殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件

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久しぶりに最近買った本のことでも。

こちらの本は1990年に起きた幼女誘拐殺人事件、通称「足利事件」を日本テレビの記者が5年に渡り調べ上げた手記。(事件の概略はwikiさんで

タイトルからは、「誰もが事件の被害者になりうる」「いつあなたが身の危険に晒されるかもしれない」「自分の身は常に自分で守らなければならない」といったようなありがちなの警鐘を鳴らす手記のようなの印象を受けるのではないだろうか?

しかし、この本が呼びかけるメッセージはもっと深刻なものだ。

本来我々を守ってくれるはずである警察や司法が時として何の罪もない人間に対して牙を向くこと、そして、その結果本来捌かれるべき人間が、野放しになっているということ、そう言った現実が、たった今この社会の中で起こっているということ。そういった、我々一般人には俄には受け入れがたい事実を我々に生々しいまでの描写で訴えかてくるのがこの本だ。

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wikiにあるように、この事件は冤罪事件であり、真犯人が逮捕されていない未解決事件である。1990年に菅家利和は誘拐殺人の罪で逮捕され、2009年にDNA型鑑定のやり直しをへて無実を勝ち取るまの流れが克明に記録されている。

しかし、この手記はここで終わらない。この本の著者である清水潔氏は足利事件、そしてその周辺で起こった別の幼女誘拐殺人を追っているうちに、事件の連続性、さらには、真犯人と思われる人物にまで行き当たる。

警察や検察は動いてくれるのか?真犯人は逮捕されるのか?
という所までが、ワンパッケージになっている。

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この手記を通して2つの過去のニュースが頭に浮かんだ。

先ずは、菅家さんにに対する警察の自白強要の描写の所である。逮捕から自白(せざるを得なかった)まで約十数時間に及ぶ描写が細かに描かれている。そこで描かれている描写は、おおよそ人道的と呼べる取り調べではなく、自白をさせる為の暴力や詰問が続き、こういった環境で人は無実であっても思わず自白をしてしまう程あっさりと心が折れてしまうのかと、やるせない思いになる。しかし十数時間という時間、そういった環境に置かれ続られることを考えれば、菅家さんは、非常につらい時間を良く耐えたのかもしれないとも思う。

日本は逮捕からの拘留期間が通常23日許されている。これは先進国においては異常な長さだ。(比較)しかも、事案が複数件あればそれに応じて拘留期間を延長出来る。事案を小出しにして再逮捕すれば、倍々で拘留期間は延びていく。

弁護士がつく前に取り調べが始まり、さらにはこの拘留期間の長さ。この点を指摘されることはないのだろうか?

実はつい最近、国連という国際会議の場でこんな事件があった。

上田秀明大使、国連で「シャラップ!」

概要はこうだ。

国連の拷問禁止委員会という残酷で非人道的な刑罰を禁じる「拷問等禁止条約」が、きちんと守られているか調べる国際人権機関において、アフリカのモーリシャスのドマー委員が、「日本は自白に頼りすぎではないか。これは中世の名残だ」と日本の刑事司法制度を批判する場面があった。これに対し日本政府を代表して挨拶した上田大使は「日本は、この(刑事司法の)分野では、最も先進的な国の一つだ」と発言し、会場は嘲笑に包まれた。それを見た、上田大使はあろうことか国際会議の場で「笑うな!シャラップ!」と吐き捨てたのだ。

これが元で上田大使は退任に追い込まれた訳だが。果たして、上田大使の退任をもってこの問題をおざなりにしてよいものだろうか?

先に記述した通り、自白の強要や、拘留期間の長さの問題以外にも、状況証拠による判決や、検察の隠蔽体質など(詳しくは著書を読んで頂きたい)とても人権的とは言いがたい振る舞いがこの日本では行われている。特にこのような自白強要が問題視される中で、司法の場で重要な証拠として採用されている矛盾に違和感は感じないものか。

そんな時こんな事件があった。これも最近の事件なのでご記憶の方も多いかと思うが、パソコン遠隔操作事件である。(詳細


詳細はwikiを参照してもらうとして、この事件の容疑者である片山容疑者も無実を訴え検察と争う一人である。

菅家さんと同じく片山容疑者も逮捕、拘留された訳だが、片山容疑者の態度は一貫していた。

片山容疑者の”折れない心” 『可視化には絶対応じない』検察の取り調べへの謎の拘り 遠隔操作事件で違法捜査?

要するに、取り調べを録画、録音しなければ一切なにも喋らないという態度をとったのだ。片山容疑者が犯人かそうでないかは自分には分からない。

しかしながら捜査の可視化は、自白強要による冤罪を防ぐのに一役買うのではないか。いやそれどころか、今回の片山容疑者のこのふるまいが、警察の取り調べというものの在り方を問い直す試金石になるのではないだろうか?

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この著書を読んだだけの自分には、「足利事件」の真犯人も、「北関東連続幼女誘拐殺人事件 」の犯人が誰なのかも分からない。しかしながら、100万分の1、1000万分の1の確率かもしれないが誰しもが、こういった冤罪の被害に巻き込まれる可能性があるということ。

そうしたとき、大きな力の前に、僕たちはあまりに無力だ。

自分が菅家さんの立場になった時、何を信じれば良いのだろうか?
そして、自分を信じての支えになってくれる人たちがどれだけいるだろうか?

