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2018年03月

「つぎの子が来店するまで、あと2時間ちょっとかあ……」

独り言のようにいった岡村が、私を見る。

「今のうちにランチ済ませておこうか?」
「そうだね」

同意した私の目を、岡村が覗き込んできた。

「なにを食べるつもり?」
「え? うーん……どうしようかな……そっちは?」
「うーん……」

しばしの間、二人して考え込む。

仕事柄、私たちは毎日決まった時間にランチタイムを取れるわけではないし、ご予約状況によっては、食事をしている暇さえない。
そうはいっても、だ。
昔から、きっちりと食事をしなくても我慢できる体質なので、食事ができないほど忙しくても、さほど困った事態だと私は思わない。

どうしようもないくらいに忙しい場合は、もちろん、岡村だって食事の我慢くらいはできている。
けれども、無理は体に毒なので、岡村やほかのスタッフには食事を取ってほしいと、私は常日頃から思っている次第だ。

散々悩んだあげく、岡村が言った。

「……じゃあ、決めた!」
「なにを食べることにしたの?」
「任せる」
「……なにを?」
「ランチに食べるものを」
「は?」
「決めてもらうことに、決めた!」

要するに、なにを食べるかを自分で決められないから、私が食べるものと同じものにする魂胆らしい。
たしか、私同様、岡村も食べ物の好き嫌いはなかったはず。
なので、こっちがメニュー選びに気を使う必要はない。
私は、岡村の要望を受け入れた。

「蕎麦にするつもりだけど」
「え、また? たまには、違うものにしたら?」

大きなお世話だ。
食べたいものを食べてなにが悪い。
私は岡村の提案を無視して、掃除道具を片付け始めた。

「蕎麦が嫌なら、べつのものにすれば。そもそも、一緒のメニューを食べてほしいって、こっちが頼んだ覚えはないし」
「まあ、そうね。分かった。蕎麦でもいいや」
「ん? 『いいや』っていうことは……一緒の店に行くつもり?」
「うん。どのお蕎麦屋さんにするかを選ぶのにも、一人じゃ時間かかっちゃうし」
「あ、そ。まあ、いいけど」
「どこのお蕎麦屋さんにするつもり?」
「時間あるから、吉祥寺まで出ようかと」
「だったら、車で行こう。体力温存しなきゃ」

メビー・ラックの店舗から吉祥寺まで歩いて往復するには、距離にして一駅分なので、大したことはない。
だが、岡村の言う通り、午後以降の予約スケジュールを鑑みれば、体力を残しておくべきだろうとも思った。
なにせ、この後は満室になるほどの犬様が宿泊予定なのだ。
よって、みんなをお散歩に連れて行くだけでも相当な体力を消費するだろうことは、容易に想像がついた。

〈続く〉

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富山桃吉

3月28日、感染症に関する報が流れた。
発表したのは愛知県の保健当局で、同県内(知多半島地域)で捕獲した3頭の野犬から、寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症の一つである『エキノコックス症』の陽性反応が出たという。
同局は、今後も感染状況の調査を継続することと、適切に予防すれば私たち人間への感染の危険性はないことを、合わせて呼びかけた。

同県内では、今回の届出を含めて、これまでに4例のエキノコックス症の届出(平成26年4月に1例・平成30年3月に3例)があったことになる。

ちなみに。
平成26年4月の1例は、同県内阿久比町内で捕獲された野犬1頭から『エキノコックス症』の陽性反応が出たことを、診断した獣医師が届出したものだ。
それを受けて、知多半島地域では捕獲された野犬の糞便を調査し、『エキノコックス症』の感染状況の検査を継続して行ってきたが、これまでのところ陽性例はなかったという。

しかしながら――
今回、国立感染症研究所との共同研究事業において、同県衛生研究所が、より精度の高い遺伝子検査を行った(過去の検体に実施した)ところ、捕獲した当該野犬3頭から『エキノコックス症』の陽性反応が出たことが判明し、件の発表に至ったという運びだ。

ところで。
動物に関する感染症については、現在継続中である当ブログシリーズ『動物の感染症』でも触れている話題だが、当ブログ読者の方々は、『エキノコックス症』についてどの程度の知識をお持ちだろうか。
すでに知識を持ち合わせている方々もいらっしゃるだろうが、そうではない方々のために簡単に触れておく。

