2015年07月

常陽新聞 ビュン事件を報じる

f93b6f95.png牧師への賠償判決支持 セクハラ裁判で東京高裁

2015年07月30日


http://joyonews.jp/smart/?p=10420


牧師セクハラ民事裁判


東京高裁の判決を受けて記者会見する、被害者支援団体「モルデカイの会」代表の加藤光一さん(右)と弁護士

つくば市竹園の国際会議場にて

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 つくば市南中妻の宗教法人「小牧者訓練会」の代表者で韓国籍の男性牧師(66)に対し、元信徒の女性4人がわいせつ行為を受けたとして計4620万円の損害賠償を求めた訴訟など同法人にからむ計3件の判決言い渡しが29日、東京高裁であった。石井忠雄裁判長は、1審の東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

 3件のうち、牧師・教団側が控訴していたのは、元女性信徒の損害賠償請求、元女性信者らの訴えは虚偽だとして損害賠償を求めた2件。もう1件はパワハラ被害をめぐる賠償請求で控訴した元男性信徒。

 判決文によると、牧師は2000年から08年にかけて、当時10代から30代の元信者4人に対し体を触るなどの行為をしたとの1審の判断を支持、新たに「被告は教団の主任牧師であり、最高位の霊的指導者の立場を利用して、自らの要求に応じることが神の奥義であるかのように指導し、性的自由および人格権を侵害した違法行為」と断じた。その上で1審判決通り牧師と教団に対し計1540万円の損害賠償の支払いを命じた。

 牧師と教団側が「元信徒らの被害主張は全て虚偽」だとして元信徒らに計1億円の損害賠償を求めた訴訟では、1審と同じく牧師らの請求を棄却した。

 元信徒男性が牧師からパワハラを受けたとして教団らに約2000万円の損害賠償を求めた訴えは、1審に続き元信徒男性の請求を棄却した。

 判決後、つくば市内で記者会見した被害者支援団体「モルデカイの会」の加藤光一代表は「聖書を悪用した性犯罪を的確に判断してもらった」と1審判決を支持した判決をおおむね評価した。控訴が棄却された元男性信徒の訴えについては「上告を検討する」と話した。

 教団側弁護士は、取材に対し「(3件中2件で)主張が認められず残念。上告手続きを考えている」と話した。


http://joyonews.jp/smart/?p=10420

卞在昌 控訴審でも敗訴 性犯罪行為が事実認定

9dcd5286.png 2015年7月12日 つくば中央チャペルにて「愛」について説教するビュン・ジェーチャン。


 小牧者訓練会、アガペーチャペル、国際福音キリスト教団の名で関東圏を中心に国内外でキリスト教活動をしている長老派の自称牧師、卞在昌(ビュン・ジェーチャン)。妻のアイランとともに韓国人である。夥しい数の性犯罪、セクハラ、パワハラ、証拠隠滅、拝金、ピンハネなどを行ってきた不祥事のオンパレード教団の教祖として今も新興宗教教団を率いている。かつて卞が日本にもたらした「弟子訓練(ディサイプリング)」は一部の新興プロテスタントに熱烈にもてはやされたが、卞在昌自身の他、金圭東(ヨハン早稲田、東京リビングストーン)仙台ラブリの藤本光悦など、次々にその旗振り役たちがセクハラ、パワハラ、不正会計問題などを揃って連発し、現在はすっかり下火になっている。また、卞や金、藤本らをもてはやした取り巻き支援者のような教会や牧師たちも今は黙って口を拭い、彼等とは縁を切って過ごすようになった。

 卞と並び立つ超悪党牧師、榊山清志を初めとして、卞と深く関わりを持ってきた牧師や教会はざっと以下の通り。

榊山清志・仁子(浜松ハレルヤコミュニティチャーチ、ライブチャーチ)

 大川従道(大和カルバリーチャペル)

 山北宣久(日本基督教団議長、青山学院院長、聖ヶ丘教会)

 植竹利侑(広島キリスト教会)

 吉山宏(小岩栄光キリスト教会、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団)
 

 以下の牧師や教会は未だに卞と親交を続けている。
 
 平野耕一、塩崎大地(東京ホライズンチャペル)

 山形 浩之(釧路キリスト福音館)
 
 進藤龍也、進藤由美(「罪人の友」主イエス・キリスト教会)

 篠田真宏(ニューホープ横浜)

 万代栄嗣(松山福音センター)


 卞の行為は、初めに刑事訴訟で、次に民事訴訟で裁判となったが、民事訴訟の一審(東京地裁)で卞や姜大日(カン・デイル)らによるセクハラ、パワハラ、ピンハネ行為は事実認定され敗訴していたが、悪あがきのように高等裁判所へ控訴していた控訴審においても続けて敗訴。卞らの性犯罪行為が事実認定された。


 夫婦で被害に遭い、妻はセクハラ被害者として勝訴したが、夫が精神疾患を発症した原告Eさんについては、控訴審でも賠償が認められなかったが、彼等が奴隷的な労働を強いられていたマナクリーン(卞の部下らが経営するリサイクル店)で、月額5万円台の賃金でパワハラ労働をさせられていた事実については全て膨大な書証、証言などが証拠採用されこれらによって事実認定されている。姜大日が訴えられた主な理由はこのパワハラによる。


 控訴審判決(東京高裁)を受けて、被害者団体らが声明文を公開している。

 モルデカイの会 http://www.mordecai.jp/

(控訴審判決)

 セクハラ裁判:原告女性4名側の完全勝訴(=ビュンと教団の敗訴)

 パワハラ裁判:原告男性側の敗訴

 名誉毀損裁判:ビュンと教団の敗訴

 詳細は会のウェブにて。なお、読売新聞、常陽新聞などが判決を報じている。

 http://www.mordecai.jp/doc/20150730_yomiuri.pdf

 http://www.mordecai.jp/doc/20150730_jouyou.pdf





東京高裁民事裁判(控訴審)判決 (2015年7月29日) 

第1事件(セクハラ裁判)
第1審判決に不服として控訴した控訴人ビュンおよび控訴人・宗教法人「小牧者
訓練会」(国際福音キリスト教会)(以下、「教団」という。)に対し、
ビュンの不法行為(セクハラ行為)を認め、ビュン個人と教団に損害賠償責任を
認めた第1審判決を維持し、控訴棄却の判決を言渡した。
 <セクハラ裁判第1審原告4名全員の勝訴>
  
第2事件(パワハラ裁判)
第1審判決に不服として控訴した第1審原告の控訴を棄却する判決を言渡した。
 <パワハラ裁判第1審原告の敗訴>
  
第3事件(名誉毀損裁判)
「セクハラ裁判およびパワハラ裁判における第1審原告らの被害主張はすべて
虚偽でありこれらの公開等によって名誉を毀損された」とのビュンらの訴えを
認めなかった第1審判決に不服として控訴した、ビュンおよび教団の控訴を
棄却する判決を言渡した。
 <ビュンおよび教団の敗訴>
 




声 明 文   

2015年7月29日
モルデカイの会 (宗教法人『小牧者訓練会』
による被害の回復を目的とする裁判の支援会)
代表 加藤光一

2015年7月29日、東京高裁・第1民事部(石井忠雄裁判長)は、小牧者訓練会代表・卞在昌(ビュン・ジェーチャン)(以下、「ビュン」という)の関わる、第1事件(セクハラ裁判)、第2事件(パワハラ裁判)および第3事件(名誉毀損裁判)について、いずれも第1審判決を維持したうえで、「控訴棄却」の判決を言渡しました。

【セクハラ裁判】
 直接証拠に乏しいセクハラ裁判において、第1審に続いて第2審(控訴審)においても、第1審原告4名が長期間にわたり反復継続して第1審被告ビュンから不法行為(セクハラ(猥褻)行為)を受けてきた被害が認容され、ビュン個人と教団に賠償責任が認められた点で、私たちは今回の判決をきわめて高く評価しています。今回の控訴審判決は、第1審判決よりもさらに踏み込んだ形でビュンの不法行為の悪質性を指摘し、「第1審被告ビュンの行為は原告らの性的自由および人格権を侵害した違法な行為」とあらためて認容しています。また、多くの客観的証拠をもとに、ビュンを中心として権威主義的な運営がなされている教団において、ビュンがその地位を悪用して第1審原告らにセクハラ行為を繰り返したことがあらためて認容されたうえ、第1審に続いてビュン個人のみならず教団にも賠償責任が課せられたことは、組織としての教団の在り方が弾劾されたことをも意味しています。

このように、今回の判決が、第1審判決と同じく、教団およびビュン個人による特異な権威主義的教会運営が事件発生のメカニズムであるとし、それを許した教団の風土を明確に弾劾した点を、私たちは大いに評価しています。加えて、加害者であるビュンの性癖について「被告ビュンと女性信徒らとの距離が不自然なまでに近かったことがうかがいしれる」とし、ビュンの女性信徒らとの日常的な身体的接触(口へのキスやハグなど)は一般社会の許容範囲を超えていると指摘した第1審判決が認容されています。

何よりも、今回の判決において、ビュンの不法行為(セクハラ行為)が改めて認められたことにより、第1審原告らの人権が守られたことを、私たちは率直に喜んでいます。この事件によって受けた原告らの心の傷も癒されると信じています。

【パワハラ裁判】
 パワハラ裁判については、第1審原告の請求には理由がないとしてその訴えが棄却されたことは大変残念に思っております。これについては判決内容を精査し、今後、上告するか否かを検討する所存です。

【名誉毀損裁判】
 「セクハラ裁判およびパワハラ裁判における第1審原告らの被害主張はすべて虚偽でありこれらの公開等によって名誉を毀損された」との、ビュンおよび教団の請求には理由がないとして控訴を棄却した今回の判決は妥当なものだと、私たちは考えています。

一連の民事裁判が提起されてから、すでに6年が経過しています。ビュンのみならず教団は、今回の控訴審判決でセクハラ裁判(第1事件)および名誉毀損裁判(第3事件)のいずれにおいても敗訴したことを真摯に受け止め、自らの非を認めてすみやかに謝罪し、贖罪責任を果たしていただきたい。そのことこそが、セクハラ被害を受けて長い間苦しんで来た被害者やご家族の方々の心の癒しと権利の回復につながるものであります。

私たちは、法廷の場で真摯に原告らの人権を粘り強く擁護してこられた弁護士の諸先生方、祈りと献金によって長期間にわたって一連の裁判を支えてこられた支援者ならびに超教派の牧師の方々に深甚の謝意を表します。

今回の判決が先例となって、牧師の権威を強調するあまり同じような悲劇を招いている日本の一部のキリスト教会における同種事件の被害者が広く救済され、その人権が回復されるよう、私たちは警鐘を鳴らし続けて参ります。

以上



教会がカルト化するとき (21世紀ブックレット)教会がカルト化するとき (21世紀ブックレット)
著者:ウィリアム・ウッド
いのちのことば社(2015-08-15)
販売元:Amazon.co.jp

安倍晋三のツイッターと山本一太

a07b0005.png 安倍晋三はツイッターを持っている。

 https://twitter.com/abeshinzo

 安保法制についても「戦争を未然に避けるため」、「国民の命と安全を守るため」と繰り返し書き込んでいるが、野党の質問で追及され窮地に陥った内容については、一つも説明されていない。


