書き上げた論文をどこに投稿するか。
投稿先選びは楽しくもあり煩わしくもある作業。見当外れなところに投稿すれば,Editor Kickを食らうので時間のロスは少ないこともありますが,優柔不断なエディターだとレビュワーに回すかどうかの判断だけで1ヶ月くらい費やすこともあります。時間節約のためにも,できるだけ最初から脈のあるジャーナルに投稿する必要があります。

では,どうやって投稿先を選べばよいのか?
もちろん論文を書き上げる段階で,既に当該分野の論文は数多く読んでいるはず。そのため,おのずと自分の研究がどの程度のものか,どのジャーナルが良いのかというのは何となくわかるものです。そして,もちろんボスに相談するのが最善の策。それ以外の方法として,ちょっと面白いツールがあるので2つほど紹介します。

Elsevier Journal Finder
大手出版社Elsevierが提供するサービス。論文のタイトルとアブストラクトを入力すると,Elsevier社のジャーナルの中から相応しいものを最大10誌挙げてくれます。このツールの良い所は,各ジャーナルのインパクトファクターが一目でわかるだけでなく,Editorial Time(投稿してから最初の結果が出るまでの期間)やAcceptance Rateまで掲載されています。これらの指標を見ながら投稿先を比較できるのは非常に便利なので,最近はよく使って遊んでます。

エダンズ Journal Selector
英文校正会社エダンズが提供するサービス。論文のアブストラクトを入力すると,相応しいジャーナルを列挙してくれます。インパクトファクターの他に,雑誌の出版頻度がわかります。査読期間がわからない点は残念ですが,Elsevier以外の出版社を含めた学術誌を横断的に探せるので,なかなか便利なツールです。


両者とも機械的に判定してくれるツールなのでもちろん限界はありますが,複数のジャーナルを一度に比較検討できるという点では非常に便利です。投稿先を検討する際にインパクトファクターはもちろん考慮に入れますが,査読期間まで比較できるというのが本当に嬉しいところです。

投稿先を探す一助になると思うので,ぜひ一度使ってみてください。


アクセプトされる英語医学論文を書こう!
−ワークショップ方式による英語の弱点克服法

2001/8/22
ネル・L.ケネディ (著), 菱田 治子 (翻訳)

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