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2018年04月

猫様にとって有害植物となり得る代表的なものには、過去ブログ『無知の危険 2』や『無知の危険 3』で取り上げた植物類のほかに、ナス科の植物も挙げられる。

・ナス
・トマト
・ジャガイモ
・ピーマン
・ベラドンナ
・ホオズキ

これらナス科の植物に含まれる”ソラニン”という物質は中枢神経系に作用する毒性を持っているらしく、猫様が経口摂取してしまうと溶血作用を示し、つぎのような症状などを引き起こしてしまう危険が指摘されている。

・嘔吐
・下痢
・発熱
・食欲減退
・呼吸困難
・心拍数の異常
・血圧上昇及び低下
・胃腸障害
・痙攣

上記に書いたような症状などが悪化すると、最悪の場合はお亡くなりになってしまうので断じて油断は出来ない。

中毒症状を引き起こす原因となる成分である”ソラニン”という物質は水溶性のため、流水などにさらすと水に溶け出す性質を持つ。
だがしかし、反対に、熱には比較的安定を保つ物質らしいので、加熱したからといって有害性が少なくなるものではないというから要注意である。

ちなみに。
”ソラニン”の中毒症状は、私たち人間にも起こり得る。
とりわけ、ジャガイモの収穫期になると頻発するという。
というのも、ジャガイモの場合、芽の部分に”ソラニン”が多く含まれているからで、その処理方法を誤って中毒症状を起こしてしまう人が増加するのがジャガイモの収穫期と重なるらしい。
買ってきたジャガイモの保存方法に失敗して芽が出てしまった、という有様を当ブログ読者の方々も一度は経験したことがあるだろうが、前述した通り、ジャガイモの芽には中毒症状を引き起こす”ソラニン”が多く含まれているので、しっかりと取り除くようにして頂ければと思う。

では、どれくらいの量の”ソラニン”を口にすると危険なのか――
一説によると、成人が中毒症状を引き起こしてしまう量は約200~400mgで、小児の場合は、その約10分の1程度である20~40mgが上限だと推定されている。
それを鑑みると、私たち人間よりも体の小さな猫様が”ソラニン”を大量摂取してしまえばどうなってしまうのか……その危険性は想像に難くないであろう。

いわずもがな、猫様の体質・体調・年齢によって個体差が生じるので、一概には限度量を定められない。
かといって、だ。
”ソラニン”の大量摂取は猫様の健康を脅かす危険性があるといわれているので、とにもかくにも、ナス科の植物類を猫様が大量摂取しないように、飼い主様方には気をつけて頂きたい。

〈続く〉

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富山桃吉

当該ガイドラインの”総説”に関してピックアップしたい事柄のもう一つは、

”自治体が行う災害時のペット対策の意義”

についてである。
そのことについて書かれている、当該ガイドラインの抜粋は以下だ。

災害時に行政機関が担う役割は、一義的には被災者の救護である。
このため、ペット対策には手が回らない事態になることも多い。
行政機関が行う災害時のペット対策は、被災者を救護する観点から、災害時にも被災者がペットを適切に飼養管理できるように支援するものである。
また、被災地で飼い主とはぐれ、放浪しているペットを保護する必要も生じる。
これはペットとはぐれた被災者の心のケアの観点から重要なだけでなく、放浪動物がもたらす被災地の生活環境の悪化を防止し、公衆衛生の確保にも寄与する。
自治体が行う災害時のペット対策は、➀発災から避難所での避難生活までの間の対策と、➁避難所を出た後の応急仮設住宅等での生活以降の対策の二つに区分できる。
全期間を通じて飼い主の責任によるペットの飼養管理が基本になるものの、➀では、ペットの一時預りや避難所での飼養環境の整備などを通じての支援があり、➁の段階では、被災者が置かれた状況に応じて、ペットの長期預かりなどのニーズが生じることがある。
ペットを連れた被災者が必要とする支援を自治体が担うことは、ペットの飼い主の早期自立を支援することであり、ペットの健康と安全の確保にも寄与する。
同時にペットを飼養しない多くの被災者とのトラブルを最小化させ、全ての被災者の生活環境の保全を図ることになる。

上記抜粋の中で語られている意義については、個人的にいえば、立派なものだと思う。
もちろん、上から目線でいっているわけではない。
私が立派だと思う理由は単純で、ここ近年の間に、ペット様に対する行政機関の姿勢が向上したことにある。
無論、その姿勢が完璧だとはいえない部分もまだまだ存在する。
不満や不安を抱く時もゼロではない。