冒頭にも書いたように、『エキノコックス症』とは、”エキノコックス”という寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症である。
”エキノコックス”には大きく分けて”単包条虫”と”多包条虫”の2種類があり、後者は北海道の固有寄生虫だそうだ。
日本で発症した『エキノコックス症』のほとんどは、この”多包条虫”によるものらしい。

厚生労働省が定める『感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について』では、『エキノコックス症』は第4類(感染者に深刻な健康被害をもたらすハイリスクの感染症)として指定されている。

『エキノコックス症』の主な流行地域は北海道で、毎年、10~20人ほどの患者が出ているという報告があるそうだ。
日本ではじめて『エキノコックス症』の診断が下った例は1936年のことで、その人物は北海道礼文島出身の28歳の女性であったという。

〈続く〉

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富山桃吉

オーストラリアのとあるペットフード会社が、自社で製造している特定のドッグフードを自主的に回収している、とのニュースが流れた。
自主回収を決めた理由は、そのドッグフードを食べている犬様が突然エサを食べなくなって痩せ細り、どんどんと衰えていく、という現象が同国各地で相次いだためだという。

件のペットフード会社の名は、『Mars Petcare Australia(マーズ ペットケア オーストラリア)』。
当該ドッグフードの商品名は、『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』で、その全商品(3kg・8kg・15kg)が自主回収の対象とされている模様。

ちなみに、この『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』は、動物病院などで推奨されている”トップクオリティ”商品として知られている。
にもかかわらず、それを食している犬様に健康被害が出たらしいので、なんとも不安を煽られる。

『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』の自主回収を行わざるを得なくなった発端の時期は、2017年12月に遡る。
同国ビクトリア州ビクトリア警察にて、『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』を食していた9頭の警察犬(ジャーマン・シェパードやラブラドールなど)が、回復見込みのない病に侵された。
結果、そのうちの1頭は安楽死させられたそうだ。

問題はそれだけに止まらない。
ほかにも、同国の複数に及ぶ州で、何十頭という犬様が同様の症状で死亡していたことが発覚。
こうして、一気に問題が明るみに出た次第だ。

ビクトリア警察の警察犬9頭が患ったのは、『巨大食道症』という病気らしい。
症状としては、食道が拡張し正常に機能しなくなってしまうもので、食べ物を胃に送り込めなかったり、食べた後すぐに吐いたりして、十分に栄養が摂取できなくなるそうだ。
今現在、残る8頭のうちの2頭も深刻な状態にあり、このままでは安楽死を避けられない状況らしい。

また。
健康被害を被った犬様の中には、『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』を与え始めて3日以内に犬様の容態が急速悪化し、ついにはお亡くなりになってしまったケースもあるという。

一連の問題が発覚すると、『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)』を自分の犬様に与えないよう、多くの飼い主様が警告を発した。
それを受けて、『Mars Petcare Australia(マーズ ペットケア オーストラリア)』は、『Advance Dermocare(アドバンス ダーモケア)の自主回収をはじめたわけである。

〈続く〉

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富山桃吉

いつまでたっても減らない……。
そう零したくなるのは、はたして何度目だろうか……。
ここ最近、ノーリード状態で犬様の散歩をしている飼い主様を毎日のように見かけるので、思わず溜息交じりの書き出しになってしまう。

いや、違った。
井の頭恩賜公園の西園周辺・住宅街・店舗内問わず、犬様をノーリード状態で歩かせていたり遊ばせている飼い主様を目撃するのは、ここ最近に限ったことではない。
残念ながら、そういう非常識な飼い主様はいつまでたっても減らない。

……いや、違う。
減らないどころか、むしろ増えた。
一昔前はまだ、闇夜に紛れてコソコソとノーリード散歩をさせている飼い主様が主流だった。(だからといって、決して褒められる行為ではないが……)

だがしかし、ここ最近はそうではない。
まったくもって悪びれもなくノーリード散歩をさせているし、そういう迷惑な飼い主様はどこにでも出没するようになった。
そのような飼い主様方については、過去ブログ、

