プロレスラーの蝶野正洋さんが踊りまくっている、「サントリージョッキ生」のコマーシャル。

シンプルだけどすごくかっこいいなと思って観ていた。

蝶野さんといえば、去年、私の友人が代表を務めている「どすこいプロレス」に出場していた。生で試合を観て、その試合スタンスのかっこよさに感動した。

そんなことも、CMを観るたびに思い出す(笑)。そして、今夜ついに買って飲んでみた。

そんなブログをさっき書いたら(笑)、すごく語りたくなったことがある。

それは、バックで流れている、英語で「ジョキ生エイトォ〜トゥナァ〜イトォ〜」とシャウトしているヘビメタ風な曲。

すごく気になっていた。

この曲はおそらく40代以上の元ギター少年なら間違いなく知っていて、誰もがコピーしたかの名曲のギターソロにオマージュしているのが分かる。

ギターフレーズへのボーカルフレーズの絡み方とかは、本当にそっくり。

その名曲とは…


◎オジ・ーオズボーン(Ozzy Osbourne)「Mr. Crowley」



サントリーのサイトによれば、あの曲はエイト・トゥナイトというオリジナルの曲とのことらしいが、ギターフレーズを聴いているとオジ・ーオズボーンOzzy Osbourne)の「Mr. Crowley」へのオマージュであることが分かる。

「Mr. Crowley」は、オジ・ーオズボーンがブラック・サバス(BLACK SABBATH)からソロ活動を始めた一作目のアルバム「ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説(Blizzard of Ozz)」(1980年)に収められた曲。



このアルバムは、セカンドアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(DIARY OF A MADMAN)」(1981年)と共に、ヘヴィメタルの名盤として語り継がれている。

ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説中に収録されているこの「Mr. Crowley」は、名曲と評され、多くの称賛を浴びている。

特にランディーローズが弾いたソロのフレーズは、おそらく世界中のギターキッズがコピーした名フレーズ。

私自身は、この曲に出会ったのは高校生だった1985年ごろだったと思う。

いとこの部屋で聞いたこの「Mr. Crowley」は、衝撃的だった。

すぐにレコードを買えるほどお金を持っていなかった私は、さっそく当時はやっていた貸しレコード屋さんから「ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説」を借り、カセットテープにコピーして、すり切れるほど聞いて、必死になってギターフレーズをコピーした。

◎ジョッキ生のCM曲のギターフレーズとMr. Crowleyの激似な部分はコチラ!


先日、偶然YouTubeでランディーローズがこの曲を演奏しているとても貴重な映像に出会い、感動して思わずブログを書いてしまった。

この映像の3分40秒あたりのギターフレーズに注目!ジョッキ生のCM曲のギターフレーズとそっくりなことが分かるはず。





ジョッキ生8のCM曲は、コチラから!

上記の映像ではちょっと分かりづらかったという方には、コチラの映像。

ゴスロリの衣装を着て、ヘビーメタルの名曲を弾きまくる彼女?(笑)の姿は、私の周りでも話題になり、このブログでも取り上げた。

その彼女?(笑)が「Mr. Crowley」を「メタル布教活動としてMr. Crowleyのギター弾いてみた」というタイトルで映像化しているので、そちらをご覧いただきたい。

オリジナルの音源をコピーしているので、よりわかりやすいと思う。この映像の3分20秒のギターフレーズが、ジョッキ生のCM曲のギターフレーズとそっくり。



ジョッキ生8のCM曲は、コチラから!

