2014年06月

メダゲー買った:ドラゴン スナイパーズショット

ドラゴンのスナイパーズショットを買いました。

写真がありませんが、また後日掲載します。

スナイパーズショットは、3リールのメカスロですが、3つのリールの構造が2重になっていて、手前のリールと奥のリールが別々に動くことで、新しいゲーム上の演出を作っているという機械です。

この手の構造を持った機種は他にもあるようですが、ボクは詳しく知りません。
ダブルリールシリーズというらしいです。

ドラゴンとその前のイーグルの時代から、これらのメーカーの特徴だった「メカスロの無理やり9リールシリーズ」は、個人的に面白いなと思っていましたが、それらを上手く工夫したのが、このダブルリールシリーズは、そういうノウハウの上に成り立った構造なんでしょうね。

また、ドラゴンの機種の特徴ですが、多くの機種でプログレッシブに対応しています。
このスナイパーズショットもプログレッシブ対応です。

最大9ベットでフリーゲームフューチャーもあって、ドラゴンのメカスロの中では、かなり遊べる機種だと思います。

今でもナムコのお店やラウンドワンに設置されているようなので、遊んだことのない方は遊んでみてください。

メダゲー買った:ドラゴン 風雷神 15リール セブンマン

ドラゴン 風雷神 15リール セブンマンドラゴンの風雷神を買いました。

先日買ったものと違い、こちらはセブンマンが登場するバージョンです。

あとは、大体のルールは同じかな。

セブンマンが登場する分だけ、風雷神が登場する機会が少ない気がしました。

ま、それは仕方がないですね。

メダゲー買った:ドラゴン ゴールデンバグ

ドラゴン ゴールデンバグドラゴンの9リールメカスロ、ゴールデンバグを買いました。

テントウムシが絵柄に採用されたメカスロです。
この機種は、ドラゴン製ですが旧イーグル時代の機種のようです。

9リールのメカスロで複数の機械を繋げてプログレッシブ運用が出来るみたいですね。
テントウムシの絵柄は赤いテントウムシと黄色いテントウムシがあり、赤いテントウムシは一番弱い絵柄で、黄色いテントウムシは一番強いワイルド絵柄となっています。
ワイルド絵柄は一度出ると、その後、3ゲーム(かな?)ずっと居座ります。
そして、その間は大きな当たりが出やすくなります。

9つのリールの4つ角にベルが揃うと、上の抽選機が回って特別ゲームが抽選機の出目の回数分回せます。
ただ、これはフリーゲームではなく、1ゲームごとにクレジットが消費されるというルールです。

ジャックポットの当たるチャンスもあります。
1ゲームごとに0.03枚ずつジャックポット枚数が積み上げられていき、オール白7とかオール赤7が揃うと、積み上げられたジャックポットの枚数がゲットできます。

普通、オール7なんて揃うことはないと思ってしまいますが、このゲームの場合、一番弱い赤いテントウムシが9個揃うということは珍しくないんですよ。
赤いテントウムシが揃うと、全てのリールが同時に回りだし、例えばオールベルに格上げされたりします。
その延長線上でオール7も登場するというルールみたいです。

ゲーム性としては、なかなか波の激しい印象を持ちますが、一度でも4つ角のベルが揃うと、それなりに大きな配当が得られるので面白いです。

最近では結構珍しい機種のようなので、ゲーセンで見つけたら遊んでみてください。

メダゲー買った:ドラゴン ニンジャショット

ドラゴン ニンジャショットドラゴンのビデオスロット、ニンジャショットを買いました。


9リール、8ラインのビデオスロットです。
ワイルド絵柄が忍者の絵になっていて、この忍者が色々とアクションを起こして、ゲームを当たりに導いてくれるというフューチャーが用意されています。

今回購入した機械は色々と不具合があり、それらを調整しながら遊べるように整備しているんですが、一番の問題となっているのは、ブラウン管画面の映像が横に長く延びてしまっていることです。
映像は非常によく映っているんですが、ブラウン管の幅を飛び出して、映像が横に長細く延びてしまっているので、まともにゲームが出来ません。