 このツイッターは実際に安倍晋三が書き込んでいるものではなく、周囲の人物(秘書、内閣官房の職員など)が書いているものとされているが、その「周囲の人物」の一人が山本一太。安倍晋三の親衛隊に近い議員の一人で閣僚に起用されている。以前、間違えて自分のツイッターの投稿を安倍晋三のツイッターに投稿してしまい、成り済まし投稿が露呈したことがある。

 http://news.livedoor.com/article/detail/10068175/

 こういう人物が閣僚を務めていること自体が重大な日本にとっての脅威になっている。
 

学生の会、SEALDs 芝田万奈さんの演説

1ddf9a51.jpg 数ヶ月前、SPA!の「サラリーマンが嫌う男ランキング」の圧倒的ワースト1が安倍晋三だった。

 サラリーマンから「小悪党」、「嘘つきの自覚がない嘘つき」、「自分に酔っているだけの単なるバカ」、「庶民をなめている」、「上から目線の世襲貴族」など散々な言われ方をしている安倍晋三だが、このSEALDs、芝田万奈さんの演説にもあるように、あの国民を愚民扱いしてバカにしたような薄ら笑いと尊大な物言い、憲法や民主主義を何ら尊重しない強引な政治手法に対して、主権者たる国民は世代や性別を問わず

 「国民がなめられている」

 という印象を持っていることを良く示している。

 安保法制を整えようと、集団的自衛権を確立しようと、対中国の外交が堅牢に維持できる保障はなく、むしろ対中国、対ロシアとの間で緊迫した局面に引っ張り出されることになる。また、「第2イラク戦争」、「第2アフガニスタン戦争」に小泉政権時よりもより深く引きずり込まれ、アルカイダ、ISと徹底的に対立する可能性が高い。イランはすでに極端な宗教国家を脱しつつありホルムズ海峡の封鎖という想定それ自体が現実離れしている。


 「国民の命と安全を守る」、「国民の幸せのために」とことあるごとに繰り返す安倍晋三政権は、今年になって政府負担の福島被災者支援を次々に打ち切っている。言っていることとやっていることとがまるで異なる原稿不一致。呼吸をするようにあっさりと虚言を撒き散らす究極の嘘つき、やや軽めのサイコパス(良心が鈍磨した人間)であるとさえ思える宰相として、戦後日本政治の中でも指折りの存在感がある。




http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254835


【スピーチ全文掲載】女子大生から安倍総理へ手紙「あなたの一切の言動に、知性や思いやりのかけらを感じたことがないし、一国民としてナメられている気がしてなりません」SEALDs芝田万奈さん

 「あなたの一切の言動に、知性や思いやりのかけらを感じたことがないし、一国民としてナメられている気がしてなりません」――。

 2015年7月24日(金)、安倍政権に退陣を求める市民ら7万人が国会周辺に押し寄せた。学生有志「SEALDs」の大学三年生・芝田万奈さんは国会正面で安倍総理に向けた手紙を読み上げ、怒りを表明した。

 「この場から見えるこの景色が、私に希望を与えてくれます。安倍さん、あなたにもここに立って見てほしい。本気でこの国の未来を思い、行動する人たちの顔は、きっとあなたが永田町で毎日合わせる顔の何十倍も強さと希望にあふれているということを」

 以下、スピーチの動画

【芝田万奈さんのスピーチ動画(5分6秒)】

 https://youtu.be/WDbAd1CSDDk



 「こんばんは。大学3年の芝田万奈です。今日は安倍晋三さんに手紙を書いてきたので読ませていただきます。

 安倍晋三さん。私は、あなたに底知れない怒りと絶望を感じています。

 先週、衆院安全保障特別委員会で、安保法制がクーデターとも言われるかたちで強行採決されました。沖縄では、県民同士を争わせ、新たな基地建設が進められています。鹿児島では、安全対策も説明も不十分なまま、川内原発を再稼働させようとしています。

 一方で、東北には、仮設住宅暮らしを4年以上続けている人は、まだたくさんいらっしゃいます。あなたはこの状況が、美しい国・日本のあるべき姿だと言えますか? 

 アメリカは、「自由と民主主義」のためとして、世界中に基地をかまえて、紛争地域を占領し、市民の生活を脅かし、そして9.11のあとに、『対テロ戦争』として、無差別殺人を繰り返してきました。

 後藤健二さんが殺害された時、私は、日本がアメリカのような対テロの戦いを始めるんじゃないかと思って、とても怖くなったのを今でも覚えています。

 しかし、日本はアメリカと同じ道を辿ってきてないし、これからも辿りません。

 被爆国として、軍隊を持たない国として、憲法9条を保持する国として、私たちには、平和について真剣に考え、構築し続ける責任があります。70年前に経験したことを、二度と繰り返さないと、私たちは日本国憲法をもってして誓ったんです。

 武力に頼る未来なら私はいりません。人殺しをしている平和を、私は平和と呼びません。いつか私も自分の子どもを産み、育てたいと思っています。だけど、今の社会で子どもを育てられる自信なんかない。

 安倍さん、私のこの不安を拭えますか? 子どもを持つ親御さんたちに、安心して子育てができる社会だと言えますか? 福島の子どもたちに、安全で健康な未来を約束することが出来ますか? 沖縄のおじいやおばあに、基地のない島を返すことはできますか?

 自分の子どもが生まれた時に、真の平和を求め、世界に広める、そんな日本であってほしいから、私は今ここに立って、こうして声を上げています。未来を想うこと、命を大事にすること、先人の歩みから学ぶこと、そんな当たり前のことを、当たり前に大事にする社会に私はしたいんです。

 家に帰ったらご飯を作って待っているお母さんがいる幸せを、ベビーカーに乗っている赤ちゃんが、私を見て、まだ歯の生えない口を開いて笑ってくれる幸せを、仕送りしてくれたお祖母ちゃんに『ありがとう』と電話して伝える幸せを、好きな人に教えてもらった音楽を帰りの電車の中で聞く幸せを、私はこういう小さな幸せを『平和』と呼ぶし、こういう毎日を守りたいんです。

 憲法を守れないこの国の政府は『この道しかない』とか言って、安倍政治を肯定しようとしています。平気で憲法違反するこの国の政府に、どうしたら国際社会の平和を構築することができるのでしょうか。

 国会で野次を飛ばすような稚拙な真似をしてみたり、戦争を近所の火事に例えたり、粛々とあの美しすぎる大浦湾を埋め立てようなんて、私には本当に理解できません。あなたの一切の言動に、知性や思いやりのかけらを感じたことがないし、一国民としてナメられている気がしてなりません。

 安倍さん、私はこれ以上、私が生きるこの国の未来を、あなたに任せることはできません。私が願う、一人ひとりが大切にされる、民主的で平和な明日を、あなたと一緒に作りたいとも思わないし、あなたと一緒に作れるとも思いません。

 この場から見えるこの景色が、私に希望を与えてくれます。安倍さん、あなたにもここに立って見てほしい。本気でこの国の未来を思い、行動する人たちの顔は、きっとあなたが永田町で毎日合わせる顔の何十倍も強さと希望にあふれているということを。

 あなたの手の中に、民主主義もこの国の未来もありません。ここにいる私たち一人ひとりで勝ち取りましょう。2015年7月24日。私は安倍政権に退陣を求めます」

吉永泰之 「スバル」の外国人労働者

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特別リポート:「スバル」快走の陰で軽視される外国人労働者

ロイター 7月28日(火)22時28分配信

特別リポート:「スバル」快走の陰で軽視される外国人労働者

 7月28日、富士重工業「スバル」快走の陰で外国人労働者が軽視されていることが分かった。群馬県太田市の富士重工業工場前で4月24日撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[群馬県太田市 28日 ロイター] - 今年5月8日、富士重工業<7270.T>が東京で開いた決算説明会。吉永泰之社長はすこぶる上機嫌だった。米国で「スバル」ブランド車の販売が急増しているからだ。

現地のディーラーたちに会ったら、「スバル車が足りない」と頭をたたかれるかもしれない。だから、次の米国出張にはヘルメットが必要だろう―。吉永氏からはそんな冗談も飛び出した。

スバルの米国売上高はこの4年間で2倍に増えた。成功の原動力となったのは4輪駆動のスポーツ用多目的車(SUV)「フォレスター」だ。米国のドライバーたちを引きつけるのは、同車が持つ走りの性能や手頃な価格、それに社会的責任を果たしている車というオーラ(雰囲気)だ。

「Love Promise」。同社は米国で、そう銘打った企業イメージ戦略を大々的に展開、いまカリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンの各州では、「世界に前向きな影響を与える」自動車メーカーとして、スバルを愛用する顧客層が形成されている。

<難民申請者たちが就労>

しかし、スバル車ブームの陰には、同社が喧伝していない別の事実がある。売れ行きが急増している同社の生産が、ひとつにはアジアやアフリカからの難民申請者や安い外国人労働者の存在によって支えられているという点だ。

東京から電車で2時間の距離にある群馬県太田市。同社や部品サプライヤーなどスバル車の主要生産拠点で働く彼らの多くは短期契約の作業員で、賃金の35%程度は彼らを派遣した業者が受け取る。バングラデシュ、ネパール、マリ、中国など様々な国からやってきた彼らは、フォレスターの革製シートなどの部品の多くを作っており、大半の場合、厳しい労働環境に置かれている。

ロイターは太田市でスバル製造に関わっている22カ国、およそ120人の外国人労働者と面談し、彼らの給与明細書や難民認定申請書なども調査した。そこから浮かび上がってきたのは、外国人労働者が日本の閉鎖的な出入国管理法に縛られ、スバル車のサプライチェーンのなかで人材派遣業者や企業による待遇に苦悩している姿だった。

そうした労働者の1人、ネパール出身の難民申請者であるラカン・リジャル氏(34)は、同社向け車座席を製造する会社で作業中に腰を負傷し、その後に解雇を言い渡されたと話した。他の労働者たちからは、通常シフトの2倍の時間を働くよう圧力を受けた、事前通告無しに即時解雇された、保険をかけてもらえなかった、などの訴えがあった。

ロイターがインタビューした大半の労働者は、群馬県の一般機械器具製造業の最低賃金である時給817円、あるいはそれ以上の賃金を受け取っていた。しかし、2カ所のスバル系列サプライヤーで働いていた十数人のインドネシア人労働者の場合、家賃や光熱費、本国の送り出し機関に支払う手数料を差し引くと、残る手取り額は毎月平均でおよそ9万円、時給にして約409円にとどまっていた。

こうした問題について、富士重工は「取引先の労働環境管理は基本的に各取引先の責任で行っており、当社が直接的に関与することはない」との立場をとっている。ロイターの問い合わせに対し、同社は書面回答の中で、法律や企業内のガイドラインに従うことが同社と取引するための前提条件だ、と述べた。同社はまた、派遣会社の行動を監視する権限はないとし、「ただし当社として、客取引先に、ガイドラインで定める差別撤廃・人権尊重・法令順守に沿った対応をお願いしている」と説明している。

<「灰色」の供給ルート>

同社のサプライチェーンにおける労働実態は、人口縮小で労働市場がひっ迫し、移民労働者に対する法律上の壁が依然高い日本特有の事情が生んだ副産物といえる。同社や系列サプライヤーなど人手不足に直面している企業は、工場の作業員を確保するため、難民申請者やビザ(査証)切れ不法滞在者、アジアからの技能実習生といった「裏口ルート」の移民労働者に頼らざるを得ない。「灰色」の労働市場が存在するおかげで、建設業、農業、製造業などは数多くの外国人労働者を安い賃金で雇うことが可能になっている。

同社は、政府が行っている外国人技能実習制度にそって、339人の中国人を受け入れている。この制度は、発展途上国の労働者に日本の製造現場で産業技術を習得してもらうことが目的だ。

この制度の参加者には、自国の送り出し機関に日本円にして約37万円もの手数料を払い、借金を抱えて日本にやってくる人々が少なくない。日本に来ても、研修先の企業を変更できないという制約に直面する。国連と米国務省は日本の技能実習制度について、今年の報告で、一部の研修生が「いまなお強制労働の状況にある」と厳しく指摘した。

海外からの技能実習生の採用は、労働力不足を一時的に補完する方策として、これまでも農業や繊維産業などの現場では20年以上にわたって続けられてきた。ロイターの取材で、その制度が大手輸出企業によって製造業の作業現場にも組み込まれていることが明らかになった。

