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2016-05-08-04-46-50
私が高校生の頃、フジテレビでは『夕やけにゃんにゃん』というバラエティー番組が放送されていた。1980年代中期のアイドルシーン席巻したおニャン子クラブがレギュラーとして出演し、平日夕方5時台の視聴率としては異例とも言える13%前後で推移した伝説の番組だ。

この番組の構成作家で、おニャン子クラブの楽曲の作詞を手がけていたのが、秋元康さんだった。

『夕やけにゃんにゃん』は、私の人生に大きな影響を与えてくれた。自分の夢の一つ、「TV番組をつくりたい」という思いが生まれたのは、間違いなく『夕やけにゃんにゃん』だったのだ。そして、秋元さんは私の中に最も影響を与えてくれた人となった。

それから時が過ぎ、自分のディレクションで番組が作れるようになった頃、とある番組の取材でなんと秋元さんにインタビューできる事になった。私は、自分の夢のきっかけになった人にインタビューできたことで大きな自信をつかみ、その後もなんとかこの道で細々と生きさせていただけている。

彼の言葉で印象的だったのは、夢の居場所の話だった。

「夢は全力で手を伸ばした手の爪の、その5ミリ先にある」
このブログでも、何度も登場する私の人生に大きく影響をあたえてくれた言葉だ。

この言葉は、去年のAKBの選抜総選挙で、初めて選抜入りしたHKTの兒玉遥さんがスピーチで話したことで、一躍名言として知られるようになった。(5ミリから1ミリになっていたけど)

また、同じくHKTの宮脇咲良さんが、朝日新聞の“私の折々のことばコンテスト”の取材で、答えたことでも知られている。その時の取材で、彼女はこう語っている。
私の夢は、女優。今の場所から夢までは限りなく遠く感じる。しかし、実はその夢は近くにあり、あともう少しなのかもしれない。でも、みえないその距離にあきらめて手を降ろしてしまいそうになるのだ。いつか本当に夢が近付いてきた時、ちゃんとつかめるように。これからも私は、1mm先に向かって全力で走り続けよう。

私は夢を追いかける人と出会うたびに、この言葉を伝えていこうと思っている。

◎アイドルオーディション「パンデミックが止まらない」


一緒に芝居を作り、何度もその才能とセンスで私を救ってくれたコレオグラファーのSAORIが携わっているアイドルプロジェクト「パンデミックが止まらない」が発表された。

なんと雑誌『オーディション』のカラーページ1ページに掲載されているそうだ。


彼女のブログによれば、
本気でアイドルになりたい!アイドルのことしか考えられない。自分はアイドルとしての人生を歩みたい!
という子を募集します!
ストイックなSAORIらしい、力強い言葉が印象的だ。

私の周りの歌手やダンサーのみなさん、チャンスに手を伸ばしてみませんか?

アイドルプロジェクト「パンデミックが止まらない」

◎秋元康さんの夢への応援ソング


AKB48や48グループの曲には夢への応援ソングがあふれている。それは48グループでもっとがんばろうとしている新人のみなさんのためだったり、じゃんけん大会でジャイアントキリングを起こした方たちのためだったり。

私は秋元さんが書く応援ソングはとても好きだ。

その中でも一番好きなのが、一番最初のじゃんけん選抜のために書かれた『チャンスの順番』と言う曲の歌詞。
夢の方からは そっぽ向かないよ
勝手にこっちから背を向けてしまうもの
何があったって その手 伸ばすんだ
運はがむしゃらの味方
君に出来る すべてのことをやれ!
まさに「夢は手を伸ばした1ミリ先にある」を歌詞にした内容だ。

このオーディションアイドルプロジェクト「パンデミックが止まらない」の本気さ加減(笑)私が保証する。この曲を聴いて是非、自分から動いていただけたらって思う。

絶対にチャンスだよ!