この問題は、近々解決しないといけませんね。
うーん、どうしよう・・・

雑記:ドリームインフィニティの名古屋の倉庫が撤収

ドリームインフィニティ 名古屋サービスセンター跡地先日、名古屋市港区十一屋付近に仕事で行く用事があったので、その後でドリームインフィニティさんの名古屋サービスセンターの様子を見ようと思い行ってみたら、なぜか他の運送会社の倉庫になっていました。

Googleストリートビューで見ても、すでに運送会社の看板に掛けかえられているので、恐らく数か月前にはドリームインフィニティさんが倉庫を解約していたのではないかと思います。

ドリームインフィニティさんは、愛知県では結構な店舗を展開するオペレータさんだったんですが、最近では急拡大ではなく、急縮小している気がします。
大丈夫ですかね。ちょっと心配。

メダゲー買った:シグマ ウィニングホイール スーパーホットセブン(メカスロ)

シグマ ウィニングホイール スーパーホットセブンシグマのメカスロ、ウィングホイール スーパーホットセブンを買いました。

シグマのメカスロって、地味だけど安定感があると思いません?
いえ、ボクはシグマ以外のメカスロって、それほど知っているわけじゃないんですけどね。(笑)

というか、ビデオスロットはコンピュータ画面でゲームを展開するので、色々な演出が出来るわけですが、メカスロというのはそういうことができません。
そういえば、アルゼがリリースした、液晶画面の中央にメカスロのリールが埋め込まれたシングルメダル機がいくつかありますが、メカスロと液晶モニタを組み合わせたところで、ゲームの内容が爆発的に面白くなったかというとそれほどでもない気がします。(個人的感想ですが)

ただ、シグマというメーカーは、その辺のことを良く分かっていたようで、限られたメカニカルリールの動きと、ウィニングトンネル、ウィニングホイールという抽選機を使って、ビデオスロットに引けをとらない、十二分に面白いゲーム性を確立したように思います。

今回のスーパーホットセブンを初め、シグマの最後のメカスロ世代は、そういう意味でゲーム性の面での完成度が高い機種が揃っていると思います。

このスーパーホットセブンですが、最大50ベットまで賭けられるハイベット機で、低ベットでも100枚、200枚程度の当たりがそこそこ出ます。
そういうことを知っている人は、ゲーセンでも好んでプレイするんじゃないかな。

整備する:ドラゴン 風雷神 15リール

ドラゴン 風雷神 15リールドラゴンの風雷神を整備しました。
今年の2月に購入した機械ですが、ずっとほったらかしにしていたので、今回整備しました。

整備して分かったのは、ドラゴンのゲーム筐体って、かなり理想が高かったんだろうな、ということです。
とにかくよく考えられて作られているという印象でした。
また、筐体に関してはシグマの影響を強く受けているような感じがしました。
まぁ、シングルメダル機については、国内メーカーでシグマの影響を受けていないメーカーはないんでしょうけどね。

ただ、その反面、ゲーム性やゲーム機全体の雰囲気、また、デザインなどが少し「大味」な気がしてなりません。
これはドラゴンのゲーム機全体にいえることなんですが、何というか、品が無い。
分かりやすく言うと、格好良くないんです。
筐体の説明パネルやゲーム内のデザイン全てから伝わってくる雰囲気が、ちょっと下品な感じなんですね。(言い過ぎかもしれませんが、既にメーカーはなくなっているので良しとしましょう(笑))

ま、実際に遊んでみると、それなりに面白いゲームだと思いますけどね。
その分、全体に流れる雰囲気がもう少し格好良かったら良いのにね。(笑)

雑記:シングルメダルとパチスロは違うんですよ!