富士重工と系列サプライヤーにとって、製造拠点である太田市で十分な労働力が確保できなければ、大きな問題が生じる。過去20年あまりで最も厳しい人手不足が続く中、外国人の雇用がその重要な対策となった。

スバルのサプライチェーンにおける外国人作業員の数について公式のデータはない。しかし、ロイターが各企業、派遣会社や労働者らへの聞き取りにもとづいて把握した外国人作業員の数は、太田市内にある富士重工の部品サプライヤー4社で、少なくとも約580人にのぼった。これら4社で働く合計およそ1830人の30%にあたる規模だ。

「灰色」労働市場からスバル系列メーカーに流れ込む労働者の中で、最も大きな比重を占めているのが難民申請者だ。日本において、難民資格を求めている外国人は大きく二つに分けられる。数が多いグループは、半年ごとの資格更新を条件に日本での就労が許可されている人たち。一方、入国者収容所から仮放免され、そうした許可無しに働いている難民申請者もいる。日本の法律は、こうした仮放免者であっても、難民申請が審査されている間は国内滞在を認めているが、就労は許していない。

就労できない仮放免者が暮らしていくには、親族や友人、地元の慈善団体などからの生活保障を受けることが必要だが、それができず「違法な」労働に走る例は後を絶たない。小川秀俊・外務省領事局外国人課長は、仮放免を長期間の拘束を避けるための人道的な措置だとする一方、出国を命じる判決がでたら「出国するのが本来あるべき姿だ」と語った。

<「仕事に行けないならクビ」>

難民申請者や技能実習生として日本にやってきた外国人労働者は、いまどのような状況に置かれているのか。スバルの製造拠点である太田市でロイターがインタビューした人々の言葉を聞いてみよう。

ネパール出身のリジャル氏は、自身を含めた難民申請者や他の外国人労働者とともにスバルの下請けメーカー、日本発条(ニッパツ)<5991.T>で働き、毎日手作業で数百個のヘッドレストに革を押し込む仕事をしていた。生産ラインで作業する者の多くは、爪がはがれ、一日の仕事が終わると過労のために拳を握れなくなる者もいた。

同氏は今年1月、起床時に激しい腰の痛みと右足のしびれに襲われた。ニッパツを紹介した派遣業者から、仕事に行けないならクビ、という最終通告を受けたという。動くこともままならず、職を失った。

病院のカルテによると、リジャル氏は椎間板ヘルニアで3月12日に手術を受けている。現在、地元病院の治療費とネパールにいる仲介業者への支払いで約9000ドルの借金があるという。

「ネパールにいる妻とスカイプで話すときは3分で切り上げる」と9歳の娘をもつ同氏は話す。「妻の泣き声を聞くのはもう堪えられない」

ニッパツは、ロイターの質問に対し、同社工場で難民申請者を直接雇ったことはなく、質問は労働者を集めた派遣会社にすべきだと話した。ニッパツの企画本部広報部課長、斉藤浩明氏は電話での取材に「これは派遣会社の問題だ。うちは直接雇用しているわけではない」と答えた。

リジャル氏を紹介した派遣会社、ヒカリ商事を運営する仲松英邦(オズワルド・ナカマツ)氏は取材に対し、解雇による脅しを否定、リジャル氏が帰国して治療することを望んだとし、彼が政府からの離職手当を受け取れるように解雇したと語った。これに対し、リジャル氏は、帰国の意思を示したことはないといい、一切の給付を受けていないとしている。

これについて、富士重工はロイターへの書面回答で、リジャル氏には、もともと腰に持病があり、本人から「自国にもどって手術する」との申し出が派遣会社にあった、と指摘。「日本発条での作業による発症ではなく、労働災害には当たらない」との認識を示した。

<欲しいのは「人間としての待遇」>

スバルの系列メーカーで働くバングラデシュ人のアブ・サイド・シェク氏(46)は「違法労働」の状態にある。入国者収容所から仮放免されている立場ながら、同氏は週に6日、1日最大12時間もダッシュボード部品や他の内装パーツの塗装作業を行っている。彼自身がスマートフォンで撮った自分の写真には、塗料の臭いを防ぐためにマスクをしている姿が映っている。その場所については本人が特定しないことを希望した。

同氏は、ダッカの裁判資料の英訳によると、本国で爆発物に関する法律違反で起訴された。難民認定申請書で、同氏は容疑がねつ造であり、野党のメンバーだったために標的にされたのだと主張している。法務省の書簡によると、2度目の難民認定申請は2012年に却下された。同氏はその後も再度申請し、最終判断を待っているという。

常に入国管理局の監視下にあり、ひっそり暮らしてきたと同氏は話す。だが、仮放免されている難民申請者は、帰国もできず、働く事もできないという事実上、身動きが取れない状況にある。

「私には働く権利も保険もない。正式な住所もなく銀行口座もない。日本政府にとって私は存在しないのと同じだ」。

「日本にいなくてはならないし、そのためには食べ物を買う金が必要だ」。他のバングラデッシュ人と同居しているシェク氏は言う。「私が欲しいのは人間としての待遇だ。犬扱いじゃない」。

これに対し、富士重工は不法移民を雇っておらず、下請けメーカーでもそうした作業員は確認できないとしている。太田市の下請けメーカーはトヨタ<7203.T>や日産<7201.T>、ホンダ<7267.T>など他の自動車大手にも部品を供給している。トヨタも日産も難民申請者を雇っていないと述べたが、下請けメーカーによる難民申請者の雇用についてはコメントしなかった。日産は約50人の技能実習生を雇っていると答えた。ホンダはコメントを拒否した。

<外国人なしでは車ができない>

米国で人気を博すスバル車の成功は、安倍晋三政権が進めるアベノミクス経済政策のモデルケースだ。円安の追い風を受け、スバルの米国内販売シェアはBMWやメルセデスを抜き去った。富士重工の株価は2012年末の時点から4倍も上昇。ロイターが計算したところ、フォレスターは単独で年間36億ドルを売り上げる輸出マシンとなった。

フォレスター人気のおかげで、富士重工は営業利益率で日本の自動車メーカーのトップに立った。また安倍首相の経済政策により、輸出企業が円安の恩恵を受けて利益を伸ばす顕著な例となった。

規模の大きい競合他社とは違い、富士重工は海外で販売する自動車の約80%を日本で製造している。このメード・イン・ジャパンを貫く姿勢が、同社や約260社の下請けメーカーの多くが太田市の工場群で部品需要を満たすのに困難をきたす原因となっている。

太田市の清水聖義市長は「外国人がやらないと、現実に、車は部品から何から絶対できない」と指摘。市長は過去、同市を外国人労働者特区に指定するよう申請活動をしてきたが、実を結んでいない。

清水市長はインタビューで、ロイターが把握している移民労働者の過酷な実態について認識していないとした。ただ、派遣業者が労働者を国の社会保険に加入させないと、市が支払う生活保護など福祉手当の財政負担が増えかねないとの懸念を示した。

政府は2010年、難民資格の希望者に対し、認定申請書を処理する間、6カ月更新の就労許可を与えることを決めた。それ以来、申請件数は4倍に跳ね上がり、昨年は5000件を記録した。ネパール、トルコ、スリランカの出身者が特に目立つ。しかし過去4年間の承認件数は毎年20数件にも満たない。

法務省入国管理局の丸山秀治氏は、外国人が日本の入国管理システムの抜け道を利用していると批判し、「最近は難民申請すれば働けるというような話に広まってしまっている」と話す。

自民党の河野太郎議員は5月28日、外国から「安い労働力」が入ってくるのを許さないという政府の方針は「大きなウソ」だと批判した。同議員は日本の移民政策には「裏口」があるとし、「裏口のドアを閉め、就労許可の発行を始めるべきだ」と述べた。

2010年に始まった「難民認定」申請者への暫定的な就労許可は、本来、人道的措置として実施されたが、それが今、スバルの下請けメーカーのような企業に割安の労働力を提供する手段へと姿を変えている。

<派遣業者のあり方にも論議>

外国人労働者の「需要」が急増する中で、その恩恵を受けているのが派遣業者だ。太田市では、同社が生産規模を増大するにつれ、下請けメーカーが外国人の短期契約作業員を手配する数十の派遣会社に一段と依存するようになった。

トヨタの大規模リコールが起きた際に品質管理を監査する外部委員会のメンバーを務めた長田洋・文教大学教授は「派遣業者を使うメリットは、企業が都合の良いときに雇用を減らせることだ」と指摘する。

日本では250万人以上の派遣労働者が数千社の派遣会社に登録している。大手派遣会社は企業に代わって短期契約の労働者を募集するが、より小規模な業者は労働者を直接雇って工場やオフィスに送り込む。近年こうした業者は増加傾向にあり、太田市のような製造業の町にある人手不足の工場に労働力を提供している。

太田市には1100社の派遣会社がある。1台のバンと分厚い連絡先リストを頼りに1人で運営する業者から、レストランの奥や車庫をオフィスにした家族経営の会社までさまざまだ。その多くが外国人労働者をターゲットにしており、トルコ語、スペイン語、中国語などで書かれた看板が太田市や隣接する大泉町の道路沿いに点在する。

リジャル氏をニッパツに送り込んだヒカリ商事を経営する仲松氏は、日系ブラジル人の来日ブームがあった1980年代後半に日本に移り、すぐに自動車部品メーカーに労働者を供給する人材斡旋業を始めた。

仲松氏によると、ニッパツに派遣しているのは約90人。ヒカリ商事では11人の正社員が働き、26台のバンと作業員宿泊する75部屋がある。同社はニッパツの工場に近い敷地に新しい4棟の寮を建設中だ。「ニッパツへの対応で忙しく、別の会社に人材を派遣する余裕はない」という。

同氏は各作業員の時給のうち約500円を受け取っていると話す。90人の作業員が週50時間働くと前提したロイターの計算によると、同社はニッパツへの人材派遣によって年間1億円以上の収入をあげているとみられる。同氏はこの額についてのコメントを避けた。

工場作業員自身が人材斡旋をすることもある。大手サプライヤーのある作業員は、ロイターに対し、自分が見つけ、紹介した作業員ひとりについて、毎月1万円を手数料として受け取っていると話した。

地元工場への労働者供給契約を勝ち取るために、斡旋業者は厳しい競争を繰り広げている。仲松氏以外の4人の業者は、契約を確保するために工場の管理者や本社担当者に飲食の接待をしたり金品を贈ったりしなければならない、と語った。

太田市郊外の人材斡旋会社ワイズコーポレーションの丹羽洋介社長は「人材は必要だが、(その調達を依頼する)斡旋業者は選り取り見取り。会社側に決定権がある」と話す。

一方、富士重工は系列サプライヤーと取引する労働者派遣業者を直接監視する立場にはないとしている。ただし、ガイドラインに反した事項があった場合、「取引先に対して是正措置や契約見直しといったペナルティが課されることから、間接的な抑止効果があると考えている」とし、その会社が基準に従うよう改善させることも可能と話す。

<技能実習生は景気下振れ時の保険>

同社は太田市で46年の歴史がある矢島工場の生産を拡大した。約4000人の従業員を2交代制で使い、1日1800台を生産する。同工場で1台のフォレスターを製造するのに約20時間かかる、と工場見学者は説明を受けている。生産ラインの停止後にまもなく再開するという合図に、ベートーベンの「エリーゼのために」がスピーカーから流れるという。ロスした時間にかかったコストを思い出すためでもある。

マフラーや燃料タンクを製造するトップの下請けメーカー、坂本工業の坂本正堂会長は「目下、最大の課題はスバルの増産ペースにしっかりついていくことだ」と話す。

スバルと下請けメーカーが、技能実習生という名の下に数百人の労働者を雇っている。この制度は通常3年間の予定で労働者を送り込むが、スバルの矢島工場でフォレスターの製造作業をしているほとんどの中国人技能実習生は1年更新の契約しかしていないという。ロイターの計算によると、富士重工は中国人実習生を雇うことで、約4億6600万円を節約できたと見られる。これについて、同社はコメントを控えている。