それでも、だ。
行政機関の歩みは遅くて動きは鈍くとも、一昔前に比べれば、ペット様への扱いは確実に向上し、様々な配慮がされるようにもなってきた。
これには時代の流れも関係しているであろうし、ペット様に対する個々の価値観の変容も大きく関係していることであろう。
ペット様に関係する地道な愛護活動が増えてきたことも一役買っているはずだし、それらの活動情報をインターネットを通じて容易に知ることができる時代になったことも大きな要因であるはずだ。

とにもかくにも。
これからの未来に向かい、ペット様への扱いがより向上することを願う。

〈続く〉

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富山桃吉

「仮に、ですね……」

ご年配の女性が返事をしないため、私は勝手に決めつけて話を進めた。

「私が捜している子が、今までに、お宅の敷地内に姿を現したことがあるとします。その時、私が捜しているその子は、お宅のベランダのどの辺りに姿を見せて、何をしていましたか?」

この質問にも、すぐには応じてもらえなかった。
それでもめげずに、私は質問を重ねる。

「そもそも、私が捜している子は、どちらの方向からやってきたのでしょう? すぐ脇の県道の向こう側からですか? それとも、目の前に広がる草むらの向こう側からですかね? あるいは、べつの場所から?」

この質問を投げると、ご年配の女性は草むらに向けていた視線を、再び私に合わせてきた。
そうして口の端をわずかに緩ませ、右手の人差し指以外の指を畳んだ。
続けて、その人差し指が草むらの中を示し、私を試すようにいった。

「あんたにも、”これ”が聞こえるかい?」
「……はい?」

”これ”というのは、一体、何のことなのだろう。
私が考えあぐねていると、ご年配の女性が急かしてくる。

「ほら、ぼけっとしてないで。”これ”だよ。聞こえないのかい?」
「えっと……”これ”って、どれ、ですか?」
「”これ”だよ、”これ”」
「はあ……」

曖昧な声を漏らす私を見かねたのか、ご年配の女性は大仰な溜息を吐いた。
そうかと思えば、今度は、草むらの中を示していた人差し指を自分の鼻にくっつけた。
連動するように顔もそちらに向け、声だけで私に強くいい放つ。

「ほら、静かに!」

ピシャリと注意され、私は黙った。
黙ったまま、”これ”の正体を探るために耳をすます。

すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
風の音。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
鳥の地鳴き。
鳥の地鳴き。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
鳥の地鳴き。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
風の音。
すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音。
鳥の地鳴き。

私の耳が明確に捉えるのは上記三種類の音が主で、順番としてはランダムだった。
人差し指が草むらの中を示していたことからするに、ご年配の女性がいう”これ”の正体が、すぐ脇の県道を走る車が撒き散らす騒音でないことは確かであろう。

となると、鳥の地鳴きか風の音のどちらかなのか……。

いやいや。
必ずしも、そうではないだろう。
私の耳が捉えている音以外、ということも充分に考えられる。
それは、何か――
一つの考えが、私の中に浮かんだ。

〈続く〉

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富山桃吉

猫様にとって有害植物となり得る代表的なものは、まだまだある。
以下に記した植物などは私たち人間が食する機会も少なくないので、より身近に感じる方も多いだろう。

・ネギ
・アサツキ
・タマネギ
・ニラ
・ニンニク
・ワケギ
・ラッキョウ

これらの植物を猫様が経口摂取してしまうと、つぎのような症状などを引き起こしてしまう。

・ふらつき
・心臓の鼓動が速くなる
・嘔吐
・下痢
・発熱
・血尿
・血便
・貧血
・黄疸
・口内粘膜蒼白

上記に書いたような症状などが悪化すれば、痙攣を伴ってお亡くなりになってしまうケースもあるといわれている。
症状を起こす原因となる成分は”アリルプロピルジスルフィド”と呼ばれているもので、これが猫様にとっては有害物質となってしまう。
”アリルプロピルジスルファイド”の具体的な有害性はなにかというと、猫様の赤血球の中に含まれる”ヘモグロビン”を酸化させてしまうことにある。
それによって、溶血性貧血を引き起こしてしまうのだが、溶血性貧血になると体のすみずみにまで酸素を送ることができなくなってしまう上に、血液をつくる骨髄にも影響を及ぼすことが指摘されている。

猫様に対してそんな危険を孕む”アリルプロピルジスルファイド”について忘れてはならないことは、たとえ加熱したとしても猫様の赤血球に及ぼす影響はなくならない、という点だ。