ゲーセンのメダルゲームに関心がない人にとっては、見た目が一緒ならみんな一緒という印象なのかもしれませんが、シングルメダル機が好きな人たちにとっては、パチンコ台やパチスロ台で遊ぶのと、シグマなどのビデオポーカーやビデオスロットで遊ぶのとでは、全く違うと認識していますよね。少なくともボクはそうです。

先日、ゲーム機の輸送をお願いした運送業者の人と話す機会がありました。
趣味でゲーセンのメダルゲーム機を集めてるんですよ、って話をしたら、その人は「あー、いいですね、そういうの。僕も猛獣王を持ってますよ、ハッハッハ」。

その話を聞いて「お前の猛獣王ってのはパチスロかなんかだろ?こっちが集めてるのはそんな低俗な下品なマシンじゃないんだよ、ああん?」と言いそうになってしまいました。(笑)

パチンコやパチスロというのは、どこまで言ってもギャンブル機ですからね。
目的はお店側を設けさせるための機械なわけです。
プレイする客の側も「儲けてやるぞ」と意気込んでプレイするんですから。

それにし対して、ゲームセンター向けのシングルメダル機というのは、プレイヤーを楽しませることが第一条件として作られています。
ゲームセンターのメダルゲームコーナーで遊ぶお客さんの側も、それでお金を儲けようと考えている人はいませんし、そもそもゲームセンターはそういうギャンブル場ではありません。

つまり、使ったお金の分だけ楽しめれば良いわけです。

ボクはですね、メダルゲームという仕組みを作った、シグマの創業者の真鍋氏がラスベガスのカジノのような雰囲気を取り入れつつ、ギャンブルの要素を排除したメダルゲームという分野を作ったその真意を理解しているつもりです。

それは、例えば海外旅行で宿泊したリゾートホテルにあったカジノスペースに立ち寄って、少しのポケットマネーで1,2時間遊ぶような環境なんです。
そのホテルカジノで大もうけしようと考えるんじゃなく、ひと時の時間を楽しく遊べれば良いんですよ。

シグマを初めとしたゲーセン向けのシングルメダル機というのは、そういうコンセプトの元に作られている機械だと思います。

それに比べたら、パチンコ機やパチスロ機は、何とも下品な遊技機に見えてしまうですよね。
ええ、もちろん、それらの違いが分からない人から見たら、目くそ鼻くそのようなものなんでしょうけど。(笑)

雑記:さよなら、ナムコ枚方店

ナムコ枚方店去る2014年5月31日に、大阪府枚方市(ひらかたし)の、ナムコ枚方店が閉店しました。

このお店は1階がプライズコーナーで、2階がメダルゲームコーナーというお店でした。

と言っても、お店自体はそれほど広くなく、2階のメダルゲームコーナーには30台ぐらいのシングルメダル機が置いてある程度でした。

ただ、全体としてはバランスの取れたお店だったと思います。

お店はベルパルレという複合施設の中にあり、ツタヤやマクドナルドと同じ敷地にあるお店でした。

また、近くには高校や大学が点在し、それなりに学生の来店もあったお店だったと思います。

こういうお店が、なくなってしまうというのは本当に残念な気がしますが、近くにある競合店よりも店舗の規模が小さかったことや、用意された駐車場がイマイチ不便だったことなどが要因になり、売り上げ維持に苦労していたことが容易に想像でるお店だったのも事実です。

せめて乗降客が多い主要駅の駅前にあったなら、もう少し違った未来があったのかもしれませんが、今となってはどうすることも出来ませんね。
何とも寂しい話です。

メダゲー買った:シグマ サーフィンUSA

シグマ サーフィンUSAシグマのサーフィンUSAを買いました。

買っただけで、まだ倉庫にあります。
全然触ってません。

ゲーセンでもほとんど見ることのない、意外なレア機種ですよね。
でも人気薄の機種でもあります。

詳しいゲーム内容はまたレポートしますね。

メダゲー買った:シグマ ラッキーエース

シグマ ラッキーエースシグマの9リールビデオスロット ラッキーエースを手に入れました。
今回は買ったのではなく、交換してもらったんですが。
某所でね。(笑)

交換したのはボーナススピン ジョーカーズワイルドのROMです。

ボーナススピン ジョーカーズワイルドは沢山持っていたので、ROMとタイトルパネルを交換してもらったわけです。

このラッキーエースは店舗で使われていたものですが、交換した結果、ラッキーエースの時よりもボーナススピンジョーカーズワイルドのほうが、かなりメダルのインカムが増えたようですよ。

