、免疫に関しても、ホルモンは少なくない影響を与えている。

そのようなホルモンの中でもとりわけ重要なのが、副腎皮質ホルモンの”コルチゾール”だ。
”コルチゾール”は副腎という臓器で作られるホルモンであり、体が受けた様々なストレスに適応するための働きをしてくれるため、別名”抗ストレスホルモン”とも呼ばれている。

だがしかし、だ。
”コルチゾール”は、多量に分泌されると免疫力を抑えてしまう作用も持っている。
”コルチゾール”が過剰に分泌されてしまう病気で有名なのは、副腎皮質機能亢進症だ。
この病気を発症してしまうと、必然、免疫力が低下してしまうことになる。

ご参考までに。
副腎皮質機能亢進症は、脳下垂体の過形成や腫瘍、副腎皮質にできた腫瘍によって、”コルチゾール”が過剰に分泌されることが原因で起こる病気である。
また、アトピー性皮膚炎などの症状を抑える目的で、長期間、あるいは大量のコルチコステロイド剤を使用した場合に、なんらかの事情で突然投薬をやめてしまうと、その副作用として副腎皮質機能亢進症を引き起こすこともあるそうなので要注意だ。
獣医師の適切な指導を守るべきなのは、いうまでもない。

〈続く〉

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富山桃吉

「……お宅さんが住宅街に移動して捜索を行うことに異論はありません。けども、そのための車はどうするのですか?」

予想していた男性の問いに、私は答える。

「そのことなのですが、お願いがあります」
「なんですか?」
「ご存じのように、私の車には二匹が乗っています。二匹を連れたまま移動することもできなくはないですが、負担を考えますと、連れ回すのは得策とはいえないでしょう。最善の注意を払うのは当然ですが、私が車の乗り降りをする度に、逸走のリスクも伴うわけで」
「そうですね」
「ですので、私の車は使用せずにいたいのです。代わりに、車を貸して頂けないでしょうか?」

男性が答える前に、F様が口を挟んでくる。

「だったら、ボクらの車を使って頂いても構いませんよ。Aと張り込みをしている間は、使用しませんし」
「お気持ちはありがたいのですが、F様とA様には、ご自分の車の中に乗ったままの張り込みをお願いしたいのです。あちこち歩き回ったり、長時間立ちっぱなしでいるのは、慣れていないと、想像以上に体力と集中力が削られてしまいますので」

加えて私は、

・ご自分たちの車を、草むらに近い駐車スペースに移動してもらうこと
・車内での張り込み中、周囲の音(猫様の鳴き声・捕獲器のフラップが閉まる音などを聞き逃さないために、車の窓を開けておいてもらいたいこと
・私がサービスエリア内に戻ってくる前に、仮にキジ白猫様を保護できた場合、その状況によっては、一時的にご自分の車の中に入れて保護してほしいこと

などを話した。

F様は納得を示した。

「なるほど。では、そうします」
「お願いします」

そういった後、私は男性を見た。
事情を理解した男性が、自分の車の鍵を取り出しながらいう。

「そういうことなら、どうぞ遠慮なく、車を使ってください」
「ご協力、ありがとうございます。もし、草むらの中でキジ白猫様を抱っこなどで保護できた場合も、F様たちの車の中で保護しておいて頂けますか?」

男性がF様とA様に目をやると、二人は了解を示す意思で頷く。
三人に向かって、私は続ける。

「それと、キジ白猫様が捕獲器に入った場合は、車の中に動かさず、私に連絡をください。ついでに、私が戻ってくるまで見張っておいて頂ければ助かります。捕獲器ごと、私の車の中に入れたいと思いますので」

三人に話し終えると、私は最後に、念押しで注意を促した。

「とにかく、なにかが起きた場合には自己判断せず、私に連絡をしてください。あと、必要な時にいつでも連絡が取れるように、お互いからの着信にはすぐ気づけるようにお願いします」

〈続く〉

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富山桃吉

子どもたちが動物に関する知識や経験を養えるようにする機会を無くさないためには、教育に関する責任と権力を担う文科省や、その問題解決のために活動を続けている”兵庫県学校動物サポート協議会”に任せきりではなく、裾野を広げることが重要であろう。
たとえば、私たちメビー・ラックも含めた動物関連事業者の積極的行動も、一つの手段と成り得るかもしれない。
すでに引退した獣医などの知識や経験を活かした動物関連のNPO法人などが立ち上がり、動物に関する知識や経験を子どもたちに教える機会を作ってもらうのもいいだろう。