猫様は自分好みの食べ物かどうかを匂いで判断している。
よって多少の個体差はあるが、基本的には、文頭に書いた植物類などを自ら進んで口にすることは稀である。

だからといって、手放しで安心は避けて頂きたい。
というのも、文頭に書いた植物類は、私たちの日常において様々な料理で重宝されているからである。
つまり。
猫様が好物としている肉類・魚類を用いた料理には注意が必要というわけだ。
たとえばカレー・肉野菜炒め・すき焼き・煮物などがそれに当たるが、肉類・魚類と一緒に調理した植物類にはそれらの匂いが沁み込んでいる。
そうなると、匂いにつられた猫様がうっかり口にしてしまう危険性は高まる。
その点でいえば、文頭に書いた植物類を猫様が生の状態で直接食べることは稀でも楽観視はできない。

では、どれくらいの量の”アリルプロピルジスルファイド”を口にすると危険なのか――
一説によると、猫様の体重1Kgあたり15g~20g程度で中毒を引き起こすといわれている。
だがしかし、猫様の体質・体調・年齢によって個体差が生じるので、一概には限度量を定めらない。
文頭に書いた植物類を少し口にしただけでも中毒を引き起こしてしまう猫様がいるし、必ずしも中毒になるわけではない猫様もいる。

それにしたって、だ。
症状の差はあれど健康を脅かしかねないので、文頭に書いた植物類を猫様が口にしないように、飼い主様方においては充分にお気をつけ願う。

〈続く〉

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富山桃吉

過去ブログ『無知の危険 上』で取り上げた悲劇の事故について、当ブログ読者の方々はなにを思うのであろうか。
酷な言い方を承知の上、当ブログ読者の方々(とりわけペット様と暮らす飼い主様方)がこのような悲劇に直面しないよう、あえて指摘させてもらえば――
実際に兄弟猫様二匹と暮らし、尚且つ、日々多くのペット様のお世話を承るプロの身としては、これは不慮の事故では済ませられない。
『ユリの花が猫にとって有害だと知っていた私は、チューリップが原因に違いないと悟ったのです』と本人自身がインタビュー内で述べている通り、この事故は、ひとえに飼い主様の油断が原因で起こった事故だからだ。

それはそれとして。
ペット様にとって有害となる食物・植物・飼育環境などについての知識が浅すぎる飼い主様方には、これまで何度も驚かされたことがある。
たとえば今回のように、チューリップが猫様にとって有害植物であるということは、私としては基本中の基本知識であるわけだが……実情、それを知らない飼い主様は意外と多い。

そこで、だ。
当ブログでも、猫様にとって有害となり得る植物を紹介しておく。
とはいうものの、猫様にとっての有害植物の数は700種類以上あるとされているので、すべてを書き出すのはブログ上では無理がある。
よって、普段の暮らしで目にする頻度が高いであろう身近な植物に的を絞って書き出しておくことにする。
すでにご存じの方々もいらっしゃるであろうが、愛猫様のためを思って、これを機会に復習するつもりで目を通して頂ければと思う。

先ずは。
猫様にとって有害植物となり得る代表的なものには、ユリ科の植物があげられる。

・チューリップ
・スズラン
・ユリ
・ヒヤシンス
・シュロソウ

これらユリ科の植物は、猫様にとってかなり危険度が高い植物だといわれていて、目に入ると視力障害を招いたり、場合によっては失明の恐れもあるとされる。
加えて、猫様がほんのわずかでも口にしてしまえば、

・口腔や咽の灼熱感
・嘔吐
・食欲不振
・下痢
・沈鬱や無気力感
・脱水症状
・手足のしびれや全身麻痺
・腎臓障害
・呼吸困難
・循環不全

などを引き起こしてしまう危険がある。
さらに厄介なのは、回復しても慢性腎不全や膵炎に移行することもある点だ。
また、ユリ科の植物を経口摂取してしまった場合の深刻なケースだと、たちまちにして中毒を起こし、それが全身に回れば腎臓に重度なダメージが残り続け、最悪の場合には命を落としかねないものも存在するので要注意である。
ちなみに、ユリ科の植物については、花・茎・球根・花粉だけではなく、生けている花瓶の水を舐めてしまうだけでも危険だとされている。
なので、猫様が暮らす室内にユリ科の植物を飾ることは絶対に避けるべきだ。

〈続く〉

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富山桃吉

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