この辺りに業務用ゲーム機のジレンマがあるわけですが、レア機種というのは人気が無いのでレア機種になってしまった場合が多く、人気が無い機種というのは、人気がある機種に比べてゲーム性が全然面白くない、一般受けしないという現実があります。

まぁ、もちろんメーカーからの出荷台数が少なかったからレア機種になったということもあるのかもしれませんが、シグマのラッキーエースに関しては前者の理由がレア機種たる所以(ゆえん)でしょうね。

ゲームの内容とプレイした感想をまとめたいと思います。

このラッキーエースの絵柄は、チェリー、オレンジ、プラム、ベル、すいか、J、Q、K、Aです。

1ベットにつき1ラインが有効になるラインベットで、最大8ベットというルールです。

トップラインはAが3つ並んだ状態で、300枚の当たりになります。
ラインベットなので、1ラインにAが3つ並ぶと300枚です。
あと、エニー配当もありますが、エニー配当の対象はAのみ。
Kが5個登場しても、ライン配当しかありません。

通常ゲームでAが9個登場した状態が、最大配当の20,000枚の当たりになります。
あとこのゲームのもう一つの特徴は、チェリーが1つで2枚の配当があります。
ただし、ライン上の1つ目にチェリーが来た時に2枚、1つ目と2つ目にチェリーが来た時に5枚というルールです。
ライン上の2つ目とか3つ目にチェリーが来ても当たりにはなりません。

このチェリーが左上に来ると、縦横斜めのライン配当が得られるので、8ベット時で6枚の当たりになります。
このゲームは、このパターンでの「小当たり」が頻発するという特徴があります。

で、しばらくゲームをプレイした感想ですが、AAAのトップラインはほぼ出ません。(笑)
4000クレジットぐらい回しましたが、最高でQQQでした。
しかも、QQQで100枚の当たり(エニー配当なし)ですからね。

その代わり、チェリー1つの小当たりが沢山でます。
そのため、メダルの減りは穏やかです。

また、ボクが入手したROMに限ったことかもしれませんが、リールが回っている時間が長いです。
リールの回転速度を早い設定にしても、回転する速度が上がるだけで、回転している時間は変わりません。
なので、回転速度の設定の意味がありません。(笑)
また、早押しストップが出来ません。
B88-1D基板の初期のビデオスロットはみんなそうでしたね。
これはどうしようもないのかもしれませんが。

こういう理由から、とにかくゲーム運びが遅いという印象が強く残ります。
その上、小当たりがちょいちょい出て大当たりが出にくいので、プレイヤーは早々とゲームに飽きてしまうんじゃないかと思います。

逆に言うと、のんびり遊ぶ人にはちょうど良いゲームと言えるかもしれませんね。
とにかくメダルの持ちは良いので。

ダブルダウンゲームは、他のシグマのビデオスロットと比べて勝ちやすい気がしました。
どちらかというと、通常ゲームでひたすら耐えて、ダブルダウンで勝負に出るという遊び方が良いんじゃないかな。

他の補足情報としては、このラッキーエースはB88-1D基板のゲームなので、メダルの予備投入、1メダル10クレジットなどのゲート設定、そして、ダブルダウンゲームの際のハーフダブルに対応しています。
また、B88-1D基板用のROMは、SG97VM-1基板にも対応しているはずですが、このラッキーエースのROMはSG97VM-1基板では動作しませんでした。
このような事例は、これ以外にエグザクトフォーチュンもそうらしいですよ。

あー、エグザクトフォーチュン欲しいなぁ・・・(笑)