この本を読んだ後、自問自答せずにはいられなくなるのである。

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2月20日(木) 南森町 雲州堂

『 IORhythm〜イオリズム〜 』

ヒトリバンケット with 梅田麻美子(flute)/ポーの一族 /矢谷ウメ子

Open 18:00
Start19:00

入場無料・投げ銭制


ポーの一族の出番は2番目です。
僕はベースで参加予定です!

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2014


全世界20人くらいの目で見浪ファンの皆様、明けましておめでとうございます。
ヒダリは脱退しましたが、気になる方はちょくちょく見に来てくれると嬉しいです。

そうなんです、1/12のライブをもちまして、ヒダリでの活動を終えた訳です。
ゾウさんフェスは、ヒダリ活動休止前最後のライブということもあって、ヒダリの
お客さん、結構入ってたみたいです。

ほれほれ。

27

ステージからの写真です。
いやあ、本当に楽しかったです!

でもまあ、とはいえ、結構あっさりしてました、終始。
僕もヒダリも。そういうバンドなんですよ、ええ。

まあ、ヒダリはこれからも続いていきますし、
夏くらいまでには普通に活動再開してるんじゃないでしょうか?
皆さんと同じく僕も期待しています!

これからもヒダリをよろしくお願いします!

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で、僕はというとポーの一族でのライブにこれからは積極的に
参加していきたいなあと、思ってるところであります。

僕がポーの一族のライブをお休みしている間に
なつこさん(クラリネット、めちゃ上手い)や中川くん(マンドリンやギター、くそ上手い、というか先生してる)が積極的にライブに参加して下さるようになっていて、いささか所在ない感じになってるんですが、くじけずに参加する為に、僕は何が出来るだろうと3分くらい考えた結果、ベースでいいんじゃないかということで、ベースを弾くことになりました。

2/20の南森町にある雲州堂でのライブからベースを弾きます。

暇な人は来て下さい。暇じゃなくても時間を見つけてでも来たいという方は、這ってでも来て下さい。一杯驕ります。

その前に東京でギターを弾いてきます。
1/26、吉祥寺の大阪屋というところです。


みなさま是非来て下さいまし。

年内には音源も出せることでしょう。
もう間もなく完成ですので、お楽しみに!

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最後に、東京都知事選ですけど、何故か「脱原発」が争点になってますが、東京都の東電の株の保有率は1.2%です。54.69%を原子力損害賠償支援機構が保有して筆頭です。原発停止を大きな顔で言える立場ではありません。

何故「脱原発」が争点になってるんでしょうか?
僕には分かりません。

「脱原発」を実現したいのなら、国政に出るべきです。

そう思います、はい。

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1月26日(日)  吉祥寺 大阪屋酒店


「 第二回美舟ロックフェスティバル 」


ポニー(西村卓也、西山りょうたろう、たいしゅん)/キチュウ/斎藤ひろゆき/わしとマチ/ポーの一族

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2月20日(木) 南森町 雲州堂

『 IORhythm〜イオリズム〜 』

ヒトリバンケット with 梅田麻美子(flute)/ポーの一族 /矢谷ウメ子

Open 18:00
Start19:00

入場無料・投げ銭制


ポーの一族の出番は2番目です。

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わたくしは、2014年1月12日にzousanrecordsが主催する「ゾウサンフェス2014」でのヒダリのライブを最後にヒダリを脱退することになりました。

それに伴い、ヒダリは同ライブを以て、活動を休止致します。

http://zousanrecords.com/hidari/


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自分で自分を振り返ってみるに、本当に僕は同じ所に留まることが苦手である。
もっと言えば、根気よく同じことを続けてくことが極端に苦手である。

しかしながら、ヒダリを続けていく自分を想像すればする程、それは幸せなことだろうと。
短気な僕にそれを思わせてくれるヒダリは凄いバンドだなあと常々思っていました。
しかし、それを考える度に僕の頭の中で、何か打ち付けるような小さな衝撃があり、心の中でヒダリにいる自分のビジョンを霧散させていきました。

そしてヒダリの未来を考えた時、自分がいることでより良くなるビジョンをどうしても想像出来なくなっていました。

理由は多々ありますが、多くは語りません。

ひとつ言えることは、これまでのヒダリに何も間違いはなく、これからのヒダリも前向きであるということです。

ヒダリはもっといいバンドになります。
太田さんもこの活動休止を経て、もっといい形でヒダリを復活させてくれるはずです。
太田さんもまだまだやる気満々ですしね。

僕自身ももうひとつのバンドであるポーの一族も続けていくし、ソロで音源など作ってみたいと思っています。zousanrecordsでの活動も続けていきますから、太田さんとはこれからも共に物作りを続けていくことになります。

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まあ、こんなことわざわざ、つぶさにブログに書き留めるなんて、
自分でもどうかしてると思いますが、それだけヒダリは自分にとって特別なのです。
勘弁してやって下さい。

公式ページでのコメント通り、ヒダリに関わってくれた全ての人には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

ともあれ、来年の1月12日のライブは残ってますから、そこで皆さんにお会い出来ること、お話出来ることを楽しみにしてますので、お時間許す方は、是非ともお越しになって下さい。

ではでは、ゾウサンフェスで会いましょう!




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