dc321c6e.jpgシリア難民が大量に流浪の民になった今、かつて日本の緒方貞子さんがトップを務めた国連難民高等弁務官が踏ん張りどころに。

支援を募る目的か、吉祥寺のコピス吉祥寺(旧・伊勢丹百貨店ビル)前の広場に、UNHCRの簡易テントが設営されていた。これと同じものを難民キャンプで使用しているのかもしれない。

ブッシュ、チェイニーが無謀なイラク戦争を始めてから、イラクから数百万人の難民が逃げ場所を求め、隣国シリアへ大量に脱出した。シリアは同じシーア派ということもありアサド政権もこのイラク難民を受容。お陰でイラク難民はシリアで命を繋ぎ止めたのだった。

ところが、今、そのシリアも解体されて無政府状態に。雪崩れ込んだイラク難民と併せてシリア人自体も難民に。塗炭の苦しみに喘いでいる。イラク戦争の時には難民受け入れにあれほど貢献したシリア国民。難民になって虐待されるいわれはない。

あの戦争を起こしたのはアメリカ、英国、オーストラリア。米と豪には国土の広さから見ても余裕がいくらでもある。責任を持ってフェリーでこれらの難民を受け入れてほしいと思う。道義責任、倫理責任を超えて、この3カ国には少なくとも国際法上、その責任がある。数百万人どころか数千万人であっても楽々、収容できる。シリアがまた落ち着いて治安が回復するまでの期間限定であっても非常に良い。