整備する:シグマのビデオポーカー筐体にビデオスロットを載せかえる

最近、整備関係のブログ記事を書いていません。
理由は簡単、本業の仕事が忙しすぎるからです。

でも、今日は久しぶりに整備をしました。
ビデオポーカーが入ったHD-WD筐体にビデオスロットを入れるという作業です。

HD-WD筐体 パトリオットシグマのHD-WD筐体は、ビデオポーカーもビデオスロットも共通の筐体になっています。

そのため、ゲーム基板を入れ替えるだけで、とりあえずゲームは出来るようになります。

ただ、それで全てが終わるわけではありません。
ビデオポーカーが入ったHD-WD筐体と、ビデオスロットが入ったHD-WD筐体には色々な部分で違いがあります。

一つは、右側についているスロットルレバーがあるかどうか。
当然ですが、ビデオポーカーにはスロットルレバーがありません。
また、もう一つは、ボタンの数です。

HD-WD筐体 パトリオットビデオポーカーには、HOLDボタンが5つ付いています。
ビデオスロットには、SELECTボタンが3つ付いています。

細かいことを言うと、クール104には、HOLDボタンではなくSELECTボタンが5つ付いています。

それぞれのゲームによって、同じようなボタンでも少しの違いがあるんですね。

ビデオポーカーの筐体にビデオスロットのゲーム基板を入れる場合は、左右ののボタンを外す必要があります。
また、可能ならHOLDボタンを外して、SELECTボタンに交換すべきです。

空いた穴にはメクラ板を取り付ける必要があります。

HD-WD筐体 パトリオットということで、ボタン周りを交換して、一応完成しました。
良かったよかった。

で、気づく人は少ないと思いますが、画面の右側にある「Video Poker」と書かれたパネルを交換しないとおかしいですよね。

おさらいすると、HD-WD筐体に関してですが、ビデオポーカーからビデオスロットにゲーム基板を交換する場合の作業箇所は次の通りです。

・ゲーム基板の交換
・上部と下部のタイトルパネルの交換
・5つのHOLDボタンを3つのSELECTボタンに交換
・画面の右側の説明パネルを交換

ということになります。

この中で一番難しいのは、取り外したHOLDボタンの後の穴に取り付けるメクラ版の入手ですかね。
というか、シグマというメーカーが無い今となっては、どうしようもないですね。

もし廃棄するシグマの筐体に、このメクラ版が付いていたなら、確実に取り外して手元にストックしておくことをお勧めしますよ。

ま、こういう情報をブログ記事に書いたところで、誰の役に立つのかは全く分かりませんけどね。(笑)

雑記:シグマのゲーム基板のROM

シグマのB88-1D基板やSG97VM-1基板に載っているEPROMは2種類あります。
一つはゲームプログラムが記録されているプログラムROMと、もう一つはグラフィックデータが記録されているグラフィックROMです。

プログラムROMのほうは、M27C2001という型番のEPROMです。
2Mbitの容量があります。(256kBit x8)
2メガバイトではありません。2メガビットです。
1バイト8ビットなので、256kB(キロバイト)ですね。
今となっては、想像しにくい単位ですが、1MB(メガバイト)の4分の1の容量です。

グラフィックROMは、M27C4001という型番のEPROMです。
こちらは4Mbitの容量になります。(512kBit x8)

ゲームROMも、グラフィックROMも、2個ずつ搭載されています。
基板上の配置などを見れば分かりますが、これらのROMは2つで1つの命令を格納していると考えて間違いないでしょう。
B88-1D基板もSG97VM-1基板も搭載されているCPUは、日立のH16というチップです。

H16についての資料がほとんど無いので分からない部分もありますが、モトローラのMC68000に近い仕様のはずなので、命令は16ビットで構成されているはずです。
つまり、2つのEPPROMをつなげて16ビットのバス幅でプログラムが格納されているということですね。

グラフィックROMもたぶん同じです。

あともう一つ、EPROMの隣にソニー製の CXK581000PというSRAMチップもあります。
こちらも2つ並んでいます。
容量は4Mbit(512kByte)です。

I/Oアドレスマップを調べたわけではないので良くわからないんですが、日立のH16というCPUはデータバスが16ビットでアドレスバスが24ビットあると思うので、単純なアドレス空間は、16メガワード分になると思います。
つまり、32メガバイトのメモリ空間です。

それに対して、B88-1D基板のメモリの類は、512kByteが2個分のSRAM、256Mbyteが2個分のプログラムROM、512Kbyteが2個分のグラフィックROMです。
全部で1.25メガワード(2.5メガバイト)しか搭載していません。