・『平成27年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 後編
・『犬様同伴のお花見
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜4
・『緊急ご提言!!!
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜6
・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜7
・『武蔵野ワンワンパトロール隊 後編』
・『痛ましい事件に想うこと 後編
・『なぜですか!? 4』・『なぜですか!? 6
・『なぜですか!? 7
・『深く考えさせられる問題 10
・『深く考えさせられる問題 11
・『深く考えさせられる問題 15

などでも取り上げているので、実態を知る上での参考までにご一読して頂けたら幸いだ。

さて。
実際にノーリード散歩を目撃すれば、私はその都度注意喚起するようにしている。
だが……それでも尚、社会ルールを守れない自分勝手な飼い主様は一向に減らない。
まさに由々しき問題である。

ところで。
過去ブログでも再三に渡って取り上げているにもかかわらず、なぜ今一度、ノーリード散歩に関するブログをアップすることにしたかというと、下記の記事(讀賣新聞)を目にしたからだ。

リードにつながれていない大型犬にかみつかれ、傷痕が残ったとして、大阪府茨木市の40歳代の女性が飼い主に約270万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、約200万円の支払いを命じた。

判決によると、女性は2015年6月、茨木市内で自身の飼い犬と散歩中、体重23キロの大型犬に飛びかかられ、腕や背中、尻などをかまれて2週間のけがを負った。
女性には11か所の傷痕が残ったほか、3日後に予定されていた就職の面接にも出席できなかった。

酒井良介裁判官は判決で、大型犬が現場近くの飼い主宅から走り寄ってきたとし、「飼い主がリードをつけるという基本的な注意を怠った」と指摘。
「強い恐怖心を伴い、傷痕を除去する治療も必要」とし、慰謝料80万円のほか、治療費などの支払いを命じた。

〈続く〉

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富山桃吉

明日は今日よりも――

今この瞬間、この言葉を読んで、当ブログ読者はなにを連想するのであろうか。
今この瞬間に抱いている心情を、”明日は今日よりも――”の後に当てはめるとしたら、どんな言葉を続けるのであろうか。

おそらくは、だ。
忙しない日々を生きる現代人のほとんどにとって、その時々にかかずらっている出来事は、心に多分な影響を及ぼしているに違いない。

はたして、ご自分にとって良い出来事があった方々からすれば、”明日は、今日よりも――”の後に続く言葉にはポジティブな意味合いが含まれるのであろう。
結果、身も心も軽くなり、一見すると何でもないようなことにさえ、よろこびを見つけられるかもしれない。
そうだとしたら、それは誠に結構なことだ。

反対に。
ご自分にとって良くない出来事があった方々からすれば、”明日は、今日よりも――”の後に続く言葉にはネガティブな意味が帯びていることだろう。
上手に受け流し、切り捨て、切り替えていける時間の確保すらままならず、ひょっとしたら、過ぎ去った出来事を引きずっているのかもしれない。
そうだとしたら、それは誠にしんどいことだろうと案ずる。

さて。
なにゆえ、今回のブログでこのようなことを書き綴っているのかというと……。
かなしいかな、今日もまた、動物に関する残念なニュースを目にしたからである。

このニュースに関することが広く報じられたのは、2017年12月25日のことだ。
当ブログ読者の方々の記憶にも残っているかもしれないが、この日の報によると、ネパールにおいて、二頭の熊が警察当局によって救出された。
これにより、同国における古くからの動物虐待にようやく終止符が打たれた、と報じられた。
というのも、この二頭の熊は、同国で最後とされる”踊る熊”のことだったからである。
”踊る熊”とは、所謂、大道芸に利用されている熊たちのことで、この時に救出された二頭の熊は無理矢理に芸を仕込まれ、見世物にされていたという。

当ブログ読者の方々も御存知であろうが、動物に芸を仕込んで見世物にする商売は、なにも、ネパールだけが行っているものではない。
その実態についての賛否はべつとして、日本も含めた世界各地で古くから行われてきたし、今も尚、無くなってはいない。

ちなみに。
1973年の時点で、同国においての熊の見世物は禁止されている。

だがしかし。
実態は違い、同国南部の一部地域に住む大道芸人の中では伝統的な職業として存続していたそうだ。

〈続く〉

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富山桃吉

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