◎ヘビーメタル界のカリスマ「オジー・オズボーン」


オジー・オズボーンは、人生そのものがロックであり、ヘビーメタル。

オジー・オズボーンは、1948年12月3日、イギリス・バーミンガムの労働者階級の家に生まれる。酒代を得るために盗みを繰り返すような少年時代を送った。

そんな彼が、「自分でも出来ることがある」という事を証明するために始めたのが、音楽活動だった。

彼が1968年に立ち上げたブラック・サバスは、ヘヴィメタルの元祖の一つとして知られる伝説的なバンドとなった。

無理矢理、ブラックサバスと今回CMと結びつけるならば、格好良く踊っている蝶野さんとのプロレスつながりがある(笑)。

ロード・ウォリアーズというプロレスラー・タッグチームの入場曲に使用されていた「IRON MAN」と「PARANOID」はブラックサバスの曲だった。

話をオジー・オズボーンに戻す。

その後酒や薬物に溺れたオジーは、解雇同然でブラック・サバスを抜けて、ソロの活動を始める。

彼の独特の歌唱法には定評があり、彼でしか歌えないという名曲を数多く生み出している。

また不気味だがユーモラスなパフォーマンスは多くのファンに熱狂的に支持されており、ヘビーメタル界ではカリスマ的な存在になっている。

あるレセプションにて、生きた鳩を食いちぎったり、ライブのステージ上で、生きたコウモリ食いちぎったりしたことは有名な話。

これらの詳しいエピソードについてはドキュメンタリー映像作品「ヒストリー・オブ・オズ(Don't Blame Me The Tales Of Ozzy Osborne)」(1991年)でオジー本人が告白している。



奇妙なパフォーマンスで知られる一方、オジー・オズボーンが生み出す楽曲のクオリティーの高さが、彼の伝説を確固たるモノにしたのは間違いなく、オジー・オズボーンが音楽界に与えた影響は計り知れない。

また彼のバンドから、ランディーローズをはじめとする多くの有名ギターリストが排出されている。

のちにナイトレンジャー(NIGHT RANGER)で活躍するブラッド・ギルス、アン・ルイスのアルバムにも参加したことで知られるジェイク・E・リー、そして、ザック・ワイルド、ジョー・ホームズ、ガス・Gなど。そうそうたるギターリスト達が、オジー・オズボーンのバンドでギターを弾いていた。

◎伝説のギターリストランディーローズ


ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説中に収録されている「Mr. Crowley」のギターを弾いたランディー・ローズは、ロック・ギターの進化の一端を担った人物。特にクラシック的な雰囲気をフレーズに組み込んだことは、後のギターリストに多く影響を与えた。

クラシック的な雰囲気を曲中に組み込んだ事では、同世代のイングヴェイ・マルムスティーンが有名だが、彼よりも早くからランディーローズは、クラシックの要素を演奏に取り入れていた。

また、同時期のロックギター演奏の改革者としてエディ・ヴァン・ヘイレンが挙げられるが、アメリカ的な明るさを前面に出したエディのプレイに対して、ヨーロッパ的な湿っぽさを残したギターは、多くの人の心をとらえた。

技術面で言ったら、イングヴェイやヴァン・ヘイレンの方が、優れていると論じる人もいるが、ランディーローズの演奏の方が、ずっと好きだという人も多い。

ドラマティックなトリルの使い方、滑らかなレガート、泣きのギターは、今でも多くのファンの心をとらえて放さない。

そんな中でも「Mr. Crowley」のギターソロは、伝説のフレーズとなっている。

だからこそ、「サントリージョッキ生」のギターのフレーズは私の心にがっちり引っかかったんだと思う。

もちろん私もランディーローズは、大好きなギターリストで、ジャクソン社から現在も販売されているランディーローズのオリジナル・シェイプ、ランディーVのコピーモデル(笑)のギターを今でも持っている。

ランディー・ローズは、若くして飛行機事故でその生涯を閉じている。享年25歳。

その才能を開花させようとしていた矢先の出来事で、その死は、オジー・オズボーンに大きな衝撃を与えたと言われている。ブラック・サバス時代以上に酒や薬に溺れ、手が付けられない状態であったらしい。

1987年に発売された「トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ」のリリースを巡って、当時オジーオズボーンのバンドのギターリスト、ジェイク・E・リーともめ、ジェイク脱退のきっかけのひとつになったという伝説もある。



◎そんなわけで「ジョッキ生」


しばらく飲んでみようと思った。


サントリージョッキ生8(エイト)クリアストロング350ml 1ケース24本入り

ところで、ジョッキ生のCM曲が「Mr. Crowley」に似ているのは、私はオマージュだと思うのだが、単なる「パクリ」という友人もいる。

果たして真相はいかに(笑)。

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