なんかちょっともったいない気がしますが、当時はこれで十分だと考えたんでしょうね。

なお、日立のH16にはDRAMコントローラの機能も搭載されていたようですが、CPU直下にはDRAMは積まない主義だったようです。
このあたりは、B52-2C基板の慣習を受け継いでいたものと考えられます。

なんだか、今のPCとは全然違う考え方で設計された基板っぽいですね。
こういう基板を眺めていると、時間がいくらあっても足りません。(笑)

ただ残念なのは、ボクがこういうハードウェア設計の分野の人間じゃないので、深く探ろうとするとすぐに壁が立ちはだかってしまう点ですかね。
もっと勉強しないと、焦ってしまいます。

雑記:ROMライターで色々する

考えてみればボクの人生を振り返ると、要所要所に登場するのがEPROMライターだったな、なんて感慨深く思い出にふけってしまいます。
って、そんなにEPROMライターが人生に影響を与えたの?と笑われてしまいそうですが、中学生のころZ80のアセンブラに触れて、Z80のトレーニングキットとかを触っていたころに欲しくて仕方が無かったのがROMライターでした。

そして、高校生のころに年上の高専の人たちとつるんでアーケードゲームの麻雀基板のプログラム解析と改造ROMを作っていたころに借り物のROMライターで遊びまくっていたのも良い思いでですし、コンピュータ業界に入って色々な機器のファームウェアの入れ替えなどをするのに活躍したのもROMライターです。

なので、10代の頃から個人用のROMライターが欲しくて仕方が無かったんです。

時は流れ立派な大人になり、大人の権力を使い取引先に放置されていたROMライターをガメてきたりして、今では複数のROMライターを所有するようになりました。

そうそう、同じように電子工作少年のころから欲しかった機材に、200MHz程度の4chのデジタルオシロスコープとか、32chのロジックアナライザーとか、スペアナとかFFTとか、とにかく計測器の類やら各種デバッガーなんかは一通り欲しかったですね。

EPROMライターで、現在、久しぶりに引っ張りだしてきて使っているのがEPROMライターです。
シグマのゲーム基板に載っているプログラムROMとグラフィックROMを色々するためのものです。

このROMライターを使って、シグマの同一タイトルのゲームROMの細かなバリエーション(マイナーバージョン)の管理をしようと考えています。

シグマのB88-1D基板、SG97VM-1基板のEPROMは2種類あります。

一つは、ゲームのプログラムが格納されている2MBitのEPROMが2つです。
もう一つはグラフィックデータが格納されている4MBitのEPROMです。

これらを今後、色々調査しようと考えています。
その辺りの事で、新しい発見があったらブログで報告しますから、お楽しみに。

雑記:もうすぐ入手しそうなメダルゲーム機 その4

もうすぐ入荷する予定のメダルゲーム機のご紹介記事、その4です。
今回はアルゼの機種をご紹介します。

アルゼ キャッスルロック
アルゼ シークファイブ
アルゼ ダブルシンドバットアドベンチャーズ
アルゼ バグラーインパリス
アルゼ ハードクライマー
アルゼ ボーナススピンエース
アルゼ レジェンドオブエルドラド
アルゼ クールマルチ

この中でボーナススピンエースは既に写真でご紹介していますが、それ以外の機種で個人的に好きなのはシークファイブぐらいかな。
アルゼのダントツの不人気機種の「セットライン」が入っていないのが残念ですが、アルゼ時代は目ぼしいヒットが無かったというのも事実です。

唯一、ボーナススピンシリーズが救いなのかもしれません。
そういう意味でコレクター魂的には、アルゼ版のミレナリーアップライトのボーナススピンZが欲しいところです。(笑)

でもね、シグマ版のボーナススピンZとアルゼのミレナリーアップライト版のボーナススピンZでは、圧倒的にシグマ版のほうが面白いんですよ。
特にシグマ版の前期ROMのやつが。(笑)

メダルゲームというのは、本当に奥が深いものだと改めて思います。

雑記:シグマのメカスロの変遷

なぜかシグマのメカスロがたくさん集まってきそうなので、少し整理しておこうと思います。

シグマのメカスロの一番古い時代のものは、ウィナーズチョイス(Winner's Choice)シリーズです。
1986年から1989年ぐらいの製品だと思います。これをここでは第1世代と呼びましょう。