この制度は、2008年に経験したような米国市場の落ち込みが再び起きた場合の保険になる、と子会社のスバル興産の長川光弘氏は話す。「3年と決めると、その途中で景気の下振れがあっても3年の契約を守らなくてはならない。1年の契約であれば途中で下振れが起きても安全。リスクをとらずにすむ」。

スバルの製造拠点に配属されている中国人実習生の多くは20代前半で、毎朝スバルの野球帽をかぶって仕事に向かう。ロイターが入手した給与明細書によると、彼らは週に約50時間、群馬県一般機械器具製造業の最低賃金である時給817円で働いていた。

太田市内に掲示されたスバルの広告や富士重工のウェブサイトに示された同じ工場で働く日本人の常勤期間従業員の賃金水準に比べ、ほぼ半額とみられる。米国スバルによると、インディアナ州ラファイエットのある工場では時給が最高で3136円だという。

ロイターの取材に対し、同社は技能実習生が日本労働者と同等の待遇を受けており、関連書類は中国語に翻訳され、作業員が自由に会話できる環境を整えているとしている。

しかし、一部の技能実習生の証言は異なる。彼らによると、仕事のことをあれこれ話すと、全員が解雇され、中国に送還される、と住み込みの管理人から警告されたという。

同社は太田市のアパートに4人の研修生を住まわせ、給与明細書によると、家賃、光熱費、食費を引いている。彼らは技能実習生になるために中国の送り出し機関に最大37万円を支払うという。彼らはいずれも匿名を希望した。

ある技能実習生は「日本人と同じ待遇を受けられないのは実に不公平だ。中国に帰って自動車工場で働かない限り、ここで覚えたことはあまり役立つと思えない」と話した。

<「私たちには関係ない」>

インド人のモハメッド・シャフィール・カライ氏(28)は難民申請者だが、昨年8月、スバルやホンダに自動車部品を納める池田製作所の工場でベルトコンベヤーに左手薬指の先が巻き込まれる事故にあった。

カライ氏によると、指が切断されるほどの事故だったにもかかわらず、池田製作所のマネジャーは事故後、救急車を呼ばなかった。代わりに、製作所側は派遣業者を呼び、カライ氏は病院に連れて行かれるまで、およそ30分待たされたという。

同社の総務部総務課係長だった中嶋郁夫氏は「我々は止血をし、傷口を抑えるように言った」と話す。八木貞雄総務部長は、同社が斡旋業者に連絡したことは認めたが、救急車を呼ばなかったのは緊急医療事故に該当すると思わなかったからだと説明する。その業者の到着や治療にかかった時間はわからないという。

同社によると、カライ氏の事故が起きたのは、ベルトコンベヤーについている安全ガードが何らかの理由で外れ落ちてしまったため。この事故後、同社は製造ラインの安全性を確実にする方策を講じたとしている。

カライ氏は「すごい量の血が流れ、私は『痛くてたまらない。病院に行きたい、誰かと一緒に行きたい』と伝えたが、彼らは『私たちには関係ない』というばかりだった」と話す。

(Thomas Wilson, Antoni Slodkowski and Mari Saito 翻訳編集:加藤京子、北松克朗)

安倍晋三 予防的先制攻撃も含むと発言

82a37837.jpg 民主党の野田首相を引き摺り下ろし、自民党の谷垣総裁をタッグを組んだ石破とともに引き摺り下ろし、強引に安倍晋三が自民の総裁候補に駆け上がって総選挙に突っ込んだ衆議院解散総選挙。

 「本当ですね?約束ですね?」
 
 と自ら何度も大声で野田に対して確認した党首討論での公約、「定数削減」はまるで実現させるつもりがなく、2倍以上の一票の格差をそのままに、依然、自民党に極端に有利に設定したままの選挙区区割りを根本的に是正させないまま、今日、国会を通過した参院選の区割りも鳥取・島根、四国の一部などの合区だけで来夏の選挙を行う予定になっている。これで格差は2.97倍になるが、実際は使った最新の有権者統計の数字が、その後にさらに人口移動が進みすでに3倍を超えている。最高裁判例でも2倍、3倍が憲法違反のラインだなどという判例が確立しているわけではない。大都市圏の有権者の選挙権など自称、長州人にはまるで眼中にない。

 
 安倍晋三はまるで呼吸をするかのように嘘をつく。集団的自衛権を定めた安保法案が27日の参院本会議で審議に入ったが、「アベノミクス」が最大の論点であった昨年の総選挙で安保法制が大きな争点だった、主権者の支持はすでに獲得していると主張。

 「総選挙での主要な論点の一つであったことは明らかであり、国民の強い支持をいただいた」


 しかし、先の総選挙で「集団的自衛権」という言葉を選挙戦で安倍晋三が使ったことは一度もない。「切れ目のない安全」などの言葉を公約の最後にわずかに掲載していたが、安保法制自体が争点になどまるでなっておらず、全く何の論点にもならなかった。国民はもっぱらアベノミクス、成長戦略、規制緩和について票を投じたのであって、第二イラク戦争やホルムズ海峡機雷対応まで含めた集団的自衛権行使を安倍晋三・自民党に白紙委任した覚えはない。


 安倍晋三は参院にこの法案が送付されてから60日以内に議決されない場合、衆院の再議決によって成立させる「60日ルール」の適用しか頭になく、無理に参院で再度、強行採決をする予定がない。それゆえ、日程を1週間前倒しして焦りに焦って衆院で強行採決を行った。9月の4連休前に衆院の再議決で決着させる計画になっている。
 
 今日からは参院安保法制特別委員会での審議が始まったが、イラク戦争で問題になった「予防的先制攻撃」についても安保法制の集団的自衛権に含まれると発言。自分が小泉内閣の官房長官だった時代にイラク戦争に参戦した時以上の軍事関与をすると明言している。
 
 
 本会議でも憲法学者の95%以上が一致して「集団的自衛権の根拠にならない」と指摘している1959年の最高裁砂川判決を持ち出して「憲法に合致したもの」と強弁を繰り返す。これほど強引な論理のねじ曲げ、完全に破綻した議論の振り回しは、彼の祖父、A級戦犯だった岸信介以来の宰相、「平成の妖怪」である。

維新の会 大阪市議、伊藤良夏 公費で「レクサス」購入

822cf411.jpg大阪市議の伊藤良夏。大阪市立大在学中。


Sankei 7月28日


 大阪市議の伊藤良夏(35歳、大阪維新の会、住吉区選出)が、トヨタ高級車「レクサス」の購入費用の一部、合計80万8450円を政務活動費で支払っていた。


 平成23年に初当選。母親が5年60回の分割払いでレクサス購入契約を結んだが、政活費の充当が可能なリース契約として、平成24〜25年の23カ月間に毎月3万5150円を政活費から支出。ローン残高を今年2月に一括払いして車は所有権を取得している。


 今月末に維新市議団が予定する政活費のインターネット公開を準備する中で、自動車の購入に政活費が充てられないことに気がついて返金手続きをとったという。

 
 「契約の内容を十分に理解し確認していなかったことから返金処理が必要になり、深く反省しています」

 
 と伊藤市議は言うが、そもそも超高級車、レクサスを市議の活動に使う車種として選んだこと自体もさることながら、契約をしたのが母親であったり、ローンとリースの区別がついていないことはさらに問題で、このような人物が条例や予算の決定に地方政治の担い手として関わっていると考えれば空恐ろしい事件といえる。

 
 維新の会の候補者、議員は総じて政治家としての資質、能力が非常に低い。一昔前の青年会議所のような人間が多く議員バッジをつけている。





金山昌秀 寺社仏閣油撒き散らし事件 日米の温度差

b8f6cc1c.jpg Dr. Masahide Kanayama


 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の小岩栄光教会(吉山宏牧師)らの支援を受けて日本国内で活動を始めたアメリカ在住の医師、金山昌秀。元は在日コリアンだったが帰化して日本国籍を取得している。IMMという独自の新興宗教運動を始め、キリスト教の福音伝道を自称しながら活動していく過程で、「神社は悪霊の巣窟」、「油を撒いて清める」といった妄想的な認識や儀式を始めるようになった。その延長線上に日本の寺社仏閣にアロマオイル油を撒き散らした事件がある。

 
 この事件には大きな日米の温度差がある。日本では大きなニュースになり、警察は逮捕令状をすでに用意して金山昌秀の身柄を拘束して取り調べ、起訴を狙っているが、北米や欧州を中心に動き回って自称、宣教活動を続ける金山昌秀を逮捕できていない。


 アメリカでは、この金山昌秀事件は全くニュースになっておらず、「何の話?」とさっぱりわからない状況で、金山昌秀に逮捕令状が出ていることも、彼が日本の重要文化財を汚損した行為についても全く知られていない。日本人のアメリカ在住者が日本語のニュースを敢えて読まない限り在米日本人でさえ知らないニュースであるという。アメリカ国内には何の被害もなく、何の刑事犯罪にも該当しないため、「関係のないニュース」として完全に無視されている。

 なお、インドネシアではわずかにニュースになっている。

http://www.tribunnews.com/internasional/2015/06/01/seorang-dokter-kotori-kuil-suci-jadi-buruan-polisi-jepang



 おそらく金山は日米の政府間で刑事捜査協力がされない限り、逮捕されることがない。刑事以外にも莫大な損害爆笑につながる民事の時効が成立するまで日本には帰国しないつもりなのであろう。実際、生活の基盤はアメリカにあり、仕事もアメリカの病院であって日本に戻らねばならない絶対的な理由がない。また、キリスト教の国であるアメリカで宣教活動、福音伝道を行っているということになれば、政府も警察も摘発協力には及び腰になっていく。日本では騒ぎになってもアメリカにとってはあまりに軽い事件。何の関心も持たれない。日米の温度差とはいえ情けない現状である。

調布に小型機が墜落

71e431f6.jpg 調布飛行場の周囲はサッカー場と野球場などスポーツ施設が多くある。戦後すぐは進駐軍が接収した旧・大日本帝国の軍事拠点や軍需産業の地だったが、その後、関東村グランドとなってその大半が味の素スタジアム、東京外大、警察大、榊原記念病院などに開発されている。

 
 いつもグランド脇の大沢総合グランドや西町グランドから離着陸しているプロペラ機を数多く見てきた身としては、素人目にも一つわかっていたことがある。それは新日本航空がドルニエ228を使って伊豆大島などと路線を運行している20人乗り、小型機としてはやや大きめの機体の場合、まず失敗がないが、乗員5,6人程度までのセスナ機など個人や会社所有の小型機を使ってプライベート飛行機、遊覧チャーター機などの場合は、時折、ふらつきながら下手な操縦をしているパイロットを見ることが多かった。


 今回、調布市富士見町に墜落した小型機は、不動産会社「ベルハンドクラブ」(福生市)所有の単発プロペラ機でパイパー・PA-46-350P。「パイパー マリブ・ミラージュ」の通称で知られている。

 
 機体が小さいので風の影響を受けることも多かったのではないかと思うが、サッカーをしながら見ていて危ないと思ったことが何度かある。特に滑走路に対して横から吹いている風の時の離着陸時が危なかった。真正面から風を受けた場合、それは揚力として活用できるが、横風の場合、機体が横ずれしたり、斜めに回転したり、左右に揺れたり傾いたりする。


