久しぶりにブログの更新&論文受理のご報告。あまりにもブログを更新しないと,アメリカで失踪してしまったとか,論文が出なくて研究をやめてしまった,いつの間にか日本へ強制送還されたのでは,とか思われてしまうかもしれないので。

前回の記事が「論文3本目がアクセプトされました」というものだったので、今回も論文受理について。その後4本の論文がアクセプトされました。

Opus 4:Reject→Major→Accept
最初の投稿先では査読に回ったものの残念ながらRejectされてしまい,その査読結果に基づき追加実験などを加えて別の投稿先へ。そちらでMajor Revisionとして拾われ,最終的に無事アクセプト。当初の計画が甘く研究デザインが複雑なものになってしまったため,今後はもう少しシンプルな実験計画を立てたい。

Opus 5: Reject→Major→Accept
前回の記事ではUnder Reviewの状態だったこの論文は結局Rejectされてしまいました。その後、データを大幅に追加して何度か修正を繰り返し無事にアクセプト。反省点としては、最初の投稿ではあえてデータを少なくシンプルにした点つもりだったのが逆効果だった点。最初から全部のデータを提示していれば、もしかしたら最初の投稿先に拾ってもらえたのかも……。

Opus 6: Accept without Revision
今回は原著論文でなく短報(letter)ですが,初めての一発アクセプト。投稿してから24時間以内という恐るべし査読スピードでした。着想からアクセプトまでの日数は28日間。

Opus 7: Minor→Accept
これはある意味でメインのお仕事だった研究内容。紆余曲折あってもともとの計画とは多少異なるものになってしまったものの,とりあえず論文として形にすることができました。最初の投稿先でMinor Revisionだったのは今回が初めて。

以上4本が前回2016年7月から2017年3月までに受理された筆頭著者としての論文になります。その他,共著者としての論文が1本あるため,アメリカへ来てからの業績は,筆頭論文7本,共著論文5本となりました。

相変わらず内野安打論文ばかりですが,面白いデータも一応出てきてはいるのでそろそろ大きな論文を書きたいところです。と,同じことを言い続けて早3年。今年度はどうなることでしょうか。


最近よく使っている論文執筆本を紹介


英文校正会社が教える 英語論文のミス100
結局のところ,未だに一番難しいのは冠詞の使い分け,そして可算名詞・不可算名詞。英語論文のミス100のうち,5つがこれらについて触れており,一応理解できたつもりにはなれました。が,やっぱり未だに不定冠詞が必要かどうか迷うこともり,その名詞が可算名詞なのか不可算名詞なのか毎回辞書を引いて確認するのが一番という結論に落ち着きそうです。

ちなみに,この本を読んでからエディテージの英文校正サービス(プレミアム)も実際に一度使ってみました。校正者とのやり取りを通じて修正内容に関する詳しい説明を受けられるためかなり勉強になりました。お薦めです。


必ずアクセプトされる医学英語論文 完全攻略50の鉄則
医学英語論文の書き方を解説した本は既に何冊も読んでいるので,50の鉄則のうち大部分は既知の内容。それでもイントロやディスカッションのパラグラフ構成について再度確認できたので収穫はありました。


The Elements of Style
日本語だけでなく英語の本もついでに紹介。
たしか2015年秋ごろ,3本目の論文を書いているときにボスに貸してもらい,その後早速同じものを購入しました。ボスも愛用する正しい論文英語の指南書で,要はシンプルな英語を書きましょうということ。(ネイティブでも)間違いやすい語法の一覧などもあり便利。

もともとこの本を貸してもらうきっかけとなったのは,howeverの使い方について。howeverを文頭に使うのは文法的によろしくないという話になり,それを確かめるためにボスがこの本を取り出しました。ネイティブスピーカーが書いた論文やTIME記事などでも文頭にhoweverがくるのはしばしば見かけますが,一応本書によると
逆接の意味でhoweverを使うときは文頭に置くのを避けるべき
とのこと。その結果,セミコロンを多用するようになりました。


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