ゲーム機の写真は「メダルゲーム専門サイト トップライン」さんにたくさん掲載されているのでそちらを見てね。(笑)

そして、次の時代のメカスロは、GOLD 7や 3WASY Special、Super Cherry Barなどの時代です。
これが第2世代になります。1990年ごろから1993年ごろの製品になると思います。

第3世代は、マリンブルーワールドカップエイリアンアクションの時代です。
ちょうどこの時代のメカスロは、同じタイトルでビデオスロット化されたという特徴があります。
フリーゲームのルールが導入されたのも、この世代からじゃないかな。
すみません、正確なところはよくわかってないんですが。
あと、この第3世代にリリースされた機種はたくさんあったというのも特徴ですね。
色々な絵柄のメカスロが登場しました。
1994年頃から1997年頃です。

そして、次の第4世代の特徴は、ウィニングトンネルやウィニングホイールが搭載されたというものです。
1998年以降の機種になります。
1998年時点でも従来のメカスロは販売されていましたが、その後、開発されるメカスロには、すべてウィニングホイールかウィニングトンネルが搭載されるようになります。
代表的なのは、ブラックダイアモンドとか、セブンスボーナス、スーパーホットセブンスあたりですかね。

ボクはシグマのメカスロはあまりやらないでいたんですが、最近、ちょいちょい遊んでみると、それはそれで、のんびりした楽しさがありますし、第4世代の機種になるとハイベット可能な機種もたくさんあって、結構面白いです。

今回購入する機械の中にもシグマのメカスロがあったので、今後、メカスロについても詳しくブログで扱ったほうが良いかな、と考え中です。
その前にしっかりとやりこんで勉強しないとね。

雑記:ゲーム機がたくさん入荷したのさ

というわけで、今回購入したゲーム機を軽くチラ見せします。(笑)

倉庫4といっても、倉庫に入った状態の写真を見せるだけですよ。(笑)

運送会社の倉庫を間借りしている関係で「ゲーム機はパレットに載せてね」と言われ、1枚のパレットに2台のゲーム機を載せて保管してもらっています。
ゲーム機がパレットから落ちないようにラップで巻かれていますね。
基本的には、フォークリフトで運搬するのがこちらの倉庫のやり方のようです。

ま、ゲーム業界の運送会社ならシングル機専用の平台車をたくさん持っていますが、普通の運送会社にはそういう便利なものはないのでね。
さて、あなたは、この写真から購入した機種が判別できますか?

倉庫1さらに倉庫の中はこんな感じ。

なんかたくさんありますね。
右側の手前から2番目はアレかな?
ベルトップの筐体はボーナススピンXかな?ボーナススピンZかな?

うーん、よくわかりません。(笑)
とりあえず倉庫に詰め込みました状態なので、ボクもよく確認していないんですね。
それよりも、これらを新しい倉庫に移動する日程を考えないと・・・

倉庫3こちらはアルゼの機械です。

ボーナススピンエースをゲットです!
ただ、個人的にはそんなにやりこんだことのない機種ですね。
ドップリやれば、それなりに楽しいんでしょうけど。

というわけで、倉庫への搬入作業が終わってやれやれです。
あっ、頑張ってくれたのは運んだ運送会社の人と倉庫の人ですが。

とりあえず、最近の大きな動きのご報告でした。

雑記:もうすぐ入手しそうなメダルゲーム機 その3

もうすぐ入荷する予定のメダルゲーム機のご紹介記事、その3です。
今回はオーガス・アプリ・エイブルの機種をご紹介します。
ご紹介といっても、ゲームの内容はほとんど知らないので、タイトルだけのご紹介です。

オーガス お魚パラダイス
オーガス ウルトラマジック
オーガス ファイナルエマージェンシー
オーガス 四神列伝
オーガス 雷火山
オーガス クリスタルマジック
オーガス Hide and Seek
オーガス ジャンジャンジャンゴ
アプリ ダブルスパーク
アプリ フェアリーファンタジア
エイブル クラウンマジック