 今回の日本エアロテックの機体は滑走路南側に広がる富士見町の民間家屋にもろに突っ込んでいる。ちょうど調布西町グランドでサッカーをしている人たちが事故機を撮影した映像があってそれを見ると、今日は強風があったので味の素スタジアム側、西からの風に煽られてそれが右翼の下から当たってしまい、本来進路を取ってはいけない左旋回をした機体を立て直せなかったことがわかる。周囲にグランド、公園、河川、道路、森、学校のグランドなどがたくさんある中、高速道路に近い一般家屋に突入して墜落するのは最悪の選択。まだ数百時間しか飛行経験がない機長だった。


 房総半島の先端、館山駅からバスで10分ほどいくと漁港の隣に「館山航空隊」という海に突き出た形状の自衛隊飛行場がある。あそこを伊豆諸島への専用空港にすれば良いと個人的に以前から思っていた。今はオスプレー以外に高速ヘリコプターもたくさんある。小型機とヘリで離島との交通を確保するに絶好の場所にあり、わざわざ調布飛行場を使い続ける意味がわからない。榊原記念病院は救急病院でもあるが、むしろ心臓手術の専門であって杏林大病院のように救急搬送の数が屈指の病院ではない。


 今回の事故で調布飛行場の閉鎖要求、少なくとも個人所有機の離発着を禁止するように求める声が増えることになると思うが、そろそろ周辺環境から見ても厳しい時期になったのではないかと思える。

 
 


コリアン牧師 金山昌秀 欧州で宗教活動

8e553638.jpg 全国の寺社仏閣にアロマオイルのような油をふりかけた事件で、その犯人である金山昌秀(Dr. Kanayama)が、欧州で積極的な宗教活動を続けている。


http://www.oslokirken.no/en/maler/article/article/51080



 すでに日本の警察がアメリカ在住の医師でもある金山の逮捕令状を用意しているが、それから2か月経過したが、金山が日本国内に入国しないため今のところ逮捕できず捜査が進展しない。


 警察は、パスポートの返納命令を出すよう外務省に要請したり、犯罪人引き渡し条約によってアメリカに医師の身柄の引き渡しを求めることを検討しているが、今のところそれまでに至っていない。金山は現在の国籍は日本国籍であるが、韓国から日本に帰化したコリアン。アメリカの大学医学部へ進学してアメリカで医師になっている。


逮捕状が出た後、日本に帰国せずに雲隠れ。アメリカでも取材に応じない。無実、濡れ衣を主張するが、自ら「宣教集会」で何度も油を撒いて「清めた」と主張している人物が、日本全国の寺社仏閣で被害が出たその日、その場所に防犯カメラに油を撒くような姿が写っていて、旅館の台帳にも本名で宿泊記録がある中、何の説明もせず公開記者会見を行うわけでもなく、「弁護士」の名さえ明らかにされない。

 しおらしく息を潜めているならばまだわかるものの、欧州まで出かけていって「キリストに2回会った」だの、悪霊を追い出しただのといった発言を連発。これは「宣教」でも「福音伝道」でもなく、単なる超常現象経験の流布やオカルト体験の告白に過ぎない。極めて無責任かつ有害な人物であって、その主張には何の客観性もなく社会的相当性もない。国籍だけは日本国籍だが、許容されない違法行為ばかりであって全く許し難い。

 
 金山昌秀の実姉は東京の高田馬場に会社経営者であるが、彼女のところにも取材が殺到しているが、何も答えない。この姉もまた意味不明の「霊的経験」を数多く、あちこちで講演してきた経緯があるが、ことは逮捕令状がすでに出された刑事事件になっている。きちんと説明する義務があると思うが、何もなしに日本の主権や捜査権が及ばない海外でやりたい放題という現状と、海外では全て実名、写真付きで報じられている中、どこも実名で報じない日本のマスコミが情けない限りである。







 以下、JNNの取材によるニュース。

 ノルウェー南部の港町・クリスチャンサン。今月9日、JNNのカメラが1人の日本人を捉えました。全国の神社や寺で油のような液体がまかれた事件で逮捕状が出ているアメリカ在住の医師の男(52)です。キリスト教系の団体が布教活動のために開催したセミナーで、男は壇上に立ちました。

 「私は2回、キリストに会ったことがあります」(金山医師)

 この日、会場にいたのはおよそ1500人。医師である自らが行う手術に、キリストが手を携えていると主張する場面がモニターに映し出され、自分が信じる宗教がいかにすばらしいか語りかけます。

 「全ての敵の攻撃に、イエス・キリストの名のもとに集め、私は命令します。行け」(金山医師)

 今年3月、千葉県香取市の香取神宮で油のような液体がまかれ、警察は、防犯カメラの映像などから医師の男を割り出し、建造物損壊の疑いで逮捕状を取りました。2年前、男は信者に対して、こう話していました。

 「神社は悪霊の巣窟です。油を降り注ぎ、清めました」(金山医師)

 ニューヨークでは優秀な医師として知られていたという男。先月29日、ニューヨークでJNNの取材に事件への関与を否定しました。

 「今回の件はごめんなさい、全く関係ないので。前にも申し上げたとおり、関与はしていません」(医師の男)
 Q.神社に油をまいたりしていないということ?
 「はい」

 さらに男は取材に対し、「私にはすごい濡れ衣がかかっている。ずっと前に言った一言をとらえてつなげようとするのは無理がある」などと、事件とは無関係だと主張しました。

 男が創立した宗教団体のホームページによりますと、逮捕状が出たあとも男はノルウェーやトルコで宗教活動を展開。ノルウェーではセミナー終了後、参加者が男の前に押し寄せ、男が参加者の頭に手をかざす場面も見られました。会場で逮捕状について尋ねられると・・・

 「マスメディアを使って敵の宣教師が攻撃を仕掛けているようなものです」(金山医師)

 JNNが男を直撃しました。

 「うそばかり切り取って(書いてある)」(金山医師)
 Q.どんなことがですか?
 「私はカルトでもなんでもない。でも弁護士を立てているので言えない」

話題の滑川高 馬場選手

938c19ee.pngスポーツはエンターテイメントでもあるが、MLBや日本のプロ野球で許容されるかどうかはわからないながら、こういう打撃前フォームが話題に。ユーモアがあっておもしろいが、残念ながら高体連から注意を受けて今後は不可能だそうである。


http://m.mlb.com/…/video-japanese-high-schooler-dances-in-b…

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/23/news163.html

http://www.foxsports.com/…/japanese-high-school-baseball-pl…

ブラック精神科医と貧困ビジネス

 今夕のフジテレビ、「みんなのニュース」で、悪質な精神科を通じた貧困ビジネスが蔓延している実態が特集で放映される。


 とりっぱぐれのない生活保護受給者を半ば強制的にデイケア、ナイトケアに通わせて医療保険と介護保険から報酬を得る。ほぼ何もしていないに等しいデイケア、ナイトケアであるが、クリニックには多額の医療費が流れ込んで潤うことになる。


 さらに劣悪な環境の「シェアハウス」に押し込めて生活させる実態がある。この2週間ほど、この取材班と連携し、都内の弁護士団が秘密裏に救出作業を進めていた。

 18時からのニュースの特集になる。
 
 http://www.fujitv.co.jp/minnanonews

バックアップの競技場整備

2d594111.jpg 個人的にはこれ以上、さらに2つの都心ビッグクラブは不要だと思うが、JFAがこの計画を本気で予定するならば、江戸川陸上競技場と夢の島競技場、駒沢総合運動場をJ1スタジアムに増床・改築すべきだ。都心にこれからさらに新しいスタジアムの建設は、土地、予算とも全く不可能。3つの競技場の最寄り駅、特に西葛西駅と新木場駅ならば、交通至便で一極集中が多少なりとも分散される。

国立競技場跡地の建設はもう、期限内にどうなるか全くわからない。ラグビーW杯に間に合わせることはすでに政府も断念したが、五輪までの竣工すらおぼつかない。バックアップとして江戸川と夢の島、駒沢を整備しておくことは重要になる。このままもたついていれば開催を返上しない限り、五輪開催が危うい。失敗させるわけにいかないのであれば、現実的に間に合う選択をするべきだ。


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150722-OHT1T50022.html



国立競技場の100年: 明治神宮外苑から見る日本の近代スポーツ国立競技場の100年: 明治神宮外苑から見る日本の近代スポーツ
著者:後藤 健生
ミネルヴァ書房(2013-12-15)
販売元:Amazon.co.jp

新国立競技場、何が問題か: オリンピックの17日間と神宮の杜の100年新国立競技場、何が問題か: オリンピックの17日間と神宮の杜の100年
著者:槇 文彦
平凡社(2014-03-27)
販売元:Amazon.co.jp

SAYONARA国立競技場56年の軌跡SAYONARA国立競技場56年の軌跡
著者:日本スポーツ振興センター
朝日新聞出版(2014-10-10)
販売元:Amazon.co.jp

異議あり!  新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に (岩波ブックレット)異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に (岩波ブックレット)
岩波書店(2014-04-05)
販売元:Amazon.co.jp

国立競技場建設記―随想 (1958年)
著者:横内 憲夫
日刊建設通信社(1958)
販売元:Amazon.co.jp

鳥獣保護法の問題

a95b916f.jpg 狩猟免許をとるとすぐにわかるが、日本には鳥獣保護法があり、これが非常に細かく鳥獣の捕獲、殺傷を規制している。これは現代の日本に全く適応しておらず、非常に問題が多い。

 
 例えば、自宅の庭に竹林があったとして、そこにムクドリやサギのように鳴き声が大きい鳥が多く営巣してしまった場合、どれほど糞の臭いや鳴き声、飛び散る羽毛などで悩まされたとしても、自力でそれらを駆逐してはいけないことになっている。

 2004年9月に千葉県でこれが実際に問題になり、行政の怠慢と土地所有者が書類送検とはいえ処分されたことについて社会的批判を浴びた。

 
 もし、これが遙かに食害や糞害が大きいイノシシや鹿だった場合、被害は甚大であり、集落の存続に危機が出てくる。本来、鹿やイノシシなどはもっと容易に捕獲、駆除できるように法改正がなされなければならないのだが、その対応が遅々として進まない。

 
 今回、ごく普通の川遊びをしていた家族が犠牲になった、静岡の西伊豆町で感電事故が起こった電気柵についても、電気柵の設置費用、保守管理費用、電気代だけでも非常に大きなものになり、わざわざこのような負担を強いること自体が、社会統制の手段としての法の内容から言っておかしいことであるが、「鳥獣保護法」という魔物がそびえ立ち、どうにもならない状況になっている。

 著しい老齢化が進む過疎地、農村部では、機具の扱いに不慣れな人、危険性の予測や認識が甘い人、怠惰な管理で平然としている無責任な人が多い。漏電防護装置がなかった今回の電気柵は、それ以前に河川に垂れ下がった電線で人が感電死するほど強い電流が流されていたことがさらに問題で、この種の電気設備について全くの無知な人物であることがわかる。「電気は危険物」という認識がない。台風や土砂崩れなどで電線が切れて今回のような事態になる可能性は十分に予測できる。

 
 そもそも、電気柵設備を数多く設置しなければならない状況に追い込んでいる今の政治や法規制に問題があるのであって、今回の事故は設置した農家の人災でもあり、政治や行政の怠慢による人災でもある。
 



参考のニュース:
 
 野鳥のサギが繁殖している竹林を無断で伐採し、約200羽を殺したとして、千葉県成東町の53歳の男性が鳥獣保護法違反の疑いで書類送検されました。

 現場の竹林は今年3月頃から5種類のサギ約1000羽が繁殖し、周辺の住民からフンや臭いなどについて、たびたび相談を受けた男性が7月に重機を運転して伐採したということです。
 
警察の調べに対し、男性は「行政が動いてくれないので自分でやった」などと話しています。

手遅れの「建設反対」

a345e85e.jpg為末大も有森裕子も新国立競技場の建設反対を公にするのが遅すぎる。もう、解体工事が終わってどうにもならないところに来てから言い始めても手遅れ。  