さて。
動物に対しての適切な扱い方を知らない、ということについては、なにも教育現場だけの問題ではない。
ペット様と暮らす一般の飼い主様方においても、動物に関する知識が圧倒的に不足している現状がある。
過去に同種のペット様を飼っておられた飼い主様であっても、例外ではない。
そのような飼い主様方のほとんどが、その経験だけを頼りに、すべてに対処しようとする。
結果、皆が皆、

「前の子は、こんなことなかったのに、この子は手がかかる」

というようなことを口にする。

だが、待ってほしい。
性格一つとっても、ペット様個々によって違いがあるのは当然なのだ。
だからこそ、私からしてみればなんらの意外性も感じないわけだが、この種の悩み相談は実に多い。

そのような飼い主様方の多くは、”犬は犬”・”猫は猫”というような考えに囚われ過ぎだし、他人のペット様と自分のペット様を比べがちだ。
そういう考えをフラットに戻し、”よその子はよその子”・”この子はこの子”という尊重の概念を持って頂きたい。

また。
一昔前の知識だけで判断・対処すると大抵は失敗するので、飼い主様方は、動物に関する最新の知識吸収に是非とも積極的であってほしいとも思う。

では。
初めてペット様を迎える飼い主様方の方が動物に関する知識に秀でているかといえば、決してそんなことはない。
プロに任せる出費を惜しみ、インターネットなどで得た情報だけで、”飼い主として自分は立派な情報を有している”と勘違いしてしまっている方が、近年ではとくに目立つ。

中でも顕著なのは、しつけトレーニングにまつわることだ。
適切なしつけトレーニングを活字だけで知ったつもりになるのは、極めて危険である。
結局は自己流の域を出ず、ペット様の心身に不必要な悪影響を与えているに過ぎないからだ。

このような飼い主様方に共通している点は、同シリーズの次回のブログで綴っていく。

〈続く〉

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富山桃吉

『過去ブログ『深く考えさせられる問題 3』の文末で書いたように、現代の教育現場では、様々な場面において教師の負担が大きくなり過ぎている、という問題が叫ばれているわけだが……。
この要因の一端には、所謂”モンスターペアレント”と呼ばれる人たちの存在を無視できない現状がある。
日々の業務で手一杯の中、”モンスターペアレント”から理不尽且つ常軌を逸した攻撃を受ける教師の方々の心情を慮れば、行政なり社会なり精神科医などを含めた良識ある人間たちによるサポートを借りた、喫緊の対処が望まれる。

”モンスターペアレント”問題をこのまま放置してしまうと、彼らの理不尽且つ常軌を逸した攻撃が、教師の心身をどんどんと追い詰めていく。
そうなればなるほど、教育現場の可能性を狭めていく結果になってしまうのではないか、と私は憂慮の念を禁じ得ない。
”モンスターペアレント”の存在に怯えて余裕をなくした教師が、はたして、動物飼育のことまで考えた教育を実践できるのだろうか――
”モンスターペアレント”から、

「動物と接触させると、うちの子に菌がうつって汚い!」
「うちの子はべつに、一生、動物と接触させるつもりはないから、動物飼育なんて止めろ!」

などという言葉を突きつけられてしまえば、余計な負担を背負わされるのを嫌って、教師は動物飼育を避けるようになるだろう。
そうなってしまえば、やがて、教育現場に動物の姿はなくなる。
同時に、子どもたちが動物に関する知識や経験を養える機会を逸してしまいかねない。
気軽に自然環境と戯れる場所が残されていない以上、コンクリート化した都会で育つ子どもたちはとくに、動物に関する知識や経験に乏しくなるばかりだ。

上記のような危険性を孕んでいる現状があるにもかかわらず、教育に関する責任と権力を担う文科省の危機意識は、今尚、薄い。
当該記事内容を借りれば、

”教職員免許法では教師になるための学位などは定められているが、個別のカリキュラムについては規定がなく、文科省の担当者は「動物の飼育方法を学ばせることについては、各大学の担当教官に任せているのが現状」と説明した”

とある。
こんな現状では、動物の扱い方を知らない教師が減ることに期待を持てない。

文科省の危機意識の薄さを少しでも補おうと、日本獣医師会は、学生や教師に動物の飼育方法について学ばせる環境整備に働きかけを行っているそうだが、抜本的な対策となるとやはり、教育に関する責任と権力を担う文科省に即刻重い腰を上げて頂くことが必須であろう。

〈続く〉

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富山桃吉

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