これらの機種はシグマの筐体を流用している機種がほとんどです。
シグマのゲーム基板が入っている状態から、ゲーム基板を抜いてブラウン管モニタを外して一般的なPC用の液晶モニタと交換するという簡単な改造がされています。

ボクはシグマのゲームのほうが好きなので、この状態からシグマに戻そうと考えているんですが、そう簡単には戻せなさそうなんですね。
そのあたりのことで、今後ちょっと悩みそうです。

雑記:一時的に別の倉庫を借りた

先日から倉庫を借りただの、まだ借りてないだの書いていますが、本命の倉庫を借りる日程がのびのびになってる関係で、どうしても一時的にゲーム機を置くためのスペースが必要になりまして、ある運送会社の物流センターの区画を借りることにしました。

というのも、ボクが元々借りようとしている倉庫が、のんびりした不動産屋さんのために、契約日が先延ばしになっている事情をオペレータさんや中間業者さんに説明したんですが「そんなことじゃ困る」と言われてしまいまして、苦肉の策で今回、知り合いの運送会社に無理を言って2ヶ月ほどスペースを間借りしたという事情です。

なんだか段々と話がでかくなってますね。
ま、良いんです。中古のゲーム機というのは、買えるときに買わないと入手できないんですから。
ゲーセンの閉店が相次いでいる現在、どうしてもまとまった数のゲーム機が放出されて、それらを受け入れようとすれば、こういう大きな話になってしまうんです。

しばらくはゲーム機の移送で忙しくなりそうですよ。(笑)

雑記:もうすぐ入手しそうなメダルゲーム機 その2

もうすぐ入荷する予定のメダルゲーム機のご紹介記事、その2です。
今回はドラゴンの機種をご紹介します。

ドラゴン アミューズメントパーク
このアミューズメントパークはドラゴンが得意な9リールメカスロの中で一番ややこしい構造のやつです。(笑)
実はドラゴンの機種の中で一番好きな機種です。
ただ、構造が複雑なので輸送中に壊れないでしょうか。
ちょっと心配。

ドラゴン クラブデジャブー
詳細不明な機種です。
ボクはゲーセンで遊んだことがない機種です。
たぶん、ドラゴン版のミスナインティーン(シグマ)のような雰囲気かな。
5リールのビデオスロットです。

ドラゴン スナイパーズショット
ちょっと変わったメカスロです。
3つのリールの手前にもう一つ透明のリールがあるという珍しい構造です。
ドラゴンはこういうトリッキーなマシンを作るのがうまいメーカーでしたね。

ドラゴン ドラゴンストーリー
こちらも良くわかっていない機種です。
ビデオスロットの15リールタイプです。

ドラゴン ワイルドサバンナ
こちらの機種は既に所有しています。
故障している状態なので、遊べていませんけど。
ワイルドサバンナという機種は、サバンナの動物たちが絵柄になっている5リールのビデオスロットです。

ドラゴン ワンダークエスト
こちらも詳細不明です。
3リールのメカスロのようですが、どういう機種なんでしょうね?

ドラゴン 沖縄時間(ウチナータイム)
スナイパーズショットと同じ、2重構造のリールが3つ搭載されたメカスロです。
たまにゲーセンで見かけたことがありますが、遊んだことのない機種です。

ドラゴン 風雷神
5リールのビデオスロットと15リールのビデオスロットがある機種です。
実はすでに入手済みですが、整備していないので倉庫に眠ったままです。
遊んでみるとそれなりに面白い機種だと思いますけどね。

ドラゴン スーパードラゴンズ
9リールのメカスロだったと思います。
赤いサイコロが絵柄になってるんじゃなかったっけ?

ドラゴン デビルスピン
9リールのメカスロです。
フリーゲームがついていたと思います。
この機種もあまり遊んだことがありません。

というわけで、ドラゴンのこれから購入しそうな機種をご紹介しました。
これらの機種は、今後入荷する予定の機種です。
入荷して整備が終わったら、またご紹介しますね。
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