すでに2015年の夏。ラグビーW杯まで3年半しかない。カシマスタジアムのようなごく普通のスタジアムを作るとしても残存期間はぎりぎり。もう、再設計で構造計算やり直しという検討をする時間はない。

解体工事が始まる前、なぜ、関係者はあれほど反対の声が弱いのか、不思議に思っていた。あっさり解体工事が始まり、陸上競技ファン、サッカーファンにとって聖地でもある昭和の建築遺産、国立競技場が破壊され無惨な更地が広がった。想定以上に高くつく建設費が次々に出てきて怒りの声が挙がり始めたが、それも初めからわかっていたことである。

少し建設のことがわかる人ならば、あの場所に巨大橋梁と同じ構造のキールを作り、五輪後に客席を減数して開閉式屋根をつける工事まで含めると、最終的な総額の費用は4000億円を軽く超え、5000億円弱になる可能性があるとわかる。開閉式の屋根を開け閉めするだけで1回あたり40万円。保守管理費が年間40億円。向こう四半世紀で1000億円が吹っ飛ぶことになる。

だれが責任をとるのだろう。自身の集大成として競技場建設を強行する根回しに奔走し続けた陰の最大の責任者、JSCの河野一郎が逃げ回っていることに非常に怒りを覚える。オスカー事務所から秘書まで派遣させていい気になっている「スポーツ医学」を笠に着た逆上せ上がり体育会系人間が、五輪を大混乱させている。

西修、百地章

2bb1af79.jpg「警戒されている」のではなく、あまりに研究水準が低いためにまともに相手にされていないだけのこと。

 西修、百地章は改憲論云々以前に、法律学者として無能で、国法学、憲法学の解釈論が話にならない。有斐閣の判例百選にも執筆していない。憲法学者としてまともに研究成果を残していない人物たち。そもそも、彼等の説明は日本語として論理的に崩壊しており、初歩的な論旨、筋道が意味不明である。

 http://www.bengo4.com/other/1146/1287/n_3372/

 自民党が紹介した合憲の立場を表明している研究者は、百地章、西修、長尾一紘、八木秀次、小林宏晨、池田実、東裕、青山武憲、松浦一夫、石田栄仁郎であるが、彼らは1人も百選を執筆していない。学者の中で評価されるには、きちんと(9条論以外の)通常の憲法学の中で成果を残さなければならない。彼らは「憲法学者」にそもそも達していない。やれ、押しつけ憲法の返上、自主憲法制定、東京裁判史観の克服など、言っていることが単なるネット右翼のオダと変わるところがない。

 政府は名をあげていないが、九州大の井上武史だけが、今のところ百選を執筆している、「憲法学者」として合憲論を出している。

読売 SLAPP訴訟

f793f36d.jpg 原辰徳が不倫もみ消しを狙って1億円を暴力団関係者に渡していたという報道をしたマスコミに、鼻息荒く居丈高にSLAPP訴訟をしかけた読売グループ。結果は惨敗。不利な事実を司法に事実認定され、逆に晴れてめでたくお墨付きになってしまった。現監督も、昨年の正捕手も、現エースナンバー投手も、彼等は揃って良い子のお手本になれない。

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/161811

 介護人なしの自力歩行さえ危うい、90歳になろうかという年齢でまだ引退しないあの老人がこの会社では天皇である以上、どうしようもない。

森喜朗というブラックジョーク

f0192b44.png 森喜朗


「僕は元々、あのスタジアムは嫌だった。生ガキみたいだ。(現行案の2本の巨大アーチは)合わないじゃない、東京に。」

「施設に掛けるお金は都が3千億円。組織委が五輪に掛けるお金はその比ではない。国がたった2500億円も出せなかったのかねという不満はある」 

 2500億円を「たった」と言い放つその感覚と、今になって「生ガキみたい」で嫌だったとは何ごとぞ?


 本当にそう思っていたのかどうかはひとまず横へ置いておくとして、この状況で言って良いことと悪いこととがある。耄碌老人のお寝ぼけもいい加減にしないと、冗談では済まされない。

 
 彼は1958年、早稲田大・二部に学んでいた学生時代、売春等防止条例違反で逮捕、検挙されたことがある。それが月刊誌に掲載され、これを相手に民事訴訟をしかけたことがあるが、東京地裁が嘱託調査で警視庁へ検挙歴の照会をしたところ警視庁は検挙歴が「ない」とは回答せず、調査そのものを行うことを拒否した事件がある。司法の独立に関して警察行政が公然と反発して軽視した訴訟になり、当時、重大な問題とされた司法問題でもあった。この訴訟は、結局、2001年、森が月刊誌から賠償金なしとすることで和解して終わっている。あの時、森が議員辞職にならなかったことは、非常に不可思議な事件であった。


 口を開けば常識外れの恥知らず発言のオンパレード。これが元首相だったかと思うと暗澹たる思いになる。
私の履歴書 森喜朗回顧録私の履歴書 森喜朗回顧録
著者:森 喜朗
日本経済新聞出版社(2013-06-04)
販売元:Amazon.co.jp

90年代の証言 森喜朗 自民党と政権交代 (90年代の証言)90年代の証言 森喜朗 自民党と政権交代 (90年代の証言)
著者:五百旗頭 真
朝日新聞社(2007-10-05)
販売元:Amazon.co.jp

あなたに教えられ走り続けますあなたに教えられ走り続けます
著者:森 喜朗
北國新聞社(1999-03)
販売元:Amazon.co.jp

7/23-24 吉祥寺東急百貨店の広場 夏祭り

09bfda05.jpg7/23-24 吉祥寺東急百貨店の広場 夏祭り

西荻 おわら風の舞 7月26日(Sun) 17:30-20:30

74e07a88.jpg 富山、越中八尾のおわらとではさすがに比較にならないが、5年ほど前から西荻窪の南口でこの季節、おわらが楽しまれるようになった。最初は細い道路を行き交うだけの試験的な催しで通行が危険になるほどの渋滞になったが、最近は運営が工夫されて女子が踊りに参加する会もできている。

 今年は、西荻 おわら風の舞

 www.nishiogi-net.com

 
 2015年7月26日(日)午後5時30分−午後8時30分

 で開催される。

 本場の富山、八尾のおわらは9月の1,2,3日。8月の下旬に1週間、前夜祭が毎日、行われる。

「自由と平和のための京大有志の会」の声明書

f00d4bdc.png

 安保法案の採決が衆院特別委員会で強行された15日の前夜、京都大吉田キャンパス(京都市)の教室で、詩のような声明書が読み上げられた。1分半ほどかけて読み終え拍手が10秒ほど続いた。


 京都大人文科学研究所で准教授を務める藤原辰史(たつし)さん(38)が、ゆっくりと朗読。学者、研究者、市民合わせて賛同者が3万人を超えた「安全保障関連法案に反対する学者の会」と学生たちによる緊急シンポジウムの場に約600人の参加者で超満員になった。

 4b943790.jpg藤原辰史


 この声明書を作ったのは、今月2日に立ち上がった「自由と平和のための京大有志の会」。ふだんは戦時中の食べ物の歴史を研究する傍ら、安保法案などについて同僚や学生と議論している藤原さんが草稿を書いた。


 http://www.kyotounivfreedom.com

 http://anti-security-related-bill.jp/

 


 教員や留学生には翻訳を買って出る人も。英語、中国語、韓国語、ポーランド語、イタリア語、アラビア語などの声明書ができている。

 
 
■「自由と平和のための京大有志の会」の声明書(全文)

戦争は、防衛を名目に始まる。

戦争は、兵器産業に富をもたらす。

戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。

戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。

生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。

空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、

知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。

学問は、商売の道具ではない。

学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、

私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

小泉進次郎 法案に反対せず苦言

f9798bf4.jpg 元首相、小泉純一郎の次男、小泉進次郎。安保法案11本の一括審議、強行採決について安倍晋三政権が今週、法案が衆院を通過した直後、取り囲んだ報道陣の取材に応じた。

 あれこれ格好の良い台詞を並べているが、小泉政務官は法案そのものに反対したわけでも、反対の声をあげたわけでもない。与党では村上誠一郎議員だけが反対を公言していた。

 安保法案はブッシュ政権がアフガニスタン戦争、イラク戦争を始めたことが元々のきっかけになっている。国際社会の反対を押し切ってアフガニスタン戦争からイラク戦争へアメリカが動いた時、駐米日本全権大使は柳井俊二から北岡伸一へバトンが受け渡されながら外交対応がなされたが、この二人は安保法制懇の座長と座長代理。その時、日本は小泉純一郎が長期政権を担っており、北朝鮮拉致事件問題で名を上げた安倍晋三は、当時の小泉純一郎に異例の若さで閣僚、官房長官に起用されていた立場だった。

 その小泉政権、日本国政府はイラク戦争へ戦費を供出し、インド洋上で米軍艦隊に洋上給油を行い、サマワ他中東やアフガンなどで兵站、後方支援業務を行った。これら全て進次郎の父、純一郎が実行した政策であった。


 アフガン・イラクの2つの戦争で、非戦闘員である民間人に100万人以上の死者が出たが、ブッシュ、チェイニーを含め、日本の関係者も誰一人責任をとっていない。進次郎がイラク戦争を批判したことなどない。今回の集団的自衛権についても、その立法過程や手続き、手法について一見すると政権批判をしたように見えるが、実際は軽く口先だけの苦言を呈しただけで何の意味もない。自ら賛成票を投じている。その本質は何一つ、父、純一郎と変わるところがない。


小泉進次郎の話す力小泉進次郎の話す力
著者:佐藤綾子
幻冬舎(2010-12-16)
販売元:Amazon.co.jp

小泉純一郎・進次郎秘録 (イースト新書)小泉純一郎・進次郎秘録 (イースト新書)
著者:大下 英治
イースト・プレス(2015-06-10)
販売元:Amazon.co.jp

小泉進次郎という男小泉進次郎という男
宝島社(2013-06-07)
販売元:Amazon.co.jp

都知事、舛添 反対すべきだったのはだれか

52d57eef.jpg 舛添要一は今日の記者会見で、東京五輪会場の国立競技場建設計画が白紙から見直しになったことについて


 「決める前にできなかったのか。あまり楽しい気分ではない。こんな朝令暮改をやるなと言いたい」


 と国の対応を批判したが、他人事のようにJSCや五輪委員会、国を彼が批判する資格があるのだろうか。建設費のかなりの負担を都が負わされることは初めからわかりきっていたことである。巨額の負担を強制される都民の代表として、都知事が強硬に解体新築に反対し、増強改修を主張していればこのような事態は微塵も招かなかった。舛添こそは「平成の戦艦大和」建造を強引に推進する共犯の一人に落ちた張本人であって、責任を負うべき重要人物でもある。


 「(計画を)白紙からやり直すなら、われわれも(負担の検討を)ゼロからやり直すしかない」

 すでに国立競技場は解体され更地になっている。残存期間は2ヶ月と残っていない。都民向けに、心にもない表面だけの台詞を並べていないで、現在の事態からどのように立て直すことを考えているのか、具体的に提案を出すべきであって、この期に及んで外野からのレフィリー議論は不要である。


 

安保法案に反対する学生の会 SEALDs

c5f6d3a4.jpg
筑波大学は昔、東京教育大と言った。形式上、正確に言えば、東京教育大が廃止されてなくなり、筑波大が新設されたことになっていて、つくばへ移転したわけではない。知り合いにかつての教育大出身の人がいるが、母校が名前ごとなくなってやはり寂しいことこの上なく、名前も場所も移転した筑波大を母校とは思えないという。経験していない人にはわからない寂寥感であるらしい。

東京教育大は名前は「教育大」だが、芸術系、農学系、強豪の体育学部まで備える総合大だったので都内のあちこちにキャンパスが分散していた。今、渋谷区のスポーツ施設になっている西原スポーツセンターはかつての体育学部グランドであるが、あの狭さを見てもわかるように大学のキャンパスとしては狭隘を極めていたので「移転」の必要性はだれもが認めていたところであった。

学生運動が激しかった時代、「筑波大」は時の政権によって国民ノンポリ化の実験材料にされ、この大学移転自体が大きな政治争点になった。結局、最後は「筑波大学法案」という法律によってコントロールされる大学となり、日本の大学の中で唯一、大学の自治、学問の自由が政府によって規制される制度を取り込んだ大学である。のどかな農村に作られたこともあるが、学内には政治的な主張の立て看板は全くなく、30年以上前からずっと筑波大に限って見れば学生運動は死んだも同然でゼロという状況だった。

ところが、今、安保法案に反対する学生の会、SEALDsに個人で積極的に参加している本間信和という筑波大の学生がいる。理論的にもしっかりしていて、雄弁。堂々たる存在感を示している。こういう学生があの「筑波大」から出てくるという点が非常に今の時代を表しており象徴的である。

ちなみに今のあの国民を侮り続ける総理はこちらの地元、吉祥寺北町で小学校から大学までエスカレーター式に通った人物ながら、ことあるごとに「長州人」を自称。祖父の代から合わせて三代世襲で、国民から金と主権を強奪する「徴集人」という意味ならばわかるが。

https://twitter.com/nobukazuhonma

https://www.facebook.com/nobukazu.honma

http://open.mixi.jp/user/12100654/diary/1943649334

https://www.youtube.com/watch?v=RnbkiKaZPaI

http://oshidori-makoken.com/?p=458

建築の専門家 世界の巨匠 安藤忠雄 

22e702d0.jpg 2020東京五輪の新国立競技場は、世界的な建築家とされる安藤忠雄(一級建築士)が基本構想の国際デザイン競技(コンペティション)における審査委員長として実質的な選定を担った。建築の専門家として安藤の見極めと意見が議論を決める重要な決定要素になっている。当初から1300億円というロンドン五輪のスタジアムを軽く2倍以上超える予算設定をして始まったコンペは、サハ・ハティドのデザインを秀逸として安藤自身も推薦し、最終的な採用が決まっているが、これまで審査委員長ながら記者会見をしてこなかった建築家・安藤忠雄(73)が今日、都内のホテルで初めて経緯を説明。会見には文書が配布された。


 全文は以下の通りになっているが、これほど呆れた幼稚な責任逃れの弁明は聞いたことがない。記者会見での説明を躍起になってしたがっていたものの、周囲から強く止められていたため、今日まで会見が遅れたものだが、彼が強く主張したがっていた弁明が本当にこの内容であるならば、安藤はコンペの審査委員長どころか単なる委員の資質さえない。

 
 「ザハ・ハティド氏の案にはいくつかの課題がありました。」


 と当初から困難はわかっていたとしながら、「技術的な難しさ」についても「コスト」についても実現、調整可能と「考えられました」という。今まさに問題になったのは、その2点についてどちらもまるで実現可能性がないことが露わになったからであって、「世界的な建築家」としてこの種の大規模建設プロジェクトの「専門家」として審査委員長に就任したはずの安藤が、まるで予想、想定ができていなかったということになる。


 神宮外苑のあの地にザハ案のキールアーチスタジアムを作ることになれば、隣接する明治公園や日本青年館を全て取りつぶしても莫大な量になる資材置き場、予備の重機格納場所がとりにくいことや、周囲の環境から24時間の突貫工事が難しいこと、慢性的に渋滞が発生する地であること、最大級サイズでキールを地面に埋め込んだ場合、大江戸線の地下鉄施設にぶつかってしまうこと、公共事業の大規模投資と同時進行した建設業界の高年齢化、大量退職によって極端な人材不足に陥っていくこと、などは、何も「専門家」でなくても容易にわかることであって、これではいったい何のために「専門家」が審査委員長に就任したのか、まるで意味がわからない。

 
 安藤の建築は、早くからコンクリートを多用する斬新な近未来的設計、デザインで知られたが、冷暖房効率や保守管理性についてはまるで配慮されない内容であった。世界の巨匠として大物になってからは、安藤がやることは鉛筆でさらっとおおざっぱなグランドデザインのデッサンを作ることに注力され、細かい詰めの構造計算(素材選定や鉄骨配置など)などは全て弟子や専任スタッフたちが担っている。安藤の仕事、役割はもっぱらその「芸術的なひらめき」や「デザイン感性」を発揮することにあった。

 
 国家プロジェクトの選定主任に選ばれ、いい気になって今世紀に通用することがない時代錯誤の勘違い設計を強く推して現在の大混乱をもたらした最大の責任者であるという自覚がまるでない。安藤が旧国立競技場の増床リフォームを強く提案したという経緯は全く残っていないし、代替案として検討した記録もない。

 
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140603/665311/?rt=nocnt


 安藤は2012年、NHKの番組に出演し、

 「自ら仕事を創造せよ 2015年6月 (仕事学のすすめ)」

 を上奏しているが、なるほどたしかに天文学的な税金を無駄遣いさせながら「自ら仕事を創造」している。


 日本の建築家やデザイナーにはなぜ、こうもバブル時代の発想が抜けない呆れた逆上せ上がりが多いのか、全く理解に苦しむ。自称、「専門家」集団がやりたい放題の膨大な無責任体系を膨張させた結果、「平成の戦艦大和」は無尽蔵の資源と資金を食い潰しまくりながら止められないまま沈没に向かってひた走ることになる。このような愚か者たちによって昭和の建築遺産、文化の記憶が破壊されたかと思うと全く情けなくてならない。


 



安藤忠雄 新国立競技場問題 記者会見 配布文書 全文

  
 新国立競技場基本構想国際デザイン競技 審査とその後の経緯について


 新国立競技場改築について、国際デザイン競技委員長として、ザハ・ハティド氏の提案を選んだ審査の経緯をここに記します。



 老朽化した国立競技場の改築計画は、国家プロジェクトとしてスタートしました。



 「1300億円の予算」、「神宮外苑の敷地」、オリンピック開催に求められる「80、000人の収容規模」、スポーツに加えコンサートなどの文化イベントを可能とする「可動屋根」といった、これまでのオリンピックスタジアムにはない複雑な要求が前提条件としてありました。さらに2019年ラグビーワールドカップを見据えたタイトなスケジュールが求められました。



 その基本デザインのアイディア選定は、2020年オリンピック・パラリンピックの招致のためのアピールになるよう、世界に開かれた日本のイメージを発信する国際デザイン競技として行うことが、2012年7月に決まりました。



 2013年1月のオリンピック招致ファイル提出に間に合わせるため、短い準備期間での国際デザイン競技開催となりましたが、世界から46作品が集まりました。



 デザイン競技の審査は、10名の審査委員による審査委員会を組織して行われ、歴史・都市計画・建築計画・設備計画・構造計画といった建築の専門分野の方々と、スポーツ利用、文化利用に係わる方々、国際デザイン競技の主催者である日本スポーツ振興センターの代表者が参加し、私が代表者を務めました。グローバルな視点の審査委員として、世界的に著名で実績がある海外の建築家2名も参加しました。



 まず始めに、審査委員会の下に設けられた10名の建築分野の専門家からなる技術調査委員会で、機能性、環境配慮、構造計画、事業費等について、実現可能性を検証しました。その後、二段階審査で、デザイン競技の要件であった未来を示すデザイン性、技術的なチャレンジ、スポーツ・イベントの際の機能性、施設建設の実現性等の観点から詳細にわたり議論を行いました。2012年11月の二次審査では、審査員による投票を行いました。上位作品については票が分かれ、最後まで激しい議論が交わされました。その結果、委員会の総意として、ザハ・ハティド氏の案が選ばれました。



 審査で選ばれたザハ・ハティド氏の提案は、スポーツの躍動感を思わせる、流線型の斬新なデザインでした。極めてインパクトのある形態ですが、、背後には構造と内部の空間表現の見事な一致があり、都市空間とのつながりにおいても、シンプルで力強いアイディアが示されていました。とりわけ大胆な建築構造がそのまま表れたアリーナ空間の高揚感、臨場感、一体感は際立ったものがありました。



 一方で、ザハ・ハティド氏の案にはいくつかの課題がありました。技術的な難しさについては、日本の技術力を結集することにより実現できるものと考えられました。コストについては、ザハ・ハティド氏と日本の設計チームによる次の設計段階で、調整が可能なものと考えられました。



 最終的に、世界に日本の先進性を発信し、優れた日本の技術力をアピールできるデザインを高く評価し、ザハ・ハティド案を最優秀賞にする結論に達しました。実際、その力強いデザインは、2020年オリンピック・パラリンピック招致において原動力の一つになりました。



 国際デザイン競技審査委員会の実質的な関わりはここで終了し、設計チームによる作業に移行しました。



 発注者である日本スポーツ振興センターのもと、技術提案プロポーザルによって日建設計・日本設計・梓設計・アラップが設計チームとして選ばれました。2013年6月に設計作業が始まり、あらゆる課題について検討が行われ、2014年5月に基本設計まで完了しました。この時点で、当初のデザイン競技時の予算1300億円に対し、基本設計位基づく概算工事費は1625億円と発表されました。この額ならばさらに実施設計段階でコストを抑える調整を行っていくことで実現可能と認識しました。



 基本設計により1625億円で実現可能だとの工事費が提出され、事業者による確認がなされた後、消費税増税と物価上昇にともなう工事費の上昇分は理解できますが、それ以外の大幅なコストアップにつながった項目の詳細について、また、基本設計以降の実施設計における設計プロセスについては承知しておりません。さらなる説明が求められていると思います。


 そして発注者である日本スポーツ振興センターの強いリーダーシップのもと、設計チーム、建設チームが、さらなる知恵を可能な限り出し合い一丸となって取り組むことで、最善の結果が導かれ、未来に受け継がれるべき新国立競技場が完成することを切に願っております。

                              
2015年7月16日

                                                              
新国立競技場基本構想国際デザイン競技

                              
審査委員長 安藤忠雄

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建築家 安藤忠雄建築家 安藤忠雄
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法律事務所Astia(アスティア)

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弁護士法人 法律事務所Astia(アスティア)

代表者 奥野 剛

所属弁護士
奥野 剛
富澤 貴浩 【第二東京弁護士会】
一法師 拓也【第二東京弁護士会】
山崎 智士 【東京弁護士会】


〒105-6015
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー15階

アクセス 東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩5分

TEL 0120-316-526


http://hjhs-astia.net/office

http://www.astia.or.jp/office.html



日テレ番組に別人出演させた弁護士を懲戒処分

産経新聞 7月15日(水)

 テレビ番組に架空の詐欺被害者を出演させたとして、第二東京弁護士会は15日、同会所属の奥野剛弁護士(32)を業務停止2月の懲戒処分にしたと発表した。

 同会によると、奧野弁護士は日本テレビの情報番組「スッキリ!!」で、出会い系サイトの詐欺事件を扱った平成24年2月と6月の番組で、架空の詐欺被害者2人を出演させた。奥野弁護士も出演し、約3万円を受け取っていたという。

 テレビ局関係者から詐欺被害者の紹介の依頼を受けた奥野弁護士は見つからなかったため、当時勤務していた事務所の従業員2人を出演させた。事務所とつながりがあった広告代理店からのアドバイスだったという。

 その後、問題が発覚し、日テレは25年7月に謝罪。弁護士会は同年9月に懲戒請求していた。

男に嫌われる女性議員 辻元清美、高市早苗

9994e55d.jpg  「委員長、だめです。お願いだから辞めて。」

 涙声でハマコー(元稲川会暴力団準構成員)の息子、浜田委員長の強行採決を止めようと拝む仕草を見せた辻元清美議員。この様な気持ちの悪いパフォーマンスは前代未聞であり、結果で判断される政治家に適切な姿ではない。結果責任から見れば彼女は政権閣僚としても相応しくなかったが、単なるポピュリズム政治家としても能力がない。安保法制の審議における質問の水準、内容を吟味しても、共産党の志位和夫に遠く及ばなかった。大幅に勉強と準備が足りない。感情的に食ってかかって時間を浪費してばかりで、志位和夫のように安倍や菅、中谷を青ざめさせて追い詰められなかった。泣き声パフォーマンスは襲いかかる強盗からの被害者というシーンを演出したかったのかもしれないが、主権者はできの悪い安物メロドラマを見せられたいわけではない。

 
 このようなことを言うと少し悪意がある言い方に受け取られかねないが、純粋にそうであるとしか言いようがないので敢えて申し上げると、あるいは女性の意見は違うかもしれないが、辻元清美という人間を国会の質問者に起用し続ける岡田や枝野ら民主党の方針、感覚が理解できない。彼女は日本人の男性から猛烈に嫌われる要素を圧倒的に備えている。私は個人的に彼女が発言する姿を見ると身の毛もよだつ強烈な嫌悪感、例えようもない虫酸が走るような不快感でいっぱいになる。このような人物は珍しい。


 早稲田大時代の運動、ピースボート創設や朝まで生テレビの出演で名を売り、まだこの人が若かった時、社会党、社民党時代には彼女に期待した人も多かったろう。あの独特の関西弁は当時から好きではなかったが、だからといって今のあの人から受けるような異様な嫌悪は感じなかった。


 議員になってからの彼女があまりにご都合主義的な日和見を極めていることからの不信感が「坊主憎けりゃ袈裟まで・・・」の拒絶反応を引き起こしている。細川連立政権で自民党を倒した直後、今度は自社さ連立政権で村山富市が首相に就任。それまでの党是を全てひっくり返した。その後、「下駄の雪」とまで言われて蔑まれながら連立にしがみついた後、利用価値がなくなって自民に捨てられ連立を離脱。その後、自民を批判するようになったが、選挙のたびに結党以来の敗北を積み重ねて今は2議席を確保するのがやっとという政党に落ちることになる。


 その後、秘書給与詐取事件を起こした辻元は、有罪が確定して議員辞職。ホームヘルパーの資格を取るなどしてしばらくは謹慎生活を送った。後に福島瑞穂らに拾われて再度、社民党候補として国政へ復帰。小沢一郎の力で大々的な政権交代を実現した民主党政権の時、その社民党は連立を組み、辻元は閣僚入り。二度目の「蜜の味」を味わった。その後、社民が連立を外れる時にこれに反対し、盟友として共闘し、有罪判決後の浪人生活から救ってもらったはずの党首の福島瑞穂を見限って社民党を離れ、民主党入り。

 
 彼女が居丈高に「市民の声」の代弁者のごとく振る舞い、堂々、国政や公の場で立ち回るたびに、猛烈な嫌悪感を禁じ得ず、ほとんど吐き気を感じてしまうが、そのような議員は他に高市早苗しか存在しない。上西小百合や松島みどり、片山さつき、福島瑞穂、蓮舫はまだ耐えられるが、辻元と高市はおぞましすぎて拒絶以外の選択がない。


 両者に共通することは、喋り方が気持ち悪いことと、何から何まで芝居じみていること、ふらふらと一貫せず場当たり的な「政界渡り鳥」の風見鶏だったこと。これは男性受けしない、最悪の要素であって、もはやそれは理屈ではない。生理的に受け付けられない。周囲に聞いても、これは私だけの感覚ではなく、日本人の男性が共通に感じている印象ではないかと思う。辻元議員が善を為しているとは必ずしも思わないが、例え善を為している(いた)としても、その為している本人に問題があればその行いの輝きは消える。

ウィラーエクスプレス 過重労働バス事故を再発

91e7d38b.png 茶畑に落ちた大型観光バスとダンプカー
 
 14日午前9時20分、三重県四日市市

 村瀬茂高が創立し、日本の観光バス事業に新規参入し、瞬く間に急成長を遂げたウィラーエクスプレス。多くの公示運賃を大幅に下回る価格で多くのバス会社に請け負わせることで悪名を広めていた。


 あの時期、あずみ野観光バス(現、ダイヤモンド観光バス)のバスが事故を起こして会社経営者の息子が死亡する事故を起こした。その様子がNHKの番組でドキュメンタリー番組で放映され、旅行代理店を含めて囂々たる非難がわき起こった。


 特に、業界団体のとりまとめ役を務めるに至っているウィラーエクスプレス社長、村瀬茂高の

 「お客様満足度向上による」安全性の確保という意味不明の言葉は強い批判を浴びた。


http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/50984580.html
 http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/52394875.html
 http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e44e60ffe8b613a61aca4562727484e99



 ウィラーエクスプレスの無法経営が非難されるのはこれで二度目。新規制が導入されて制度が変わってからも何の反省もない確信犯であり、彼らには公共交通の運行を担う資格はない。免許を長期に停止するか、剥奪するかの行政処分が必要である。






 
TDL帰りバス事故 運転手は11日連続で勤務 運行会社「法的に問題ない」


Sankei 7月14日(火)


 東名阪自動車道下り線で14日発生したバス事故。今回の観光バスは、「ウィラーエクスプレス関東」(東京都)が、「ロウズ観光」(岡山県倉敷市)に運行を委託していた。ロウズ観光によると、運転手は11日間連続勤務中だったが、この勤務体制は、群馬県で平成24年に起きた関越自動車道高速ツアーバス事故を契機に国土交通省が厳格化した新たな規制の範囲内。担当者は「夜勤の前に8時間以上の休憩を取っており、法的に問題はない」と説明している。

 バスは運転手2人体制でもう1人の運転手が乗っており、約2時間ごとに交代することになっていた。

 高速バス事故をめぐっては、乗客7人が死亡した関越道事故を受けて、国交省が、運転手の健康管理や運行管理の体制を厳格化する法令改正を進めた。眠気を感じながら運転を続けた運転手の責任が問われた一方で、1人の運転手に過大な負担をかけて格安運行していた会社側の責任、それを放置させた法令の欠陥も問題となったためだ。

 国交省は、夜行バスの運転手1人当たりの走行距離上限を400キロかつ9時間まで−などと厳格化。この結果、東京−大阪間(約500キロ)など多くの路線で運転手2人体制となった。

 さらに、社会的影響の大きな事業用自動車事故の構造的問題を調べる「事業用自動車事故調査委員会」が26年に発足した。

 国交省は14日、今回の事故を「特別重要調査対象事故」に指定し、事業用自動車事故調査委員会に調査を要請した。

 運行管理が厳格化されても、居眠りなどによる事故は絶えない。

 26年3月には、富山県の北陸自動車道で夜行バスがトラックに追突し、バス運転手と乗客の2人が死亡。運転手は、今回の三重県での事故と同様、11日連続勤務中だった。同年4月にも愛知県の名神高速で観光バス運転手が居眠りして逆走し、トラックなどと衝突。11人が負傷した。

ハンガリーのアンドラス・パンディ牧師 ベルギーで逮捕

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近親相姦
実の娘を13歳から犯し続けた牧師 ― 性欲に溺れ、家族6人殺害

2015.07.01. トカナ

http://tocana.jp/2015/07/post_6725_entry.html


 1997年11月21日。ベルギー当局が70歳になるハンガリー出身のプロテスタント教会の牧師、アンドラス・パンディを逮捕した。罪状は、元妻2人と4人の子どもたちを殺害した容疑。きっかけになったのはアンドラスの実娘の告発。血の繋がった実の娘アグネスが

 「13歳のときから父親から性的暴行を受け、家族5人の殺害を手伝わされた」

 と訴えたことによる。事件は大々的に報じられ、欧州全土は驚愕。ベルギーでは前年の96年、8歳〜19歳までの少女6人を誘拐、監禁、強姦した上、共犯者を含む5人を殺害した「マルク・デュトルー事件」があった。

最後の特攻隊員

7399e9e9.jpg イスラム原理主義のアルカイダ、ISによる自爆テロは、9・11の同時多発テロ発生時には世界を震撼させ、恐怖の烈風を吹き荒らしたが、現在、この「自爆テロ」は毎週のように世界のどこかで行われ、もはや当たり前の風景となってしまい、中東地域での自爆テロは小さなニュースにさえならない。如何に時代が変わったかを思い知らされる現実であるが、70年前まで帝国日本においてもこの「自爆テロ」が当たり前の光景であった。究極の攻撃と言われた samurai suicide bombing。それが、「人間魚雷・回天」であり、零戦、桜花らを用いた「神風特攻」であった。

 
 大日本帝国の栄華と優越感を忘れられない日本人は、今の北朝鮮やISを笑えない。70年前まで軍閥、時の権力者は前途洋々たる日本人の若者に全く同じことを強いていた時代であった。


 特攻隊の生き残り証言を行ってくれる人はもはや非常に少なくなっている。生きていても証言の口が極端に重く、NHKの番組にほんの数分間だけ答えるのみという人もいる。壮絶な記憶は詳細な証言を長く閉ざさざるを得ない。

  
 今週18日、わだつみのこえ記念館主催の映画上映と元兵士証言がある。証言をされるのは信太正道 (しだ まさみち)さん。映画の中でも証言して出演しているが、生の講演は初。年齢や体調面から見てもおそらくこれが最初で最後の機会となる。


 A級戦犯の祖父、岸信介を「最も尊敬する政治家」として崇敬し、閣僚を親戚・身内やお仲間で固める三代世襲のお坊ちゃま総理には、決して届かない言葉が、安保法制の強行採決を前にした今、「平成の妖怪」に突きつけるかのごとく語られることになる。




信太正道
1926年生。神奈川県立第一中学校4年終了後、海軍兵学校入校。44年霞ヶ浦航空隊へ。
1945年千歳航空隊で神風特別攻撃隊員に指名される。





第1回 記念館フォーラム ― わだつみのこえにこたえて



主催 わだつみのこえ記念館


機ケ撚茵 悖烹腺唯稗烹腺擅邸銃本の若者たちへの死の命令』  45分  日本語字幕
        
(クラウス・シェーラー監督 ドイツテレビ(ARD)2000年)
    

生き残った特攻パイロット、特攻攻撃を迎え撃ったアメリカ海軍兵士、特攻死した少年飛行兵遺族などの証言を、日本とアメリカのフイルムを使って構成したドイツ人によるドキュメンタリー。2001年度にグリメ賞(北ドイツ放送局創設者のアドルフ・グリメに因む。自由で民主的な報道のシンボル)を受賞。




供ス岷蕁 愃埜紊瞭湛饗皸』


  講師 信太 正道 (しだ まさみち) 氏
   

1926年生。神奈川県立第一中学校4年終了後、海軍兵学校入校。44年霞ヶ浦航空隊へ。45年千歳航空隊で神風特別攻撃隊員に指名される。上記映画で証言。



「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」代表

◎日  時  7月18日(土)午後2時〜4時(開場 1時半)

◎場  所  中央大学駿河台記念館 3階  320号室
        
〒101-8324 

東京都千代田区神田駿河台3−11−5
        
電話 03-3292-3111(記念館事務室)
        
アクセス・JR中央・総武線 「御茶ノ水」 聖橋口 徒歩3分
             ・東京メトロ 丸ノ内線 「御茶ノ水」 徒歩6分
             ・東京メトロ 千代田線 「新御茶ノ水」 B1出口 徒歩3分
             ・都営地下鉄 新宿線 「小川町」 B5出口 徒歩5分


◎資料代 500円 (申し込み不要)


認定NPO法人わだつみ記念館基金
わだつみのこえ記念館

〒 113-0033 

文京区本郷5−29−13 赤門アビタシオン1階

TEL/FAX 03-3815-8571

Email : info@wadatsuminokoe.org

URL : http://www.wadatsuminokoe.org/
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